企業と消費者の社会的責任
今日はCSR勉強会に参加。グループワークでは前回に引き続き、「企業市民としてのCSR活動」というテーマでディスカッション。今日は発表するお当番だったのでいくつかの文献内容を含めて企業のボランティアプログラム構築のガイドラインのようなものを発表させて頂いた。この勉強会が私にとって面白いところは現場の方達のフィードバックをその場でいただけること。CSR活動のスタイルも本当に、企業の数だけあるわけで、色々な現場の苦労話や成功話を聞くことによってディスカッションも現実に即した、より深いものになっていく。今日は、企業が社会貢献活動を自社の戦略と結びつける必要があるのかどうかという点、また会社が会社としてボランティア活動をどこまで支援すべきか、などという点が主に話し合われた。CSR活動の方向性というのは、抽象的なので、経営トップの姿勢や企業文化など、色々な要素が関係してくると思われるが、いずれにしても大切なのは、いったん自社の方針というものを決めたらば信念をもち、会社全体がそれを貫き通すという姿勢なのではないかなと思った。このように企業の社会的責任が問われるようになったということは、消費者としての責任も重くなってきているということだと思う。責任ある経済活動を行っている会社を選ぶという消費者のアクションの一つ一つが、結果的にこの社会を良くも悪くもできるんだという意識を持って生活したい。