ラリホ－商会ジャパン公式ホームページ

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• アイラモルトの王者

  「アイラモルトの王者」ラフロイグは、ご存知のとおり、昔ながらのフロアモルティングを行っている蒸溜所です。 　蒸溜所のロケーションに因んだネーミングである「湾の窪（ラフロイグ）」では、近くにあるグレンエッジデールの丘（Glenegedale Moss)に専用のピート採掘場をもち、良質のピートを切り出して使っています。 　煙たなびくキルン、はにかんだ屈強なモルトマンたち、塩辛い海風、ここには旨いモルトを造るための手札が全て揃っています 　手頃に楽しんでから、アードベッグを語ろう（予算総額：２００００円程度） 　まずは、オフィシャル物の「ラフロイグ 10年 43%」。 　「アドテン」が４６度であるのに対し、「ラフテン」は４０度と４３度のヴァージョンがあります。 　ここでは迷わずに４３度の方を選んで戴きたい。 　２０００円台ならＯＫです。 　colour　 濃い黄金色 　nose　 　爽快なピート香、フェノールやヨードを思わせる潮の香り 　body　 　ミディアムボディー 　palate　 口当りはドライで滑らか、味わいは辛口でややオイリー 　finish　 どこか塩辛い海藻を思わせる独特のアフターテイスト 　個人的にはpalateに、ちょっと違う感じを持っていますが、上記が事実上の「公式Tasting Notes」になっています 　次も、黙って同じオフィシャルの１５年を飲んで下さい。 　１０年一昔と云いますから、１０年で変わるのは当然としても、人も５年で変わるようにモルトウィスキーも５年の熟成で変わります。 　是非、上記の「ラフテン」と飲み比べて下さい。 　そのボディまでが変わってしまったことに気が付けば、熟成の意味と凄さを肌で感じることが出来るでしょう。 　シェリー樽熟成のスモーキーさも知ることが出来ます。 　４０００円台で入手出来れば不満はありません。 　colour　 淡い琥珀色 　nose　 　濃密なピート香、潮の香り 　body　 　フルボディー 　palate　 口当りは甘美で滑らか、味わいは力強くドライでオイリー 　finish　 ピートのきいた豊かで温かなアフターテイスト 　このTasting Notesには、私は異論がありません。 　ここまで来れば、一気にオフィシャルの３０年と行きたいところですし、そのチョイスに誰も文句はつけられないでしょう。 　ただ、３０年物は高価ですし、カスクストレングスの味も知っておきたいので、ここではエイカーダイクの「ラフロイグ　1988　58.8%」をお薦めしておきます。 　今ならまだ何とか１万２千台くらいで、手に入ると思います。 　同程度のクラスですと、キングスバリーの「ラフロイグ･キングスバリー　ケルティック　1988　59.1%」、バーボン樽熟成で長いフィニッシュが秀逸ですが、こちらの方がむしろ手に入り易いのかも知れません。

  Oct 26, 2005

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• チェットは空を飛べたか？

  　本来はトランペッターに分類しなければならないとは思いますが、甘い歌声がＬＯＶＥなもので、ここはヴォーカリストとして紹介させて戴きます。 　「ジャズ界のジェームス・ディーン」、「クールジャズの象徴」、「悲運のトラッペッター」こと、チェット・ベイカーは、兵役除隊後、ロサンゼルスのクラブに出演していたデクスター・ゴードンと一緒にプレイをさせてもらったのがプロデビューであった。 　その後、バップの創始者チャーリー・パーカーに見いだされ、ジェリー・マリガンのカルテットでアイドルと化した。 　ポーリン・ケールと並んで高名な評論家であるレックス・リードは『彼の歌は、無邪気な甘ったるさで女の子たちをなぎたおした』と評した。 　映画「夜が泣いている」の、ナタリーウッドとの主役競演話をＭＧＭがが持って行ったが、チェットはそれを蹴るほどのモテぶりたったのだ。 　まるで耳元で囁くようなソフトな感触の歌声は、ロマンティックなダンディズムを、男性である私にも感じさせてくれる。 　甘く切なくて、そしてはかない歌声！ 　その歌声に似て、チェット・ベイカーの人生は、その後、頂点からはかなく急降下をしていく。 　麻薬常習者として、身も心もボロボロだった６０年代、１９７３年に奇跡のカムバックを果たしたが、１９８８年５月１３日金曜日に、宿泊先のアムステルダム「オランダ・ビート・ホテル」の２階の窓から転落して謎の死をとげた。部屋には、ヘロインが残されていたと云われている。 　チェット・ベイカーが鳥になった日！ 　もしかしたら、ヘロインを飲んだチェットは、自らを鳥に化して、２階の窓から大空へ飛び立とうとしたのではなかったのだろうか？

  Oct 20, 2005

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• mixiは楽しい

  mixiはＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーク・サービス：無料ですが会員の招待がないと入会出来ない）ですから、楽天さんとは競合しないと云う前提でお薦めします。同好の方々と本当に気軽にお話が出来るので、とても楽しいです♪私は今、５つもコミュニティを自分で立ち上げて楽しんでおりますｖｖもし、まだmixiに参加されていない方がいらっしゃいましたら、私がご招待致しますので、ＢＢＳにでもその旨をご記入下さい。

  Oct 19, 2005

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• コートにすみれを　

  「コートにすみれを　（Violet For Your Furs）」 　冬のマンハッタンには雪が舞い降りていたんだ 　舗道には、薄く氷も張っていてさ 　でも恋の魔力が、そんな天気だって一瞬で変えちゃんたんだ 　君の毛皮のコートの襟に、僕が買ったスミレの花を飾ってあげたら 　少しだけど春が感じられたってこと、憶えてる？ 　１２月だったのに、まるで４月のような気分になったよね 　雪は花のうえに降り積もってから、そして溶けてしまった 　その雪は、まるで夏の花びらに落ちた露のように見えたってことも 　君の毛皮のコートの襟に、僕が買ったスミレの花を飾ってあげたら 　冬空に陽光が射したってこと、憶えてる？ 　君は可愛らしく微笑んでくれたよね 　あの時から二人が完全に恋に落ちちゃったこと、僕には分かっていたんだ 　君の毛皮のコートの襟に、僕が買ったスミレの花を飾っってあげた時から 　得意の意訳モ－ド全開で失礼しましたヽ(･ω･○) 　上記の曲は、天才弾き語り作曲家として有名なマットデニス作曲の「コートにすみれを」です。 　マットデニスと云えば、「エンジェル・アイズ」、「エヴリシング・ハプンズ・ トゥ・ミー」が直ぐに浮かびますが、この「コートにすみれを」もまた、私は名曲だと思っています。 　マットがトミー・ドーシー楽団の専属アレンジャーだった1941年に、フランク・シナトラをはじめ、ジョー・スタッフォード、コニー・ヘインズなどの所属歌手のために作曲したバラッド、冬の定番ラブソングにもなっています。 　ちなみに「スミレ」の花言葉は「温順・謙虚・慎み深さ・愛・純潔・誠実・小さな幸せ」だそうです。 　宝塚が大好きな私は、「スミレ」と云う言葉に過剰反応してしまうので、出来る限り冷静に聴いているのですが、ついついメロディーラインに惚れぼれとしてしまいます☆ 　シナトラのCapitol盤（「Song for Young Lovers」1953年）は外す訳にはいきませんが、ビリー・ホリディのColumbia盤（「Lady In Satin」1958年）も、スインギーなシナトラヴァージョンと比べて、これが同じ曲なのかと疑うほど切なさが伝わってきます。 　その歌声は亡くなる前年のもので、ビリーが肉体的にも精神的にもボロボロの状態だった頃に録音されています。 　最後にインストのお薦めとして３つだけ挙げておきます。 　John Coltrane　“Coltrane” （Prestige） 　J.R.Monterose　“Straight Ahead” （Xanadu） 　Red Garland　“Groovin' Live” （Alfa Jazz）

  Oct 19, 2005

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• 魔法の７柱

  　バランタインの「魔法の７柱」をご存知でしょうか？ 　スコッチ・ウイスキーの名門バランタイン社が、「ザ・スコッチ」と賞賛される「バランタイン17年」のブレンドを完成させたのは1937年のことでした。 　まろやかで豊穣、力強くて奥行きがあって、それなのに瑞々しい！ 　この４０種類を超える異なるシングルモルトのハーモニーは、正に奇跡でした。 　人々は、この「バランタイン17年」のブレンドの核をなした、 ７つのシングルモルトを「魔法の七柱」と呼び、賞賛しました。 　「魔法の七柱」とは、スキャパ、ミルトンダフ、プルトニー、バルブレア、グレンバーギ、グレンカダム、そしてアードベッグのことです。 　シングルモルト入門と云うことで、次回以降、この「魔法の七柱」を語ってみたいと思います。

  Oct 18, 2005

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• じみーに復活！！！

  　７月３日以来、消息不明になっておりましたラリホーが、今日、じみーにブログに復活しました♪　暫くは肩慣らしになりますが、これまで同様、宜しくお願いしま～す♪(*^・^)ノ　エヘッ

  Sep 14, 2005

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• 

  変換するに能わず

  　そっか　この言葉も変換ＮＧなんだ！「詩集　オーパーツ」の入力作業をしていて、幾度となくＣＰでは変換できない漢字や単語に出くわしました。　ルビもふれないし、変換出来ても機種依存文字だったりで、そんなに難しい言葉を使っているつもりはないのですが、３０年前には単なる少し古めかしいだけの漢字や単語でもＩＭＥスタンダードの辞書には存在していないのです。　辞書のレベルを上げれば記載は出来るんでしょうが、それもきっと機種に依存しそうですし、このあたりがオンライン文芸の難しいところなんでしょうかね。　詩の場合、どうしてもその文字でなければならない時がありますから、かなり辛い感じがありましたが、割り切ってしまえば、かえって古臭さがなくなって新鮮な印象に仕上がった気もしております。　結局、試行錯誤のうえ、本文記載の言葉を、ルビによって別の意味の言葉で読ませているものはルビの表現を優先し、漢字変換が出来ない文字や単語は「ひらがな」で表記し、古い漢字が辞書にない場合は、新しい略された漢字が雰囲気を破壊しない場合はそのまま使用し、雰囲気を阻害する場合は、「ひらがな」で表記しました。　詩はどちらかと云えば、エモーショナルなものですから、あまり難しい漢字や、表現はかえってマイナス面が多いのですが、ここ１番の時は、他の文字には代替性がありません。　「小説」の場合は、もっとそういう面が有るのではないでしょうか。　まあストーリーとか内容が勝負でしょうから、関係ないといってしまえばそれまでですが、それにしても、ＣＰの語彙の少なさに改めて驚いた次第であります。　純文学もそうですが、ＢＬや普通のライトノベルとかも人気があるので、私は必ずしも若い人の活字離れが深刻であるとは思いませんが、ＣＰになければその漢字や単語に触れる機会が激減しますので、その微妙な味わいの違いのようなものが感じることが出来なくなることは、日本語文化の損失のように思うのですが、皆さんのご意見は如何でしょうか？ 今日、「詩集　オーパーツ」に２編追加しました(*^_^*) 　　↑「詩集　オーパーツ」です！　

  Apr 4, 2005

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• 

  第４位

  　人気ＡＶ女優の「桃咲あい」さんのブログを抜いて第４位に！　って、これは「Ｇｏｏｇｌｅ」の表示順位のお話でして、或るところで「ログインＩＤ」を「ｍｏｍｏｓａｋｉ」にしたら、既に使われていますという表示が出たので、試しに「桃咲」で検索してみたら、 何と　813,000 件中４番目に「ラリホー商会ジャパン公式ホームページ」が表示されているではありませんか！　これには正直云って驚きました。確かに最近、僕は相互リンクコーナーを設けたけど、それ以外にこれといったＳＥＯ対策もしていなかったし、またする気もないので、こんなに上位に記載されているとは全く思ってもいませんでした。　「桃咲あい」さんのファンの方ごめんなさい。でも他の上位表示は、全て彼女ばかりだからお愛嬌ってことで・・・　そこで調子に乗って「ラリホー」で検索してみたら、こちらの方は 13,900 件中の第２位の表示になってました。　これは、わずか２か月にも満たないブログに不相応な表示順位で、嬉しさよりも申し訳ないような気持ちになりました。　まあ、普通、「桃咲」や「ラリホー」で検索して来る訳ではないと思いますが、「Ｇｏｏｇｌｅ」に連動しているディレクトリー型のサーチエンジンがあるのでしょうか？　知らないうちに、かなりの数のサーチエンジンに表示されているようでして・・・　検索エンジンのロボットって、どういう基準でＨＰを発見し、上位表示を決めるのかは分かりませんが、きっと３週間前くらいに一斉に表示されたのだと思います。　その頃から急にアクセス数が増えて、それまで１日２００アスセスくらいだったのが１０００アクセスを超える日が何日も続きまして、時々、アクセス記録表示 を見るのですが、３分の２くらいは、楽天さん以外の方でして、ＯＣＮ、ＤＩＯＮやその他色々なプロバイダーさんの所からみえて戴いておりますが、お名前などが表示されませんし、数人の方を除いて、あまり書き込みなどもされないようなので、ちょっと残念な気もしております。　そしてヤフーの方は当然ながら、検索エンジンなどの関連表示はありましたが、本体は登録されていませんでした。　当然だと思いますし、もっとおみえ戴く皆さんに気に入っていただけるブログになるまで、ヤフーには掲載されない方がいいと思っております。　これだけの方に来ていただいて、皆さんが、少しでも時間を費やして戴くわけですから、個人のブログといえども、これからも「独りよがり」にならないようにしたいと強く決意した今日でした。　これまでご訪問いただきました全ての方に、深く感謝致しますと共に、これからも「ラリホー商会ジャパン公式ホームページ」をどうぞ宜しくお願いいたします！　　P.S. ヨハネ･パウロ2世のご冥福を記上からお祈り申し上げます今日、「詩集　オーパーツ」に１２編追加しました(*^_^*) 　　↑「詩集　オーパーツ」です！　

  Apr 3, 2005

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• 悩殺だったら

  年度末でこの３日ほど仕事に忙殺されておりまして、今日も日記はお休みします！今から打ち合わせなもので（泣）忙殺ではなくて悩殺の方だったら良かったんですが・・・あれゴメンナサイ！失言でした。所詮今はこの程度の思考力しかないもので￣(=∵=)￣　　　　　お許しくださいませm(__)mペこ　　　

  Mar 31, 2005

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• 

  ごめんなさい

  今日は仕事で帰りが遅くなりますので、日記はお休みします（汗）「オーパーツ」に２編追加しました^^　　 　　↑「詩集　オーパーツ」です！

  Mar 28, 2005

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• 

  迷宮のように

  　接待慣れしている会長さんなだけに、料亭やクラブを一切使わない、手作り感に溢れる「お店のラインアップ」と「おもてなし」に、いたく感激されまして、昨夜の接待は、無事、成功裏のうちに終了しました。　僕が経営している会社は、従業員１００名足らずの中小企業（勿論、ラリホー商会ではありません・・・笑）ですが、従業員全員がとても仲が良く、いつも笑い声が絶えない会社でありまして、創業者である僕を含めて全員が、日頃ユルい分、何か事があると、すごい結束力と行動力を示す変な会社であります。　従って、日記に書けば面白いだろうと思うネタは、会社での日常生活の中にゴロゴロしておりますが、このブログは、僕の個人的な趣味のブログですから、会社や業務に関する話題は極力しないように決めております。　ただ、昨夜は、思ったとおり、お客さまの満足度は、おもてなしに使った金額の多寡に必ずしも比例する訳ではなく、工夫次第で、いくらでも安く且つ大いに喜んで戴ける「やり方」があるという、ごく「当たり前」のことを再認識させられた夜でした。　ただ、工夫するにしても、「やみくも」にやるでは、やはり安定した好結果は出ないことが多く、ちょっとした「考え方」や「コツ」のようなものがあると思います。　そして、その前に、工夫の対象になる素材（昨夜の例では、お連れするお店やおもてなしの内容など）を、工夫する人自身が、しっかりと自分のものにしておく必要があります。　そういう意味では、僕は何でも試してみる癖があって、それが「良い癖」なのか「悪い癖」なのかは分かりませんが、色々と失敗がある分、良い勉強になりますし、時には宝の山を発見することもあるわけです。　そうは言っても、それはあくまで「お試し」なのであって、深追いは禁物ですし、良い結果が出ても、一旦、撤退するか、最低でもホールドした状態で、もう一度、自分自身で再整理して、よく納得してから、本格的な取り組みを始めるようにしております。　このブログについても、全く然りでありまして、現在、暇を見つけては、ｗｅｂ上の色々な仕掛けに積極的に参加しております。　その結果、僕のブログのトップページは、我ながら気品とポリシーを著しく欠いた構成になっていると強く認識はしておりますが、元々、「淋しがりや」の僕にとっては、こういう雑多な空気は嫌いではありません。　むしろ、夜店や横丁、チャイナタウンや歓楽街の小さな路地裏などの空気は、僕をとてもうきうきした気分にさせてくれる大切なものなのです。　「この先、一体どういう展開になるのだろう？」　とわくわくドキドキできるのは、とても幸せなことだと思います。　ブログ歴５０日程度という、超駆け出しの僕にとっては、心ときめく冒険の旅であっても、ｗｅｂ歴が長いベテランの方から見れば「なーんだ」ということなのでしょうが、毎日、色々な発見があって、ブログを始めて本当に良かったと思っております。　こらからも、ブログに割ける時間に、かなりの制限はありますが、気長に少しずつ、「試しては吟味し」、「吟味してはまた試す」ことを繰り返しながら、小さな路地を抜けて、地下へと続く暗い階段を下りたら、突然大きなカジノがあったというような、「わくわく感」がある迷宮のようなブログにしていきたいと思っております。　　P.S. 「０円の百科事典 AII ABOUT DATA BASE　free encyclopedia」 　　　　　 出来ました！　　　　　　私の「マイヤフー」からデータベース的なホームページのみを　　　　　　「楽天ブログ」に移植しております(＾0＾*　　　　　　ご活用戴ければ、大変嬉しいです☆(*^-^*)　　　 　　↑「０円の百科事典にＧＯ！」

  Mar 26, 2005

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• 今日はお休みします

  今日はお休みします　今、トイレからモバイルでＵＰしてます。　今日は。弊社の有力クライアントの会長さん（東証１部上場）が、おみえになって、今、中洲で接待してますが、ご年配なので、早々に宿泊先にお帰りになると、タカをくくっていたのですが、そのお店をすごく気に入られて、とても今日中に終わりそうな雰囲気ではないです^^　従って、今日の日記は、お休みさせて戴きます！　昨日は不覚にも眠ってしまって、コメントとかＢＢＳとか戴いておりましたが、何も返信出来てません！　明日、必ず、ご返事させて戴きますので、今日は笑ってお許し下さいませ！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラリホー桃咲

  Mar 25, 2005

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• 

  大型こんぷにサンクス

  　僕はプログラマーではありませんし、ましてＳＥでもありません。　ただ、ＣＰがまだ、ＩＢＭの「大型コンピューター」しかなかった時代から、ＣＰとは仕事上の関わりがあって、「フォトラン」とかは勿論書けないけど、当時は「コボル」が出始めていて、僕のような究極の素人にも、何とか馴染める言語だったお蔭で、せっせと「コボル」を書いては「データ」を取らされておりました。　社内でも「情報システム部」の若手などは、楽々とこなすのですが、もともと左脳がイカレてヤバイうえに、「人事労務部」所属の僕には、すごく地獄的な日々でした。　当時は、「大型コンピューター」に１センテンスごと、「ジョブコン」というカードに「命令」を自分でタイプして、「デバックルーム」で「大型コンピューター」に、作った「ジョブコン」を喰わすのですが、それはホントに「食べる」という形容詞がピッタリンの光景ではありましたが、それからが緊張の瞬間が来るのです！　当時は、幾ら「デバック」といっても、高価な「大型コンピューター」を動かすことに変わりはない訳ですから、エラーを出そうものなら、部外者の素人だと言っても、容赦なく寄ってたかって「非難の雨」を浴びる訳です。　僕が、「ジョブコン」を喰わそうとしら、「走ったら教えてね」と言い捨てて、ベテランのプログラマーの皆さんは一斉に「タバコを吸い」に出掛けたりします！　何もそこまでしなくても、とは思うのですが、一発走り率が２０％台では、文句も言えず、「エラー」が出ても、どうせ「デバックルーム」は僕独りなんだからと、開き直って、あれやこれや修正を試すのですが、ほとんど彼らが帰ってくるまでに、復旧したことはありませんでした。　その日は徹夜をして、全部のセンテンスを、１００回以上チェックしても原因が分かりません。　「ジョブコン」を手が滑って落そうものなら、それは悲惨なもので、順番がバラバラになって元の状態に戻すまで、まる半日は苦悩が続きます。　夜が明ける頃、ようやく「’」を「, 」打っていたことに気付いて、試しに行くのですが、その頃は、当然、オペレーターも帰っておりますので、磁気テープを何本も抱えて、自分でサブコンを立ち上げるのですが、毎回、本当に「神様」に祈りました。　特に翌日に「ＯＳ系」を修正した本番が走る前などは、「サブ」とは言っても、明日メインに何か支障が発生したら、「本番」にスライドされるＣＰですから、立ち上げの失敗に留まらず、深刻なトラブルになったらどうしよう？と油汗が出ます！　　　当時のＣＰは、「グーイ」とかの発想などみじんもないので、「馬鹿正直」そのものでした。　「少しは僕の思いとかも加味してよ」とか思うのですが、無慈悲そのものでしたね！　僕の前の担当者までは、欲しいデータは「情報システム部」の技術者が取ってくれていたらしいのですが、僕の時から主管部で取ることになったみたいで、上司や先輩もチンプンカンプンだったので、ひどい目に会いました。　当時、僕は入社して５年目くらいでしたが、「捨てる神あれば拾う神あり」とはよく言ったもので、、京都大学の数学科を首席で卒業したばかりの新入社員のＨ君はじめ、「情報システム部」の若手の皆さんには、何かにつけて僕の面倒を良く見てもらいました。（この仕事をしなければならなくなる前から、一緒によく飲んでいたことも影響しているとは思いますが）　何れにしましても、そういう事があったお影で、僕は、今でも年下の人に、とても謙虚でいる事ができます。　ホントのお話で、僕には、男女を問わず、年下の友人（小学生の人とかもいます）がとても多くて、いつもワイワイ楽しくお付き合いをさせて戴いておりますが、彼らが、僕を仲間に入れてくれるのも、僕が、本心から、彼らを頼りに思うことが出来るからだと思います。「馬鹿正直」な大型コンピューターが、僕にそれなりの若さを保させてくれているのかも知れませんね。　　P.S. 「０円の百科事典 AII ABOUT DATA BASE　free encyclopedia」 　　　　　 出来ました！　　　　　　私の「マイヤフー」からデータベース的なホームページのみを　　　　　　「楽天ブログ」に移植しております(＾0＾*　　　　　　ご活用戴ければ、大変嬉しいです☆(*^-^*)　　　 　　↑「０円の百科事典にＧＯ！」

  Mar 24, 2005

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• ツァイスはかく語りき

  　はい^^ ご察しのとおり表題はニーチェのパクリです（汗）　　当然のように、今日は、ニーチェではなく、ツァイス・レンズのお話をしようと思ったのですが、最近、ある書店に立ち寄った時、岩波文庫のなかに「ツァラトゥストラはこう言った 」というタイトルが目に入って、「いくら何でもそれはないでしょ！」と激憤しました。　「ツァラトゥストラはかく語りき」は、後期ニーチェ哲学のモニュメントとも言うべき作品なんですよ！　それを幾ら分かり易く翻訳すべきだと言っても、「ツァラトゥストラはこう言った 」と改題するなんて！　岩波さん、何考えてんの！　ヒドイ、信じられない、許せない！プンプンお腹立ちにもなろうってもんです！　確かに、原題は「Also sprach Zarathustra」だから、間違いではないのですが、作者は、神を私たちは殺してしまったと断言する、ニヒリズムと超人哲学の申し子なんですよ！　僕は、これはやはりニーチェに対する「一種の冒とく」だと、思うのですが如何でしょうか？　この作品は、さすがに難解なだけに、何回も（アハ、失礼。偶然のダジャレです(^o^);)読み返して、なおも理解不能の部分が多く、読者を名峰に挑戦する「登山家」の気分にさせる名著で、シュトラウスは、よくこんな前人未到の霊山を「交響詩」に出来たものだと感動していたのに、「ツァラトゥストラはこう言った 」では、全国各地にある「○○富士」と同じになってしまうではありませんか。　「ツァラトゥストラ」とは、ゾロアスター教（拝火教）の開祖「ゾロアスター」のドイツ語表記ですが、おっと、この話を始めるとすごく長くなってしますのでここで止めます。　何れにしても、「ツァラトゥストラはこう言った 」では、「蛸が入っていないタコ焼き」と言うか、「風の谷のナウシカ」が、「風の戦士　Warriors of the Wind（ナウシカは何処に行っちまったんだ～？）」と訳されたのもヒドイかったですが、こちらの方がもっとヒドイです！　１日も早く、元の題に戻して欲しいと心から念願致します！　と言うことで、昨日は、薄曇りの天気でしたから、絞りを開放気味にすれば、雰囲気のある写真が撮れそうだと思い立ちまして、ニコンの「一眼レフ」デジカメを持って、風景写真の撮影に出掛けたのでした。　ところが、途中で地震に遭遇してしまい、すっかり創作意欲が萎えてしまいまして、近場の温泉で独りマターリとしてから帰りました。　僕は、デジカメを手にすると、いつも、「サラ金」から借金までして買った、ヤシカの「コンタックスＳＲＴ」の事が思い出されますので、今日は、このお話をしようと思っていたのですが、日記に変なタイトルを付けたばっかりに、すっかり長くなってしまったので、このお話は、次回にしたいと思います。　ところで、１９７５年に不死鳥のごとく甦ったこの「伝説のカメラ」は、国産ですが紛れもない「ＣＯＮＴＡＸ」でしたから、憧れのツァイス・レンズが使えたりもした訳です♪　

  Mar 21, 2005

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• ゆれるまなざし

  　いつものように、「ゆれるまなざし」と言っても、1976年秋の資生堂ＣＭ曲（小椋　佳　歌：作詞：作曲、　 真行寺君枝　出演 ）ではありません。　眼差しが揺れたのは、実は僕でして、今日、マイカー運転中に、震度６弱の地震に見舞われたからです。　地震が始まった瞬間は、日頃の不摂生がたたって、「脳梗塞」か「脳血栓」か、何かしら身体に大きな異常をきたしたと思い、「短かったけど、まあまあ楽しい人生だったし、辞世の句は明るいものがいいかな？などと考えておりましたら、車全体が揺れているではありませんか？　あやや、来週が６か月点検というのに、もうマイカーが故障しちゃったの？しかし、揺れていたのは、私とマイカーでけではなく、電柱から街路樹に至るまで、全てが揺れておりました。　すわ、これが「ポルターガイスト現象」か？　マイカーという密室の中では地震だと気付きにくく、道路沿いの「中古車センター」のガラスが割れ落ちたりする様は、まさしく「ポルターガイスト」の世界でした。　所用を済まして、先ほど、自宅に戻りましたら、案の定、本棚と食器棚が倒れ、人形ケースが割れただけでも掃除が大変なのに、ついでに、今夜、家で晩酌する筈の日本酒の１升瓶まで割れいるではありませんか？　家中が日本酒の香りに包まれて、それはそれで「呑ん兵衛」にとっては、贅沢なことなのですが、取り敢えず僕のお腹には入ることはなくなってしまったし、拭き取るのも、さぞや大変だろうしと、しばし呆然と佇みながら、今日の日記「桃の花が咲く頃」はお休みにしようと決めて、その旨を書き込もうとしたら、もう結構、字数が埋まってしまいました。　そしてまた今、本日１０数回目の、余震が発生しまして、片付けは、余震が治まってから取りかかるべきか、シャワーは浴びたいので、ガラスの破片などでケガをするのも嫌だから、やっぱり先に片付けるべきかを悩んでおりましたが、　まあ、明日は仕事も休みだし、幸い、別の１升瓶の方は無傷だったので、１杯飲みながらゆっくり考えることにしました。　

  Mar 20, 2005

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  朝日があたる夢

  発泡酒・アサヒ「本生」350ml（1ケース・24缶入）　　ニューオーリンズ民謡「朝日があたる家　The House Of The Rising Sun 」は、アニマルズのエリック・バートンが唄ってヒットしたことで有名になったが、他にも色々なミュージシャンが取り上げているスタンダード曲である。　ただし、今日の話題はそれではない。　鹿児島市から戻りの新幹線のなかで、昨日、アサヒビール株式会社（本社 東京、社長 池田弘一氏）が、液晶テレビ、ＤＶＤプレーヤー、冷蔵庫が一体となった「ＤＶＤテレ蔵庫」が抽選で５,０００名様に当たるキャンペーンを発表したことを知り、その感想を述べようとしているからである。　エリック・バートンは、いかにもビールを「旨く飲みそうな」キャラなので、ＣＭ起用（そういう話は聞きませんので、まず有り得ません）という線が残っている以上、全く関係がないとは言い切れないのかも知れませんが。　それはさておいて、冷蔵庫の扉に、液晶テレビとＤＶＤプレーヤーを埋め込むというのは、凄まじい発想と言わざるを得ず、わざわざ「世界初」と断わらなくても、そんな破天荒なものは、ハナから「世界初」に決まっている。　しかしよくよく考えてみると、実用性の面からも、「１ルーム」で生活している人などにとっては存外、便利かも知れない。　僕も、若い頃、ワンルームマンションで生活した経験があって、確かに、部屋を広く使うという意味では、魅力的である。　写真で見る限り、カンビールが６～８本くらいしか入らないし、チルドのスペースもないようなので、独り暮らしといえども、メインの冷蔵庫としては、小さすぎる感じがする。　従って、キャンペーンの商品ではなくて、実用品として電機メーカーが製品化するとすれば、もっと大きなものになるだろう。　それなら、いっそのこと、冷蔵庫の奥行きを大きくして、扉に、液晶テレビとＤＶＤプレーヤー、右サイドにはパソコンと、テーブルが引き出せるようにして、キーボードを取り付ければ、簡易机に早代わりするし、左サイドにはミニコンポを埋めつければ便利だと思う。　見かけは、相当、不気味なものになりそうだが、部屋を広く使う機能としては、優秀だ。　しかし、そうなれば、趣味のステーションのコア部分が冷蔵庫ということになってしまって、料理とかで、頻繁に開け閉めする時は不便かも知れない。　趣味という意味では、むしろコア部分は、ワインクーラーなどがお洒落かなとかあれこれ考えてしまうので、画期的な商品であることには間違いないようだ。　応募シール（３６枚１口）を集めて応募すると、「ＤＶＤテレ蔵庫」にはずれても、30,000名様に、『アサヒ本生』『アサヒ本生アクアブルー』『アサヒ本生オフタイム』『アサヒ本生ゴールド』の全４ブランドをセットにした「本生オリジナル２４本セット」が当たるという内容なので、これからの「お花見」シーズンに如何だろう？　しかし、どうせなら、「怖いもの欲しさ」で、「ＤＶＤテレ蔵庫」に当りたいものです。 　　　 　

  Mar 17, 2005

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  干渉的感傷

  　ワタクシ、昔から必ず、冬になると突然「感傷的な気分」になることがありまして、それはきっと、天体の引力か地磁気とかの変化に、ワタクシの心が反応している結果でありましょう（んなワケないか？）　若い頃は、そういう時には、好んで「ひなびた温泉宿」に３日ほど泊まりに行くことにしておりまして、湯治に来ている「おじいさん」や「おばあさん」とお話したり、朝風呂から地元のお酒を飲んだりすると、ケローりと嘘のように元気になるのが常でした。　ところが、中年になるにつれ、仕事が忙しいこともありますが、そういう感傷的な気分は「大人らしくない」とか、もっと言えば「男らしくない」とか、深層心理が生意気にも考えまして、ワタクシの表層意識に断りもなく、干渉して抑圧してしまうようになりました。　一昨日がまさに、センティメントが奔流してきた日でございまして、ワタクシ自身が、感情を持て余しながら、色々なサイトをサーフィニングして気を紛らわしておりました。　その時、オオとひらめきまして、「お気に入り」にマーキングはしたものの、久しく整理していない「おびただしい」リンクのジャングルを発見しまして、「これを整理すれば滅入った気分もスカッとなるかしらん！」　目論見は見事に的中しまして、たちまちワタクシは、その作業に没頭し始めました。「マイヤフー」と併せて整理をすると、とても晴れやかな気持ちになっていくではありませんか？「この成果を自分ひとりで独占しては申し訳ない」と気が付きまして、ＨＰ開設２６日目で、リニューアルになった次第であります。　動機が不純な「０円の百科事典」ではありますが、末長くご活用戴きますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。　　 　　↑「０円の百科事典にＧＯ！」　

  Mar 7, 2005

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  決めたってばブギ

  　う～ん　先月、軽いノリとはずみで「日記」を始めてから、今日でもう２５日目になった。 　 面倒臭がり屋の僕にしては、奇跡的によく続いている。　とりあえず頭をナデナデしておかなきゃ！　しかし、改めて読み返してみると、よくもまあこんなに、脈絡もなくチャランポランな話題ばかり書いたものだ。アンタもしかして精神分裂症？　　おまけに、前編だけで「尻切れトンボ」になっている日記が３つもあった。　うん、僕にとって、何かを書くってことは「インプロヴィゼーション（即興：ジャズ性の本質かも？）」そのものだから・・・　言葉って、ホントに都合よく出来てると思う。　言い方ひとつで、単なる「こんなんが出来ましたけど」が、まるで「インテンショナルな芸術」だったように聞こえてしまう。　　僕は、１６歳の時に、そうした言葉が持つ「暴力性」に嫌気がさして、書くことを拒絶し、決別したのではなかったのか？　時代が過ぎて、今回、本当に久し振りに「書く」という行為を実行したが、その触媒が、ペンからパソコンという装置に変遷していたために、僕の中のトラウマが目を覚まさなかった！　　実際にやってみると、感覚としては「書く」というより「打つ」に近い。　うっ！　これって大丈夫かも？　少し自信が出てきたよ♪　それから、もうひとつ、そしてそれが最も大きな要素だったと思うのだが、楽天さんのプログが、ひとつの劇場になってるってこと。　僕の劇場は、むちゃ小さな小屋ではあるけれど、お客様が観に来てくれたり、ひょっこり、お友達が楽屋に遊びに来てくれたりする。　ＢＢＳ　、コメント、トラックバック、うん、劇場には沢山の仕掛けがあって、全然、淋しくなんかないよ。　書くことの、どうしようもない孤独感が襲ってこない。　僕の心の「ハードディスク」に、かつて所有した物たちが、鮮やかに保存されている事は知っていたが、思い出のような「出来事系」も違うフォルダーにちゃんと「デフォルメ保存」されていたんだね。　日記をつけてるうちに、そのことにも気が付いたよ！　僕は、青春時代を「不良」というステージで、中年時代を「リーマン」の姿と化したビジネスシーンで、それぞれ一種の恐怖症の裏返しとして「ひた向き」に走り抜ける存在だった。　そして、今回、初めてふと立ち止まってみたら、そこの踊り場から、自分の過去が、ひとつの風景としてはっきりと見えた。　その風景は、その時とは違う形をしていて、異なる意味まで付加されていた！　「過去」はただ酸化していくだけの一歩通行。そして、酸化するということは腐れていくことと同義だと信じていたけれど、その多くは、むしろ日本酒のように醸されていたんだね！　意外や意外！　あれだけ嫌で仕方がなかったことが、今では愛おしく思えるよ。　「日記」では、心の中のデフォルメをデコードして、元に戻したけど、これからはデフォルメされたままを抽出していこう。　折角、仕込まれたお酒を、元の酵母と麹に分解するなんて馬鹿げているからね。　　そのままを言語の領域にコピペしてみよう！　この劇場の中ならきっと大丈夫！　どんなものが出てくるのか？　自分でも分からないけど、勇気を持ってやってみよう！　　でもホントを言うと少し怖い？　うん、確かに！　でももう決めたってばブギ・ウギ。　　

  Mar 4, 2005

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  ロータス

  　人々は「ロータス」という言葉から何を連想するだろうか？　ストレートに「蓮の花」が一番多いかも知れない。　その色もピンク、ホワイト、イエローと人それぞれだろう。　或いはまた、７０年代に「スーパーカーブーム」の火付け役になった、「サーキットの狼」の主役が乗っていた「ロータスヨーロッパ」を思い浮かべる人もいるに違いない。　僕の場合は、文句なく「マジック・ザ・ギャザリング（以下ＭＴＧと略する）」という、トレーディング・カード・ゲームにおける最高峰のカードである「ブラックロータス」を連想する。　今は随分と安くなって、１枚が３～５万円位で手に入るらしいが、当時は１枚８０万円くらいで買う人もいた。　ＭＴＧプレーヤーにとっては「憧れのカード」であったが、このカードは、その効果が強過ぎて「ゲームバランス」を崩してしまうため、公式競技には使えない、所謂「禁止カード」でもあった。　従って、完全にコレクターズ・アイテムである。　どこの世界にも、カード１枚に大枚をはたく人はいるもので、いつぞやは、世界最大のオークションサイト「eBay」で、遊戯王の或る１枚のカードが23000ドルで落札されたと聞いた。　僕がＭＴＧにハマっていたのは「テンペスト」というエキスパンションセットが発売になった前後なので、結構昔のことのよう思えるが、僕の人生の歴史の長さで考えれば、つい最近のことである。　対戦相手は中学生か高校生で、　時には小学生が相手のこともあった。　少なくとも中年は私ひとりである。　この頃は、僕の頭の中が「ＭＴＧのデッキ」の事で真っ黒けになっていた時代でもあった。　僕は、時には高価なものを買うこともあるが、それは「高級品」であって、そのデザインや機能が優れていると認められるために購入する。　例えば有名人のサイン入りであるとか、骨董的価値が高いとか、その物が本来持っている価値とは異なる要素で購入することはない。　どちらかというと、そうした物は「博物館」等で見る方が、精神衛生上も良いので、僕の場合ほとんど所有欲が湧かない。　ところが、「ブラックロータス」は今でも欲しいのである。　１枚の紙に過ぎないから、決して「高級品」ではない。　機能面だけなら、もっと凶悪な「禁止カード」は他に星の数ほどある。　じゃあ何故？　「う～ん・・・やっぱり欲しいから」　結局、論理的な理由はなく、憧れなどのエモーショナルな理由に起因している。　くだんの「eBay」で２５０万円超でカードを１枚落札した人も、案外、単純にそれが欲しかった以上の理由はないのかも知れない。ブラック・ロータス　（アーティファクト）　0　レア　　Black Lotusを生け贄に捧げる: 色を1つ選ぶ。あなたの　マナ・プールに、選んだ色のマナ3点を加える。　　　

  Feb 27, 2005

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  ルイジのこと（前編）

  　 古い話ばかりで恐縮ですが、サイゴンが陥落し「ベトナム和平」が成立した１９７５年は、僕にとっては「１０年分くらい」の色々なことがまとめて経験できた貴重な年でした！　当時、僕は「ボーンマス　Bournemouth」の語学学校に通っていて、濃密な３か月間を過ごした。　ボーンマス市はイングランド南東岸に位置するリゾート地で、語学学校のメッカにもなっていて、世界中から学生が集まってくる、街全体が国際学部のような雰囲気を持った都市であった。　僕のアコモ（Accommodation：ホームステイ先といえば聞こえはいいが、実際は下宿に近いです）は、左隣の部屋がスペイン人女性のピラ、右隣の部屋がイタリア人のルイジ。２人とも正真正銘の「ラテンの血」を有する超明るい楽天家で、僕も前世が多分ラテン？なもので、朝から３人共、ハイテンションでぶっ飛ばします！　ランドレディ（ホームステイ先の、受入れ責任者は普通その家の奥さんで、この奥さんのことを「ランドレディ」と言います。旦那の方は「ランドロード」。レディはともかく、幾ら何でもロードは大袈裟すぎ）は、まだ食べ終わっていない僕たちに「シー　ユー　レイター　アリゲーター！」と言うのが日課になっていた。　その言葉自体は、別れ際に使う、全然面白くない「オヤジギャグ」のようなものだが、要するに「ランドレディ」は、「いってらしゃい」の挨拶を先にすることで、　「あんたたち、いつまでもピーチク喋ってないで、さっさと学校に行ってしまいなさい！」とおっしゃっているのである。　そんな３人だったので、大の仲良しでしたし、同じクラスの皆も（アラビックのアブドラ君を除いて）全員がチームワーク抜群で、そのうえ９人いた日本人の結束も無茶固かったです。　僕はわずか２～３週間の短い間に、多くの友人を得て、それまで突っ張ってたことが嘘のように氷解し、本当に優しい気持ちになれました！　そんなある日、ターキーの語学学校から、優子さんという人がボーンマスに遊びにやって来た。　彼女は、９人いた日本人学生のうちの「或るひとりの女性の親友」で、僕より半年近く先に英国入りしていた女性だ。　長い黒髪とモデル系のすらっとした体型、クオーターかなと思うほどエキゾチックな風貌を持った爽やかな女性であった。　日本人全員で地元の「ディスコ（今でいうクラブ）」で歓迎会を催したのですが、その時、たまたま居合わせたルイジが、優子さんに「ひとめぼれ」していまい、それからが私も巻き込まれて、男同士の友情もからんで、板ばさみを経験しました。　いくら「ラテンの血」が通っているからと言って　「どうして、そんなに簡単に「ひとめぼれ」になれるわけ？」　「ひとめぼれ」というものの本質が、元々そうしたものであるのかも知れないが、自己紹介で１言、２言喋って、彼女のジントニックを持ってきてあげただけだというのに・・・　確かに優子さんに限らず、ヨーロッパの男性に日本人女性は無茶苦茶モテる。そのモテ方はハンパではない！　それにひきかえ、日本人男性はヨーロッパの女性に悲しいくらいモテない。「そこまでするか」というくらい無視されてしまう！　無口で謎めいた微笑が、日本人女性の場合は文字通り「ミステリアス」と映るのに、日本人男性の場合は単にキモイだけみたい。　それって男女差別では？　次回は、その「親友ルイジ君」の「ひとめぼれ」の顛末についてリポートします☆　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回にびーこん￣(=∵=)￣

  Feb 25, 2005

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  絶滅した左脳

  　僕の脳は全て右脳で形成されているらしい。左脳を使う作業がからきし駄目なのだ。　ただ幸いなことに、僕の場合は仕事も日常生活も、左脳を使わなければならない場面が極端に少ないために、僕個人は何とか絶滅せずに済んでいるが、僕の左脳の方はとうの昔に絶滅してしまった。　　この状況で、一番困るのは、何か好きな事をしたいと思った時に、それを実現するために左脳を使用しなければならない時だ！　それで、先日も、悪戦苦闘のうえ、右脳だけを使って幾つかのコンテンツをここのＨＰにアップしたのだが、自分の日記のページを見て驚いた。　トップ自由覧で使われている、ボックスでいうところmargin部の色が、日記の背景に勝手に使われてしまっているのだ。　誤字脱字をチェックしようと思って、「新着一覧」の自分の日記から入ったのだけれど、ダークグレーの背景に紺色の文字で書かれていて、読みづらい事この上ない。　僕自身が途中で眼が痛くなって、チェックすることを止めてしまった！　「オイラ何か悪い事をしたっけ？」　幾ら考えても思い当たるふしがない。ブラウザーに問題があるのかしらん？　「これでは、折角、オイラの日記を見に来てくれた方が乱視になちゃうよ！」　この楽天広場さんに、軽い気持ちで入会してから２週間になるが、だんだん気に入ってきただけに、ブルーな気持ちになってしまった！　いろいろいじくってはみたが、そこは所詮、左脳を持たない男。うまくいく筈もない！　その日はヤケ寝して、翌日、トップ欄のカレンダーから日記のページに入ったら　「あれあれ、いつの間にか正常に戻ってるよ！」　でも、「ｄｉａｒｙ」から入ったら、また悪夢が再現した。　「一体全体どうなってるんだよう？」　どなたか、左脳をお持ち合わせの方がいらっしゃいましたら、お助け下さいな！　そういえば、僕の左脳は、いつの頃から絶滅したのだろう？　生まれて暫くの間は確かに存在していた筈だ！　数学という学習が、まだ算数と呼ばれる次元まで、確かに僕の左脳は普通に機能していて、結構得意な科目だったのだ。　あれは多分、１２～３歳の頃、√（ルート）とういう概念が教科書に現れた頃だった！　当時、ＮＨＫが放送した外国テレビドラマの「ルート６６（新しいフリーウエイに主役の座を奪われて去り行く、古き良きアメリカがモチーフ。当時、シカゴとＬＡを結ぶ大幹線道路であるルート６６はアメリカのモータリゼーションの象徴だった）」と何か関係があるのかと思って、興味を持って授業を受けたが、いくら勉強しても「ちんぷんかんぷん」で、さっぱり理解できない。　そこで、ルートという概念が、どういう所で社会的に役に立っているかを知れば、少しはイメージが湧くだろうと考えて、担任教師に尋ねたら、　「そんなことは、もっと大人になって考えなさい！」　と叱られた。　質問内容が挑戦的だと受け止めたのか、それとも教師として答えることが出来ないことを生徒に悟れれたくなかったのかは分からないが、かなりキツイ言い方だった。　　爾来、僕の左脳は収縮を開始し、ついに機能を停止してしまった。　担任教師の言葉どおり、大人になった今、√（ルート）のことを考えるてみるが、依然として理解できない。　担任教師の教えが間違っていたのか、左脳が絶滅した状況では物理的に理解することができないのか、今となっては検証することができなくなってしまった。　　　

  Feb 21, 2005

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  物に囲まれて生活すること

  僕は独りっ子だったせいか、好きな物に囲まれて生活することが好きである。　子供の頃は、書物に囲まれて生活していたし、高校時代はジャズのレコードが所狭しと並べられていた。　その後も、僕の部屋はリスニングルームになったり、完全に油絵のアトリエと化したり、カメラ用品に埋もれて暮らした事もあった！　中年になってからも、ダーツの競技場だったり、小学生に混じって「マジック・ザ・ギャザリング」のデッキを構築する研究室だったり、最近はマジック用品で一杯になっている。　ただ、矛盾するようだが、僕は物への執着心は極端に少ない。少なくとも所有欲はほとんどないに等しい！　その証拠に、暫くするとそれらの物は、全て誰かにあげるか、次の品物を購入するために売り払ってしまうからだ。　それはマイブームが去って、飽きてしまったからでは決してない。　それだけ用具を集めた趣味は、その後、ただの１度も興味が醒めたことがないからだ。　むしろ、熟成に向かっているかのように、自分の精神の中で、関心度が高まっていく。　醸されるその過程では、まるで所有することが邪魔であるかのように。　僕にとって、物は友達と同義語である。　その物たちは僕の部屋に遊びに来ていた大切な友人だったのだ。　友人はパーティが終われば、それぞれ帰途につく。　幾らもっと長く一緒に居たいと思っても。　僕は、それが自然なことだと思う。　従って、それらの物をあげたり、処分する時、まるで友人に挨拶するようにひとつひとつに、僕を楽しませてくれて有難うと感謝の意を捧げる！　僕は、あまり記憶力はいい方ではないが、所有した物は驚くほど、ひとつひとつを克明に記憶している。　現実には所有していなくても、僕の心の倉庫の中には保管されているのと同じなのかも知れない。　従って、つくづく自分でも損な性格だと思うのは、レンタルが出来ないことだ！　どうせなくなってしまうのだから、レンタルで済ませれば相当安上がりだったろうにと今更ながら損な性格を疎ましく思うが、反面、物たちにもし心があれば、僕の友情は理解してもらえるだろうと思う。　そう、しょうがないや！　この性格は！　だって君たちと僕は友だちだからね！　５０歳を過ぎて、この先、僕は一体どんな物たちと出会うのだろう？　人との出会いにも似て、わくわくする気持ちが抑えられないこの頃でもある。　

  Feb 16, 2005

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  ネオペットって最高

  　私がＰＣを始めた２０年近く前は、勿論、ハードやソフトウェアも高価でしたが、インターネットに繋げる環境を手に入れるでけでもかなりの出費を強いらた記憶があります。　そういう意味では、本当に隔世の感がありますが、最近では、ある程度のコンテンツは「無料」がスタンダードになってきました。　とは言え、日本ではスポンサーがつきにくい事もあって、なかなか完全無料とはいかないようです！　そういうなか、「ネオペット」は凄いですね♪完全無料です！「ネオペット」は言わずと知れたNeoPets. Inc (本社：カリフォルニア州)が運営する、世界最大の無料オンラインコミュニティで、真剣にやりだしたら大人も完全ハマる事請け合いです☆　何しろアイテムだけでも半端な数ではありませんし、遊び方も多彩で、毎日がディズニーランドにみたいなものです（ちなみにディズニーもスポンサーのひとつです）　最近は週末はひたすら「ネオペ三昧」で、お蔭で出費が極端に減りました！　どうも飲み屋のママさん方からは恨まれているようですが・・・　まだ初心者ですが、ネオペの話題も掲載していきたいと思います！　歓迎！無料＆完全無料！neopets

  Feb 15, 2005

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  オヤジな夜は更けいく

  　昭和５０年代もそんなに深まってはいない、むしろアーリーな年に、それまでさんざ遊んだ事もあって、その罪滅ぼしの意味から、オイラは或る大企業に入社しました。　そこからリーマン人生がスタートした訳だけど、最初の直属上司が、或る飲み会で「とんでもハップン、歩いて１８分！」ってオイラに言った時には、うっと呻いたまま固まってしまい、笑おうと努力すればするほど頬の筋肉が悲しく引きづるばかりだった記憶があります。　ご本人は、オイラのリアクションにすごくウケたと解釈して、満足そうな笑みを湛えながら「君はオーバーなんだから！」と言って、もう１個、何かオヤジギャグを言おうとしましたが、思いつかずに、また別の話の輪の中に消えて行きました。　とんでもハップンというは、思いがけないことがあった時に使われた言葉で大泉滉氏が起源（ナウな死語辞典より）らしいのですが、適切な状況で使用されていなかったために、あれは一体何だったんだ？とオイラの記憶に長く残りました。　何故１８分なんだ？１２分じゃ駄目なわけ？最悪な推理小説を読まされているような暗い気分になりましたが、「ジュウハチフン」と発音するのではなく「ジュウハップン」と発音した時に謎が解けて、ああハップンという言葉を掛けてたんだと気が付きました！　正確には、「今、とんでもなくハプニング性が高い出来事が目の前で起ったんだよね！その驚きの気分がオーバーフローして１８分とシャレてみたってわけ」だったんです。　でも、それって幾ら何でも略し過ぎ！そういう発想そのものが無いから、知らない人は誰も分からんちゅうに！　その点、酒井法子さんの「のりピー語」は、「い」が「ぴ」に自動変換するなど、文法に忠実で好感が持てますし、何より語感が可愛いですよね！　「うれピー」「かなピー」などが代表的ですが、形容詞も豊富で「マンモスうれピー」「ありんこかなピー」も雰囲気出てるし、「いただきマンモス」の対語？の「ごちそうサマンサ（これはのりピー作ではないかも？）」も女の子らしい感じがしますね！　それに比べて、ローカルではありましたが、オイラのジャズの仲間内では、何かをゲットした時、「ビンゴ！」のように親指を立てて「いただきマンボ！」って言うのが流行しました。　こちらからは何か汚ならしい印象を受けてしまうのはオイラだけでしょうか？　その後も、オイラの４ドアセダンに、助手席を折りたたんで前ドアから後部座席に乗り込もうとしたり（だから４ドアだってば！）色々とオイラを驚かせてくれた直属上司でしたが、オイラもいつの間にか、その年になっていることに気が付いて、背中に冷たい何かが走り去りました！ 　　

  Feb 12, 2005

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  焼酎の花が咲く頃

  　もう今から３５年くらい前になりますか？オイラがまだ世の中の穢れを知らない「天使のような青少年」だった頃、はじめて「焼酎」なる飲み物を口にしたのは！　　当時の日本は、既に高度成長へ向けた助走段階に入っていて、表面的には平和と経済繁栄を享受できる喜びを謳歌していましたが、その深層心理のなかでは、まだまだ先の敗戦で受けた精神的ダメ－ジから多くの大人が完全なる脱却を成し得ていませんでした。　従いまして、九州南部地方を除いて、「焼酎」といえば「カストリ焼酎」を連想する人も多く、飲みすぎると目が潰れると本気で忠告する人がいる始末で、現在のように日本中で愛飲されるスピリッツに成長するとは誰も予想出来ませんでした。　オイラは、当時、博多で２番目に古い歴史を持つ「中州券番」で芸妓の卵として「立方」を修行していた３歳年上のある女性と知り合いまして、勿論、その頃のオイラに座敷をあげる財力があるはずもなく、プライベートで「ママゴト」のような恋愛をしておりましたが、それでもデート代を稼ぐべく、高校の学業の合間を縫っては結構ハードなバイトに精を出しておりました☆　この女性とのお付き合いからは、短い期間でしたが、「地方における粋」とは何なのかをはじめ、色々な「気付き」が自分のなかに起こりまして、折がありましたら稿を改めて彼女の事についても触れてみたいと思っています。　話は戻りまして、その日、所謂「日雇い人夫」として福岡県の土木事務所（確かそんな名前だったような）の仕事に雇われまして、詳しいことは分りませんが、命じられたのは倉庫から業者さんが積み出していく材木の数を、２人で数える仕事でした。　業者さんは事務所で手続きを済ますと、勝手に倉庫から材木を積み出すので、その数に不正がないかをちゃんと数えてチェックする仕事でした。　まあ、究極の肉体労働が大半の「日雇い労働」で、初めての知的労働だったのでオイラはラッキーと思っていましたら、上には上がいると申しましょうか、一緒に雇われたもう一人の何とも怪しげな「オッチャン」は、事務所の知り合いから、今日どれだけ積み出されるかを事前に聞き出していて、その数字よりも少し少なく報告すればそれでいいんだと宣告しました。　そのため、オイラたちから仕事をしなくてはならない必然性が失われて、オイラはその「オッチャン」と、ひなが１日「賭け将棋」をしなくてはならないはめに陥りました。　オイラはオヤジの影響を受けて、当時でも囲碁の方は日本棋院の初段の免状は持っていましたし、碁会所でも２段で打ってそうそう負けませんでしたので、多分、実力はアマチュアの３段くらいのだった筈ですが、将棋の方はほとんど本格的にやったことはなくて、２級か３級位の腕前だったんでしょう！それでも学校の友人とかに負けた記憶はありませんでした。　その「オッチャン」との「賭け将棋」は１番３００円の可愛いものでしたが、超早指しで、午前中こそ勝ったり負けたりでしたが、午後からは、毎回、いい所まではいくのですが、最後に鮮やかな手筋を決められて、連敗につぐ連敗で、夕方にはもうその日のバイト代はすっかり巻き上げられてしまいました。　オイラも碁会所で、時には下手に指導碁を打つこともあったので、２人の実力に相当の差があることは直ぐに気づきましたが、何ともそのオッチャンの「巻き上げ方」には優しさと気品が漂っていて、何より負けてもワクワクしてしまうスリリングなものでした。　ついつい２０番近く指してしまいまして、最後には正真正銘のオケラになってしました。　そして仕事が終わって、その「オッチャン」は、オイラを近くの「角打ち（酒屋さんのカウンターなどで立ち飲みする場所）」に誘ってくれまして、元々はオイラのバイト代でだったのですが、今は所有者が変わってしまったお金でお酒を奢ってくれれました！　そこでオイラが日本酒の２級酒を熱燗でコップ注文したら、「日雇い労働者」がそんな高級な酒を飲んではいけないと、オッチャンから厳しくたしなめられまして、壱岐産の、今思えば甲類の焼酎をクーッと２杯ほど「一気飲み」させられました。　えっ？２級酒が高級なお酒？そうだったんです！２級酒は正１合１１０円で、焼酎は７０円って書いてあるではありませんか？驚きはその後も続いて、オッチャンは３杯目から、とてもこの世のものとも思えない「とんでもなく臭い」お酒をオイラに薦めてて、自分も半分ストレートで飲んでから後は、お湯を注き足してまた飲み始めました！　オイラも最初の半分を鼻をつまん飲みましたが、正直、吐きそうでした！これが噂のカストリ焼酎か！ところがお湯を注き足してからは、独特の芳醇な「上立ち香」に加えて、芋が持つコクが日本酒とはまた異なる旨みを醸し出していて、これは旨い！旨い上に極端に安い！お湯割りにすれば７０円で２杯も飲めるではないか！オイラは先刻までブツブツ言っていたことも忘れてその焼酎の銘柄を尋ねました！それは「白波」という銘柄でした。　オイラたちは焼酎を６杯ずつとスルメを２枚ずつ、それに「ちくわ」を１本ずつ食べました。　いつの間にか、周りはすっかり夜になっていて、「角打ち」の主役も「日雇い労働者」から「会社帰りのサラリ－マン」に変わっていました。　オッチャンは帰りしなに、オイラにしわくちゃの５００円札を掴ませると「また遊びにこいよ！お前は将棋の才能がある」と言いました！　結局、そのオッチャンとは、それから会うことはありませんでしたが、その時が、オイラにとって、少し切ない青春の味がして、そのくせどこまでも心優しい「本格芋焼酎」と３５円の幸福に出会った初めての夜になりました！　　　

  Feb 10, 2005

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• 旦那！９０カウントですぜ！

  　ありゃー！デザインテンプテートの変更ってワンクリックだったのね？なーんだ楽チンじゃん！楽天さんって、もしかしら、全てが楽チンなのかな？名前もそれポイし・・・段々とそんな気になってきたよV（＾0＾）　　思えば１５年位前に、初めて作ったホームページは最初の訪問者に来て貰えるまでに１か月近くかかったんだよな！　　うお－カウンターが動いてるって大騒ぎしてたら、それって前日、自分が飲み屋の女の子に自慢するためお店からアクセスした分だったって「苦い思い出」もあるもんね！　でも、それが時代が変わって、アップから３６時間で９０カウウトですぜ！旦那！９０カウント！　全く内容なんてないのに、とりあえず来て貰えることの凄さと、その数だけ失望を生産してしまったことへの反省がスゴク心の中で交錯してます￣(=∵=)￣　つうか、こんなことならコンテンツをよく考えて、じっくり製作してからアップすれば良かったヨ！　だって来てくれた９０人の方は、パフェークもうリピートしてくれないもんね！どうスベー？　まあ、やっちゃったモンはしゃーないか？　今日からしっかりするしかないんだよね！　でも、お試しの軽い気持ちで始めたオイラは、一体何を書けばいいんだ？　あっ！そうだそうだ！オイラは十分すぎるくらいに歳を取ってるんだから、若かった頃の事を書こう！死語と知りつつ使う「ヤング」という言葉の破壊力ひとつを考えても、昔の事って発掘すると案外役に立つんだよね！　「古きを訪ねて新しきをを知る」って懐古趣味のイヤな奴だけに与えられた特権だと思ってたけど、要はナントカと一緒で使いようなんだよね！　「現代むかし話」！うん！結構イイじゃん！これにするべ！　でも、日記ってもしかしたら、その日にあった事を書くもんだったような？だよね？　昔のことを書くのは「日記」じゃなくて「回顧録」って言うんだよ!　カイコロク？何ともジジむさい響きだね！「楽天回顧録」！まあアリかも知れないけど・・・ちょっとね！　自分史っていうのもナルシストの塊りみたいでキモイし、やっぱ雰囲気いいのは「日記」でしょ！　うん！昔の事を書く「日記」があったってイイじゃんか！かえって個性的かも？うんそうするべ！　「桃の花が咲く頃」って１年のまだ浅い時期だし、日記のタイトルともそれなりに合いそうだしね！　コホン！それでは皆さま、明日から「ラリホー桃咲のアポン・ナ・タイム千夜一夜物語」のはじまり！はじまり！　

  Feb 9, 2005

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• わーい！訪問してくれた人がいたよん♪

  　ぎゃー！昨日、ほとんど理解できてないままに作成した「とんでもＨＰ」に２５人もの方が訪問してくれてました（驚＆感激）やっぱ楽天さんて凄いのネ！　こりゃ、ちょっと気合入れないとヤバいかも？　ということで、今日から真面目に日記つけます！￣(=∵=)￣　まずは、昨日、勢いで設定したＨＰのテンプレートを変更しなくっちゃ☆　色目がクールだと思って衝動買いしたんだだけど、よく見ると「メリークリスマス」って文字が入っているではありませんか・・・！　幾らなんでも気が早すぎ！　つうことで、早くも模様替えを！でも一体どうすりゃ変更出来るんだよう（泣）

  Feb 8, 2005

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• まだ桃の花は咲いていないけど

  ひゃー今日から「桃咲日記」をつけることにしました！何とも生まれてこのかた一度も「日記」なんて書いたことがなかったのに！この「究極の面倒臭がり屋」が一体どうしちまったんだろう？これは何か悪いウィルスが私を蝕んでいる証拠だわ！ヤベー！つうことで今日は初日だし、まあこのくらいで許しておいてあげるかな？

  Feb 7, 2005

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