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[薀蓄―中国語っ。] カテゴリの記事

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• 薀蓄204-『秋老虎』っ。（＋『中秋節』）

  あついぃぃ～～。先日、旧暦の８月１５日は『中秋節』（じょんちゅーじえ）皆で満月を見ながら、『月餅』（ゆえびん）を食べる日である。涼しい秋の夜長、満月を見ながら故郷に思いを馳せる･･･、といいたいところだったのだが、これがすっごく暑い。こんなときに限って使用不可のクーラーを恨みつつ、汗だくだくで授業。まさに『秋老虎』（ちゅーらぁおふぅう＝厳しい残暑）な日であった。＜補足＞＞『秋老虎』（夏が過ぎた後の）ひどい残暑を表す言葉。「秋」が「虎」だなんて変なの、と同僚に言ったら、「日本の「冬将軍」も変じゃん。」と切り替えされた（笑）＞『中秋節』関連ネタ以下を参照くださいな。薀蓄49-中秋節っ。薀蓄50-月餅の食べ方っ。薀蓄51-５つの『仁』っ。＞「９月１８日」関連ネタ薀蓄56-9月18日。（＠柳条湖事件）

  2005.09.18

• 薀蓄202-『天長地久』っ。

  う～ん。と、いうことで（？）今週も飲み会があった。生徒：「じゃあ、先生飲みましょう。」私　：「もう飲んでるような･･･。」生徒：「（聞いていない）先生、私たちの友情は『天長地久』です。」私　：「てぃえんちゃんでぃじゅう？」生徒：「『天長地久』です。　　　　「天地のように永遠に変わらない」友情ってことですよ。　　　　では飲みましょう！（ニコニコ）。」私　：「むしろ、『以茶代酒、天長地久』なんですが･･･」生徒：「（聞いていない）　　　　あ、『小姐』（しゃおじえ＝ウエイトレスさん）、『白酒』ね！」これって前回と同じじゃないですかっ。＜追記＞＞『天長地久』（てぃえんちゃん・でぃじゅう）『地久天長』（でぃじゅう・てぃえんちゃん）ともいう。＞『以茶代酒』（いぃちゃあだいじゅぅう）「お茶を以ってお酒とする」お酒を飲みたくないときにお茶で勘弁してもらうときのしゃれ言葉。後半の『天長地久』は収まりをよくするためにつけてあるので、あまり意味はない。あえて訳せば、「お茶を以ってお酒とする、それもまた変わらぬものだ」（＝だからお茶が飲みたいんだってば）くらいであろうか。＞『白酒』『薀蓄111』を参照のこと。

  2005.09.03

• 薀蓄201―『不醉不帰』っ。

  出会いあれば、別れあり？蒸し暑かった上海も、やっと涼しくなって来た。茹だるような暑さの中で始まった夏期講習もそろそろ大詰め。あと、数回で終了である。皆、それぞれの場所へ戻っていく。生徒：「先生、きょう、じかんがありますか？」私　：「ん？」生徒：「今日、皆さんと一緒にのもうと思います。どうですか？」やや、たどたどしいながらも、一生懸命日本語で話し掛けてくれる生徒。私　：「もちろん、行きますよ！」この成長ぶりを見るのが、先生の醍醐味なのだ、と噛み締めながら答える。生徒：「じゃあ、きょうは『不醉不帰』です！。」（ぶうずいぶうぐい＝酔うこと無しでは帰らない、　転じて、とにかく飲みまくる状態を指す。）私　：「･･･え？」これも先生の醍醐味（･･･か？）

  2005.08.28

• 薀蓄200―『東奔西「足包」』っ。

  さあ、行くかっ。学校というのは、人が集まるところにあったりするもの。例に漏れず、現在の学校も繁華街の中心地、誰でも分かる場所に建っている。もちろん、繁華街が複数存在する場合、学校も複数あったりするわけで。西エリア、日本人大使館がある『虹橋』（ほぉんちぁお）、東エリア、ビジネス街の『浦東』（ぷぅうどん）、中央エリア、振興人気スポットの『新天地』（しんてぃえんでぃ）、南エリア、繁華街の『徐家匯』（しぃじゃーふい）主にこの４箇所に必要に応じて飛んでいくわけだ。事務：「ねいはい。先生、明日の予定なんですけど･･･。」私　：「ええ。（不吉な予感っ）」事務：「じゃ、９：００から『浦東』、１３：００から『徐家匯』、　　　　でもって、１８：３０から『新天地』ね。」（ニコニコ）私　：「うひ～～。」まさに『東奔西「足包」』（どんべんしーぱぁお）＝「東奔西走」な日々っ。

  2005.08.21

• 薀蓄192-『対酒当歌』っ。

  忘れられない日のこと。社内で『送別会』（そんびぇふい）があった。しこたま飲んで、また飲まされた。同僚がふと、『対酒当歌～』と切り出した。それを受けて上司が、『李白乗舟将欲行　忽聞岸上踏歌聲　桃花瓢水深千尺　不及汪倫送我情』朗々と歌ってくれた。良く通る綺麗な声。湧き上がる感謝の言葉は溢れてくるけど、何故か言葉にならない。ちょっと潤ませて俯いていると、上司：「･･･と、歌えるようにならんとな。　　　　　はい、勉強不足（笑）」とダメだし。最後まで弄（イジ）られていた夜であった（泣）＜追記＞＞『対酒当歌』（どぅいじゅうだんがー）「酒に対しては当に歌うべし」＝酒もあるし、さあ、歌おうか、くらいの意味。三国時代の英雄、曹操作の漢詩の一部。＞『李白乗舟将欲行』「汪倫に贈る」という漢詩。「詩仙」と称される詩人、李白の作。何故上司がダメ出ししたかというと、これは「李白が見送ってくれる友人に感謝する」歌であるため（泣）「舟に乗って出発するとき、岸辺から、見送りに来た村人たちの歌声が聞こえて来た。桃花潭（湖の名前）の水の深さは千尺もあるというがその深さも汪倫が私を見送ってくれる深さにはとても及ばない。」このくらいの意味であろうか。（関連ネタへ） (TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.24

• 薀蓄189-『身体是革命的本銭』っ。

  資本の根本。あいにく増資はできませんが（笑）『身体是革命的本銭』（しぇんてぃい・しい・がぁみんだべぇんちぇん）と中文でいえば、「体が資本」（＝健康は大切）くらいの意味。直訳すると、「体は革命の『本銭』（タネ銭、資本）」となる。ここで『本銭』と使うところに商魂を感じるのは私だけだろうか。＜追記＞これがスローガンとして叫ばれていた時代を考えると、「労働力は富の源泉」（資本論だっけ？）のイメージを感じる。そう考えれば、「商魂」とは対極にある言葉かもしれない。（関連ネタ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.20

• 薀蓄184-『簽証』っ。

  これで覚えよっ。中国での『簽証』（ちぇんじゃん＝ビザ）は三種類。その種類によってアルファベットで名前がついている。それぞれ、・Zビザ（労働ビザ）＝『職工』　（じぃごん zhi gong）・Fビザ（訪問・ビジネスビザ）＝『訪問』　（ふぁんうぇん fang wen）・Lビザ（観光ビザ）＝『旅遊』　（りぃいよぅ lv you）ちなみにマスコミ関連に出る「Jビザ」というのもあるらしい。私　「で、「Jビザ」って何の略なの？」同僚「Journalist！」･･･って英語かよっ。＜追記＞各ビザについているアルファベットはピンインと呼ばれる、中国版ローマ字のようなものです。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.15

• 薀蓄181-『梨』っ。

  分けちゃだめっ。同僚が『梨』（りぃ）を食べていた。美味しそうなので、食べたいなと言ったら、「切り分けちゃいけないんですよ。」とのツッコミ。同僚A：「『梨』は『離』（＝離れる）と同じ発音です。　　　　それでも、縁起が悪いのに、　　　　『分』けたら『分離』（ふぇんりぃ）　　　　＝別れるになっちゃいますよ。」　　　　同僚B：「彼女なんかと一緒に食べちゃだめなんですよ。」同僚A：「ま、でも、ねいはい。さんはいないから大丈夫か（笑）」同僚B：「そうだね～（笑）」何故か笑顔の耐えない職場でしたとさ（泣）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.12

• 薀蓄180-『手機号碼』っ。

  サッカーのフォーメーションかと思ったり（笑）同僚が話をしていた。同僚A：「４－３－４っ。」同僚B：「３－３－５ですよ。」同僚C：「いや、３－４－４だって。」何かと思ったら、『手機号碼』（しょぉうじー・はおまぁあ）＝携帯電話番号の区切り方。中国でも携帯電話番号は１１桁なのだが、その記載時の区切り方がまちまちだったりする。翻訳チームなど、日本関連のスタッフは「XXX-XXXX-XXXX」いわゆる「３‐４‐４」を主張。その他はメンバーも『順口』（しゅんこぉう）＝話しやすい、という理由でそれぞれが正しいという。それぞれが「私のが一番話しやすい」と主張しているが･･･。まあ、どれでもいいのではないかと（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.11

• 薀蓄178-『機不可失、時不再来』

  今後とも宜しくお願いしますね。と、いうことで（？）新しい道へと踏み出すことにした。まだ詳細不明なのに、ここで書いちゃっていいのか、という話もあるが、まあ、ダメだったら仕方がないということ。『機不可失、時不再来』（じーぶうかぁしー・しぃぶうざいらい）＝機、失うべからず、時再び来たらず。チャンスが来たら、走るしかない、それでダメでも後悔せず、である。内心ビビリまくりの昨今。でも行ってきます。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.09

• 薀蓄174-『胡夢ト加大棒』っ。

  美味しいニンジンっ。中文で『胡夢ト加大棒』(ふぅるぉぼお・じゃー・だあばん)（＝ニンジンと叩き棒）といえば、「アメとムチ」の意味。馬を走らすのも人を走らすのも同じということなのだろう。各言う私も、人参の面影と斬首人の棒切れに怯えながら、今日も走っている。まあ、「走ることそれ自体」も楽しみになっていたりするのではあるけども。願わくはもっと遠くへ。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.05

• 薀蓄171-綺麗なバラには･･･

  それがまたキレイだと？偏見だが、中国人女性は気が強い方が多い（気がする）。流石に『半辺天』（薀蓄119）というだけあって、大人しそうな方でも、一度火がつけば、『怒髪冲冠』（薀蓄142）の勢いで話してくる。同僚にいわせれば、同僚：「『「王攵」瑰美麗可有刺』　　　（めぇいぐいめぇいりい・かぁよぉうつう）　　　　･･･キレイなバラにはトゲがあるってことだよ。」でも、トゲの無いバラのほうが･･････いや、なんでもないです（泣）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.02

• 薀蓄169-『精神準備』っ。

  ありがたい。本当に。風が吹いた。『精神準備了□馬？』（じんしぇんじゅぅんべいらま？）＝覚悟はいいかい？そんな声が聞こえた。「どちらでも、それもいいんだよ。」笑顔で彼はいう。憑き物が落ちたように、ふっ、と一気に軽くなった。真っ暗な倉庫で起きだして、早朝にシャッターを開けたように眩しいくらいクリアに見えた。私は本当に幸せ者だと思う。本当に。＜補足＞＞『覚悟』（じゅえうう）中文の『覚悟』は、覚醒する、自覚する、悟るのニュアンスだったり。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.30

• 薀蓄168-『吃喝玩楽』っ。

  さんくすです。『吃喝玩楽』（ちーはーわぁんらあ）『吃』（たべる）、『喝』（飲む）『玩』（あそぶ）『楽』（楽しむ）。それだけ楽しい時間を過ごすことができた。皆様にただ、感謝。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.29

• 薀蓄167-『拉皮条』っ。

  そんなイメージなんだ･･･（泣）先輩と一緒にいたら、「『老大』（らぉおだあ）と　『拉皮条』（らーぴぃてぃぁお）みたい」と、からかわれてしまった。柔和そうな先輩と、イジられキャラの私。なるほど、「ボス」と「ポン引き」とはいい比喩かと。･･･って納得しちゃだめか（笑）＜補足＞＞『老大』と『拉皮条』俗に「ボス」と「ポン引き」の意味。ちなみに『拉皮条』はスラングで、あまり綺麗な言葉では無いので注意かと。（同僚の女性に意味を聞いたら、　非常に嫌な顔をされた･･･誤解だってばっ。）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.28

• 薀蓄166-『万事開頭難』っ。

  これが楽しい！新しい仕事を引っ張ってみた。まったく始めてなので、これが遅々として進まない。同僚「何でも「できます～」っていうから･･･」同僚が心配してくれる。でも、これは性分なんで仕方が無い。同僚「ま、『万事開頭難』（わんしいかいとぉなぁん）　　　＝「何でも始めは難しいもんだ」よ。」うん、その通り。上手くいくのも楽しいけど、結構、その過程も楽しいものだと思う。やっぱり、『被虐狂者』（＝マゾ）？（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.27

• 薀蓄165-『一路順風』っ。

  ちょっと寂しいけど。友人（先輩？）が旅に出た。新しい道へ踏みだすという。と、いうことで送別会。しこたま飲んで、乱痴気騒ぎして、満月を見ながら、笑って帰った。『一路順風』（いーるうしゅんふぉん）その道に良き風の祝福を。＜補足＞＞『一路順風』「道中気をつけてください。」くらいの意味。遠くに行く方への見送りの言葉。『一路平安』（いーるうぴぃんあん）とも言う。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.26

• 薀蓄164-『探親假』っ。

  休みのカタチ。文化のカタチ。同僚が休みだった。聞くと、『探親假』（たんちんじゃあ）だという。日本ではでは馴染みがない制度だが、訳するなら「帰省休暇」といったところだろうか。家族と離れている社員のための有給休暇で、実家での行事などに合わせて休みが取れる、という制度だ。家族を重要視する中国らしい、と思う。（まあ、実際取れない人も多くはなってきているんだけど。）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.25

• 薀蓄163-『旗袍』っ。

  美しさを形作るモノ？偏見だが、中国人女性はスタイルがよい。切れ長の瞳とすらっと長い脚、『旗袍』（ちぃぱぁお＝チャイナドレス）などはまぶしくて目のやり場に困るほどである。（じゃあ見なければいいじゃん、とはならない・笑）でも、同僚にいわせれば、「それは一部だし、民族によって差異もある。　育ってきた環境や性格も振る舞いにでる。　生まれ育ち＋民族＋性格＝「美」というわけだ。　ちなみに俺は顔だちで地方や育ちが大体わかるよ。」ということらしい。すごい、と思うと同時に、なにか「真似してはいけない」ような感覚が･･･。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.24

• 薀蓄162-「言うは易し」っ。

  毎日が赤っ恥のこの日々で。以前（薀蓄159）の日記に＞･･･（前略）口で言うのは簡単だけど、＞実際そうなるのは大変難しいです（笑）。とのコメントをいただいた。本当にその通り。『説起来容易、（しゅおちらぁい・ろぉんいぃ）　做起来難（ずおちらぁい・なん）』＝「言うは易く、行うは難し」である。こちら（中国）は足りなくて当然。「あれが無い、これが出来ない」なんて当たり前。「こうあるべき」を掲げつつも、ベターな手が打てればよしとすべきところも沢山あると思う。と、いいつつも、ベターどころか、まだまだ恥もかきたらないお年頃である（笑）＜追記＞＞ネタ提供yoshi様、ありがとうございます！（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.23

• 薀蓄161-『交貨期』っ。

  納期。それは、どきどきの日。時間に追われるこの快感は、関わった人しか感じることができないのだろう。（変態ではございません。）ちなみに中文では『交貨期』（じゃおふおちー）発音の悪い私は『交火』（じゃおふぉお）＝「交戦」と言ってしまうこともある。･･･それもあながち間違いではないような気もする（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.22

• 薀蓄160-「三日坊主」っ。

  えーと･･･。中文で「三日坊主」は『三天打魚、両天晒網』（さんてぃえんだぁいぃ・　りゃぁんてぃえんしゃいわぁん）という。「三日魚をとって、次の２日は網を干す」３日で終わりかよ！という意味になるわけだ。それで、「何が」そして「誰が」三日坊主なのかという話は･･････秘密です（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.21

• 薀蓄159-『有備無患』っ。

  「備え」自体が「患い」？「何人だから」という物言いは、視野を狭めるので好きな書き方でないのだが、日中間の仕事の違いという点であえていえば、日本人は「準備好き、予定好き、会議好き」、『有備無患』（よぉうべいうぅふぁん）＝「備えあれば、患い無し」好きな国民だと思う。これがこちらの人には分かりにくく映る場合がある。「現在問題が無いなら備えなくてもいいでしょう？　起こらないかもしれないし、他のことをしましょうよ。」「予定や役割を決めたら、そこに固執してしまうでしょう？」「大体、予測外のこともあるんだし、　そのとき対策すればいいでしょう？」それって、『無備無患』（うぅべいうぅふぁん）（＝準備もしないし、憂いもしない。）＝何もしたくないだけじゃん、と思ったりするのだが、同時に「会議のための会議」や「そろえないといけない書類の数々」（でも誰も見ない）、「延々と続く稟議のハンコ」などもいだだけないと思う。両者の使い分けが重要、かな。＜補足＞＞『無備無患』（うぅべいうぅふぁん）こんな風には言いません（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.20

• 薀蓄158-『理髪』っ。

  ホント、ねえ。今日は職場の雰囲気がいい。皆が笑顔で語りかけてくる。デスクに座ると視線を感じる。ん？もしかして、注目されてる？しかし、彼らの視線は私の隣。そこには『理髪』（りぃいふぁ＝理髪）した、事務の女の子がいたのだった。（ストレートパーマです）オトコって･･･。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.19

• 薀蓄156-『弥天大「言荒」』っ。

  信じちゃだめっ。同僚と飲んでみた。何故か出るのは私の話だったりする。同僚A：「この間ねいはい。さんがさあ･･･」同僚B：「そうそう、他にもね･･･」同僚C：「こんな話も聞いたんだけど･･･」デマである。断じて、デマである。私：『全是弥天大「言荒」』　　（ちぇんしい・みぃてぃえん・だあふぁあん）　　　＝全部、デタラメだってばっ。同僚A：「え、ホントでしょ？」同僚B：「うんうん、ホントだよ。」同僚C：「っていうか、目の前にいたでしょ？」うう･･･（泣）＜補足＞＞『弥天大「言荒」』（みぃてぃえん・だあふぁあん）「デタラメ、真っ赤な嘘」の意味。ちなみに、『言荒』（ふぁあん）は「ごんべん」に「荒」。「嘘」の意。『説「言荒」』（しゅお・ふぁあん）＝嘘をいう、のように使う。「弥」ははびこる、満たす、くらいの意味なので、『弥天大「言荒」』は「天を覆うすっごい嘘」という意味くらいだろうか。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.17

• 薀蓄155-『早起三分利』っ。

  いい天気っ。最近の北京は暖かい。朝の日差しも強く、目覚めが気持ちいい。いわゆる「朝方人間」の私にとっては嬉しいがきり。同僚：「でも、（朝早いって）じーさんみたいだよね。」『早起三分利』(ざぁおちぃいさんふぇんりい)＝「早起きは３文の徳」だってばっ。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.16

• 薀蓄153-『寂寞』っ。

  邪魔するなっ（泣）現在仕事モード。気分は戦場に立つ『武士』（うぅしい）こんな時は同僚の声なんて届かない。同僚：「ねいはい。さん？」私　：「･･･。」同僚：「ねいはい。さーん。」私　：「･･･（黙々）。」同僚：「『寂寞』（じいもう）＝寂しいな･･･。　　　　ね・い・は・い、さんっ（はぁと）」言いながら、うなじを撫でるなっ。（しかも「彼」です･･･）＜追記＞＞『寂寞』（しいもう）「さびしい」の意味。詳しくは分からないが、この語には「一人でいて寂しい」のようなニュアンスがある。女の子に言われると、どきっとするんだけどね･･･。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.14

• 薀蓄152-『受虐狂者』っ。

  皆そうだ･･･よね？仕事モードな日々。予定表を見るとわくわくする。笑顔までこぼれてしまう。頬を叩き、拳を握る。目を見開いてディスプレイに向かう。積んである書類が減っていく。未読のメールが消えていく。「TO　DO」リストの項目に×がつく。ああ、なんて快感（うっとり）キーボードを叩きながら、恍惚とした表情を浮かべる私。 　同僚：『受虐狂者（しょうるえくぁんじゃぁあ）？』　　　　＝マゾ？違うっ。（よね？）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.13

• 薀蓄151-『口是心非』っ。

  いつもニコニコ。でも･･･？以前（薀蓄149）の日記に「（前略）･･･こちらの人って上下の関係になった途端に　全く不打になる人が多い感じがします。いわゆる面従腹背。　ちゃんと議論戦わそうとしてくれる部下って貴重だと思う。」と、いうコメントをいただいた。特に「上下の関係になった途端に」という点に非常に共感を覚えた。確かにある日から静かになる同僚はいる。理由としてよくいわれるのが、「中国は支配された歴史が長いため、服従するのに慣れてしまっている。処生術として染み付いてしまっているのだ」という話。まあ、その理由の真偽はともかく、重要なのは、その静かさに『口是心非』（こぉうしいしんふぇい）＝「裏がある」可能性がある、って事。昨日まで苦情を言ってきた同僚が、急にニコニコしていたりすると･･･。その笑顔が怖いっ。＜補足＞＞『口是心非』（こぉうしいしんふぇい）「口」でOK、「心」でダメ。内心では従っていないこと。『陽奉陰違』（やぁんふぇんいんうぇい）ともいう。日本語で近いのは「面従腹背」（めんじゅうふくはい）か。＜追記＞＞ネタ提供yoshi様、ありがとうございます！（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.12

• 薀蓄149-『不打不成交』っ。

  上手に相手を殴ろう（？）こちらにいると、どうしても話の量が多くなる。日本である「ツーカー」とか「察し」というのは、こちらには、ほとんど存在しない。「やってくれるはず」なんてことではなく、まず結論からビシッと「これやってっ。」ということが大切。時には上手くいかなくて、相手と口論、なんてのも、もちろんある。でも、口論は相手のカタチをクリアにする。『不打不成交』（ぶうだぁぶうちゃんじゃお）（けんかしなけりゃ、仲良くなれない）ちゃんとしたケンカができる相手との口論は貴重。相手と楽しく戦いたいものだと切に願う。ええ、私は殴られっぱなしですけど（泣）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.10

• 薀蓄147-『幽霊』っ。

  そんな考え、アリ？中文で『幽霊』（ようりぃん）といえば、もちろん、幽霊のこと。でも、中文スラングでは「ずるい」という意味もある。「あいつは幽霊みたいなヤツだ。」といえば、ずる賢いヤツ、といった意味になる。同僚の話によれば、同僚「自由自在で、捕まえられないでしょ。　　　ほら、壁とかも通っちゃうし。」とのことらしい。いや、そんな問題じゃないような･･･。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.08

• 薀蓄146-『対牛弾琴』っ。

  その声は届けども･･･？お客様に納入する綺麗な機材。う～ん、私も欲しい！唸っていたら同僚「そういうのを『対牛弾琴』　　（どぅいにゅうたぁんちぃん）　　　と、いうんですよ。」と言われた。私「どぅいにゅうたぁんちぃん？　　あ、『対牛弾琴』＝猫に小判か･･･　　･･･ってオイ！」振り向いたら、同僚は既に居なかった。くう、逃げ足の速いヤツ（笑）＜追記＞＞『対牛弾琴』『牛』に『対』して『琴』を『弾』く。＝綺麗な音色も牛には意味を成さない、ここからきている。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.07

• 薀蓄145-通訳しよっ。（その１）

  もう、緊張した～。ヘルプがあって、なんちゃって通訳をした。日文－中文間だったのだが、もう、冷や汗だらだら。問題は会話中に出てくる専門用語の嵐。日本人：「で、ADSLあるのかな？」と言われて、え、「えいでぃえすえる」って中文でなんだ？と考えつつ、「ADSL」と（そこだけ）英語で訳出していく。専門用語は英語で普及していることが多い。幸い相手も専門家なので、そのくらいは知っているはず。中国人：「もちろん、ありますよ。」その回答をもらって、ほっ、と一息。時間にしてたったの十数分だったが･･････気分はトライアスロンでした（笑）＜補足＞＞ADSL中文では『異歩数字用戸線路』（いぃぶうしゅうずう・よんふうしぇんるう）というらしい。ためしに同僚に言ってみたら「？？？」だった（笑）まあ、日本でも「非対称デジタル加入者回線」じゃ、分かりにくいしね、とちょっと納得。でも、本当の理由は私の発音の問題で、ちょっとがっかり（泣）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.06

• 薀蓄144-『今天事今天卒』っ。

  今しかないんだってばっ。作業途中の同僚の机。そのまま帰ろうとしていたので、私「『今天事今天卒』（じんてぃえんしい・じんてぃえんびい）＝「今日のことは今日やろう」ですよ。」といってみた。同僚「いえいえ、『今天事明天卒』（じんてぃえんしい・みんてぇんびい）＝「今日のことは明日やろう」ですってば。」と切り替えされた。そんなことがあるかっ。＜補足＞＞『卒』（びい）中文の『卒』には「完了させる」の意味がある。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.05

• 薀蓄142-『怒髪冲冠』っ。

  流されるなっ。『怒髪冲冠』（ぬうふぁちょんぐあん）。怒り狂う人を前にすると、人は感情の生き物だと実感する。反省も必要だが、その感情に流されることなく、的確な対応をするべき･･･とは理想論。でもでも、汗でびっしょりの昨今。う～ん、まだまだ修行が足りない。落ち着いて状況を見ろ。打つべきは対策だっ。＜追記＞＞『怒髪冲冠』「怒髪天を衝く」の意味。人の髪が冲（つ）のは冠までで、天までは伸びたりしない･･･（よね？）。＜追記２＞皆様、コメントありがとうございます！（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.03

• 薀蓄141-『失敗是成功之母』っ。

  反省、終わりっ。･･･やってしまいました。出てしまいました、クレーム。夢まで苦情で目が覚めた、こんな最悪の日。世界が真っ黒に見えてしょうがない。でも、出てしまったものはしょうがない。落ち込んでいても状況が好転するわけじゃない。大切なのは今後だ。憔悴したって一元にもなりゃしない。『失敗是成功之母』（しーばいしいちゃぁんごんじーむぅ）これを繰り返さず、心に刻めっ。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.02

• 薀蓄136-『口福』っ。

  ごちそうさまでした。『口福』（こぉうふぅ）ご馳走にありつく運、そしてその幸せを表す言葉。美味しい食事にありつくには、店・料理の選択だけではなく、それを囲む人、時間、場所など様々な要素があってこそである。それを運と呼び、わざわざ『口』の幸『福』という単語を作ってしまう中国は、やはり食いしん坊の国なのだと思う。美味しかった～。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.28

• 薀蓄135-『冫水可楽』っ。

  飲みたい～。深夜の帰宅途中。急に『可楽』（かぁらあ）が飲みたくなった。近くの『小売店』（しゃおまいぶう）でも生憎売り切れ。（お菓子と同じ棚に、冷えていないのはあった。）自動販売機を探すが、ここは北京。そうそう見つかるわけもない。脇を通り過ぎていく若者が『可楽』を口にしているのが見えた。ここまでくるとどうしても飲みたい。と、いうかもう意地になって「飲まなければ負け」とさえ思えてきた。ええい、最後の手段だと思い、『飯店』（ふぁんでぃえん）の門を叩く。出てきたのは百戦錬磨（風）の女性『老板』（らぁおばぁん＝主人）。私　　　「『可楽』くださいっ。」老板　　「（すっと手を出して）じゃ、５元（75円）。」私　　　「高い！買ったら普通２元（30円）くらいでしょう？」老板　　「５元は５元。ここはレストランだよ、嫌なら帰りな。」私　　　「くっ･･･、じゃ、明日食べにくるから、３元でどう？」老板　　「しょうがないね･･･なら４.５元。」私　　　「え～、大体４（すう）元じゃ縁起悪すぎ。　　　　　そんなの買ったら死（すぅ）んでしまいますよ～。（泣きつく）」老板　　「あはは･･･面白いヤツだね。じゃ、いいよ、３.５元で。」私　　　「ありがとう～。」と、いうことで、無事冷えたコーラを手に入れることができた。買ってしまうと不思議なもので、家に帰ってゆっくり飲もう、と思えてきた。しかし、家に帰ると途端に睡魔が襲ってきて、ベットの脇にコーラを置いたまま寝てしまっていた。翌朝、ヌルイコーラとクラッカーを齧って出社した私だった（笑）＜補足＞『冫水』（びん）元々は氷の意味。転じて（氷のように）冷たい、という意味にも使われる。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.27

• 薀蓄134-『来日方長』っ。

  いつかまた会うときまで。『来日方長』（らぁいりい・ふぁんちゃぁん）『来日』（将来）は『方長』（まだ長い）＝先は長く、事を成しえるまでは時間がある、の意。時間は誰にでも有限。だから、人は時として生き急ぎ、衝突と別れを繰り返す。その小さい殻に詰まった矜持を時にはしまって、明日を迎えることも必要なのだと、いつか学んだ気がする。離れても、上手くいかなくても、また時間はあるのだから。その道はきっとまた交わっている。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.26

• 薀蓄133-『酒店』っ。

  そういえば、そんな意味。中国語で『酒店』（じゅうでぃえん）といえば普通は「ホテル」のこと。一応「酒屋（さかや）」の意味もあるが、殆どその意味で用いられることはない。「飯店（ふぁんでぃえん）」なども同じ意味なのだが、この語源は、昔の酒屋/飯屋が「一階酒屋・２階ホテル」のように併設していたことから。なので、『大酒店（だぁじゅうでぃえん）』と書いてあっても、「すっごい酒屋さん」という意味ではない（笑）＜補足＞＞「飯店」（ふぁんでぃえん）「飯店」にはもちろん「レストラン」の意味もあります。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.25

• 薀蓄132-気管支炎っ。

  強くて元気。それも良し、ということで。お客様をお誘いしてみた。「今日は「気管支炎」なので帰ります。」と言われた。「ええ、そんな重病だったのか･･･。」と慌てる私に向かって一言。「『気管炎』（ちぃぐぅあんいぇん）は、『妻管厳』（ちーぐぅぁんいぇん）のことだよ。今日は妻と約束しているんでね。」ちょっと安心した一日だったり。＜補足＞『妻管厳』（ちーぐぅぁんいぇん）「妻」の「管」理が「厳」しい、の意味。つまりは「恐妻家」ってこと。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.24

• 薀蓄130-『没亦法』っ。

  こんなもん、こんなもん（かな？）太陽の大きな夕方のこと。シャツを取りにクリーニング屋に行った。閉店時間からはまだ遠いというのに、シャッターを閉めようとしている主人の姿。主人「今から買い物だから。」私　「どうにかなりません？」主人「『没亦法』（めいばんふぁー）。」「どうしようもない。」ときっぱり言い切る主人。でも、ここで下がれば中国では生きていけない。私　「『有亦法』っ。（ようばんふぁー）」閉めかけたシャッターに手をかけ、交渉開始。結局、無事回収することができた。シャツの入った袋を戦利品のように掲げて帰宅する私は、結構中国ナイズされているような気がしないでもない（笑）＜補足＞＞『没亦法』（めいばんふぁー）「方法（亦法）が無い」＝「どうしようもない。」の意味。しかし多くの場合、「トラブルに対処するのが嫌なので、できません。」との意味で使われることが多い（笑）ちなみに『有亦法』とはあまり言わない。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.22

• 薀蓄129-『老王売瓜』っ。

  困ったものです（苦笑）先日、私の先輩がセミナ－で講演した。始める前は気の毒になるくらい緊張していたが（笑）終わると終了後の余韻か、ややハイで話し掛けてきた。「ねいはい。さん、どう？どう？　なかなか良かったよね？　いや、俺って結構上手いよなあ～。」こういうのを中文では『老王売瓜』（らぁおわぁんまいがー）＝自画自賛、というのである。先輩「何か言った？」私　「いいえっ。」（力一杯首を振る。）＜補足＞＞『老王売瓜』（らぁおわぁんまいがー）正確には『老王売瓜・自売自夸』（～・ずうまいずうくあ　＝瓜売りの王さんは売りながら、　自分の瓜をほめる。）と言う。『自売自夸』（ずうまいずうくあ）だけでも通じます。で、講演の内容が実際どうだったかというと･･････素晴らしい内容ですよ、いや、ホント。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.21

• 薀蓄128-『一刻千金』っ。

  良い時間とは良い人との中で。『一刻千金』（いーかあちぇんじん）縁があり、よい時を過ごすことができた。『一刻』（僅かな時間）が『千金』に値するような至福の時間。とにかく皆さんに感謝。＜補足＞＞『一刻千金』（いーかあちぇんじん）もとは中国、北宋の政治家（文人）である蘇軾（そしょく）の詩句「春夜詩」『春宵一刻値千金』（ちゅんしゃおいーかあ・じぃちぇんじん）＝春の夜は僅かでも非常な価値がある。この一節から取られている。（中文ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.20

• 薀蓄124-『明日黄花』っ。

  「いま」を。欲しいのは『現在黄花』。明日じゃない。贅沢でも我侭でもなく、今、必要なものは今欲しい、そんなときもある。＜補足＞『明日黄花』（みぃんりぃ・ふぁんふあ）＝明日の菊（黄花）転じて、時期が過ぎて価値を失ったもの。日本語だと「十日の菊」。ちなみに『現在黄花』なんて言葉は無い（笑）（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.16

• 薀蓄122-『智慧歯』っ。

  誉めるなっ。「この部分（親知らず）が邪魔なのです。」という話を同僚としていた。同僚A「いやあ、いいですねえ。」同僚B「賢いですね～。」なんか、やたら誉め殺しな感じ。早速辞書で引いてみると、中文で「親知らず」は『智慧歯』（じいふいしぃい）。智慧のつくころ、つまり成長期に生える歯という意味である。同僚C「いい子ですね～。」･･･って、私は子供かっ。＜補足＞日文でも別名「知歯」（ちし）というのだそうだ。英文でも「wisdom-tooth（智慧の歯）」で同じですよね。ちなみに「親知らず」は「子育てが終わってから生える歯」というところから来ているようです。もちろん『智慧歯』を愛でる習慣などありません。上記は単なる洒落･･･なハズです。（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.14

• 薀蓄121-『有意思』っ

  それ以上の言葉は無粋かと。よい酒を飲んだ。とても楽しい時間を過ごした。『有意思』（よぉういいす）という単語が、何故、時には「有意義」という意味で、時には「面白い」という意味で、時には「意味がある」ということなのかが分かったような気がした。明日まで覚えていられるか不安だけど（笑）（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.13

• 薀蓄120‐友達になろっ

  こんなんばっかり（笑）道を歩いていて、一人の女性とすれ違った。すれ違いざまに、その黒い髪が静かに風に揺らめいた。暖炉にくべたラベンダーの香り。気になって振り返ると、彼女も僕を見ていた。『我想跟イ尓交个朋友』（うぉしゃんげんにぃじゃおがぱんやお）＝友達になって！咄嗟にそう叫んでいた。彼女はその長い睫をふせて、しばし考えると、「私、日本人なんだけど。」と、すまなそうに呟いた。なんでやねん！！！そんな夢を見た。ちょっと出来すぎていたので、書いてみた。…欲求不満？（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.12

• 薀蓄119-『半辺天』っ

  確かに強い…かも。「日本人です。」と名乗るとよく言われるのが、「日本の彼女紹介してよ～。」という話。個人的には何人でもいいじゃん、と思うのだが、「真面目で、清楚で、男を立てる大和撫子」というイメージを持っている彼らにとって、「日本人女性」とは一つの理想形なのだろう。（「山口百恵」や「酒井法子」など、　大量に輸入された日本映画女優の影響と思われる）同僚（男）「知ってます？中国では女性を　　　　　　『半辺天』（ばんびぃえんてぃえん）　　　　　　っていうんですよ。」私　　　　　「？」同僚（男）「『婦女頂半辺天』（ふうにゅぅう・でぃいん…）　　　　　　　といって、女性は天の半分を支えているんです。　　　　　　（小声で）それだけ強いってことですよ。」同僚（女）「ん、なんかいった？」2人　　　　「何にもっ。（ふるふると首をふる）」多分「半分」以上だと思う。＜補足＞＞『半辺天』本当は、「男女が支えあってこそ家庭は成り立つ。その集合体である国家もまた同様。ゆえに女性は世界の半分を支えているのだ…」…ということから来ているらしい。「女性は世界を支えるほど強い」ということではない…はず（苦笑）（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.11

• 薀蓄118-『情侶装』っ。

  違いますよ、ホント（汗）今日も元気に徒歩通勤。途中で同僚と出会う。軽く挨拶を交わし、２人で歩く。そのままオフィスビルに到着。同時にエレベーターに乗り込み、そして降りる。黒いコートを脱いで、席に付く。そういえば、彼も黒いコートだ。同時に脱いで、同時に席に着く。同時にPCのスイッチを入れる。今日の服装はブルーのシャツに黒のパンツ。偶然にも彼もそのようだ。それを見た、他の同僚が一言。同僚B「『情侶装』（ちぃんりゅぅうじゅあん）？」　　　（＝ペアルック？）一瞬、顔を見合わせる同僚と私。２人「･･･違うって言ってんじゃん！！」嗚呼、偶然とは恐ろしい･･･。＜補足＞＞『情侶』『情侶』だけだと「恋仲、アベック」のような意味です･･････ってもういいか（笑）（中文関連へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.10

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