御用達。
むかしむかし、九州で「幻の銘酒を飲む会」で活動させてもらってたころ、大好きでよく飲んだ吟醸系のお酒がありました。特に好きだったのは奈良の山鶴、新潟の越の井月(せいげつ)緑川酒蔵の「緑」、言うまでもない清泉の「亀の翁」、秋田の出羽鶴「刈穂」、一緒にお酒造りも手伝った熊本山鹿の千代の園「神力」、9号酵母の元祖「香露」、岡山の「酒一筋」富山の満寿泉、出羽桜の「雪漫々」、宇都宮の四季桜、香川金毘羅の「悦凱陣(よろこびがいじん)」などなど・・そして今宵の一献、宮内庁御用達、福井の「黒龍」。「いっちょらい」吟醸 黒龍酒蔵本日は明石の昼網で、鯛、鯵、太刀魚が手に入りましたので、この食材には、基本アル添の吟醸ですが、なかでも特別昔から大好きで良く飲んだこいつをば実に7,8年ぶりに。酒米は五百万石。すっきり爽やか。コクもちょうどいい。う~んジャストフィット。長らくも高品質は宮内庁御用達の証。ここはかの有名でカルトな大吟醸もありますが、特別な肴があるときはこの「いっちょらい」がいい。(福井の方言で一張羅のこと)ぽん酒お好きでしたら飲んでみてちょーらい(笑)。