中国的薀蓄網頁

[薀蓄―風俗・習慣っ。] カテゴリの記事

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• 薀蓄291-「ちゃいな　りすく」。

  中国ではお上の方針によって、計画が変更になることがあります。「監督が次期の軍人モノドラマに抜擢、　依頼していた仕事は後で」とか、「サミットがあるので交通封鎖+休暇　オフィスに狙撃者が潜伏するといけないので、　立ち入りもダメです。」とか、「看板出していた地区に突然開発が決定。　全部取り壊しです。」などなど。この辺の『風険』（リスク）を考慮し、情報収集等、リスク軽減をしておくのは当然ではありますが、それでも、100％が無いのがこの世の常だったりもします。まあ、こんなときほど落ち着いて行く、ということで（苦笑）追記：＞『風険』（feng1xian3 ふぉんしぇん）リスクの意。

  2007.01.22

• 薀蓄271-「日本人は不潔です」っ。

  こんなこと言われました。生徒：「日本人は不潔です！」私　：「？？」生徒：「だって、日本には「ゴミの日」があるんですよね？」私　：「うんうん。」生徒：「毎日生ゴミを出せないってことですよね？」私　：「そうだね。」生徒：「それって不潔じゃないですか。」私　：「なるほど。でも、「ゴミの日」があるから、　　　　生ゴミの処理もキチンとするし、　　　　処理機を置いている家庭も増えてきているんだよ。」生徒：「･･･なるほど。」日本の皆様、こんな回答でよろしかったでしょうか？追記：『不干浄』（bu4gan1jing4 ぶう　がんじん）『干浄』は清潔、よって『不干浄』は不潔、の意味。

  2006.12.20

• 薀蓄251-『抑えましょう。』

  タクシーで目が覚めた。メーターを見たら、すごいことになっていた。「･･･レシートください。」とりあえず、レシートを貰う。同時にペンを出し、助手席についているタクシーカードの情報を控える。証拠は揃った。「普通、ここまで25元なんだけど。」平均値の8割くらいでいってみる。むろん、レシートをひらひらさせながら、である。「･･･じゃ、30かな。」「･･･。」無言で25元を握らせる。「･･･気をつけて。」「ありがとう。」笑顔で分かれた。この数分で２割引き。費用対効果的には悪くないと思う。

  2006.11.22

• 薀蓄244-『馬、何頭分？』

  慣れないことってあるもんです。違和感を拭い去れないこともあるもんです。時が全てを解決するといっても、消えないことだってあるはずです。『1200「匹」馬力』あ～、もうその『匹』が気になる～～～。追記：＞『馬力』（ma3 li4 まぁりぃ）日本語の「馬力」と同一。ただし表記上、「～匹（pi3 ぴぃい）馬力」と書くことが多い。

  2006.11.13

• 薀蓄237-『カラオケに行こう』っ。

  中国で『（上下）拉ＯＫ』（かぁらーおーけー）といえばカラオケの意味。ただし、大きく２種に分かれている。もちろん一つは普通のカラオケボックス。もう一つは「おねえちゃんのいる」カラオケである。ん？どういう意味かって？いや、初心（ウブ）な僕にはとてもとても･･･。追記：＞『（上下）拉ＯＫ』（かぁらーおーけー　ka3la1 OK）カラオケ、の意味。ちなみに「おねえちゃんのいる」カラオケは略して「ＫＴＶ」などと記載されているところも。

  2006.11.02

• 薀蓄230-「録音しちゃうぞっ」

  「これからの会話は録音されますので、　ご了承ください･･･。」何の話かというと、中国のコールセンターの話であったりする。始めは「通話無料+録音無し」が中心だったセンターも中国人ターゲットのものを中心に「有料+録音有り」になっている。現状を考えるとそれが合理的（？）ということだろう。（でも、電話するたびに怖いです…。）

  2006.10.24

• 薀蓄224-『愛蘭（アイラン）』っ。

  しょっぱっ。先日「土耳其」（とぅあるちぃ＝トルコ）料理のお店へ行った。「愛蘭（アイラン）」というヨーグルトドリンクがあったので頼んでみた。店員「甜的？咸的？」（甘いの？しょっぱいの？）私　「･･･咸的。」（･･･しょっぱいのを。）暫くして運ばれてきた「愛蘭」は見た目は奇麗な白色。インドの「ラッシー」みたいである。とりあえず、飲んでみた。･･･しょっぱっ。トルコって遠いなあ･･･。追記：＞「土耳其」（tu3 er3 qi2 とぅあるちぃ）トルコ（国名）のこと。＞「愛蘭（ai4 lan2 アイラン）」ヨーグルトドリンクの一種。英語では「aylan」と書く。妙な感じもするが、食塩が入っているのがメジャーであるらしく、全く甘みはない。

  2006.10.16

• 薀蓄210-『九雌十雄』っ。

  ご馳走様でした～～。上海の秋の味覚といえば、何と言っても『大閘蟹』（だあじゃあしえ＝上海ガニ）。『閘』（『閘口』じゃぁこぉう＝水門）の文字が表すように、日本と違い淡水の蟹を食するのが中国風。先輩：「『九雌十雄』（じゅぅうつぅ・しぃしょん）といって、　　　　雌は旧暦9月（10月）、雄は旧暦10月（11月）が、　　　　一年のうちで最も美味しいんだよね。　　　　だから、まずは雌を頼んでみたんだけど、どう？」私　：「（がりがり）ん？ええ（もぐもぐ）美味しいです～。」先輩：「（食べながらいうなよ･･･）」美味しかったです（笑）

  2005.10.30

• 薀蓄196-『請我客』っ。

  嬉しかった～（けど･･･）先日、８月４日は私（ねいはい。さん）の誕生日。とはいえ平日で、しかも夏期講習中。どこかでのんびり、ということもなく、いつものように、教科書抱えて教室へ。入ると、なにやら厳かな雰囲気。生徒「先生、後ろを見てください。」謂われるままに振り返ると、後ろの黒板に「誕生日おめでとう」（日本語）の文字が。生徒「でもって･･･（花束を出して）はい、どうぞっ。」う～ん、感無量っ。（だけど･･･。）＜おまけ＞（授業終了後）生徒A：「で、先生、今日はご馳走してくれるんですよね？」私　 ：「ええ？」生徒B：「上海では誕生日を迎える方が皆にご馳走するんですよ～。」生徒C：「私はアイスクリームがいいな。」生徒D：「取りあえず、『火鍋』（ふぉおぐお）かな･･･」生徒E：「いや、先生は日本人だし、『寿司』（しょうすー）に･･･」･･･って、おいっ。＜補足＞・請我客（ちぃんうぉかあ）「私を客にしてください」＝「私にご馳走してください」の意味。ええ、もちろんご馳走しましたとも（泣）

  2005.08.07

• 薀蓄190-「デスノート」っ。

  書いちゃいけません。『紅色』（ほぉんすう＝赤色）といえば、中国ではめでたい色。溢れ返る広告や各種の飾りなど、いたるところで使用されている。ただし、何事も例外はあるように、使ってはいけない場所がある。それは「人物の名前を赤字で書くこと」これは「死を呼ぶ」とされて、非常に不吉であるそうだ。なんでも、お墓に書かれる名前が赤字、というところから来ているらしい。同僚：「じゃあ、「ねいはい」と（カキカキ）」･･･って、何書いてんだっ。（『死亡筆記』（デスノート）の読みすぎです･･･）＜追記＞＞お墓に書かれる名前が赤字本人ではなく、「亡くなった方の奥さんの名前」という説もあり。この場合でも「いずれこの墓に入るんだけどまだ死んでないよ」→「もうすぐ死んじゃうよ」→「死んでおくんなまし」という意味になるので同じかと。（上記、ウラはとってません。）＞『死亡筆記』（すぅうわぁん・びぃいじい）「デスノート」の中文名。「少年ジャンプ」連載の漫画のこと。中国でもグッツ（偽物だけど）が並ぶくらい人気です。＞『筆記』「ノート」の意味。『筆』は中文ではたけへんに「毛」です。（関連ネタへ） (TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.21

• 薀蓄187-『介紹信』っ。

  賞味期限？先日（薀蓄185）触れたように、文具屋で『履歴書』は売っていない。しかし、代わりに（？）『介紹信』（じぇしゃおしん）＝紹介状が売っているのである。労働者にはコネクションと安心感。経営者には安定した人材の確保。この結果が『介紹信』に表れているのだと思う。（もちろん日本と同じように　人材派遣会社（インターネット使用を含む）も　台頭してきている）この『介紹信』、面白いことに「控え」と「有効期限記載欄」がある。「控え」は偽造防止だろうが、「有効期限」は･･･、･･･人の評価にも「有効期限」があるということだろうか（笑）＜追記＞＞ネタ提供そんうぇい様、さんくす！（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.18

• 薀蓄186-『生日快楽』っ。

  おめでとっ。今日は友人の誕生日。中国でも西洋の習慣が入ってきているためか、家族や親しい人とパーティをしたり『生日蛋「米羔」』（しょんりいだんがお）＝誕生日ケーキを食べることも多くなってきている。例の「たんじょうびの歌」、「♪ハッピバースデートゥーユー」に合わせ、『♪祝「イ尓」生日快楽～』（じゅうにい・しょんりー・くわいらあ）と歌ってみた。音痴なので少し恥ずかしかった（笑）＜追記＞＞『♪祝「イ尓」生日快楽～』＝誕生日おめでとう、の意味です。（･･･って書かなくてもいいか）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.17

• 薀蓄185-『履歴書』っ。

  人の想いは重く、主に面白く。面接のお手伝いは「面白い」。何が凄いって『履歴書』（りぃいりいしゅー）の内容。「日本語堪能」と書いてあっても･･･。新人「ドゾ、ヨロシクです。」とまあ、こんな感じなのである（笑）しかし、これくらいはまだいい方で、「カタカナ書けません」（翻訳募集なんですが･･･）なんていうのもある。「履歴書どおり」の人を振り分けるだけでも、多大なリソースを使うことが多いのだ。でも、彼らにしてみれば、『履歴書』は大切なアピールの場。最大限に書かなければ損！ということなのだろう。日本のように文具屋でフォーマットが売っておらず、「『履歴書』をどう作るか」も大切な能力とされる中国。「型」を大切にする日本との違いが少し見えるような気がする。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.16

• 薀蓄183-『元・角・分』っ。

  豊かさの証明？中国のお金の単位は『元』（ゆぇん）実はこの下にも『角』（じゃぁお）、『分』（ふぇん）という単位がある。各単位は１０毎に移行、つまり、１元＝１０角＝１００分となっている。じわじわと物価が上がっている中国では、実際『分』は殆ど見られなくなってきている。先日も定食（７元＝１０５円）を『分』で払おうとしたら1元単位で纏めた、その「財宝の山」を前にして、お店の人に「なんでこんなもの出すんだっ。」と怒られてしまった（泣）しかも、受け取ってくれなかったんですよっ。＜追記＞＞おまけそんうぇい様によれば、「お外で生活なさっている方」に渡した所、「馬鹿にすんなっ。」と怒られた、とのこと。いやあ、北京は豊かだなあ･･･。（そんうぇい様、さんくす！）＞『元・角・分』『元』は別名『塊』（くわい）、『角』は別名『毛』（まぁお）という。口語ではこちらが良く使われている。じゃあ、『分』は何ていうの？というと･･････なんというのでしょう（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.14

• 薀蓄176-『西蔵菜』っ。

  その土地に理由有り。オフィスに入ると同僚が来ていた。明日からの仕事に備え、準備しているという。２人で下らない話をしながら、キーボードを叩く。その中で、『西蔵菜』（しーざんつぁい）＝チベット料理の話がでた。同僚：「そうそう、何故『西蔵菜』が焼肉で有名か知ってます？　　　　『西蔵』（チベット）は高地にあるので、　　　　「蒸す」や「煮る」料理は難しいからなんですって。」なるほど、と思いメモをとった。しかし、肝心のお店の名前を聞きそびれたのは秘密である（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.07

• 薀蓄175-「中国料理マナー」っ。

  マナーというほどじゃないけどね。中国料理にもマナーはある。と、いっても基本的におおらかで自由なので、気にすることはない（と、思う）実際、同僚と食事している時に言われたのは１つ。「お皿を持ち上げない」こと。日本の習慣だと、ついつい持ち上げて食べてしまうが、それは逆にマナー違反らしい。所変われば、礼儀も変わる、といったところだろうか。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.06

• 薀蓄140-『愚人節』っ。

  ･･･ってもう、大変っす。本日、西暦で4月１日は『愚人節』（いぃれぇんじえ）いわゆる「エイプリルフール」である。もちろん、海外から持ち込まれた行事で、中国に昔からあったわけではない。それはさておき、今日も熱気全開のオフィス。暴騰時の証券取引所のようなこの時間に･･･友人「ねえねえ、面白い話なんだけどさあ･･･」電話してくんなっ（怒）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.01

• 薀蓄126-『防盗門』っ。

  簡単防犯っ。こちらの住居のドアは二重になっている。普通の扉と物々しい鉄の扉である。外から帰ってくるときは、まず、その鉄の扉を開け、その後普通の扉をあける。（故に鍵も２つでワンセットだったりする。）『防盗門』（ふぁんだおめぇん）と呼ばれるこれは、格子がはめられた窓がついており、扉を開けずに外の様子を覗くことができる。セールスマンなどがきた場合は、普通の扉を開けて対応、（『防盗門』は閉まっている状態）イヤなら、そのまま普通の扉を閉めてしまえばいい。簡単便利、である。ちなみにこれは私の家だけなのかもしれないが、『防盗門』は引き扉、次の扉は押し扉となっている。酔って帰ってきて『防盗門』を必死に押したりしても、開いてくれないので気をつけよう（笑）（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.18

• 薀蓄125-老公餅、老婆餅っ。

  甘くてしょっぱい日々。こちらでよく売られている円形のパイ。名前を『老公餅』（らぁおごん・びぃん）『老婆餅』（らぁおぽぉ・びぃん）という。『老公』（らぁおごん）は旦那さん（夫）『老婆』（らぁおぽぉ）は奥さん（妻）の意味から分かるように、見た目はほとんど同じ普通のパイである。でも特筆すべきはその味。『老公餅』はしょっぱく、『老婆餅』は甘い餡が入っているのである。外は同じなのに中が正反対って、何か興味深いような気もする。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.17

• 薀蓄123-消費者権益日っ。

  ＠北京の初日。北京に引っ越してきました。とりあえず、会社の寮住まいな日々。暫く住人が居なかっただけに新品同様の綺麗な部屋。でも神様。トイレとシャワーが問題アリってどうですか？洗濯機が無いって何故なのでしょう？しかも仕事が過渡期で修理に立ち会えないって･･･。（結構「いい感じ」の修理員が多いこちらでは、　立会いでの修理が原則。）本日（３月１５日）が『消費者権益日』（しゃおふぇいじゃあ・ちゅえんいいりい）なので、消費者センターに電話せよ、ってことなのでしょうか？え～ん（泣）＜追記＞＞『消費者権益日』その日付から『３・１５』（さん・やおうぅ）とも呼ばれる。国際消費者連盟が1983年に確定した「国際消費者権益の日」にあわせて制定。悪質商売を特集した番組などが組まれたりする。と、いっても街中で変化があるわけではなく、怪しげ商品は今も私達を待ちつづけている（笑）（他の行事へ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.15

• 薀蓄109-酒はナミナミっ。

  お疲れさーん。（ちょっとだけ前回の続き）と、いうことで早速乾杯をすることにした。「来、来、来（らい、らい、らい＝さあ、さあ）」などといいつつ、相手のグラスにビールを満たしていく。泡を入れるとケチと見られるためか、ビールを注ぐ場合、基本的には泡を立てず、並々と注ぐのが中国作法である。「（ビールの）泡もいれて欲しいなあ･･･」などというと、狡猾（じゃおふぁ＝ズルイ）とか言われてしまう。『宴会は勝負』と思っている感があるのだろうが･･･勝負しなくてもいいと思うのは私だけ？（他の習慣ネタへ） （TOPへ） （記事一覧へ）

  2005.03.01

• 薀蓄100-宴会バトルっ。（LV.1）

  ここが正念場っ（泣）仕事が一段落ついた。と、いうことで、労いの意味も兼ねて、現場のお兄ちゃん、お姉ちゃん達とご飯を食べにいくことにした。私　 「じゃ、食べにこっか。」工員A「ねいはい。さんがご飯奢ってくれるって。」工員B「え、ホントですか？」工員C「そっかあ、ねいはい。さん主人（じゅぅれん）だもんねv」工員D「そうなんだあ。みんなーっ、奢ってくれるってよぉーっ。」私　 「やっぱり、『AA制』で･･･。」大勢 「なになに、どれどれ、ホント？」（←聞いてない）皆 「わあ、ねいはい。さん、ありがとうvv」･･･財布ぴーんち。＜補足＞＞主人（じゅぅれん）中国宴会でホストに当たるのが、「主人」（じゅぅれん）基本的にこの「主人」がお客にご馳走する運びとなっている。彼女の台詞は「主人」と発音の似ている「主任」（じゅぅれん＝主任）をかけている洒落らしい。（賢い！）ちなみにお客さんは「客人」（かぁれん）という。･･･基本的には『オゴリ好き』な中国人にたかれるのは、ひとえに私のキャラのなせる技（？）こんなときに主任は、主任はどこへ･･･。（答　出張中です。）（関連ネタはこちら）

  2005.02.20

• 薀蓄77-『鶏爪』でお金持ちっ。

  さあ、食べてみて！飲茶でよくでる『鶏爪（じーじゃぁお）』文字通り、ニワトリの足である。味付けはしてあるものの、外見はそのままなので、初めはかなり戸惑った記憶がある。それを見た同僚曰く、「鶏の爪は金運を引きよせる力があるんですよ、ここで食べないと絶対に損です。『絶対』にもったいないですよ。嘗一嘗（ちゃんいーちゃん）＝食べてみてくださいよ！！」途端に集まる周囲の眼差し。「なるほど、日本の縁起物の『耙子』（ぱぁず＝熊手）のようなものなんですね。」とか言って、お茶を濁せない状況。ええい、ままよっ。（お陰で食べれるようになりました。いや、意外と美味いですよ。）（関連ネタはこちら）

  2005.01.28

• 薀蓄62-火事で儲けっ？

  人、機材共に無事。でもって･･･先日、オフィスにボヤ騒ぎが発生。煙の中を非常階段で逃げました。幸い、オフィスから離れた階でのできごとだったため、『ドリフの爆発コント後』のような真っ黒の顔になった他は、特に問題は無し。「命あっての･･･」ということを再認識した一日でした。処理後、すぐさま業務に入ったのですが、そこで微笑んでいるはウチのボス。曰く、「これで今年も売上増ですよ（はぁと）」とのこと。聞いてみると中国には「火事になると縁起がよく、商売繁盛」というジンクスがあるのだとか。たしかに、「火（ふぉお）」や「火爆（ふぉおばお）」のように「人気がある／盛んである」を表すのにこちらでは「火」の文字を使用する。売上も燃え上がるように上昇！というイメージなのだろう。　 　　　これに懲りず、頑張るぜい。

  2005.01.11

• 薀蓄61-年男／年女っ。

  ある意味せくしー？こちらの年末年始。様々な飾り付けと共に売り場に並ぶのは、目に痛いくらい真っ赤な、本当に赤い下着の群れ。これは中国の十二支と関係している。その年の干支にあたる人（今年なら酉年）をこちらでは本命年（べんみんにぇん＝年男／年女）と呼ぶのだが、その年男／年女は不運を呼ぶ悪魔に狙われやすいらしい。その魔除けとして縁起の良い色である赤を身に付ける、ということだそうだ。午年の私であるが、やはりそのときには真紅のパンツを身につけるべきであろうか（笑）

  2005.01.10

• 薀蓄58-『収据』でいいかい？

  よく聞かれると思ったら･･･。中国の領収書は2種類ある。税務署で購入する正規の領収＝『発票』（ふぁーぴゃお）と日本の文具店で売っているような普通の『収据』（しょうじぃ）である。会社の損失計上や税金の支払い額はすべて『発票』に基づいているため、領収書といえば普通は『発票』を指す。なのに買い物をするとよく「『収据』でいいかい？」と聞かれるのは何故かといえば･･･同僚：「漏税（ろうしゅぃ＝脱税）を考えてるんですよ。」なるほど。

  2004.11.05

• 薀蓄21--中国男性の夢！

  男性の３大理想生活。よく言われる話ではあるのだけれど。中国男性に限らないが、よく言われる中に、『日本の奥さんと西洋の家、そして中華料理の生活』というのがある。今では少し偏見かも？と思われるこの言葉は、外国への憧憬と故郷を愛する気持ちを端的に表したものであると思う。ちなみに女性の場合は『日本人奥さん』のところが『上海男性』となるのだとか。なんでも、よく尽くしてくれるというイメージがあるらしい。と、いうことは、日本人の女性が上海男性と結婚したら、お互いに最高の生活･･･かな？（他の関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2004.07.21

• 薀蓄20--「発票」でスクラッチ。

  中国で買い物をするのであれば、一度は貰っておくべきかと。中国のレシートにはある特徴がある。「発票」（ふぁーぴゃお）と呼ばれるそれは、右上の方に銀色のスクラッチエリアが付記されている。コイン等で削ると最大5000元（75000円）の賞金が当たる仕組みだ。（ちなみに『20元』ですら一回も当たったことは無いのですが）なんでそんなことを、という方も多いと思う。その理由は簡単。売上の把握しにくい飲食業などの脱税対策なのだ。賞金クジ目当てにお客がレシートを請求、これを元に･･･ということらしい。人の欲求を上手くついた中国らしいシステム、買い物の際は是非、給我発票（げいうぉー・ふぁーぴゃお）＝「レシートちょうだい」といってみることをオススメします。

  2004.07.20

• 薀蓄19--人生はお茶のように･･･？

  北京でお茶を飲む時、非常に気になることがある。それは、ずばり「葉をそのままコップに入れること」茶葉が浮いて飲みにくいことこの上ないが、同僚曰く、「葉が沈むまでゆっくり待てばいいんですよ」とのこと。人生もまた同じで、『人生如茶細心品』（人生はお茶を味わうようにゆっくりと）これが味わいのある茶人の心構えなんだとか。（ちなみにこれは、一般的にお茶を飲む時の話。茶館などは違います。）

  2004.07.19

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