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アーツブリッジ日記

[起業への道のり] カテゴリの記事

全64件 (64件中 1-50件目)

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クラシックの対談番組を始めました

6月の最初から「身近にクラシックを」というクラシックに関する対談番組をやっています。「身近にクラシックを」のサイトへ（ポッドキャスティングの番組ですがネットからも直接聞くことが出来ます。）テレビやラジオでクラシックのアーティストのインタビューはやっていますが、私ができることは何だろうと考えたとき、クラシック業界を支えている人たちや企業、コンサートに実際に足を運んでいる聴衆の方々のご意見などを紹介することによってクラシックに特に馴染みがない方でも、何か接点を見付けて頂けるのではないかと思いました。「もっとこうしたらいいんじゃないの？」というような率直なご意見を是非、お寄せ下さい！クラシックが好きな方にも特に馴染みのない方にも興味を持って頂けるような内容にしていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。

July 19, 2006

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芸術支援

今日はやっと、某企業や自治体などで芸術支援を手がけてこられた方とお会いすることが出来た。前からシンポジウムなどでお話を聞くたびに高い理想と現場の状況に関する知識とその両方を持ち合わせた素晴らしい方だなと思っていたところ、ある方を通して紹介して頂くことが出来た。このごろ自分でも社会貢献や芸術支援などについて色々と調べたり考えたりしていくうちに段々ぐるぐると回り始めてしまっていた。７月にあるフォーラムでこういった題材について話さなければならないというプレッシャーも加わって、焦りも感じていた。この方は企業側、自治体側、そしてＮＰＯ側、と全ての側面からの視点をバランスよく持ち合わせていらっしゃって、とても説得力がある。その上に持ち前の「毒舌」も素晴らしかった！長い経験があるからこそ言えることだな～と思った。一番印象に残ったことは、企業が芸術団体を支援する理由としてあげられるのはブランド力構築であって、その芸術団体の「創造性」が新しいブランドにつながるということが大切だということ。そして彼によれば、現在のクラシック音楽業界にはそのブランドにつながるような強烈な「創造性」が完全に欠けているということ。確かにそうかも。クラシック音楽ということ自体、過去を向いているものだし、特に停滞している空気をふっとばすような新しいことをしていこうとする力も働いていないような気がする。過去の良さを生かしながらも、過去に縛られないような活動の仕方があるはず。そんなことを追求していけたらいいなと思った。

June 6, 2005

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登記完了。

今日（有）アーツブリッジの登記が完了した。この会社が生まれたことはとてもうれしいけれど、今はこれから先のことで頭がいっぱい。やりたいことだけで見れば、限りなく非営利団体に近いのだが、あえてＮＰＯ法人にはしなかった。自分が寄付金集めをしなければいけない立場で、他のＮＰＯ団体の寄付金集めもお手伝いするとなるとむずかしいと思うので。これからやりたいと思っていることは、税制やその他の規制など、自分でコントロールできないことも多々影響してくるだろうけれど、とにかく自分にできることを必ず１つずつ達成していくことが今の目標。どんな風な展開になるか、かなりドキドキ、わくわくしている。

June 2, 2005

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女性起業塾ベーシックコースの最終回

今日は女性起業塾ベーシックコースの最終回だった。始まる前から空気に緊張が漂っていて、私は後ろから見ているだけなのに、一緒にドキドキしていた。みなさんのビジネスプランの発表は素晴らしかった。終わった後のみなさんのすがすがしい顔が特に印象的だった。この２ヶ月半、自分について、仕事について、深く掘り下げて考えてみたからこそ出てきた結果だったので、とても説得力があった。また渡邉コーチや経沢さんのコメントはどれも的確で、全員に共通していることが多かった。塾が終わって、これからみなさんそれぞれに選んだ道を歩かれていくと思うがこの２ヶ月半に考えたり経験したことはとっても大きな財産になるに違いない。「自分らしく生きる道を選び、それを通して輝いていく」というのが今日のテーマだったのかなと思う。私もこれからしばらく「自分らしく」を模索・追求していくことになりそうだけれど、その先にあるものを楽しみにして頑張っていきたいなと思う。１８期のみなさん、お疲れ様でした！これからもよろしくお願いします。

May 21, 2005

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「第一号」のお客様宣言！

今日は午前中フィランソロピー協会で、これから私がしていけるボランティアの内容についてのミーティングに行った。その過程で第三者的な視点から、協会の強みについて、そして今すでに提供しているサービスを新しい方向に展開していくことについてお話しさせていただいた。この間の起業塾のコーチングではないが、個人だけでなく組織においても、長く中にいると、自分たちの強みというのは見えにくくなるのかなと思った。特にＮＰＯというのは支援を受ける立場であるので自分たちのサービスの強みと弱みを常にしっかりと把握していく必要があるのではないかと思う。ステークホールダーが多いＮＰＯにとって、自分たちが提供しているサービスの、どの部分が誰に一番必要とされているのか。その辺をよく見極めていくと、きっとすでに提供しているサービスの形を少し変えてみたり、それを特典としての使うことによってより価値を高めていくことができるのだと思う。また私がこれから提供としていこうと思っているデータベースソフトについてお話ししたところ「第一号として使います」と言って頂いた。別に売り込もうとしたわけではなくあちらのニーズとたまたま一致したという感じでとても気持ちがよかった。組織の全体的なニーズを把握した上で、そしてこれからの発展の方向性も考えた上で、私が一（いち）ボランティアとして貢献していく分野を一緒に特定することができた。これから組織のお手伝いをしていくわけだが常に第三者的視点を持ち続けながら貢献していけたらいいなと思った。

May 16, 2005

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リサーチ日和

リサーチしなくてはいけないことが山積みになってきた。用途は自分のビジネス、講義、そして勉強会と様々なので、内容もそれなりに様々。ＣＳＲ関係、データベース関係、音楽・芸術に関する統計、などなど。今はまだそれぞれの範囲が独立しているがこれから暫く経った頃にはこれらの分野が自分の中で消化されて１つにまとまってくるような予感がしてきた。でもそこに行き着くまでにはもっともっと勉強して、全て自分のものにしないと。全てが１つに集約されたときのことを考えるとちょっとわくわくする。そんな日が早く来てくれるといいな。

May 15, 2005

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ＣＳＲの勉強会の合宿

昨日・今日とＣＳＲの勉強会の合宿に行ってきた。５０社のＣＳＲ担当者の方達とグループディスカッションを２つ、そして懇親会などを通して色々な意見交換ができた。今回は皆さんが悩んでいらっしゃることに対して、少しではあるが情報を提供できたりしたので参加意義があったかなと思う。企業がＣＳＲ部署を設置し始めたのはこの１～２年のことで、活動のサイクルが回り始めたところという意味では、まだ結果がでる段階まで達していない。でもこれから２～３年の間には段々と色々なことが定着してくるのではないかと思う。今回のディスカッションテーマで面白かったのは「ＣＳＲは儲かるか」というもの。ＣＳＲは儲けるためにするものではないが、ＣＳＲを長期的な投資としてとらえれば、それが結果的に会社の利益につながっていくことになるのだと思う。でもそうなるには「守り」のＣＳＲ（コンプライアンスなど）から「責め」のＣＳＲ（戦略的な環境や社会貢献活動など）の域に達する必要がある。この辺の考え方も、時間と共に定着してくるだろう。これからも私なりに少しでも皆さんの役に立てるような情報提供をしていきたいので勉強し続けなくては。でもこれはポジティブな活動なので苦にならない。企業がこれから社会の中でどういう役割を果たしていくかによって、日本の将来も大きく影響されてくる。今こうやって企業がＣＳＲという時流の中で組織や制度の見直しをしている時期こそ、方向転換を図るチャンスなのではないかなと思う。表面的な社会的責任ではなく、物事の本質を見極めながらの改革を願っている。

May 14, 2005

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業者さんとのデータベースミーティング

ついに業者さんとの第一回目のデータベース開発ミーティング。う～ん、色々と壁はありそうだが、業者さんも時流に沿った企画だと思ってくれたようで、それはよかった。まずこれからは私と某オーケストラで詳細を詰めていって、その時点で業者さんに見積もりを出してもらう。それと同時に、共同出資団体や見込み客の絞り込みなども進めていく必要がある。これまで５ヶ月間色々と試行錯誤していたこの案だが、今日業者さんとミーティングをしてみて、いくつかの壁を辛抱強く乗り越えられれば、本当に実現するかもという感覚を得ることができた。でも２時間のミーティングが終わったときにはど～っと疲れがおそってきた…気付かなかったけれど、かなりテンション高かったみたい。やることは山積みで不安も多いけれど、「絶対にやり遂げたい」という決意だけは変わらない。こういう時に周りに精神的なサポートをしてくれる家族や友人がいてくれることが、とてもありがたい…応援してくれている人たちの期待を裏切らないためにも、がんばらなきゃ。

May 11, 2005

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講義をすること

今日は某協会の方を訪問した際に、３ヶ月後に開かれるシンポジウムでの講演の可能性についてのお話を頂いた。「今後の日本でのファンドレイジングの方向性について」というようなトピックなのだが、正直言って嬉しいという気持ちより怖さが先走っている。このシンポジウムには業界関係の方達が日本中から集まるので、こんな場で失敗したら後がない！その予防線的な意味で、「私は実務は経験してきているけれども研究者ではないし教育者でもないので、お話をするとしたら、現在皆さんと同じ立場でこの課題について模索しながら考えていることをまとめさせて頂くという感じでやらせて頂きたいです」とお返事をさせて頂いた。それでもやっぱり、将来的展望について深く追求する必要があるので、かなりのリサーチが必要になりそう。その時間をいかにして捻出するかという大きな課題が残っている。怖さが抜けない。失敗するのがとても怖い。でもこれを通れば大きく成長できる、と自分に言い聞かせてこの３ヶ月間がんばるしかない。そういえば６月にも似たようなトピックでしゃべる機会をすでに与えられていることだし、１回のリサーチで２回分の講演マテリアルを作れるようにしよう。お～こわ。

May 9, 2005

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女性起業塾の講義（ベーシック４回目）

女性起業塾のベーシックコースも第４回目を迎えた。これまでの３回は自分の棚卸しが主だったのが、今回からビジネスプランへと一段ステップアップ。参加されている皆さんのワークセッションでの真剣な姿が印象深かった。前回からの２週間で、生徒さんが自分の本質について、自分のスキルや能力について、そして自分を取り巻く環境について、とても深く追求されていたようだった。渡邉コーチもおっしゃっていたが、発表される内容自体は様々だけれども、どなたも自分が考えてきたことを伝えたいという強い意志が感じられた。起業をする、しないに関わらず、これからやってみたいことがはっきりとしてきたり、それを現実にするための一歩を踏み出された方たちも出てきた。「考えれば考えるほど分からなくなってしまった」と言われた方もいらしたが、私も同じところを数ヶ月前に通ったので、その意味が痛いほどよく分かった。講義が始まった頃と比べて、みなさんの思考レベルが一段と深まっていくのを目の当たりにして、とっても良い刺激を受けている。２週間後はいよいよ最終回。みなさんの発表が今から楽しみ。

May 8, 2005

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まとめるべきもの

今週は色々な新しい方達にお会いする機会に恵まれた。それと同時に、アメリカと日本でのファンドレイジングや社会貢献活動の違いやこれからの課題についてお話して下さいというリクエストがぼちぼち入ってきた。あまりにも大きなトピックなので、どういうアプローチをするかが今の大きな課題。大丈夫かなという不安感もかなりある。このいくつかの大事な機会を生かせなかったらどうなるんだろう、のような…とにかく謙虚に、知っていることは知っていると、そして知らないことは知らないと、はっきり言いながら、みんなが少しでも使える情報を提供していけるように、私もこれから数週間勉強しようと思う。それにしても、先週末に女性起業塾ベーシックコースでやったビジュアリゼーションがとても役に立っている。自分の潜在的な理想像や問題意識を私自身が認識したことで気持ちが整理できた。言葉ではあまりうまく言い表せないのだが。ＧＷは特別な予定は入れていないので、久しぶりにのんびり過ごせるのがうれしい。勉強も日頃の時間制限に追われてやるのとそうでないのでは大違い。楽しみ！

April 28, 2005

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充実した一日

今日は朝から夜まで色々な場所に行き、新しい人に会った。朝はまず、やりたいと思っているイベントの場所の視察に行った。とても便利な場所にあるのにまだオープンしたばかりであまり人に知られていないところ。音響も雰囲気もやりたいことにぴったりだったので、とてもうれしかった。その後、友人とランチ・ミーティング。その結果として、たくさんの宿題が出たがこの2週間くらいぼやけていた優先順位が明確になった。午後はフィランソロピー協会の例会。ＣＳＲや環境問題、またＧＲＩなど、かなり広範囲にわたっての講義だったが、背景などについて分かりやすい説明があり、2時間でかなり多くのことを学ぶことができた。特に印象に残っているのは、日本の企業がよく国際規格について文句を言うことが多いらしいのだが、「文句を言うよりも、だったら世界に通じると思う指標をこちらから世界に向けて発信してください」という講師の方の言葉。いつもただ受け身で被害者意識を持って行動するのでなく、もし本当に納得がいかないことならば、具体的に対処する方法を考えるというのは、とても大切かもしれない。夜は某オーケストラの事務局の方に招かれて、オーケストラ業界の人たちが一堂に集まるレセプションに参加させて頂いた。そこで色々な団体の方達とお会いすることが出来た。今日はちょっと慌ただしい場であまりゆっくりとお話出来なかったのが残念だが、これからそれぞれの団体の方達とファンドレイジングについてのダイアローグを進めていきたいと思っている。6月にはそういう方達が集まる場でファンドレイジングについてお話する機会があるかもしれないので、準備を始めなくては。かなり中味の濃い一日だった…

April 26, 2005

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女性起業塾第3回目、参加

今朝は起業塾のベーシック講座の第三回目のワーク部分に参加させて頂いた。今日部屋に足を踏み入れてまず感じたのは、塾生の方たちが前回よりもきらきらしていたこと。前回からの宿題で周りの人に自分について聞いてみるというのがあったそうで、その周りの人たちから見た「自分」は、本人の予想以上に良いところが多かったという報告が多数を占めた。それを報告している皆さんは、自分の可能性の範囲が広がったことによって前回よりも自信が加わったような感じ。とってもよいエネルギーが溢れた空間だった。そして、私にとって新しい経験だった、「10年後の自分に出会う」ためのビジュアライゼーション。こんなことがあるわけないって、初めから懐疑的に参加したのに、最後には完全にはまっていた！本当に不思議な体験だった。「10年後の自分」という形で表れた像は、自分の潜在意識の中にある理想像だったり、問題意識だったり、その他もろもろの要素が交錯した結果だったのかもしれないが、確かに今の自分にメッセージを送ってくれていた。とても具体的なイメージだったのでびっくりした。これからじっくりその意味について考えてみたい。次回は一気に今までやってきたことをビジネスプランとしてまとめていくということ。皆さんの進展が楽しみ！

April 23, 2005

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ファンドレイジングの必要性

今日は東京財団主催のセミナー「日本のＮＰＯ／ＮＧＯにおけるファンドレイジング機能育成とその発展ストラテジー」というセミナーに参加した。講師は大西たまきさん（インディアナ大学フィランソロピー・センター研究員）と山根眞智子さん（ＮＰＯ事業サポートセンター理事）。2時間という短い時間でとても盛りだくさんな内容をきっちりとまとめられていて、素晴らしかった。日米では寄付文化に大きく違いがあるという事実は色々な場で持ち出されている。けれども、世の中を改善するために活動している多くのＮＰＯ団体の役割というのがこれから確実に重要性を増していき、それをサポートをしていくには効率的な資金調達を行っていくことが不可欠である。今日の大西さんのお話の中で、日本のＮＰＯを取り巻く環境として、色々な意味での「インフラ不足」を挙げられていたが、これをどのように改善していくかは大きな課題である。私が現在考えている事業の1つは、ファンドレイジングに使う寄付者管理のためのデータベースの普及とその運営のノウハウの提供である。データベースの機能がどうこうというよりも、寄付者との関係を強化するために必要不可欠なツールであり、これを戦略的にどのように使いこなすかというところが一番大切だと考えている。また「今の日本に寄付文化がないというなら、次世代の寄付文化を育てていく必要がある」という大西さんの提言にも深くうなずけた。今の子供たちはネットなどの影響によって自分の世界にこもりがちと聞くが、そのような子供達と社会を結びつけることができるＮＰＯの働きというのはとても重要だと思う。そしてもっと多くの子供達にＮＰＯを「サポートする」ということの大切さを体験して欲しいと思う。ファンドレイジングの必要性を社会に分かってもらえなければ、企業や政府を巻き込んでインフラを整備していくことも難しい。私もできるだけその必要性についての情報を発信していくようにしたい。

April 21, 2005

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客観的な意見

今日は某オーケストラの事務局の方達とミーティング。ファンドレイジング・ソフトついてだったのだが、「すこ～し」方向性が見えてきたかなという感じがした。今日の路線でいければいいなと思う。そのあとハピネスさんと渋谷でお会いして色々とお話しした。音楽業界にいて見えなくなっている部分を新鮮な視点から指摘して頂いたりして、とても助かった。また、実際に経営者としてやっていらっしゃるので、１つ１つの言葉に経験に裏付けされ、実感がこもっているなあと思った。出版をされていたり、事業をまわしたり、時間的には大変そうだけれども、その全てを楽しんでいらっしゃる様子が印象的だった。これからもどうぞよろしくお願いします。ハピネスさんのブログはこちら：http://plaza.rakuten.co.jp/happybody/今日はその他にも色々なことがあったので、これからちょっと頭を休ませよっと。

April 18, 2005

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起業塾のクラスメートと打ち合わせ

今日は同じ17期生のmisanと一緒にランチをした。卒塾してまだ一ヶ月だが、その間にもお互い色々と変化があった。misanとは1月に塾で初めて会ったので、たったの4ヶ月のお付き合いだが、一緒に受講したことで彼女に対する信頼は4ヶ月以上のもの。そこで、今回私が会社設立をするにあたって、ロゴ関係のものをmisanにお願いすることにした。私自身は音楽の業界でビジュアル的なものに関しては、とても「うとい」ところがあるので、技術はもちろんのこと、信頼ができてコミュニケーションをとりやすい人とでなければうまくいかないと思う。misanは建築やデザインのお仕事をしていらっしゃるのだが、受講中にお仕事に対する真剣な態度や深く物事を追求する姿を見せて頂き、やはり彼女にお願いしたいと思った。表参道のカフェで3時間以上、起業のこと、プライベートのこと、そしてロゴのことなど、楽しくお話した。起業塾では色々なことを学ばせて頂いたが、塾を通しての横や縦のつながりも本当に宝物。misanの日記はこちら：http://plaza.rakuten.co.jp/20041201/

April 16, 2005

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必要な人材

今日の夜は、音楽業界で働いているアメリカの大学の後輩と会って話した。彼女はオペラ制作に関わっていて、最近アシスタント的な人材を探しているけれどもいい人を見付けられないでいるとのことだった。英語と日本語両方で完全なコミュニケーションがとれ、機転が利き、優先順位を把握でき、根性があり、音楽の知識があり、という風に制限をつけていくと、誰も残らなくなってしまうらしい。私もオーケストラのコンサート制作をやっていたので彼女が言っていることはとてもよく分かるのだが、最初から全てをこなせるような人は普通のアーツ業界の給料では来てくれない。そうなると、トレイニングをしていく必要があるのだが、スタッフ達も忙しくて新人の訓練なんてやっている暇がない。芸術団体がこれから発展いくために必要なのは、ビジョンを達成するためにどんどん行動できる、前向きな人材だと思う。芸術団体やその他の非営利団体は皆、制限だらけの中での活動を強いられているが、それでもそのネガティブな面に負けるのではなく、「今できることから手がけていく」という姿勢こそが未来を切り開いていくことになる。どの団体もそういう人材が欲しいとはいいながらも自分たちがそういった人材を育成する責任はおえないという現実がある。この辺のギャップを埋めるお手伝いが出来たらいいなと心から思った。課題はどんどん増えていく一方…

April 15, 2005

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六本木で

この間ハピネスさんが日記に書かれていた画廊に立ち寄らせて頂いた。(http://plaza.rakuten.co.jp/happybody/diary/200504120000/)とても気持ちのいい空間で、アーティストの方としばらく一緒にお話をしたりして楽しい時間を過ごした。やっぱり気持ちがいいって思える空間でないと、展示されているアートも楽しめない。入った瞬間の「気持ちよさ」ってとっても大切だなと思った。そのあと友人と色々なプロジェクトの内容打ち合わせ。彼女とは2週間前からこのプロジェクトの話を始めたのだが、この2週間でかなり具体化してきた。一緒に話していて話が後退してしまう人と、一緒にいるだけでどんどん前進できる人っている。「前進型」の人と一緒にお仕事できるというのが一番幸せなことだと思う。登記プロセスも今週始まり、色々なことが動き始めてきた感じ。同時並行でリサーチも進めていくことが私の今の課題。

April 14, 2005

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内部と外部の違い…

今日は長い一日だった。朝は某オーケストラの事務局の方達と2時間半のミーティング。色々な話の流れで、今までやってきたプロジェクトについて、ここからは私がこの団体に就職して内部の人間としてやっていくか、そうでないか、という話になった。確かに外部の人間は内部の人ほど団体内の事情に詳しくなれないわけでその面でのハンディはあるが、その分、内部の人が持てない視点から状況を見ることができる。もちろん「うちに来て職員としてこのプロジェクトを先に進めてください」と言われることは悪いことではないのかもしれないが、私自身は、内部の事情に詳しくなることによって提供出来る価値を得る為だけに就職するわけにはいかない。アメリカでは３～４つのオーケストラで下積みからマネジャーまで色々な経験をした。だからこそ、これからはもう少し広い視野をもって、この業界に貢献していきたいと思う。今は自分が一番貢献できる「もの」を探っている状態。夕方は、ロスと日本でテレビコマーシャルの制作会社をやっていらっしゃる女性の方（ロス時代にお知り合いになった）と久しぶりにお会いした。彼女は35年前に起業して、現在もビジネスをまわし、その上にロスから日本に学生を送るためのスカラシップを提供する財団まで運営している。私の頭の中では午前中のミーティングのことがまだ消化できていなかったので、思わず彼女に「ビジネスを始められたときはどんな感じでしたか？」とか「35年も続けてこられた理由は？」などという質問をしてしまった。彼女の答えは「自分の信念に忠実に、軸を持って。自分が本当に正しいと信じられることだけを手がけていけば、多少時間がかかったとしても、賛同者が必ず現われます。」その瞬間、今日の朝のことに関して吹っ切れた。とっても考えさせられることの多い一日だった。

April 11, 2005

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準備を整えておくこと

今日は久々に統計分析バイト。アメリカに行っていたので2週間空いていたので、始めの30分はちょっと脳が痛んだが、段々感覚が戻ってきた感じだった。バイトが終わってから、某オーケストラの事務局の方とコーヒーショップでミーティング。ある組織でファンドレイジングについての講義をしないか、というお誘いだった。こういう場でファンドレイジングの専門家として認めてもらえれば、そのあとのプロジェクトもとてもやりやすくなる。でももし成功しなければかなり痛手となることも確か。慎重に考えてみることにする。起業塾の最終講義の際に発表した目標の一つに、「ファンドレイジングについての実践的な小冊子のようなものを書く」という項目を入れていたのだが、その後ばたばたしてしまい、やっと先週手をつけ始めたという状態。それでも地道に作業を続ければあと1～2ヶ月では仕上がるはず。講義をするにしてもデータベースを開発するにしても、このツールは使えるので、とにかく5月末を目標に完成させたい…何かの話が決まってから「あ～あのときに作っておけばよかった」というような後悔をしないためにも、がんばらなきゃ。

April 5, 2005

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一日ミーティング

今日は友人の家に声楽家プログラムのモニターになってくれそうな人をよんで色々と話を聞いた。その中で、（事の成り行きで）1時間半ほど友人がモニターさんに声楽のレッスンをし、私は急遽その伴奏役に…この1年以上ピアノをさわっていなかったので、かなり大変だったが、久しぶりに音楽作りができてとっても楽しかった。またこれから一緒にプロジェクトを進めていくことになっている友人の音楽に対する真剣な態度を見ることができてよかった。私も色々声楽の先生を見てきているが、彼女の教え方はポイントを押さえていて素晴らしかった。今日はプロジェクトの内容を主に話合ったが、また今週・来週中にプログラム日程などの詳細を決定することにした。まだまだ手探り状態だが、とにかく周りの人たちやクライアントに誠実に接しながらこのプログラムを育てていきたいと思っている。そして色々なレベルにいる声楽家達がこのプログラムを経験することによって、それぞれのキャリアにおいて才能を最大限に生かせるように、できるだけのお手伝いをしていきたいと思っている。

April 4, 2005

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気持ちをひきしめて

例のイタリア関係のプロジェクトで、月曜日に友人と一緒にモニターさんとお会いしてプログラムの詳細をつめることに。私の目の前にある主な課題は枠組み作り（会社設立を含む）であるが、プログラムの内容は一番譲れないところ。きっちりと、皆さんの将来に役立つようなプログラム内容にしていきたい。（内容についてはもう少し詳細がはっきりしてから公開させて頂きたいと思っています。）このプロジェクトは、自分一人で進められるものでなく、多くの人たちが関わってくることになる。そういった意味では楽しいが、同時に１つ１つのステップを慎重に考えていく必要があるので、まず自分自身の気持ちをひきしめなくては。このプロジェクトの主旨は参加者に音楽という枠組みのなかで自分を磨いて貰い、そして目標を達成する感動を体験してもらうことなので、私たち自身も感受性をするどく、そして感動することを忘れないようにすることが大切なのかなと思う。4月中にはプログラム内容と第一回プログラム実行の日程を決めたい。ふつふつとやる気が湧いてくる…

April 2, 2005

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次の一歩

今日はついに今までず～っとやらなければ、と思いながらも手をつけていなかったリサーチを始めることができた。まずは参考文献を読み、翻訳していくところからなので、かなり気の長い作業になりそうだが、とにかくやってみようと思う。午後は友人と、彼女の友人である三縄健さんの個展を横浜そごう（6階美術画廊）まで見に行ってきた。日本画と聞いていたのだが、イタリアの特有の色も多く使われていて、とても新鮮な印象を受けた。あとは何よりも三縄さんのやさしさやおだやかさが絵に表れていて、癒された。もし横浜に住んでいらっしゃる方がいらしたら是非足を運んでいただきたいと思う（4月4日まで）。そのあと一緒に行った友人と3時間のミーティング。起業塾の4回目の講義で突然プレゼンしてしまったプロジェクトについて話を具体的にしていった。とても中味の濃い3時間で、2人とも次に会うまでの宿題をたくさん抱えて帰ってきた。彼女の宿題は実際にイタリア側と色々な細かい交渉をしていくこと。私の宿題は枠組み作りをしていくこと。花粉症がひどくなりつつあるが、それ以外はとても良い日だった。

April 1, 2005

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アメリカの起業講座

今日の夜はサンアントニオの起業支援センター（のようなもの）が主催するBusiness Start-up Essentialsという講座に参加した。ここは国の機関や大学などと提携しながら起業する人たちやすでに小規模なビジネス経営している人たちを支援するサービスを提供しているのだが、そのサービスはなかなかなもの。アメリカではＧＤＰの５１％がSmall Businessからきている、という統計にはびっくりした。Small Businessの定義は製造業だと従業員1000人まで、とかかなり範囲が広いらしいのだが、それにしても、サンアントニオでは９０％のビジネスがSmall Businessだそうだ。だからこそ、Small Businessを経営する人たちやそれを目指している人たちをしっかりと支援していかないと経済が発展しないという考え方が根付いているのかもしれない。この起業支援センターでは6人の様々なビジネスのバックグランドを持つカウンセラーが無料でコンサルティングをしてくれる。そして小さな会社が銀行融資を受けたい時はここのカウンセラーにビジネスプランを見てもらうと、支援センターが保証人になってくれるので（保証は有料）融資を受けやすくなったりする。今日の講座はかなり基本的なことだったが（会社形態のメリット、デメリット、ビジネスプランについてなど）様々な人たちが来ていた。電気関係の工事をする会社を立ち上げたい人、コンピュータセキュリティ・コンサルタント、Ｂ＆Ｂを始めたい人、自分のレストランをオープンする人、などなど。アメリカでの会社設立などについての大まかなことを学ぶことができて良かった。あとは、自分がやりたいと思っていることを進めていくのにはどういう形が最善なのかということをもう少し総合的に考えて結論を出そうと思う。アメリカの起業講座も経験できて楽しかった。国が違ったり、形態も全く違った講義だったが、それでも女性起業塾で学んだことと根本的な内容的にはさほど差がなかったのが面白かった。会社設立も早くしないといけないが、それと同時に事業を進めていく方も並行してどんどん進めていかなければ。今日も話に出たのだが、「お金の集まりそうな分野ということで起業する人もいるが、それよりもまず、それが自分が好きな事かどうかを判断基準にすることの方が大切」という言葉には納得した。アメリカでは登記されたSmall Businessのうち、８０％が最初の5年以内につぶれているということだ。（５０％は1年以内につぶれている）そうならないようにしっかりとつめていかないと。

March 23, 2005

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協力者

今日は最近ＮＹから日本に戻ってきた声楽家の友人と再会した。とてもパワーがあって、生きることに関してこだわりをもっている人なので、私もたくさんのエネルギーをもらってきた。彼女は声楽家としてこれから日本でキャリアを築いていくのだが、それなりに時間にも余裕があるので、私の考えていることにも協力してくれることになった。私が3月末にアメリカから帰ってきてから色々と話す予定。こうやって協力者が現われたりしてとてもうれしいが、起業塾最終回に経沢さんが言われた「とにかく一つの事業を成功させること」という言葉を忘れず、今自分が何をすべきなのかを見失わないようにしながら、色々なことを視野に入れていこうと思う。イタリア生活が長かった彼女にイタリア語と料理と正しい呼吸法を習おうと思っている。楽しみ！

March 19, 2005

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ＣＳＲについての研究会

今日はＣＳＲについての研究会の月一回の例会に参加。今日も日本を代表する企業２社からそれぞれのＣＳＲ活動についての報告があった。やはり素晴らしいＣＳＲ活動をしている会社というのは、担当者の方が真の情熱を持って推進しているのだなぁ、という感想がまず一つ。またそういった企業は、存在意義や理念というものにしっかりと焦点があった活動をしているということ。この辺がはっきりとしていないと、右や左を見て「あの会社はこれをやっているけど、うちはどうするんだろう？」みたいなことになるのだと思う。そのあとのグループワークでは、共通の問題意識として、ＣＳＲ活動と会社の直接的な利益をどのように結びつけていくのか、という点だった。私はＣＳＲというよりも「社会貢献」というもう少し狭い範囲で、全く同じ問題に直面しているので、この葛藤がよく理解できた。もちろん、ＣＳＲ的な活動というのは長い目で見ていくべきもの、とみんな頭では理解できても、やはり「どうやって利益を１円でも多くあげていくのか」という思考が支配している中で長期的な利益というのは説明しにくいもの。この辺をもっと具体的にしていく方法があれば、かなりこのような活動を推進しやすくなると思った。本当にＣＳＲなんて深く考えれば考えるほど、何が正しいことなのか分からなくなってきて、結局は「そんな大きな事には手をつけられない」という結果に終わってしまいがち。私はとにかく「今の自分に何ができるのか」ということを自分の思考の軸として対応していくことに決めた。

March 16, 2005

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女性起業塾最終回

今日は女性起業塾の最終回講義だった。同期のみなさんのプレゼンはどれも、ブラッシュアップされていて、素晴らしかった。中には、ビジネスプラン自体についての心の葛藤を感じられるものもあった。私自身も起業塾5回の間、色々と考えさせられることがあり、そのことによる精神的なアップ＆ダウンもかなりあったので、この心の葛藤とその過程・結果も、起業塾で得たものの一つだと思っている。起業塾での2週間に一度のプレゼンというプレッシャーがなければ、短期間にここまで深く「本当にこれでよいのだろうか」と深く掘り下げることはできなかったかもしれない。私のプランは前よりも具体化したが、それだけでなく、その周辺にも色々な可能性があることを発見できた。そして色々な新しい人と会うたびにその「可能性」センサーの感度が少しずつ上がってきているように感じられる。私が女性起業塾に参加した意義を感じたのは今日の経沢さんの言葉：「どんなに小さな事業でもとにかく目の前にあることを１つずつていねいに成功させてから次に移れば2つ目も必ず成功する。1つ目を成功させられなければ2つ目も成功させることは出来ない。」色々なアイディアが出てきてはいるけれども、とにかく「最初からやると決めていた事業を優先し、とにかく成功させること」が私のこれからの抱負。経沢さん、講師の方々、事務局の皆さん、メンターの皆さん、本当に素晴らしい機会を提供して下さり、ありがとうございました。そして何よりも、いつも本音の意見を下さり一緒に考えて下さった同期のみなさん、本当にありがとうございました！皆さんの大きな活躍を期待しています！

March 12, 2005

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これからの6ヶ月

これから6ヶ月以内にやるべきことをリストにしてみた。今のところ２つのミニ事業を並行して始めていく予定の上に、組織的な手続きなども加わってかなり色々とある。今の時点では、プロジェクトは２つとも返事待ち状態で、3月の終わりには私が10日ほど日本を留守にしたりするのでちょいと宙ぶらりん。でも今自分がしているべきことは何かと考えると、やはり今まで避けて通ってきたことに行き着いた。その避けて通ってきたことというのは、ファンドレイジングについての実践的なマニュアル本（小冊子）のようなものを書くこと。これがあるのとないのでは、6月に予定通りソフトができあがってきたあとに大きな違いがでると思っている。忙しくなってしまってからでは、もっと避けて通ってしまうに違いない。ということで、4月の終わりまでに「アメリカで出版されているそれ関係の本を10冊以上読破し、それを日本の寄付文化に沿うようなものに、自分なりの提言としてまとめる」という作業をすることを決心した。この作業をすることによって、自分も日本のＮＰＯを取りまく状況を色々と考え、調べる必要がでてくるので、そのあとで実際にソフトを販売していく段階になったときにも、もっと説得力が出てくると思う。ちょっと先まで目を向けることによって、今この時点ですべきことが明確になった気がした。

March 9, 2005

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またまたシフト？！

先週起業塾第4回目にして新しいプランを発表して以来、そちらの方のことばかり考えていたのだが、今日某オーケストラのスタッフと会ったら前に話していたデータベースを共同開発しないかという話を持ちかけられた。私の方は一人でもやろうと思っていたことなので、共同開発にすることによって直接的な（金銭的な）メリットは得られないが、この団体がもつ信用、知名度を共有することができ、また最終的にその団体のファンドレイジング効率が良くなれば、成功実例として説得力があるものになる。あとは団体同士の横のつながりがかなりあるので営業の手間も減る。（すでに２つのオーケストラが興味を持ってくれたとのこと）私としてはこの一週間、２つのプロジェクトをどのように回していくか（それか１つを保留にするか）について考えていたのだが、今日この思わぬ展開に出くわして、まだ頭が整理できていない状態。でもどちらのプロジェクトも最初からいきなり忙しくなるわけではないのだから、できるところまで並行してやっていく方がいいような気がしている。本当は１つのことに集中しなくてはいけないのかもしれないけれど、私は今までの人生、いつも２つのことを同時にやる方が性に合っていたようである。（大学も大学院も専攻は2つずつ…）今回もまた同じパターンにはまるのかどうかは分からないが、もう少し同時並行の可能性を追求してみようと思う。

March 4, 2005

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会社形態…

1月に女性起業塾に入る前から会社の形態について悩んでいるのだが、再びアメリカで会社を設立することを考え始めた。アメリカと日本の両方で活動するならばその方が何かと便利かな、と。またまたこれからどんでん返しということも多いにありえるけれど。ただ、今まで色々読んだり、話を聞いたりしてもぴんとくるものがなかったのだが、今日、シカゴ在住で弁護士をしているアメリカ人の友人が、会社設立の際に必要な法的な知識ならば教えられるとメールをくれた。また、一週間くらい前にテキサス州にある起業サポートセンターのようなところにメールを出していたのだが、その返事も今日来た。3月にアメリカに行くのだが、偶然なことに、向こうに着いた翌日にちょうどビジネスを始めたいと思っている人の為のセミナーがあるということ。早速それに参加してみることにした。どこまで役に立つか分からないが、とにかく行動してみる。

March 1, 2005

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モニター見付け

今日は私のビジネスアイディアのターゲット層にいる知人と会って、アイディアについてどう思うかなど色々と聞いてみた。たったの1時間半のランチだったのに、そのターゲット層を取り巻く環境やその人たちの思考回路など、私には見えていなかった情報をたくさんもらうことができた。面白かったのは、２つ（２段階）あったアイディアの中でこちらの方が敷居が高いだろうと思っていたアイディアに彼女は興味を持った。でも彼女たちの環境や思考回路を考えてみると、確かにその方が理にかなっているようだった。彼女にこのアイディアに興味をもってくれそうな友人２人を探してもらって、またその人たちにもヒアリングをしてみることにした。うまくいけば、この3人を対象に小規模ながら、第一回目のモニター企画をしてみようかと思っている。という感じで日本側の準備は一段進んだので、次はアメリカ側の準備を進めなければ。先週経沢さんが言われたように両方の質と量がバランスしていなければこのようなビジネスはうまくいかない。そのバランスをまず第一に考えながら、プランを進めていこうと思っている。

February 28, 2005

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女性起業塾第４回目

今日はもう第４回目講義。昨日の夜、母親に起業の話をしていたら「それって前に話してたあのこと？」と言われて思い出したビジネスアイディア。前は単なるアイディアだったのが、今回起業のことを色々と考えたあとにもう一度見直してみたら案外悪くないかも、ということで、急遽この新プランをプレゼンに使ってみた。今まで３回にわたって考えてきたプランはどっちの方向から突っついてみてもきちんとした収益の仕組みを見つけられず経沢さんのお言葉を借りると「プランに車酔いの状態」になっていた。そんなときに前持っていたアイディアに向かい合ってみたら案外すんなりと自分の中にすーっと入ってきた。このアイディアだと今までの人脈や自分が一番得意としてきたこと、それからアメリカと日本の両方の基盤などを生かすこともできる。あと若い音楽家のキャリア見つけのお手伝いも出来るかもしれない。今日は塾のあと夜まで昔からの友人と会ったりしていたのだが、そのあと帰宅してからアイディアのターゲット層のど真ん中にいる知人に「インプットが欲しいので会って話がしたいのだけれど」とメールをしたらすぐに電話をかけてきてくれ、月曜日のお昼に会えることになった。また、アメリカ人のオペラ関係の仕事をしている友人からもメールが戻ってきて３月末にアメリカに行ったときに彼女に話を聞いてもらえることになった。関係者に出来るだけ多く話を聞いてみたら、まず少し小規模なかたちで一回目を企画してみて、それによってその後の方向性を決めるということでやってみようかと思っている。でも今までずっと考えてきたことも途中で放り出すのではなく、これからも出来る部分は平行して進めていきたいなと思っている。起業塾、あと１回しか残っていないなんて寂しすぎるけれど、みんなにはとっても多くのエネルギーをもらえて、本当に参加できて良かったと思っている。これからもみなさん、末永くお付き合い、お願いします！

February 26, 2005

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女性活力フォーラム - カルロス・ゴーン氏の講演

今日は「女性の活力を組織の活力に」というフォーラムに参加した。一番の目玉はカルロス・ゴーン氏の基調講演。ゴーン氏については「日産の救世主」というようなことしか知らなかったのだが、実際にお話を聞いてみて、どうしてこの人にみんながついていきたいと思うのかが少しだけ分かったような気がした。日産というとてもコンサバティブな会社で、どのようにして女性の起用を促してきたのかというと、ずばり「ビジネス戦略」と結びつけることによって可能になったといえる。彼によれば、「車両購入の決断の約６割に女性が何らかの関与をしている」というデータあり、その女性達に対応していく必要性と、それには会社自体が女性を活用していくということ自体が戦略になり得ることを目標として掲げた。彼の話し方に威圧感はなく、当たり前のことを当たり前としてやっていく淡々とした感じを受けた。ゴーン氏が強調したポイントで特に印象に残ったのは、「成功する人とは特別な人ではなく、"orcinary people with extraordinary determination"（並はずれた決意を持った普通の人）だ」ということ。確かにその通りなのかもしれない。彼自身、自分のメンターは「普通にシンプルに生きている人たちで、自分のやるべきことを極めている人」とコメントしていた。もう一つ心に残った言葉は "Reform that is depended on just one person is a failure"（ある一人の人に全ての重荷がかかっている改革は失敗である）だった。これはゴーン氏が今まで進めてきた改革は全てそのビジョンが社内に浸透しているため、自分がいなくてもその改革はこれからも進んでいく、ということを説明しているときに使った表現だったが、これもとても深かった。テーマが興味深かっただけでなく、やはり経営者として素晴らしい能力を発揮してこられたゴーン氏の論理には隙がなく、それでいて誰にでも分かりやすいものだった。色々な意味で勉強になった。

February 23, 2005

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リサーチャー・セミナー

金曜日までに熱は下がったのだが、それから３日間ほど今度は咳と腹痛でまいってしまっていたが、今度こそは本復帰できた（はず）。今やっているバイトは統計を使った調査のお手伝いなのだが、これにはいきなり飛び込んでしまった感じもあり、もう少し概念的なものも勉強したかったので、今日はライブドアのやっているインディペンデント・リサーチャーセミナーというのに参加してみた。ゆくゆくはＮＰＯや芸術団体に対してマーケティング・リサーチなどのサービスを提供していきたいというのもあるので、「調査」について考える機会をもてたことはとても役に立った。今日は２回シリーズの第一回目で、第二回目は来週。どんな調査を行うときも自分である仮説を立ててから、というのが一番大きなポイントだった。今やっているバイト、かなりの長い間、全貌が見えないまま作業をやっていてストレスが溜まっていたけれど、一番実践的な経験を身につけられるという意味では、何物にも代え難いくらい貴重だということが今日のセミナーに参加してみて気付いたこと。今はまだ私自身が調査設計などをすることはないけれど、それでも仮説を立てる訓練はすることができる。バイトを始めてちょうど一ヶ月くらい。データ操作も少しずつ慣れてきたところ。次の段階に進めるようにがんばらなきゃ。

February 22, 2005

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女性起業塾、第三回目

今日はもう第三回目の起業塾の講義。この２週間、自分では色々考えたり実行したりしたつもりになっていたが、まだまだ私は自分の１１０％レベルにまで達していない状態なのかも、と思った。これでは何度回を重ねても１００％を超えることができない。私は目の前にあることをすぐに実行はするが、それが全体像の中でどこに位置しているのかを考えるプロセスが抜けているのかもしれない。経沢さんは同じ状況を見ても、それが全体像の中でどういう意味をもっているのか、どこに位置しているのかをすぐに見抜くことができる。その能力はどうやって身につけられたのだろう？経験と努力？今日はもう第三回目が終わってしまった。もちろんこの一ヶ月、それ以前と比べればとても中身が濃かったが、それでもまだ自分の９０％くらいしか出し切れていない。経沢さんの全体像を見極める能力を目の当たりにするたびに、枝葉のことにとらわれてしまう自分、まだ「経営者脳」になっていない自分に気付かされる。今日の授業ではとても根本的なこと（購入者ピラミッド）についての指摘を頂いた。まだその内容を完全に自分の中で消化しきれていないが、まずはその部分をおさえなければ！

February 12, 2005

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起業を目指す人たち

今日はドリームゲートの大挑戦者祭inTokyoに行ってみた。どういうものなのかあまりよく分からずに行ったのだが、行ってみて起業を目指す人たちがこんなにいたのか、というくらいすごい人の数だった。これだけの人たちがみんな起業したら、日本も元気になるのに。午後半ばに行ったのであまり時間がなかったのだが、サイバーエージェントの藤田氏とテイクアンドギヴ・ニーズの野尻氏の対談は聞くことができた。もちろん色々と慎重に考えなくてはいけないけれども、それでも「まず行動」という点が二人の共通点のようだった。行動してみて、はじめて分かってくるお客さんのニーズに、なんとしてでも対応する、というこのサイクルと執念が成功につながるのだと思った。そのあと、無料相談コーナーに予約をしていたので、そこで３０分ほどコンサルタントの方とビジネスプランや起業形態についてお話することができた。なにしろ３０分なのでそこまで深い話はできないが、それでもいくつか参考になるアドバイスをしていただいた。ここにも数日前に作成した「サービス内容」のページを持っていったのだが、そのおかげで話がしやすかった。経沢さんのアドバイスのおかげで、今週だけでもすでに２回のミーティングを有益なものにすることができた。こうやって少しずつ色々なところでビジネスプランを聞いてもらう機会を持ったり、知識を仕入れたりし続けることが「成長曲線」につながるんだ、と自分に言い聞かせながら毎日を過ごしている。でないと、めげてしまいそうなので…明日は起業塾第三回目の講義。どんなことになるのか楽しみ。

February 11, 2005

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小さな達成感

今日はある団体のスタッフと３時間のミーティング。今日のミーティングの主旨は、前にある企業さんが興味を持ってくださったコラボレーション的イベントアイディアをどうやって現実化するかという点。実際にはそのためのプロポーザルにどういうスピンをかけるかということだった。さすがに創造的な人たちで、アイディアはどんどん出てきた！そのイベントを支援することによって企業が得るメリットは何なのかということも一緒に考えることができた。たくさんのアイディアの中から３つを選び、来週までにその３つのアイディアを盛り込んだプロポーザルをまとめてもらうことにした。そのあと私がこれから提供していきたいサービスのことやデータベースの話などをしていたのだが、たまたま昨日の夜、起業塾の宿題として取り組んでいた「サービス内容」の紙を見せたら、話が一気に具体的になっていき、本当にびっくり。たぶん向こうもそれを見て、ただ話しているのではなく、真剣に先に進もうとしているのだという風に理解してくれたのかもしれない。夜帰ってきてから、そのイベント支援に興味を持ってくださっていた企業の方にミーティングの報告をしたら、「来週プランを見せてください」というお返事がすぐにきた。こういう日があると、小さな達成感があって先に進む力がわいてくるような気がする。この１～２週間、こういう直接的な達成感を感じられないことで悩んでいたのでとってもうれしかった。現場でがんばっているＮＰＯ団体のスタッフや、そういう団体を支援したいと言ってくれる企業の方達に喜んでもらえるようなサービスを提供していきたいと思う。

February 9, 2005

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またまた後戻り？

昨日までは個人事業主の申請をしにいくつもりだったのだが、メンターのhappybodyさんが個人事業主だと何かと大変、というコメントを昨日の日記に書きこんでくださった。お昼頃そのコメントを読んで、また決心が揺らいだ。今日の夜、官庁勤務をしている友人（ベンチャー支援プログラムなども担当していたことがある）と話していて、そこでもまた同じ話が出た。「契約するときに個人だと難しいことがある」と。ほんとは明日の午後税務署に行くはずだったのだが、一日に２回も別の人から同じことを言われるなんて、これは絶対に「個人事業主の申請に行くな」というサインだと受け止め、もう一度法人設立の可能性について真剣に考えてみることにした。これって後戻りしたってことなのかな？でも変に焦って取り返しがつかなくなるより、納得のいく決断をしたいから、こっちの可能性を追求してみることにする。happybodyさん、アドバイスありがとうございました！今日の夜はＯＬ美食特捜隊で見つけた四ッ谷三丁目のフェアファックスグリルというところに行ってみた。こじんまりとしていてお値段もお手頃だけれども、味は良かった。特に「焼きカマンベールとキノコのラザニヤ」や「ラムの串焼き」はおいしかった。デザートの盛り合わせには５～６種類のお菓子が！満足して帰ってきた。

February 7, 2005

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成長曲線…

今週末は活動的というよりも家でのんびりしたり、起業塾の課題本を読んだり、食べに行ったり、という感じだった。もちろんビジネスプランのことは頭の中にはあるけれど、ちょっとテンションが低かった。石原明さんの「成功曲線を描こう」という本にもあったが、私の場合まだ急カーブになる手前の時点にいて、目標点と自分の現時点の差を見て不安になっている状態なのかもしれない。急カーブになるには地道な努力が必要で、その努力を続けていれば必ず急カーブ地点にたどり着けるんだという確信がまだ足りないような気がする。この状況って先月バイトを始めたとき、真っ暗闇に放り出されたような感じだったのと似てる。でもお仕事では引き下がるわけにもいかず、とにかく何が何でも前に進み続けたら先が見えてきた。起業に関しては仕事よりも自由がきいてしまう分だけ進み方が遅いのかもしれない。自分に課しているものが少なすぎるのかな。これから２週間の目標を決めよう。＊税務署で個人事業主開業の申請＊データベース開発のための仕様を明確にし、モニターになってくれる団体の担当者に確認する。＊データベース開発依頼、契約のプロセスを明確にする。＊３月末のアメリカ行きの予定を確定させ、アポイントの可能性を探る。＊ジムに週３回通う。不安なんかを感じている前にがんばろっと。

February 6, 2005

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女性起業塾二回目

昨日の塾も中身がとっても濃かった。特にみんなのプレゼンを聞くのがとっても楽しかった。それぞれのプレゼンがとってもユニークで、こういう風に志しを持った人たちがみんなが起業したら日本社会も強くなっていきそうだな。プレゼンに対する経沢さんのコメントはさすがに「いつも極限まで考え抜いてきた人」ならではの、驚くほど的確なものだった。全体像が霧に包まれてがぼんやりしているものに、びし～っとダーツの矢が円のど真ん中に命中するような感じのコメントだった。経営者はいつも頭の中で何に対してもこういうプロセスを行っているんだろうな。私のプランは…もし起業塾に参加していなかったら気付くのに数ヶ月以上かかったであろうことが２週間でかなり色々なことが洗い出されてきた。でもやはり非営利対象ということでビジネスとしてはとっても制限が多い。昨日はみんなの広がりのあるプランを聞いた後自分の制限多きプランの事を考えたらちょっと落ち込んだ。数時間くらいは、全然非営利と関係ないビジネスプランを考えた方がいいかな、とか思い始めたりもした。でもよくよく考えてみると、やっぱり私には私なりの生き方や専門性、人生観というものがあるわけだから、それを大事にしなきゃいけないんだと思い直した。私は自分にしかできないことをやりたいのだから、これを追求していくしかない。こういう風にやっと吹っ切れたのは一日経った今日の夕方。それまではちょっと悶々としていた。今日の夕方、ジムに行って体験入学をしてそのあと会員手続きをしてきた。手続きが終わってから、ちょっとだけしか体を動かしてないのに、そのスポーツクラブの会員になると割引になるというイタリアンのお店に寄って帰ってきてしまった！でもおいしかった～！悶々としていた気持ちが吹っ切れたのはその瞬間でした…やっぱり体を動かすことと食べることは精神衛生上いいに違いない！

January 30, 2005

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データベース開発への一歩目

今日はバイト先の上司とお昼を食べながら、私が作りたいデータベースを彼が構築してくれる可能性を打診してみた。欲しい機能やとっても大まかな仕様を見てもらったところ、そこまで複雑ではないということだった。（大企業向けの複雑なシステムを構築していた彼だからこそ言える言葉だろうけれど…）多分普通のプログラマーにでもできないことはないのだろうが、私はやはり絶対的な信頼を持っている人に構築してもらいたいと思っているので、できれば少しくらい値段が高くても彼にやってもらいたい。１００％以上の結果をだしてくれると分かっているから。今まで色々考えてきた中で一番気がかりだったところの第一段階レベルをクリア出来たようで（もちろんまだどうなるか分からないけれど）とってもほっとした。明日は第二回目の起業塾。事業プランも一応は埋まったけれど、まだまだぼんやりしている。今やっている情報収集の１つ１つが早く実を結んでくれないかな～。

January 28, 2005

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めげないこと。

今日はバイトの４日目。前回はやっとの思いで統計解析のソフトを使って分析準備段階１を終わらせることが出来た。今日はそれに準備段階２を積み上げる作業をした。今日はちょっと進歩したようで上司が言っていることが少し理解できるようになってきた。初めは真っ黒な統計解析の暗闇（？！）に一人で放り出されたような気分になっていたのだが、「これは勉強でもなくお仕事として任されているのだからなんとしてでもやらなければ」と試行錯誤しているうちにこの暗闇の中に、ほのかな光が見えてきたような感じだ。もしかしたら起業という一連のプロセスもこれに似たものがあるのかも。今は全ての焦点がぼけていてどこにピントを合わせたらよいのかも分からない状態だが、「できるまでやる」という強い意志をもって行動し続ければ、ある時点で「あっ、もしかしたら少し見えてきたかも」というところまでたどり着けるのかもしれない。そういう意味では、違った状況を通して大切なことが経験できたんだなあと思った。金曜日には外注してあった１５００件の入力データが届き、それを私が準備したプログラムに通すことになっているので、まだまだドキドキは続く…でも「怖いもの見たさ」の自分がいる。

January 25, 2005

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焦点のぼやけ

事業プランをにらんでいる。オファーしていきたいサービスはいくつかあるのだが、これと収益のしくみがうまく結びついていない。もう少し市場調査をしないことにはどうも焦点がぼやけていて、現実離れしてしまいそうで怖い。もっとサービスを現実に合ったものにするために、これからの２～３週間は、とにかく色々な現場の人と会って話を具体化させることに費やすことにした。私の考えていることの一部は一人でできることではなく、色々な側面でパートナーが必要となってくるはず。そのためには今の時点で何がどこまで現実的なのかをその人達に直接聞いておいた方が良い。ある意味、このヒアリングを行うのがちょっと怖いところもある。もしかしたら今考えていることが非現実的だという結果が出るかも知れない。もしそうならば、何を変えれば現実的な話になるのかを検討することができる。来週は４人の方たちと会えそうなので、それに向けて準備をしなければ。事業プランはしっかりと出来ていないけれど、空白欄をにらむことによって次に何をしなくてはいけないかが見えてきた。

January 24, 2005

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ウェブの世界

今日はEmabuさんの「無料で作るウェブ大作戦」に参加させて頂いた。私は本当にウェブには疎くて、これから何かを立ち上げると言っても全く何からすればよいのか分からないという状態だったのだが、Emabuさんは根気強く教えて下さった。一番印象に残ったのは、ウェブというのはただきれいに体裁を整えるということよりも、読者の立場になって構成したりコンテンツを選ぶことが大切だということ。事業内容もはっきりしていないような私の今の状態ではコンテンツどころではないので、もう少しじっくりと考えなければ。でもどういうことを考えに入れながら構築していけばよいのかということをたくさん教えて頂いて、本当に助かった。Emabuさんは大企業で働かれながらもはたママ研究所というウェブコミュニティを作り上げて、働きたいお母さんたちのサポートもなさっている。「働く女性を取り巻く日本の制度を変えていきたい」と、大きなミッションを持っていらっしゃる。子育てとお仕事を見事に両立させてこられたEmabuさんだからこそ説得力がある。大活躍して頂きたい。Emabuさん、今日はありがとうございました！

January 23, 2005

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バイト３日目

バイト３日目にしてついに統計解析のソフトで分析のプロセス構築を仰せつかってしまった。３，４時間くらいの悪戦苦闘の末、プログラムの一部が機能したときには叫びそうになるくらいうれしかった。このプログラムについてはほとんど説明もされず、ただ「前にやった分析（保存してある）と同じような感じで」と言われただけで、本当にどうしようかと思った。今までいくつもの仕事（フルタイムもパートも含めて）をしてきたが、こんなに「暗闇の中での手探り状態」のような感じで働いたことはなかった。別のいい方をすれば、「これぞチャレンジ」ということなのかも知れないが、かなりストレスが溜まることは確か。来週はもっと込み入った部分に入っていかなくてはいけないのでちょっと気が重いが、「何とかなる」と自分に言い聞かせてがんばってみる。Thank God It's Friday!

January 21, 2005

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現場の声と新しいアイディア

今日は企業の方達が集まってＣＳＲ研究会の例会に参加してきた。そのあとの懇親会では、普通お話出来ない方達ばかりが周りにいてちょっと焦ってしまったが、それでもたくさん企業側から見た社会貢献・ＮＰＯとのパートナーシップについてお話を伺うことが出来た。参加されているのは大企業のＣＳＲ推進部（もしくはそれに当たる部署）の課長さんや部長さんレベルの方達で、このことを本業として考えている人たちである。このような場に私は個人参加という形で、ＮＰＯ側から見た提案などをさせて頂いている。今日色々な方達とお話ししていて分かったのは、企業側も自分達の戦略の足しになるような、本業に基づいたＮＰＯとの提携（プロジェクトベース）を望んではいるが、一から積み上げるほどの余裕がない、ということ。ならば、誰かが間に入って企業とＮＰＯのマッチングを行った方がいいのではないだろうか、というのが私の今日の結論である。ＣＳＲというのはこの1～2年に急激に発展したトピックで、どの企業も最低限のシステムを整えるだけで精一杯。「責めよりも守りのＣＳＲだ」と、どなたかが発言されていた。企業の戦略を理解した上で、その戦略を助けるようなＮＰＯとのプロジェクトを提案する役目を外部の人間が請け負ってもいいのではないか。この話の線上で、あるコンセプトのコンサートを提案したら２つの会社の方が興味を持って下さって、「プレゼンに来てよ」とまで言って下さった。これから早速ＮＰＯ側との打ち合わせに入らなければ。起業塾の事業プランをやっとのことで作っているのに、その間にもこうやって新しい事業アイディアが入ってきてしまった。こうなってくると、やはりまず何らかの会社としての形だけは早く作らないといけないなと思う。ソフト開発と同時にできるかどうかちょっと不安なところもあるが、この企業相手の事業はもしかしたら、「リスクヘッジ」ということにもなるのかな、と思った。ＣＳＲという名前は仰々しくても、根底にあるものは「明るい未来創り」という単純なメッセージ。でも考えれば考えるほどその深みにはまってしまう。どの企業さんも悩んでいらっしゃるようだが、まずできるところから一歩を踏み出して頂けるような仕組みを提案していければいいなと思う。微力ながらも明るい未来創りに役に立てればと願っている。

January 19, 2005

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脳への刺激

昨日から統計の本を読んでやっとのことで基本を頭に詰め込んで、またバイトに行ってきた。行った途端、「このアンケートの分析の方法を考えてみて下さい」と言われ、どの要素と要素をクロス集計したら一番役に立つ情報が得られるかということを考えながら分析のリストを作っていく作業をする。全く当てずっぽうでやってみてから持っていくと、上司がコメントを加えながら一段上に引っ張り上げてくれた。彼の説明で大体、分析の概要はつかめたが、外注している集計がまだ上がってきてないので実際の分析は数回あとのことになりそう。そのあとは4時間みっちりと、マニュアルを見ながら、統計（データマイニング）のソフトを学んだ。それでもまだ半分しか進まなかった！このソフトは、実際に分析の際に行う手順を全てビジュアル化させながら先に進めるので、もし何かがおかしくなったときでも、一つずつ再チェックすることができるので、かなり助かるということ。このソフトはとってもパワフルなので、絶対にあきらめず、使えるようになるところまでいかないと！今日は、私が今まで全く知らなかった世界に一歩踏み込めたような気がしてうれしかった。私の脳みそで最近全然使われていなかったところを再開発しているようで、気持ちがいい。この上司にソフト開発についての相談を持ちかけようと思っている。うまくいくかな～。ちょっと心配…それまでに、こちら側の仕様をかなり明確にしておかないといけないので、今週はそれをプライオリティにしよっと。

January 18, 2005

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起業塾、第一回目

ついにやってきた起業塾の初回講義！すばらしく中身がある3時間だった。10時半にみんながセミナールームに集まったときは緊張で空気が張りつめている感じだった。それが自己紹介を順々に聞いていく一時間ぐらいの間に、日記の主人公たちがどんどんと現実の人物と化していき、雰囲気も暖まっていく感じだった。17期生はまさに「二十人二十色」で、とっても生き生きとした個性的な人たちばかりで、そんな人たちに会えたことが、本当にうれしくなった。こんな人達に巡り会えたことだけで入塾した甲斐があった、と思っていたら…後半の経沢さんの講義が始まった。起業塾に参加しているとはいえ、まだかなりぼんやりしていた「起業」という像が、講義の最初の30分間くらいでぐんぐんと焦点が合っていく様子は、すごかった。特に初期目標ラインを一瞬にして理解しやすい数字に変換していかれたのはまさに迫力ものだった。もし今日経沢さんが話されたことを台本にして、他の誰かがその通りに講義したとしても、全く違う効果になってしまうと思う。経沢さんに説得力があるのは、この起業塾という場を通して、働く女性を応援し、その人達の成功を願うということに強い意義を感じていらっしゃるからだと思う。そして、その強い「軸」のようなものに私は感動したのだと思う。講義のあと、ほとんど全員参加で近くに食事に行った。2時頃行ったのに、時間を忘れてみんなで話していたら気付いたときにはほとんど5時になっていた。本当にみんなキラキラしている女性達で、これからみんなと一緒に起業への道を歩めるのがとってもうれしい。次回までにやることはたくさんあるが、物事をできるだけシンプルに考え、「確定要素」をどんどん決断していきたいと思う。

January 15, 2005

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人とのつながり

今日の夜は、12月の起業塾交流会でお会いしたもぐもぐりすさんと一緒にメキシコ料理を食べに行った。たまたま、もぐもぐりすさんと私の夫がやっていることに共通点があり、夫がもぐもぐりすさんとお話ししてみたい、というところから今日お会いすることになった。かなりマイナーというか専門的な（もぐもぐりすさん、ごめんなさい！）な分野のことで、私もその偶然にびっくりだった。また、明日が起業塾の第一回目というのもあって、もぐもぐりすさんに私のビジネスアイディアの話まで聞いて頂いたりした。もぐもぐりすさんは、どうやったら組織の中でスムーズにプロジェクトを進めていかれるかということに関してのプロでいらっしゃるので、私の今抱えている悩みを聞いて、色々とアドバイスを頂いた。今度、実際にところどころ試してみたいと思っている。（どうもありがとうございました！）メキシコ料理屋で楽しく3～4杯飲んだ後、夜中の12時頃、起業塾に提出しなければならない証明写真のことを思い出し、あわてて駅まで撮りに行ってきた。そのせいで、なんだか目の焦点が定まっていない顔に写ってしまった。（お酒のせいにしてる…）

January 14, 2005

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初めてのバイトと素晴らしいコンサート

今日は本当に盛りだくさんな一日だった。頭がオーバーロード状態。今日はバイトの第一日目。将来、オーケストラや芸術団体に対してのマーケティングリサーチもプロダクトオファリングの一部にしたいのだが、全くそれに関しての知識がないので、マーケティングリサーチ（統計分析）の専門家のお手伝いとして、週一日か二日のペースでバイトをさせて頂くことになった。ビジネススクールで初歩的な統計学的なことはやったのだが、統計分析の方は避けて通っていたので、予備知識はほとんどないに等しい。それでお手伝いにいくなんて、かなりずうずうしい。でも行ってみて、かなり真っ青・冷や汗ものだった。いきなり統計分析のソフトを試してみて、とか、このアンケート票の分析の仕方を考えてみて、とか、自主性を重んじてくれるのはありがたいが（うっ！）私の能力を完全に超えてしまっている。2歳児がフランス料理のクラスに行ってシェフに習おうとするようなもの。それでもこれを乗り越えなければ、せっかくのチャンスが無駄になってしまう。シェフ（マーケティングリサーチの専門家）が、市場調査のマニュアルのような本を2冊貸してくれたので、なんとしてでも来週の火曜日までに読んで、８歳レベルくらいまでには達しなければ…大丈夫かなぁ？かなり不安。夜は東フィルのコンサート。指揮者はミハイル・プレトニョフで、楽団員の集中力が素晴らしかった。特にショスタコビッチの交響曲15番の演奏は、音楽性に溢れていて柔軟性があり、壮大なスケールを保ち続け、いつもより数段も質が高かった。楽団員全員が指揮者のリーダーシップのもとに一体となれたため、豊富な音色が全てうまく紡ぎ出されていたように感じた。このような演奏に出会うたびに、私はこの芸術分野で仕事ができることに感謝する。昨日Cirque du Soleilのショーで感じたものとは全く違う種類の感動であるが、オーケストラだからこそ与えられる、このような魂をゆさぶられるような感動をもっともっと多くの人に経験してもらえるように、これからも力を尽くしていこうと思った。

January 13, 2005

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