ガッタス準優勝、年間王者の座を分けたのは「得失差」
絵に描いたようなシチュエーションになった今日のスフィアリーグ・ファイナルステージ。しかし、結末はガッタスにとって残念なものでした。それにしても、最後のPKを外したのが、引退するみうなとあさみってのがね。おもしろいというかなんというか。それまでのPKではきっちり決めてたのに。それにしてもザナドゥに負けるってのがね。いわゆる“経験者”ばっかりで、それも他のチームから引き抜くようなチームに。(…意味深…)今日のファイナルステージで準優勝し、年間ポイントはdreamと並び20となったが、結果は準優勝。この、年間王者の座を分けた差は「8」という得失点差。今日の試合がその象徴で、すべての試合がスコアレスドローのPK勝負。つまり、勝ち点は20あるのにもかかわらず、これだけの得失点差が開いた原因は、ガッタス勝ち試合のPK勝ちの多さ。これではいくら勝っても得点差が開かない。点を獲られないのは大事だけれど、点を取らなきゃ勝てない。(巨人にも同じことが言えるけど)そういう意味では、dreamは今日も勝ち試合は2-0で勝ってるし、今年の結果としては当然の結果か。ただ、今シリーズのスフィアリーグは、ガッタスに限らず、スコアレスドローのPK勝負が非常に多かった。これではリーグ全体が盛り上がらない。フットサルは比較的点が入るスポーツなのに、スコアレスドローが多いというのは、技術的な限界は仕方ないとしても、ルール的にも多少問題があるのかも。本気で真剣にやっているのだったら、改善の余地アリだと思いますね。ただ、それで経験者ばかりが集う大会になったら、何の意味もありませんから、そこはクギを刺しておかないと。おもしろくて、かつ、おっ!と言うような、うまいプレーも見たいけど、“経験者”が増えたんじゃ意味が無い。芸能人の女の子ががんばってるから意味がある。まだ詳しいスケジュールは決まってませんが、来季も一応やるんでしょうから、スフィアリーグ全体として、点を獲るフットサルを目指して、もちろん選手も成長して欲しいし、ルールも改善して欲しい。までも、結果は残念だったけど、シリーズを通じて(もちろん今日も)辻ちゃんの体を張った守りは素晴らしかった。スコアレスドローと言っても、点を獲られてれば負けな訳だから。状況判断とかも含めて、ものすごいうまいゴレイロって感じではないけど、持ち前の運動神経のよさで怖いポジションを立派に務めた。特に体の張り方は一番かも(笑)。今日も途中でちょっと足を痛めたっぽいけど、辻ちゃんしかゴレイロはいない事もあって意地で出てた。ああいうのを見ると、本気でやってるのを感じるし、こっちも応援してる甲斐があるってもんだよ。辻ちゃんもある部分では満足感があるんじゃないかな。年間スケジュールはアウォーズが来月あるみたいだけど、ガッタスとしては、みうな・あさみの穴は勿論、これから来季への補強を考えないといけない。野球じゃないけどストーブリーグにも注目かな。人気blogランキングへ