7/7FM-AICHI佐藤竹善トークライブ ラジオレポ(その2)
<ラジオレポ・・・その2>内:いや 今日はずっとほめて行きますよ ぼく。何から褒めていきますか? あの そういえば、ブログ・・・「オクラの軍艦巻き」を見ますと ネコの写真が トップ3くらいに選ばれましたよね。 竹:そうそう よく見てますね~。 内:あの動画をね 竹善さん撮られてて その絵がね3位ってすごい数ですよね。竹:そうですよ。512エントリー(数字あまり聞き取れず)の中の3位ですから・・・ 楽天のブログで ネコ動画コンテストの3位もらったんですよ。 会場内拍手内:すごいでしょ~。 でも そういう部分で、 さっき「アーティスティック」っていう 言葉があったんですけれども、 たとえば絵だったりとか そういう部分を竹善さんから あまり見せてもらった事がないんですよね。 絵を描いたりだったりとか 文字だったり・・・。竹:絵? 絵は僕ダメなんですよ~。内:文字!(笑) 竹:文字?(笑)・・・文字はヘタですね~。 絵はもう だってぼく 図画工作で3以上取ったことありませんからね、通信簿で。内:本当ですか?竹:ええ。内:なんか、もともと ぼく ものすごい妄想癖があるんですけれども 「竹善さんは こういう人だ」っていう、皆さんありませんか?・・・ アーティストさんで 音楽聞いて 「この人は たぶん こういう人だろうな」みたいな・・・。 竹:えー、どんなですか? 教えてください(笑)。 内: ぼくの中では 竹善さんは すごく繊細で無口で・・・全部ハズレてたんですよね(笑)。 でも今回のアルバムも 僕の中では 皆さんもそうだと思うんですが 20日に リリースされたばかりのアルバム「INDIGO」です。 竹善さん、見てください。 こう 自分で何を書いたか わからないくらいメモってしまったんですよね。 竹:ふふふ~(笑) ね~。 内:「自分の想い」というものを・・・。内:今から オーディオですね。最高級の このデノンさんのスピーカー・アンプを使いまして、皆さんに ゆっくりと この場所で聴いていただこうと 思っています。 で、アルバムから 数曲・・・。竹:これは レコーディングスタジオ並みか それ以上ぐらいですよ。内:さっき正直 アレでじゃないですか? 皆さんが お越しいただく前に 竹善さん思わず出てきたんです。で、一言「いい音だよね~。」 って言ってたんですよね。 竹:いい音ですよぉ~。良いものはナチュラルなモノがいいですよね。レコーディングして スタジオでトラックダウンしたのと 同じバランスで家でも聴ける・・・ そういうオーディオセット、ラジカセでもそうですけども・・・。そういうのって いいですよね。 一時期 低音ばっかり やたら強調したのとかっていうのも いろいろありましたけれども。 内:じゃあ 今は、今回の「INDIGO」は 竹善さんの中では ナチュラルだと思いますか? 竹:そうですね。それは もう毎回アルバムを作るたびに それはエンジニアと常に大事にして作っていまね。内:そうですか。それでは そんなナチュラルな「INDIGO」の中から1曲 ここで皆さんと一緒に聞いていこうと思います。 竹:では アルバムの1曲目に入っています。「Watching You, Watching Me」 内:この前、僕 そういえば塩谷哲さんにインタビューさせていただいて、で あの方が まず僕に言ったインパクトある言葉は、「佐藤竹善さんに ぼくは変えられた」とおっしゃっていたんですよ。 竹:あらまっ!! 内:そうなんですよ。ソルト&ジュガーのあの雰囲気っていうか、アルバムがね・・・、皆さんご存知ですか?改めて 見つけて聴いてみてくださいね。(客席に向けて)内:そうしたら たとえばね・・・。 竹:変な事言ってませんでした? 内:いえ、大丈夫ですよ(笑)。 もうベタ褒めですよ、ソルトさん!! 竹:いかがわしい方向に変えられたとか そういうふうじゃないですよね(笑)。 内:あの、飲んだらすごいっていうお話はされていましたけどね(笑)。 内:でも なにか こう、一つ あのピアニストの塩谷哲さん 今回の今の曲でももちろん えー、 ・・・。 竹:オレもね、僕のアルバムなのに いきなりソルトから出て ねー、目立ちすぎですよね~。あれねぇ~。 内:そうなんですよ(笑)。途中のね ソロになる瞬間とか、ソルトさん 「思いの丈」 ぶつけているような感じがして 僕はたまらなかったんですけれどもね~。 竹:はい~。内:で、その部分でも ソルトさんは 竹善さんと一緒に演るようになって ピアノの表情が変わるとか、自分でも変わったっておっしゃっていたんですよ。 竹:それは たぶんお互いにそうだと思うんですよ。お互いが 音楽的背景が全く違うので だから逆に 価値観が 2人は 全く正反対と言ってもいいので・・・。 内:あー、そんなに違いますか? 竹:ただおそらく 見つめている「価値」っていうのか、「音楽が何なのか」とか どうありたいかっていうのは 同じものを信じているので 違う方向から坂を登って そこへ行っている感じがしまから 逆に言うと 自分の 見えていないところが いっぱい見えてくるんですよ。相手がいる事で・・・だからたぶん こんだけ付き合いもずっと続いていると思うんですよね。何しろ僕が小学校の時ってね、殿様キングスとか、ピンカラ兄弟とか、キャンディーズとかそんなんばっかり聴いていたんですよ。(笑) それと同じ頃、 あいつは チャイコフスキーとか・・・とか(聞き取れず)聴いていてですね。内:クラシック畑で 英才教育を受け・・・ですよね。竹:ですよね。だから最初出会った時には 本当にもう いわゆる「真面目な青年」でしたからね。で、僕は僕で「イエーイ!! 」ってロックな感じで それが お互いが ずっと影響しあっていってね・・・。 内:でも その点だと他のアーティストさんで言うと たとえば この前、 ゴンチチさんも 同じ事を言っていらっしゃいましたね。「全く違う畑だからこそ 仲良く長いことできる」って。竹:そう、それはありますね。内:これからも ものすごく大事なパートナーっていうか・・・。竹:そうですね。非常に・・・たぶん最終的には「シング・ライク・トーキング」よりも ソルトと最後は演ってるんじゃないかなって思うんですよ。内:え? 再び 「ソルト&シュガー」ですか? 竹:ええ、ソルト&シュガーは もうずーーっとやっているんですけれども、・・・。内:最終的には そこへ持っていくかもしれない? 竹:もう、65(歳)とか70(歳)になった時には 「シング・ライク・トーキング」で 3人でバンドだ、「イエーイ!」なんていう おそらく体力も終わってて(笑)・・・内: いえいえ、いいじゃないですか~。これからも大事にしてくださいよ~(笑)。竹:だれか1人いなくなっているかもしれませんね~(笑)。内: いやいやいやいや、縁起でもない。竹:その頃には まあ、ピアノ1本と歌っていうシンプルな形が やっぱり65(歳)、70(歳)になってくると一番自然に集まりやすくなってくるんじゃないですか? 内:でも もうそろそろ じゃあ その話の中で、ナチュラルっていうのがさっきありましたけれどもそういうところって もう既に始まっているのかもしれないですね。 竹:そうですね。内:どんどん どんどん いい音楽を聴いて、いい音楽を提供してくれる上で 竹善さんの中で どんどん変わっている音楽の こう 畑というか・・・ 内竹:でね、最終的には ソルトがハゲ上がってですよ(笑)。 内:いやいや 全然笑えないですよそれ。竹:で 僕のうしろで伴奏弾いているわけですよ。 内:いやいやいやいや。で、今回のサポートメンバーも 本当に豪華というか、でも 竹善さん、本当 交流が深いですよね。いろんな人と交流ありますよね。 竹:そうですね、あまり深く付き合いませんけどね。内:あっ、そうなんですか? 竹:うん、そうなんですよ。僕 子供の頃から 親友とかって いたことないんですよ。あの、どっちかっていうと もう 昨日知り合った人だろうが30年前に知っている人だろうが、同じ感じなんですよね。 人によっては変わる人もいるし。変わらない人もいるし・・・。結構その 「会った時」にいい感じがあれば それで 「その人は、今 親友。」みたいな・・・。子供の頃 ずっとそんな感覚でしたね。 内:あー、そうですか。そういうものなのかもしれないなって 今思いましたけどね。