英語は日本語の邪魔?
子供たちが生まれた時から、日・英・中3言語教育を実践している我が家。国際結婚でお互いの母語が違う、これをメリットとして存分に使いつつ、家庭生活のなかで、3つの言語を、自然なかたちで使う環境をつくる・・・ここに注力してきました。具体的には、・パパ(私)が子供に話す時、日本語しか使わない・ママ(妻)が子供に話す時、英語しか使わない・グランマ(豪州にいる、義母)が子供と話す時、中国語しか使わない・長期休暇を使い、意識的に日本語環境と、英語環境で過ごす時間をつくる・昨年は、娘を豪州と日本の幼稚園に通わせたさすがに、ここまで徹底すれば、子供たちも、私とは日本語、妻とは英語だけで、受け答えしますし、先生や友達とも、それぞれの国の言葉でちゃんとしゃべれています。今のところは、6歳の娘ソフィア、3歳の息子ポニーとも、この学習法でよく機能していますが、これから、娘は学齢になり、「漢字を含む書き言葉のお勉強」という要素が入ってくるので、さらに高いチャレンジが求められます。目標は、出生時点と変わらず、「大学卒業(22歳)時点で、英語、日本語、中国語ともビジネスレベル(専門職業がこなせるだけの語学力)達成」それに向けて、初志貫徹していきたいと思います。最近気になるのは、周りの「雑音」ですかねえ。こないだも、娘の勉強を見ている時に、こんな会話に「ねえ、パパ・・・・・が、日本語の漢字やってると、英語忘れちゃうって言ってたんだよ」「えっ、何? 誰がそんなこと言ってたの?」「○○ちゃんだよ」「なるほど、子供か(少し安心)・・・・でもね、ソフィアちゃん。英語は、毎日ママとしゃべってるでしょ?だから忘れるわけないよね?」「それも、そうだね」本心をいえば、「ソフィアちゃんが他の言葉を忘れちゃうとか、いろんな人が心配するかもしれないけど、日本語しかできない人に、そんなこと分かるはずがないんだよ」と言いたかったけど、それは、もう少し理屈が通じるようになってからですね。もし、先生がそんなこと言ったら、文句言おうかと思ってたけど・・・・そういえば以前も、「複数言語やってると、日本語ちゃんと覚えられないから、日本語一本にした方がいい」とアドバイスする、保育士の先生に噛みついたことがあったなあ。うちの子供たちこそ、見事に、複数言語使いながら、育ててる実例だという自信があるし、何かアドバイスあるなら、多言語教育に、ある程度、理解のある人にやって欲しい・・・という気持ちもある。ま、周囲の人は、ほとんど、日本語しか使わないし、「小さい頃に他の言葉やると、日本語が中途半端になる」と信じてる人も多いから、今後、いろんな人が、有難くないアドバイスしてくるんだろうなあと思います。周囲に文句言われないほど、日本語はちゃんと覚えさせないとね。もちろん、漢字も。雑音に負けず、やり抜きます。多言語教育。ソフィアは今日も漢字練習。中国語習得にもつながるので、大事です(2/13の日記「漢字で日本語&中国語同時習得」 )