ナルニア国物語2
白い魔女役のティルダ・スウィントンは、あの不思議な映画オルランドに出ていた人だった。とっても存在感があり、剣を振り回して戦う姿も様になっていた。オルランドは16世紀末、エリザベスI世の寵愛を受けて、不老不死を誓った青年貴族 オルランドの、5つの世紀をまたがる時間旅行の物語。終生の友の契りを結んだ、大使として赴任した先の東洋の王に死なれ、昏睡に陥って目覚めたら、百年の歳月が過ぎさり、しかも女性になっているという驚くべき展開!この映画で一番驚いたのは、5つの世紀を不老不死で生きることより、途中で女性になって しまたこと。ちょっと衝撃的だった。人として生きるには、男も女も要らないし、また要るんだというパラドクスがなんとなく分かったように思った。映画でも、本でも電車の中のつり広告でも、その時に目にするもの耳にするものの中には必ずといっていいほど自分に必要なメッセージを知られてくれている。それを感じられる柔軟性のある心でいつもありたいと思っている。ナルニア国物語では、なんと言っても洋服ダンスの扉の奥に不思議な国が存在していると言うこと。気づいた者だけが、そこへ行くことを許される。しかし、そこへはいつも行けるわけではない。これって、私たちのハートの扉のことじゃぁないんだろうか?誰にでもハートに扉がある。だけれども、ほとんどの人がそんなこと全然知らないから興味もない。それぞれの人が、それぞれのハートの扉を開いたら、きっとそこにはその人だけのナルニア国が存在しているんじゃぁないんだろうか?そして、そこへ行くことを自分に許した者はたとえ1度しか行けなくても、その国で体験したことを思い出すだけで、いつでもどこでも幸せな気持ちを思い出せ味わえるとのではないだろうか。----- Original Message ----- From: >To: ??????@cocoa.plala.or.jp>Sent: Thursday, March 30, 2006 11:32 AMSubject: 30日の日記