立派な見識
よくここで時間を潰して頂いている方はご承知のことと思うが、私は文句言いである。「そらおかしいやろ」と思うと苦情サーチプログラム(ウィルス対策プログラムに似ている気もするが)みたいなものが作動し、黄色いランプがちかちかしている程度までは辛抱するが、赤ランプが点滅すれば苦情アクション機能がおもむろに立ち上がる。(笑)昨日、たまたま行き当たったブログの中の一つに目が留まった。どこぞの新聞記者が、新聞に書いて出すまでもないことをそこに書いているらしいが、そこに書かれている苦情を読んでいたら、私にしては苦情をしている(ごねている)そいつのほうがおかしなやっちゃなーとしか思えなかったので、ここで皆さんとシェアしたい。(爆)しかし、ちょっと考えると、以前にヘンな女として引用したここで少し考えると、このオバハンは読売新聞が所有・管理するところの、いわゆる公共の場所でウ●コしていったことに余計腹が立ったからわざわざ書いたのだが、今回の新聞記者のブログはあくまでも一個人のブログとも言える。批判するのはどうかとも思ったのだが*「自分が新聞記者であること」「(新聞を自分のバックにしながら)ここでは人柄重視で温かみある見方で小さなものにも目を留めていきたい」をアイキャッチで展開しているブログ*Yahooのニュースの関連・派生のリンクでひっかかった以上の2点でやっぱり出そう(私が出さなくても目にする人はいくらでもいる)という判断に到る。興味のある人は原文を読んで下さい。ようするに、だ、ユニクロに対して個人的にかちんときたから横車押しているだけじゃないかとしか思えない話なのだ。出張先で1枚パンツが足りなくなり、近辺のユニクロに行ったら、ユニクロお得意の路線で2枚1組でいくらの価格設定になっているが、1枚だけをレジに持っていったら1枚では売れませんと言われたらしい。でも1枚しか要らないし、1枚で割高になってもいいので売ってくれと押し問答になったがユニクロは一貫して断った。この記者、ここで相当意固地になってしまい「たかがパンツ1枚、されどパンツ1枚(自分でそう書いている)」の気持ちで動かなかったため、店長まで出てきて平身低頭はしていたが、結1枚では売れないという結論は揺るがず。筆者は店長の顔も立ててともかく2枚をしぶしぶ買った。が、納得いかないというので、ユニクロのお客様窓口に苦情を持ち込んだというのがこの日記の主な中身。全体的に終始一貫してセコいやつだというのが私の感想だが、その中でもとりわけ臭気ふんぷんだったのが、このユニクロの店長が「お客様の声」用のハガキをくれて「ここに書いて出してみて下さい」と言ってくれたらしい。そこに対して筆者いわく一方通行のはがきではなく、双方向でないと記者としては満足できません。なのだそうだ。さすがは新聞記者だ・・・と、誰かここで思う人、います?新聞記者だということによっぽど(余分な)プライド持っているのか、記者だからこういう場合のアプローチも厳密で正しいと思い込んでいるのかしらないが、ヤなやつだ。そして、そのお客様窓口に電話してパンツは1枚でも売るべきだ、そう言ってきたお客もいるはずだ、という誠にご大層でご立派な要求を突きつける。相手は「お客様のご意見をもとにご希望に沿うよう今後の業務改善に努めさせて頂きます」返答(常套です)したものに対し「その改善はいつですか?」アホか・・・あのね、そういうお客様窓口はまずお客様の声をまず吸い上げるだけのところなんよ。それからさらに進んで「聞くだけ聞いてあげれば無視しても構わないもの」「実際にリサーチしてみて改善・検討する余地のあるもの」その他、内容ごとに処理の仕方も松竹梅・甲乙丙丁・優良可なのである。そういう常識的な発想は新聞記者という人には存在しないだろうか。で、こいつは重ねて「本当に1枚だけでも買えるようになるのですか?」と、まるで自分の希望は全部相手が聞き入れるものという前提で愚問を繰り返す。ブログのオチでは「その時、買ったもう1枚のパンツはいまだに穿いていない」そうだが、こんな筆者にパンツも穿いてもらいたくないんじゃないかとさえ思えてくる。2コ1でしかモノを買えないことで感じる不便さ、というものがないとは言わない。個人的には割高で1コで売ってくれればいいのに、と思う場面(まだそういうものに出くわしたことはない・・・いや、あったかどうか思い出せないから、あっても流してきたのだろうと思うが)があっても、それはやはりモノによりけりだ。車を1台買いに行ったら2台単位キャンペーン月間なので2台セットでしか売っておらず、但し車1台半の価格ですと言われればそりゃ困る。マンションの1軒を買おうと思って相談に行ったら、小さいマンションですからマンション全体の20軒全部を1軒の価格の50%増しで買えますよ、それ以外に1軒では売らないんですよ、などと言われたらこれも困る。でもさぁ、そりゃ理屈を言い始めたらキリがないし、どんなものにも同じ方法を取るのが公平だ、という考え方もあるだろうけど、この場合の話はパンツなのよ、ユニクロなのよ。大の大人がパンツ1枚のことでそこまでがたがた言うなんてみっともないとしか思えない。まあ、でもこういう苦情とか怒りのツボは人によって違うと言われれば結局はそういうことなのだとは思うが、筆者に最後にひとこと。アナタの今回の問題は持ってくるパンツが1枚足りなかったから起きたこと。それなら*必要なパンツの数を見誤らないだけの見通し・器量を持ちなさい(それがわからない人の書いた新聞記事って何をかいわんやでしょうよ)*足りないパンツ1枚で大騒ぎする前に、穿いたやつは自分で数枚手洗いして補充しておきなさい以上