新書ベストセラーランキング
久しぶりの新書ランキング~今年に入ってからの新書ベストセラーランキングです。【1位】 『親の品格』 坂東真理子 PHP研究所 【2位】 『女性の品格』 坂東真理子 PHP研究所 【3位】 『大人の見識』 阿川弘之 新潮社 【4位】 『いつまでもデブと思うなよ』 岡田斗司夫 新潮社 【5位】 『日本人のしきたり』 飯倉晴武 青春出版社 【6位】 『お金は銀行に預けるな』 勝間和代 光文社 【7位】 『日本の10大新宗教』 島田裕巳 幻冬舎 【8位】 『年収崩壊』 森永卓郎 角川GP 【9位】 『脳が冴える15の習慣』 築山節 NHK出版 【10位】 『逆境を生き抜く『打たれ強さ』の秘密』 岡本正善 青春出版社 新書のタイトルって、時代を反映していて面白いですね。今の日本人が何に興味を持っているのかが良く分かるような気がします。上位は昨年からあまり変わってませんが、一つ興味深い現象がありました。毎年今頃の時期になると、新入園・入学関連の本が一気に売れ出すのですが、その象徴でもある『小学一年生』と一緒に『親の品格』を並べてみたら、『親の品格』の売れ行きがさらに加速しました。う~む。なんだか良く分かるような気もしますが・・・で、私も新書フェチなので最近も次々と購入しているのですが、ランクインしているのは7位の『日本の10大新宗教』だけ。あとは残念ながらランク外でした。(『日本の10大新宗教』は読む本が多すぎて後回し 笑) でも、中には面白いのがありましたので、ちょっと載せてみます。 『牛丼一杯の儲けは9円』 坂口孝則 幻冬舎 サブタイトルは『『利益』と『仕入れ』の仁義なき経済学』とあります。このなかなか売上が上がらないご時世、売上一辺倒で利益を追求するのは難しい。なので、仕入れをコントロール(経費を抑える)することによって利益を出そう、という考え方。これが、『仁義なき』とある通り、ややブラックな手法を取っているのが面白かった。例えば、あるラーメン屋。通常はラーメン一杯に麺を100本使うべき所、98本にしてしまうとか。お客は2本くらい気にならないのかも??でも、ラーメン屋はその分確実に利益は増えますね。なんだか現実にもありそうな話で思わず『怖~』と思いましたよ。それに比べて本は値引きなしの定価販売ですし、分量をインチキするなんて当然出来ませんから(笑)、そ~いう悪いことは出来ませんが。最近はノートもお菓子も何でも値上げ値上げの状態です。そんな中、価格は据え置きでも質が落ちていたり、量が減っていたりするかも知れませんよね。果たしてそれに気づくだけの情報を我々は持っているのかと。もっと賢くならないといけないのかと、読んでてちょっと面倒くさくなりました(笑)食の安全面もそうですが、消費者が安心して購入出来るような世の中を目指さないといけませんね。インチキは絶対ダメだぞ~・・・そうそう、今日はお休みもらって家を購入するための申込みをしてきました。とにかく書類の多さにウンザリ~でも、上のラーメン屋みたいにインチキされると嫌なので(笑)、テッテー的にチェックしてきました。あとは銀行の審査待ち・・・早ければ来月引っ越しっす!!