歌え!フィッシャーマン
2001年 ノルウェーベルレヴォーグ男声合唱団ストーリーは、人口1,200人の漁業の町ベルレヴォーグで、1917年に創設された男声合唱団。メンバーは、96歳と87歳の兄弟“ストランド・ボーイズ”を中心とした30人。様々な境遇の男たちが集まっているこの合唱団は、誇りとユーモアに満ち溢れている。彼らはカフェを経営し、定期的に開かれる歌のリハーサルを楽しみにしながら過ごす毎日。そんなある日、合唱団はロシアの都市ムルマンスクのコンサートに招待されることになる。コンサート会場は予想を上回って超満員。本番を前にして緊張するメンバー。しかし、緊張を解く間もないまま、いよいよ出番がやってきた…。本国ノルウェーでは7人に1人が観たと言われてるヒット作です。しかし7人に1人って微妙ですよね(笑)。ドキュメンタリー映画って事もあって淡々と時間は流れていきます。それぞれが演じてるわけではなく、素の自分をさらけだしています。おもにベルレヴォーグ男声合唱団のメンバーへのインタビューがメインになってるけど、このインタビューの中で見せる男達の昔の自慢話などは意地を張ってるようで面白かったです。老人達に可愛いって表現したら怒られるかもしれないけど、そう表現してくなります。ノルウェーって本当に寒そうです。まさに極寒の地です。そんな寒いところやけど、ここに住んでいる人達は本当に温かそうです。歌をうたってる時の幸せそうな顔をみてると人間ってやっぱり何か楽しみを持って生きていかなければあかんって思いました。これが長生きの秘訣かも・・・・。★★★★☆(4.0)