ロス2日目
今日の夜は、私が勤めていたハリウッドボウルでのコンサートに行って来た。演奏はジョン・マウチェリ指揮、ハリウッドボウルオーケストラ、ソロアーティストはデボラ・ボイト(オペラ歌手)、ダイアン・リーヴス(ジャズ)、バーバラ・クック(ミュージカル)で、3分野をカバーした、バラエティに富んだプログラムだった。私がインターンとしてジョン・マウチェリのアシスタントをできたのはとても貴重な経験だった。普通オーケストラはポップスやクロスオーバー的なプログラムにそこまで力を入れないのだが、彼は音楽のジャンルに固執することなく、良い音楽を聴衆に一番聞きやすい形で提供することに、とてもこだわっていた。もちろんマウチェリは曲と曲の間のトークも抜群に面白い。簡単に話しているように聞こえるが、その裏にはかなりのリサーチをしている。(ネタ集めはいつもかなり大変だった…)「また行きたい」と聴衆に思ってもらえるようなプログラム作りって本当に大切だと改めて実感した。プログラムの最後はオーケストラの音楽に合わせた花火でしめくくられた。