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[薀蓄―春節・正月っ。] カテゴリの記事

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• 一馬当先、馬到成功っ！

  ねいはい。＠上海です。皆様、今年もありがとうございました。新しく出会った人、日ごろから付き合っている人、今は遠くにいるけど、空を見上げて思いをはせる人、好きな人、嫌いな人、変わった人…色々な方のお蔭で今年も素晴らしい経験をさせていただきました。皆様に最大限の感謝を。そして、来年もよい年でありますように！※来年は午年、「一馬当先、馬到成功」の年ですね。（いーまーだんしぇん、まーだおちゃんごん）しなやかで力強い駿馬が疾く成功と勝利を運ぶように皆様にも溢れんばかりの幸運と祝福を！

  2013.12.30

• 薀蓄279-『新年快楽』っ。

  『新年快楽』！あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今年は「よろしく」だけじゃなくて、このBLOGを読んでいる人を含め、皆に「見てよかったな。」「会って良かったな。」と思ってもらえるように、「何かをあげられる」ようになろうと思います。GIVEとGIVENの、気持ちいいバランスの世界へ。（まだまだ迷惑かけまくりの日常ですけどね・苦笑）追記：＞新年快楽（xin1nian2 kuai4le4 しんにぇん　くぁいらあ）あけましておめでとう、の意。

  2007.01.05

• 薀蓄218-『土八手』っ。

  人多し、危険も多し？ねいはい。＠上海です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。こちらは春節前の熱気で凄いことになっています。駅やバス停、タクシー乗り場、デパートなどなど、どこも溢れんばかりの人ごみです。にきやかで楽しい時期ではありますが、同時に『「土八」手』（ぱぁしょぉう＝スリ）が活躍する時期でもあります。皆さん、中国にお出での際は、自身の貴重品に気をつけましょう。あ～、私の携帯があぁぁぁ。追記：どうやら、ねいはい。さんの携帯は何者かに盗られてしまった様子です。繋がんないぞっ、という方はお手数ですが、メールにご一報を･･･。追記２：＞『「土八」手』正確には「手偏」に「八」です。

  2006.01.27

• 薀蓄93-『圧歳銭』っ。

  いい年でありますように。『紅包』の別名である『圧歳銭』（やあすいちぇん）。これは文字通り、「その『年』の不幸を『圧』（お）さえる『銭』（お金）」という意味。巫術のお守りに当時のお金が似ていたことから、真ん中に穴の開いた銭に赤い糸を通し、子供の衣服に歳の数だけ縫い付けたのが最初だったとされている。また、『圧歳銭』の『歳』は、『祟』（すい＝たたる）と同音。「『祟』りを『圧』（お）さえる『銭』（お金）」という説もあるそうだ。と、いうことなので、お守りであるお金を貯金という名目で取り上げては、その効果は半減なのである（笑）

  2005.02.13

• 薀蓄92-『お年玉』っ。

  恭喜発財、紅包拿来っ。恐ろしいことに（？）中国でもお年玉はある。『紅包』（ほんばお）と呼ばれているのだが、もともとは『紅事（ほんしぃ＝吉事）』に渡す『包（ばお＝包み）』という意味である。「利是」（りいしい）、「圧歳銭」（やあすいちぇん）とも呼ばれるこれは、親から子へ、というだけではなく、上司から部下、年上から年下へ渡されることもある。日本だと大人（成人）になったら貰えない、というところが一般的であるが、中国ではその基準を「結婚しているかどうか」もしくは「仕事しているかどうか」で分けるところが多い。例えば、就職・結婚している弟が、未婚で学生の兄に渡す、ということもある。これは一人前かどうか、を基準としているということらしい。チャンスがあれば是非、『恭喜発財、紅包拿来っ！』（ごんしーふぁーつぁい・ほんばお・なぁらい）＝「今年も景気良くありますように、（まずは私に）お年玉を！」といってみるとよい。もしかしたら、思わぬ幸運が訪れるかも・・・。（冗談っぽいニュアンスなので、笑いはとれるかと。）（関連ネタはこちら）

  2005.02.12

• 薀蓄91-廟会っ。

  お坊さんも大変です（苦笑）春節時に行われる縁日を中国語では、廟会（みゃおふい）と呼ぶ。この由来は、各寺院（廟）が信者獲得のために、その周囲で娯楽、交易を奨励したことから。いつの時代も人集めに奔走しているのか、と思うと、興味深い気もする。（関連ネタはこちら）

  2005.02.11

• 薀蓄90-『春聯』っ。

  読んで響き、見て美し。春節時。門の両側にはめでたい文字のかかれた飾りが貼られる。これが『春聯』（ちゅんりぇん）である。門の両側で対になっているので、『対聯』（＝どぅいりぇん）とも呼ばれる。書き方にはルールがあって、３文字以上の同数で、内容が対句になる。『歳々平安日（すいすい・ぴんあんりぃ）年々如意春（にぇんにぇん・るぅいぃちゅん）（＝年を重ねる度に平安に、毎年が理想の春のように）などと書かれているのがポピュラーである。中には自分で字句を考え、自作する人もいるそうな。＜補足＞門の上にある、横書きの飾りは『横批』（へんぴー）、　壁に貼られためでたい絵は『年画』（にぇんふぁ）、門に貼ってある屈強な戦士の絵は『門神』（めぇんしぇん）という。（関連ネタはこちら）

  2005.02.10

• 薀蓄84-『福倒』の起源っ。

  こんな由来有り。（前回の続きです。）同僚「･･･で、この『福倒』の起源ですが、　　　明の皇帝、洪武帝の時代にさかのぼります。」私　「『洪武帝』って明の初代皇帝ですよね。あの怖い粛清政治の･･･」同僚「そうそう。その頃、洪武帝は死刑にする人の家に　　　『福』の字を貼っていたそうです。」私　「悪趣味ですね･･･。」同僚「反乱軍で裸一貫から皇帝まで上り詰めた反動でしょうか、　　　同属や昔の仲間をことごとく虐殺したといわれる皇帝ですからね。　　　その振る舞いを諌めようと、妻である馬皇后は街じゅうの家々に　　　『福』の字を貼らせました。」私　「どれが対象の家か分からなくさせよう、　　　ということですね。」同僚「しかし、ある一軒の家が『福』の字を逆に貼ってしまいました。　　　その家の人は文字が読めなかったのです。」私　「うーん、知らないとは可愛そうですね･･･。」同僚「そんな目立つ家を洪武帝が見逃すはずがありません。　　　哀れ、その家の人は軍隊に引っ立てられ、　　　洪武帝の面前に出されてしまいました。」同僚「目の前にはあの残酷な王がいる･･･、　　　誰もがこれは殺されてしまう、と思ったその時、　　　洪武帝に話しかけたのはその后、馬皇后でした。」私　「おお、勇気がありますねぇ。」同僚「洪武帝も彼女には頭が上がらなかったみたいですね。　　　反乱軍時代からの付き合いのようですし。」私　「で、彼女は何といったのですか？」同僚「馬皇后は、『これは『福が来る』という意味なのです。　　　つまり、陛下をお待ちしていたのですよ。』　　　といいました。」私　「なるほど。」同僚「もちろん、洪武帝は上機嫌。　　　その家の者は無罪となったわけです。」　　　私　「うーん、しかし、馬皇后っていい奥さんですね。」同僚「そうそう、この２人に関するネタもありますよ･･･。」（またまた続く。関連ネタはこちら）

  2005.02.04

• 薀蓄83-逆さの『福』っ。（+@）

  幸せは歩いてこない♪（ネタに入る前に前回の補足。）前回の話を他の同僚に話したのですが･･･。私　　「確か･･･（前回参照）って意味なんだよね。」同僚B「そうでしたっけ？ 『倒』には「注ぐ」って意味もあります。 ほら、『倒茶』（だぁおちゃー＝お茶を注ぐ）っていうでしょ？ だから、「『福』が天から注がれてくるように」 ･･･って意味だと思ってたんだけど。」同僚C「そうなんだ･･･私は『福』は不安定なものなので、 逃げないように捕まえておかないといけない。 福は（獲物のように）しっかりと吊るして確保。 ･･･という意味だと。」私　　「うーん。」ま、こんな説もあるということで。（ちなみに『福』の字自体の呼び方も 『到福』（だぁおふぅ）／『福到』（ふぅだぁお）の 2種類があるようです。 いや、どっちでも通じるからいいんですが･･･）（さらにつづく。関連ネタはこちら）

  2005.02.03

• 薀蓄82-逆さの『福』っ。

  福よ来いっ。中国の飾り物でよく見る『逆さの『福』の文字』これは『福倒』（ふぅだぁお＝福が倒れている）と読む。特に春節が近くなると飾ることが多いこれは、発音の近い『福到』（ふぅだお＝福が来る）とかけていて、幸運が訪れるようにとの願いがこめられているのである。同僚「ちなみに、『倒福』（＝福が逆さ） から来ているという話もあります。」私　「？？？」同僚「『倒福』だから語順が逆で『福倒』＝『福到』って訳です。」私　「なるほど。」同僚「ちなみに、もう一つネタがありますが･･･聞きます？」私　「当然っ。（だんらぁん＝意味は日本語と同じ）」（つづく。関連ネタはこちら）＜前回補足＞＞『春節中には髪を切らない･･･』ハサミは運を「切って」しまうから、とのことです。ちなみに掃除はOKですが、ゴミ捨てはダメ、ということでした。

  2005.02.02

• 薀蓄81-捨てちゃダメっ。

  床屋にでも行きましょうか。同僚と買い物に行った。春節前ということで、売り場に並ぶのは、紅灯（ほんどん＝赤い提灯）や春聯（ちゅんりぇん＝玄関用飾り）などの『年貨』（にぇんふぉ＝年越し商品の総称）である。「ねいはい。さん『年貨』買いました？」「いや、買ってないよ、春節は日本に帰省の予定ですし。」「そうですか･･･ でも、春運（ちゅんゆん＝帰省ラッシュ）もあるし、 人も多いですから、動きにくいですよ。」「そうなんだけど、休みは取れるときに取っとかないとね。」「じゃあ、髪は切らないんですか？」「？？？」「中国には『春節中には髪を切らない』という風習があるんですよ。」「へぇ･･･でも、何故でしょうね？」「うーん、よく分かりませんが、　昔の風習では『春節時に物を捨てると運が逃げていく』　っていって、ゴミまで溜め込んでおいていたことがあるんです。　今はあまりありませんけどね。これは推測ですけど、　切り終わった髪も『捨てた』と同じだからじゃないですかね。」「なるほど･･･。」理髪店がこんでいるのはそういうことだったのか、と納得。＜補足＞＞ゴミまで取っておく･･･地方によっては洗濯もしないそう。うーん。 （でも、これは奥様を休ませるための智恵、かもしれませんね。）（関連ネタはこちら）

  2005.02.01

• 薀蓄67-『春節』（旧正月）っ。

  もう、いくつ寝ると･･･。　　職場で春節時の話題が聞かれるようになってきた。『春節』（ちゅんじえ）とは旧暦の１月１日のこと。中国では、西暦の『元旦』（ゆぇんだん）より、旧正月である『春節』をメインに祝う。ちなみに今年（２００５年）は２月９日。この日から前後1週間は休みとなるところが多い。（出稼ぎ労働者が多い工場などでは、２－３週間の休みがでるところもある。帰るまでバスで３日と言われたら、しょうがない、というところだろうか。）鞭炮（びぇんばお＝爆竹）がけたたましく鳴り、赤い飾りが辺りを埋め尽くす。商店街では特売が行われ、通りでは祭りと『廟会』（みゃおふい＝縁日）が開催される。日本の正月より、派手で、うるさいこと請け合い（笑）（他の行事へ） （『春節』関連へ） （記事一覧へ）

  2005.01.18

• 薀蓄60-X-masでお正月っ。

  もみの木、まだあります。お正月も過ぎた昨今。でも、この時期、非常に気になることがある。それは街に当たり前に残るクリスマス＋新年の飾りたち。もみの木に書かれた「新年好！」近くの展示用ディスプレイで微笑むサンタさん。こんな飾りがどこに行ってもあるのだ。同僚：「いいじゃん、綺麗だし。」まあ、ね。

  2005.01.06

• 薀蓄59-喪中でも「新年好！」

  そんな習慣も、けっこう好きかと。中国のお正月。基本的に春節（ちゅんじえ。旧正月のこと）がメインのため、祝う／休むのは１月１日の元旦のみのところが多い。１月２日からは職場でも「新年好！」（しんねんはお＝おめでとう）の声が聞こえたりする。日本だと不幸ごとのあった所へは、新年の挨拶を遠慮する、という習慣があるけれど、中国ではそんなことはなく、まずは「新年好！」な感じだったりする。同僚曰く、「新しい年だもの、祝っておきましょ、ね？」ってコトらしい。そんなおおらかな中国。またそれもアリ･･･ですよね？

  2005.01.05

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