手品屋祭り(その1)
ブログを更新出来なくなって随分時間が経ってしまいました。気がつくと1月も放置していました。(^^;;;さて、9月24日に手品屋の「手品屋祭り」に行ってきましたので、その様子でも。手品屋は、名古屋は大須に新しくできたマジックショップで、店頭販売は勿論、インターネットショップも開いています。自分は、メルマガに登録していますが、ショップには足を運んだことが有りませんでした。今回、手品屋の開店一周年記念の「手品屋祭り」を聞きつけ、初めてショップへ様子を見に行きますと、商店街通りを少し外れた角地の2階に店を構えていました。店内はぎっしりとマジックグッツで埋め尽くされて、物色するにも苦労しそうな勢いの狭さに感じました。以前にTVで大須商店街を紹介するような番組があり、それに手品屋も映っていた覚えがありますが、そのときは狭さを感じなかったので意外な思いがしました。店に行ったときは、既に常連さんも居ましたので、グッツを物色するには難しそうでしたから、「手品屋祭り」だけ申し込みをし帰った次第です。受付の相手をしてくれたのは若い男性だったのですが、奥には若い女性がいらっしゃって、私の質問にはその女性が答えてくれます。こういう専門店では気むずかしいオヤジがつきものなのですが、若い男性と、とても美人な若い女性の2名での対応に、これまた意外な思いがして店を後にしたものです。このあと「手品屋祭り」に参加して、その女性が店長さんだと知り再度驚きました。(^^;;;店で売り物を尋ねれば、ほとんどの物を店長が実演もしてくれるとの話もあり、対応も良いのだなぁと感心もしました。マジックグッツ販売に人だかり、、、会場は満席状態桂川新平氏ディラーショー上口龍生(Ryusei Kamiguchi)氏マジックスクールの先生秋本正氏さて、会場である「アパホテル」に行き、エレベータを降りると凄い人だかりが出来ています。そういえばパンフレットには、お買い得なマジックグッツ販売があると書いてありました。そこに沢山の人が集中しているようです。少し内容を紹介しますと、・バイスクルポーカーサイズ4個 1,000円・シルク 30cm アソート12枚 1,500円・シルク 45cm アソート12枚 2,400円・シルク 45cm アソート 5枚 1,000円・シルク 60cm アソート12枚 4,800円・シルク 60cm アソート 5枚 2,000円などなど、、、殆ど半額か半額以下。私もバイスクルとシルクの一部は、勿論買いました。会場に入ると席は満席状態。しまったぁと思わず思う瞬間でした。なんでも100名ほどの予定だったものが、沢山の申し込みがありどんどん膨らんで200名ほどになってしまったようです。時間になりますと、オープニングセレモニーで、女性デォのPrankishによるダンスとマジックショー。この内の1人が、手品屋の店長さんです。そのあとに華々しく登場したのがオーナーである将魔氏。大がかりなステージマジックを披露していただいたのですが、いかせんステージが低くて演技が観にくい上に、席が横に広がっているので演技を斜めから見るとタネが丸見えになってしまい面白さも半減。このオープニングセレモニーが終わりますと、会場を移動して、クローズアップマジックを間近で見せていただきました。そのクローズアップマジックは5名のマジッシャンが入れ替わり演技していただけます。最初は、桂川新平氏。名古屋でカードといえば桂川新平氏とのこと。自分もカードはある程度囓っているので、タネは解るだろうなぁと思いつつ観ているのだけども、どこでどうしたのか全く持って解らなかった。素晴らしい演技に感動ものでした。次ぎにディラーショー。(マジッシャンのお名前の記録が無くすいません)ペットトリックというマジックを演じて頂けました。これはTV「うたばん」で、ムッシュ・ピエール氏も演じたことがある、選んだカード(サインしたカード)が、未開封のペットボトルの中から現れるマジック。もちろんペットボトルのキャップは未開封ですので、開けるときにパキパキって音がします。これは気になっていましたので、私も買って帰りました。(笑)これを演じる要は、カードバニッシュ。パームを自然にできないなら、代わりになるものを考えないと人前で出来ません。この時の演技見本は、まったくその瞬間の気配が感じられずに見事にやられたという思いでした。(笑)上口龍生氏では、The Magic Knot(スライディングシルク)の演技と、エッグバッグの演技を見せていただきました。スライディングシルクは、2つのシルクを幾らきつく縛っても、一瞬でほどいてしまうマジック。最後には、一瞬で縛ってしまうマジックまで見せていただきました。続いてのエッグバッグは後半のマジックレクチャーで教えていただけるマジック。卵が布袋に入れると、一瞬で消えたり戻ったりします。上口龍生氏は、演技の巧妙さもさることながら、話術がすごく楽しい。かなりの個性派で、人を不快にすることなく廻りに笑いを呼び込みます。一発で大好きなマジッシャンになりました。続いてマジックスクールの先生。カードマジックの幾つかを見せていただきました。いままで独学でDVD観ながら学んでいましたが、DVDでは学べない幾つかのマジックがありました。もちろんタネなど解りません。手品屋のマジックスクールに入ると、、、とおもうと、ついグラってくるものがあります。(笑)最後は、秋本正氏のマジック。3つのスーパーボールを使ってのマジック。秋本正氏は、つい前日まで肺炎で入院されていた、病み上がりの状態での出演。咳がまだまだ納まらないような状態でした。それでも技のキレには全くかげりがなく、マジックにはストーリーがあって聞いているうちに不思議な現象をみてしまう、そんなマジックでした。ここまでで、「手品屋祭り」の午前の部が終わり。会費で出るお食事はパック詰めのお握り2個でしたが、わずかな金額で格安のグッツを買え、今までに見たことのないマジックの数々を見せていただいて、午前だけでも充分に満腹状態。「手品屋祭り」の後半は、(その2)に続けます。