全身麻酔ってホニャララ。
こんばんわ。 痛みが・・・まったく引きません。こんなに痛いものなのだろうか。 自分だけ?と不安になります。もう2週間経ってるのにもしかして甘えすぎ? 今日、チョロっとスーパーにいったら(チョチョに乗せて行ってもらって)やっぱり痛いっっ。 夜ごはんのあと痛み止め飲みました。 そして、今チョチョが釣りに出かけてしまったのでなんだか心細くて日記を書くことにします。(ちょっと痛み止め効いてきた~。) 忘れないように、全身麻酔の全貌を明らかにしよう。 周りでは、「麻酔は寝ている間にやるから、前後のことはあまり覚えていない」という人がいるんだけど(昔、全身麻酔したうちの母も言っていた) いやいやいやいや、鮮明に覚えていますよ。前後のこと(笑) まず、下剤を前日に飲んで、夜中ずっと腹痛に苦しんでたことは書きましたがようやく下痢が止まったのは、手術当日の11時半ころ。 このままでは、手術室で移動するときにも何かでてしまう!!(何かって・・・なに) って心配してました。けど、とまりました。安心しました。 12時に、麻酔が効きやすくするお薬を飲むようにいわれ粉薬1包と、粒2錠を渡され、「えっ。これをこれだけの水で??粉もあるし。飲めない飲めない、ムリムリ・・・」って位の少量の水で(おちょこ2杯くらい)しかも 「もし飲めたら、お水は半分でやめてください。」と看護師さんに言われ。。。 「ムリに決まっている!!!」と、心の中で思いながら、ぐい飲みした。 水の少なさに 姉も、ビックリしていた。 全身麻酔で、前日から絶飲食なのに、こんな直前に水のんでいいの?って思ったけど・・・いいんかい。ほんとに。(いまだに疑問) それからはなぜか、妙にアクビが止まらず、10分おきくらいにアクビしていて、アクビのせいで涙も出て「手術が怖くて泣いてると思われたらどうしよう」と余計なことまで考えていた。 1:30からの手術で、1:15に「それでは手術室に行きますね~」と、ストレッチャーにのるようにいわれ、気が早いチョチョは(もう本当に落ち着きがなく笑えた) 「いってらっしゃい!!がんばって!!!」 と手を振ったが、看護師さんに 「あ、御家族の方、手術室の前まで一緒に行きますから」といわれていた(笑) エレベーターを待つときも、チョチョは「先生!!何時間で終わるんですか!!?」と聞いていた。 それムンテラの時に聞いたし。3時間って言ってたし。 先生も、看護師さんも、みんな苦笑い(笑) 手術室に入るとき、「では、行きますね、御家族の方はここまでです。」といわれ、急に私も焦ったのか緊張したのか、チョチョに「頑張って!!!!」 と早口でいわれて 「おう!!」 といった(笑) 親父か(笑) その「おう!!」が、自分では予想もしなかった「おう!!」だったので自分でちょっと笑えたし、チョチョも 「えっ」といって笑っていた。 手術室に入るなり、「旦那さん、すごく緊張してましたね(笑)御本人さんは余裕があるのに(笑)」と主治医に言われた。 手術室に入ると、6~7人それぞれが、それぞれの担当をテキパキとこなしていてマスクをかけてくれる人、心電図をつける人、点滴を入れている反対の腕にもルートを確保しようとしている人、「私これやります」「はい、これお願い~」「こっち通すよ~~」 とか掛け声ばっちりで、「オペ室のナースと、麻酔科ってすごいな~~」って感心しました。 それで、マスクをつけた麻酔科の先生が、明らかになんか位置がずれてて 「ちょっとちょっと、すごいずれてる!!」って思ってたら、違う麻酔科(多分ベテラン)の先生が「マスクのはめ方違うんじゃない?」って指摘してて、あわててその人は付け直してました。(それもなんだかイマイチ) 頼むよ、新人か? その指摘した麻酔科のベテランぽい先生が「なにか気になるところはありませんか?」といってきて、すかざず私は「マスクが・・・変」と、またも微妙なズレが気になり、マスク着用にうっとうしいくらいこだわった(笑) なぜならマスクが下のほうで、浮いていたから。 そこから麻酔が漏れて、麻酔の効きはじめが遅くなったらどうしてくれよう!!と思ったからだ。(たぶんそんなことはない) どんだけ神経質なんだ・・・。 美容院で、頭洗うときにガーゼがずれてアゴで直すかのようにマスクを移動させようと思ったが、気を利かせてベテラン麻酔科の先生が聞いてくれたので頼んだというわけです。 それから、「点滴から少し麻酔を入れますので、体が熱くなって頭がボーっとしたら教えてください。」といわれて 「はい」 としばらく待つと・・・ 本当に体が熱くなってきた。 そして、徐々に頭がボーーーッっとしてきた。 「ああーーー。頭が・・・ぼーーっと・・・ホニャララ・・(してきました)」 「してきました」 といいたいのに、いえなかった(笑)ろれつが回らない。 それが自分の中で1番面白かった。「私、今言えてないっ!」って思った。 それから、主治医が、ななななーんとお腹を消毒し始めた。 冷たいイソジンでお腹をぬりぬりしていた。 そのとき、まだ私は ホニャララになっていたけど意識はあったので 「あーーー先生!!まだ麻酔が効いてないですよおおおおお!!」「まだ始めないでええ!!」「やめてーーー私が意識があることに気づいてーーー!!」 ↑全身の力が抜けていて、すべて口に出せず心の中で叫んでいた 「ああーーー!まだ切らないで!絶対痛いから・・やめ・・て・・・・・zzzzz(眠りにつく)・・・」 という感じでした(笑) 目覚めたら、ここは南極か?というくらいに寒くてガクガク震えていました。 ブルブルではなく、ガクガク、ガタガタという感じ。 あまりの凍えぶりに、主治医が「かわいそう、はやく毛布毛布~」といってくれ、毛布を沢山かけてくれました。 「痛い?」といわれて、気管内チューブが入っていた喉はガラガラ声でめっちゃおっさんのような声で 「・・・いだい・・・です・・・」 といった。 その瞬間、有無も言わせず筋肉注射をされた。 そしてオペ室を出たら、チョチョが心配そうな顔で私の顔をのぞいていた。 ああ~長く書き過ぎた~~ 以上、手術入室から終わりまでの記録でした。(長いわ)