ケアレスミスを防ぐには
昨日の日経の教育欄の記事に、ハタと膝を打ったものがありました。 これ、最近、 ワタシがお仕事してるところでも、感じてることなのですが、 皆さんはどう思われますか。 ネットで検索してみたのだけど、 ないようなので、 こちらに載せておきます。 このコラムを書かれてるのは、 どうも塾の先生だと思います。 「ケアレスミスを防ぐには」 日常生活で自己管理 難関男子中学の校長先生を招き、講演会を催した。 「『ウチの子はケアレスミスが多いのですが、どうしたらいいのでしょう』というご質問をよくお受けしますが..・・・」 聴衆(母親)全員が一斉にペンを手にとり、次の言葉を待つ。 「勉強の時だけケアレスミスをする子なんていません。そういう子は普段の生活でもいろんなミスを繰り返しているんです。自分の生活にきちんと目を向けて自己管理をできない子にテストの時だけミスをするなといっても無理ですよ、お母さん」 「痛いところを突かれて返す言葉もない」という表情で、全員がため息をもらす。言われてみれば当たり前のことだが、手のかかる思春期の男の子を何十年も指導されてきた方の言葉は説得力があり、胸に響く。 我々も、下線の引き方や検算の技法、時間配分の仕方など、こと細かに学習指導をしているが、生活の自己管理までは意識が向かないし、手も回らない。だが確かに、言われてみればその通りだ。 忘れ物がないか親がチェックし、塾に遅刻しないように送り迎えをし、子供同士の小さないさかいは親がしゃしゃり出てトラブルの芽を摘む。その親心が、子供から貴重な失敗体験を奪ってしまう。 今年から「今日の授業進度」と「次回までの宿題」をクラスごとにインターネットで告知するシステムを作り、欠席者への対応として好評を博している。これだって自立心の成長を妨げる過剰な配慮となる可能性も否定できない。 学校と塾の二重生活をこなしながらがんばる子供たちに、生活自己管理まで求めるのは酷だという思いもあるが、普段の小さな失敗のツケは自分で払わせるようにした方が、少しはケアレスミス防止につながるだろう。 「お母さんがお弁当に箸袋を入れるのを忘れた」と毎回のように割りばしをもらいに来る生徒がいる。「だったら手づかみで食べなさい」と突き放すのが本当の親心なのかもしれない。 日本経済新聞 教育欄 「挑む」より (文中を赤にしたのは、私です)いやね。 最近、親が過保護過ぎ、と思うことがいっぱいあって。 ワタシは、頼りないハハでした。 そして、うちの子供は12歳から寮生活させてます。 ハハを頼らない子に仕上がりました いや、うちの子は、まだ、ケアレスミスが多いヤツかもわかりませんけど。 さて、皆さんはどうお考えになるでしょうか。