東京フェリー通勤の夢
私の職場(日本橋箱崎町)のそばを、隅田川が流れています。この川をさかのぼれば、両国、浅草を経て、荒川に合流し、下れば、浜離宮、お台場、東京湾に至ります。流域には、浅草寺、国技館、江戸東京博物館、築地の魚市場など、東京を代表する観光名所が目白押しです。先日の日記にも書きましたが、今後、私たち家族の住まいは、この川を3キロほど遡った、両国・錦糸町界隈を考えています。両国は、言わずと知れた「お相撲」の町。そして錦糸町は、隅田川東岸で最大の繁華街です。錦糸町といえば、いろんな歌がありますよね。(「国境の南~South of the border」のパロディ)♪~錦糸町の旅のみち~♪~総武線で出合った、ある乙女~♪~想いはいつも 帰りゆく~♪~East of the river, down 錦糸町 way~(「無錫旅情」のパロディ)♪~楽天ビルから、錦糸をのぞめば~♪~心の中まで、広くなる~♪~亀戸、平井と、汽車に乗り~♪~隅田のほとり、錦糸の町へ~※「錦糸町は隅田川に面してないぞ!」みたいなマジレスはしないようにま、錦糸町の話はこれくらいにして・・・。私がいま調べているのは、これです。隅田川を使って、フェリー通勤ができないものか?私は昨年まで、オーストラリア・シドニーに住んでいました。シドニーは、「世界三大美港」の誉れ高い、美しい都市。緑陰の濃さと、白いヨット、赤い屋根・・・風光明媚なシドニー湾を、フェリー交通網が、縦横無尽に走っており、毎朝、フェリーで優雅に通勤する人も、珍しくありません。かくいう私も、フェリー通勤やったことあります。私の買った家は、シドニー湾の最上流、Parramattaという船着場から徒歩10分のところにありました。職場はかなり僻地にあり、残念ながら車でしか行けませんが、たまに、シドニー都心部(シティ)にあるオフィスで研修をやることがあり、そういう時は迷わず、通勤手段にフェリーを選んだものです。晴れた日のフェリーは、本当に爽快、素晴らしい気分ですよ。だから、それと同じことを東京でもやりたいっ!・・・と思い、いろいろ調べてみました。隅田川には、東京水辺ラインという、水上バスが通っています。ですが残念ながら、シドニー・ハーバーほど、フェリーが頻繁に通っておらず、これを利用する通勤者はほぼ皆無だと思われますが、よく見ると、こういうものを見つけました。(毎日運行)両国 10:00 ↓越中島 10:10運賃:200円越中島(えっちゅうじま)の船着場から、我が職場までは、永代橋をわたって徒歩10分の距離。これなら通勤にも使えると、思いきや、重大な事実が、私の職場は、朝10時から午後4時までは、「コアタイム」といって、会社にいなくてはならない時間と決まっている!フェリー通勤の夢、破れたり・・・と、一瞬落胆しましたが、次の瞬間、もっと大事なことに気がつきました。私は、日本IBMの社員じゃないんだから、何時に通勤したっていいじゃん!私の仕事は、ネットさえつながれば、どこでもできてしまう性質のものです。朝の出勤前にも、ネットにつないで一仕事。夜、家に帰った後も、ネットつないでメール見たり、打ち合わせしたり・・・四六時中、働いてるようなもんです。だったらさあ。10時からフェリー乗って、10時半頃、ゆっくり出社しても、バチは当たらないでしょう・・・そう思いません?いま東京で、フェリー通勤やってるサラリーマンって、何人いるんでしょう?私はやってみたい。フェリーのある生活。東京暮らしが、もっと楽しくなること、請け合いです♪