中国的薀蓄網頁

[薀蓄―生活っ。] カテゴリの記事

全40件 (40件中 1-40件目)

1

• 薀蓄242-「携帯はアクセサリー？」

  中国の携帯は高い。売れ筋は1500-3000元（22500円-45000円）新機種になると8000-1万元（12万円～15万円）のものもある。大卒の平均月給が売れ筋携帯と同じくらいであるから、感覚的にはどのくらいの値段が想像がつくと思う。でも、これが全体としてはかなり売れているのである。新モデルがでると、今のを中古屋に流して、新しいものを買う人もいるくらいである。何故、売れるのか。色々理由はあるが、「携帯は『装飾品』に近い属性を持っている」こと。これが大きな一因であると思われる。日本もそうだが、携帯とは人目に触れやすいものである。その良し悪しは別として、街中で携帯を出さない日はないだろう。人目に触れるものは自分を飾るもの。某MP3プレーヤーなどもそうだが、露出するものをお洒落にするのはよい方法であると思う。特に、日本より自己顕示欲が強い方が多い中国ではなおさらである。追記：『装飾品』（じゅあんしぃぴぃん　zhuang1shi4ping3）装飾品、アクセサリーのこと。

  2006.11.09

• 薀蓄240-『新上海・謎ビール』

  ビールが安い中国。物価の上昇著しい上海ではあるが、日本人の感覚からいえばまだまだ安いところが大半である。「ねいはい。さん、上海で一番安いビールって知ってる？」「？？」「『新上海』ビールっていうんだけどね･･･（言いつつ、デジカメのスイッチ入れる）」「おおお？？」値段は1.5元。（通常3-5元程度）店売りは無く、工事現場等の弁当時に注文可能。おっちゃんが自転車で運んできてくれるらしい。上海テレビタワーのラベルが目印。特筆すべきはその瓶。他社の瓶をそのまま使用。ラベルは「新上海」でも「サントリー」の瓶だったりする。（ちなみに飲んだ後は瓶を返さないといけないらしい。）是非、飲んでみたい幻の一品である（？）（店売りを見かけたら教えてください・笑）追記：＞スマイリー木根さんネタ提供、さんくすです！

  2006.11.07

• 薀蓄228-子供には聞かせられないっ。

  私見ではあるが、こちらの多くの方は、「噪音」（ざおいん）＝騒音を気にしない方が多い。先日香港に行ったときの第一印象が「香港って静か」というように、基本的に中国は『賑やか』な街であったりする。室内での生活も例外ではなく、隣のドラマの音（大音量+壁薄い）が聞こえていたりすることも多い。それでも、日本のように苦情がでるかというと、中国人の間に限って言えば、殆ど無かったりする。しかし、そんな彼らでも唯一（？）気にかけるシーンがある。それは「子供部屋の防音」隣に音が漏れるのはＯＫだが、子供部屋にＴＶナレーションが流れては勉強に差し障るというのである。この辺のニーズ、まだまだ足りないのが現状だったりする。＞追記：「噪音」（ZAO4 YIN1 ざおいん）騒音、やかましい音のこと。

  2006.10.20

• 薀蓄212-『蒸蟹』っ。

  お・い・し・い～～。（以前の記事（薀蓄210）から見ると吉。）上海名物『大閘蟹』（だあじゃあしえ＝上海ガニ）。色々な食べ方があるが、『蒸蟹』（じぇんしえ）という食べ方が有名。生きた蟹を糸でしっかりと結び、シソの葉を敷いた蒸篭（セイロ）で蒸し上げる。青黒い甲羅が鮮やかな紅色に変われば食べごろのサイン。そのアツアツを黒醋と生姜でいただくのである。シンプルではあるが、濃厚なカニ味噌の味わいを大切にした食べ方なんだと思う。ちなみに、カニ味噌がついている甲羅に『紹興酒』（しゃおしんじゅぅう）を少し入れて食べるという方法もある。タレに入れる生姜と紹興酒は中国では『陽』に属する食べ物で、蟹の臭みを消すだけではなく、体を暖める効果もあるといわれている。『陰』（＝体を冷やす）の食べ物である蟹とのバランスをとっているのだろう。う～ん、また食べたくなってきたなぁ…。追記：＞食べ終わったら中国茶入りのフィンガーボールで手を洗うと吉。落ちにくい蟹の生臭さが簡単にとれてしまう。是非是非お試しあれ。

  2005.11.13

• 薀蓄209-『中薬除根、西薬治表』っ。

  ふう。朝まで飲んでいた次の日。知人の紹介でマッサージ屋さん（お灸有）へ行った。暑くないので大丈夫と聞いていたが、なにしろ初体験なので、ドキドキの私。まずは薬膳茶で体を温めてマッサージ。準備万端でベッドに寝そべって待っていると、お灸を持ったお兄ちゃんが入ってきた。彼：「それじゃ、お灸しますよ。」私：「（ドキドキ･･･）あ、熱くないですよね。」彼：「大丈夫ですよ。じゃあ、はじめますね。」（といって、お灸を背中に据える）私：「おおお･･･（って、何ともない？）」彼：「じわじわっと暖かくなる感じでしょ？」私：「ホントだ･･･暖かいですね。　　　何かお風呂に入っているような感覚･･･。」彼：「そうでしょう。良かったら定期的に来るといいですよ。　　　中国では『中薬除根、西薬治表』　　（じょんやおちゅうげん・しーやおじいびゃぁお）といって、　　　病気のもととなる体質の改善ができるのが特徴ですからね。」私：「･･･。」彼：「･･･お客さん、聞いてます？」私：「･･･ZZZ。」彼：「もう、寝てる･･･。」と、いうわけで、目が醒めたら既に終わっていたりした。しきりに寝つきの良さを誉められたのだが…･･･それってどうなんでしょう？

  2005.10.23

• 薀蓄188-「中国ビザ」っ。

  最後はちゃんと確認して行こう！日本国籍の方が中国へ短期滞在する場合、「シングルビザ」はお勧めできない。観光・商用・親族訪問・トランジット目的の場合、15日間以内はビザ取得は免除されているし、香港・マカオなどに出国（？）した場合、折角取得した「シングルビザ」は無効となってしまうからである。ちなみに香港は90日以内の滞在ならビザ不要。マカオも30日以内は同じく不要である。ちなみに、中国本土から香港・マカオに入り、再度、本土に入国すると、また15日以内の滞在が可能である。（もちろん、これは香港・マカオの滞在日程についても同じ）なら、往復すれば･･･。＜追記＞＞注意上記は本日（2005年5月19日）時点の情報。この手の規則はよく変わるので、詳細は大使館若しくは各旅行社に問い合わせを。ちなみにビザ発行にはパスポートの残存有効期間がある程度（大抵は滞在日数＋３０日）あることが必要。＞関連ネタ中国ビザの種類に関しては「薀蓄184」参照のこと。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.19

• 薀蓄182-『東坡肉』っ。

  『東坡』さんの『肉』っ。日本でもよく見る『東坡肉』（どんぽーろう）＝豚の角煮。これは、宋代の詩人、蘇東波が、好んで食べたということに由来するという。故事によれば、彼が、豚肉を料理しようと大鍋に入れたはいいが、物書きに夢中になっているうちに、３夜４日も過ぎてしまう。その後の水を吸った豚肉を食べてみると、余分な脂肪が抜けて、美味しかったということだとか。ん、無性に食べたくなってきたな･･･。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.13

• 薀蓄179-『手機』っ。

  日本の形式が少数派だそうな。最近中国でも『手機』（しょぉうじー）＝携帯電話を良く見るようになった。今回は詳しく触れないが、『手機』内にSIMカードという取り外し可能な小さなICカードを入れて使用するのが、日本と大きく異なるところである。このSIMカード、中に電話番号簿や自分の電話番号が入っている。これを差し込んだものが「自分の携帯」となるのだ。A社からB社に携帯を変更するときも、SIMカードを入れ替えるだけでOK。もちろん電話番号もそのままである。デザインが気に入ったけど、他社の携帯だから･･･というのがないのは便利である。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.05.10

• 薀蓄143-『可楽鶏翅』っ。

  コーラで美味いっ。知人の得意料理は『可楽鶏翅』（かぁあらあ・じーちい）手羽先のコーラ煮である。ええ？コーラで煮るの？とちょっと腰が引けていた私であるが、出来上がった飴色の手羽先は食べてみると中々美味しい。早速レシピを聞いてみることにした。＜材料＞鶏の手羽先/コーラ/しょうゆ 生姜（薄切り）/塩・こしょう・油 ＜作り方＞１、鶏の手羽先に、塩・こしょうをし、　 油をひいたフライパンで、表面に焼き色をつける。 　　（軽くでOK）２、手羽先、コーラ、しょうゆ、生姜を鍋に入れ、　　アクを掬いながら、煮汁が少なくなるまで煮込む。　　（始めは中火→沸いたら弱火で。　　　落とし蓋があるとなお良し）３、食べる（笑）私も今度作ってみようかと思っている。試食してくれるチャレンジャーは随時募集中である（笑）＜追記＞＞『可楽鶏翅』コーラ煮という手法は（私が知らないだけで）意外とポピュラーな料理法らしい。（日本の料理本にも載っていたような･･･）一緒に煮て、ゆで卵を作っても美味しいそうな。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.04.04

• 薀蓄139-『電飯鍋』っ。

  この辺が中国っ。中国で一般的に売られている『電飯鍋』。（でぃえんふぁんぐお＝電子炊飯器）これには日本にはないオプションがついている。何と『蒸籠』（じょんろぉん）があり、『饅頭』等を蒸すことができるのだ。最近は『微波炉』（うぇいぼおるぅ＝電子レンジ）などでも可能な冷凍饅頭もあるのだが、『電飯鍋』も捨てがたい。朝のキッチン。どちらを使うか迷って遅刻しそうになったのは秘密である（笑）＜追記＞＞『電飯鍋』別名『電飯堡』（でぃえんふぁんばお）とも言う。ちなみに『堡』（ばお）は当て字。正確には「保」の下に「火」と書く。元々は鍋の意味。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.31

• 薀蓄137-『電梯』っ。

  王様も家来なしでは･･･。一部の高級マンションを除くが、中国住居のエレベーターには管理人が乗っている。不審者が内部に入らないようにとの配慮であるという。『電梯』（でぃえんてぃ＝エレベーター）に乗ると、美しいエレベーターガール（管理人）が黙って自分の階のボタンを押してくれる。エレベーターガールがお婆さんなことを除けば、ちょっとした王様気分である（笑）ただ、少し問題があり、管理人の交代時間、ご飯時間、そして管理人が寝てしまう深夜にはエレベーターが稼動しないことが多い。深夜に飲んで帰ってくると、階段を這って登るハメに･･･。あと何階だよ～～（泣）＜補足＞＞一部の高級マンション上記では幾らなんでも不便、と思ったためか、現在のマンションは入り口にガードマン、エレベーターはカメラのみで無人。もちろん２４時間稼動、というところが増えている。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.29

• 薀蓄131-『饅頭』っ。

  朝のいい香り。中国式朝食の代表選手といえば、『饅頭』（まぁんとう）。日本の饅頭（まんじゅう）とは異なり、中に具は入っていない。中華蒸パン（プレーン）という感じである。朝になるとあちこちから、『饅頭』を蒸かしたいい香りが漂ってくる。その香りを嗅ぎながら、目を覚ます昨今だったりする。＜追記＞邪道かもしれませんが、オーブンでカリカリに焼いたりしても美味しいかと。（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.23

• 薀蓄115-ビールを選べっ。

  そう言われれば、違うような･･･。友人とお酒を飲んだ。ビールを小売部（しゃおまいぶう＝小売店）で買ったのだが、彼は缶ビールのラベルをしきりに見ていた。何をしているのか聞いたところ、「ビールの製造場所を見てるんですよ。」とラベルを指差された。友人：「ほら、同じ缶でも生産工場が違うでしょ？　　　　 結構、場所によって味の違いがあるんですよね。 あ、それと賞味期限にも注意。 たまに古いのが置いてますからね。」早速、異なる場所のビールを買って試してみた。確かに違う･･･ような気がしたが、めちゃめちゃ飲んだため、定かではない（笑）（他のネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.07

• 薀蓄110-姜糖水っ。（二日酔いに）

  この味、どこかで･･･。（ちょっとだけ前回の続き）飲み会の連続で『爛酔如泥』（らんずいるぅにぃ）＝酩酊する（泥みたいにべろべろに酔う。）な日々。まあ、それはいい。しかし問題なのは飲んだ後の二日酔い（『宿酔』＝すうずい）である。この困難にどう立ち向かうか、これは酒飲みにとっての永遠のテーマといってよいだろう。中国では『姜糖水』（じゃんたぁんしゅぅい）といって、沸いたお湯に『姜片』（じゃんぴぇん＝生姜スライス）、そして『紅糖』（ほぉんたぁん＝黒砂糖）を入れて飲むというのがある。これも立派な漢方の知恵。体が温まるので風邪にもいい。（「ホットコーラ」（上記レシピのお湯をコーラに変えるだけ）という別バージョンもあり･･･ってコレは日本にもあるか。）でも、一番の対策は「飲みすぎないこと」。それは知っているのだけれど･･･（泣）追記：＞『宿酔』（すうずい）辞書では「二日酔い」の訳として、この語句を良く見るが、実際は殆ど使われることがない。「飲んだので頭が痛い。」「体調が悪い」などというのがポピュラー。「二日酔い」そのものの単語が使われないのは、やはり酒飲み文化のプライドなのであろうか（笑）＞『紅糖』（ほぉんたぁん）中国ではその色が赤みを帯びているものが多く、黒砂糖を「紅糖」と呼ぶことが多い。色によっては「黒糖」（へいたぁん）とも呼ばれる。＜ネタ提供＞広州おもちゃん様THANKS！（関連ネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2005.03.02

• 薀蓄97-給水機っ。

  ウチにもありますぜい。（前回分から読むと更にお得です。）･･･と、いうことで、中国水道水が飲めない以上、水といえば、礦泉水を指すのが普通である。しかし、それを買うのも面倒、と思う人もまたいるわけで、中国のオフィス、一般家庭では給水機が普及している。（日本の公共機関等にある、紙コップ付きのアレである。もちろん、中身はミネラルウォーター。）日本では殆ど見かけないが、こちらでは、普通に電化製品売り場に並んでおり、本体は200-300元（3000円―4500円）程で購入可能である。電気式で冷水/お湯も出せる優れもの。お茶の他、カップ麺を食べるときにも使え、意外と便利だったりする。しかも、上部に設置された水ボトル（１９リットル）は電話一つで宅配してくれる。普通のペットボトルで買うよりコストも安く、お得である。水一本でも配達。この辺が人の多い国、中国ならではだと思う。(関連ネタはこちら)

  2005.02.17

• 薀蓄96-沸かして飲むっ。

  日本って恵まれてるよなあ。他の海外と同じく、中国の水道水は直接飲むことができない。煮沸が基本である。そんなの面倒じゃあ、という人はもちろんいるわけで、いたるところで礦泉水が売られている。（くぁんちぇんしゅい＝ミネラルウォーター）こう書くと結構心配する方もいるわけで、「じゃあ、うがいしたときに飲んじゃったらどうするの？ ねえ、死んじゃう？危ない？」･･･などと（何故か嬉しそうに）いう人もいるが、衛生処理はされているわけだし、飲めない理由は硬水であるため、ということらしいので、うがいくらいでは問題無い（はず）である。もちろん、沸かしてお茶にするのが基本なのだが。

  2005.02.16

• 薀蓄89-列車切符を買うっ。

  『民族大移動』のごとき波の中を。春節を始め、中国の休暇期間に、列車の切符を買うのは自殺行為に等しい。長期休暇が少ない中国では、その時期、実家に帰る人で賑わうからである。いや、「賑わう」なんて表現は手ぬるい。チケット売り場が見えない程の人の群れ。我先にと言わんばかりに突進するその姿は、バーゲン会場のそれを上回るような勢いだ。チケット売り場についても安心はできない。『請排隊（ちぃんぱぁいどぅい）＝並んでください。』の連打で左右からの割り込みを阻止し、売り場の係員にお金を渡す。そして受け取ったチケットと財布をスリとダフ屋の追撃から守りつつ、すばやく退却する。そしてはじめて平穏が訪れるのである。その姿はさながら、『蜘蛛の糸に群がる人々』のようですらある。で、対策だが、その時期に移動しないのが一番よい（笑）どこに行っても混んでいるし、その上、シーズン特別料金（もちろん高い）。効率からいうとお勧めできる時期では無い。どうしてもしょうがない場合は、早めに予約しておくか、比較的高い飛行機便を利用するとよい。料金の関係だと思うが、列車便にくらべて空いている事が多いからである。（しかも、飛行機チケットなら、配達してくれるし。）もし、春節を含むこの時期に旅行に来ることがあれば、是非、駅周辺を覗いて見ることをお勧めする。溢れ返る人々とその熱気にぐったりすること請け合いである（笑）＜補足＞＞列車チケット北京・上海等、一部電話予約（及び宅配）が可能な地域もあります。でも、同僚の話によれば、「俺なんて2日間電話かけっぱなしでやっと買えたよ。」とか、「有給とって電話してた。」というくらいに込み合っているそう。長距離高速バスも同じらしいです。

  2005.02.09

• 薀蓄75-ラッパのマークっ。

  「あのマーク」CMの意味。前回の補足（？）を少し。正露丸とは一般名称で、日本を含め、中国の他社も正露丸を製造している。（もちろん他社製は「ラッパのマーク」ではないわけだ）もとは『征』露丸。日露戦争時に使われだした薬だったらしい。ちなみにCMソングで使用されているあの勇壮なトランペットには続きがあって、ちゃんとした曲になっている。下痢と戦い勝利する正露丸をイメージしているそうだ（笑）（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2005.01.26

• 薀蓄74-正露丸購入っ。

  助かった･･･。お腹の調子が悪い。うーん、どうしようと聞いてみたら、正露丸（じぇんるぅわぁん）を出された。説明書きは中国語なものの、まさしく見慣れた正露丸ではないか！これが日本が世界に誇る技術ってヤツだと実感。（ちょっと違う？）（大都市の薬局、コンビニや、国境間の免税店で購入できます。僻地はこの限りではありませんが。）（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2005.01.25

• 薀蓄73-中国加湿器の掟っ。

  ぱわふる、なんです。雨が少ない内陸が国土の多くを占める中国。乾燥する冬は一部の沿岸地域を除いて加湿器が必要である。（初めは購入せずに頑張っていたが、朝、欠伸をしたら唇が四方八方に切れ、かなりエライことになったので購入を決意。）でも、ここで注意が一つ、決して目盛りを『強』にして寝てしまわないことである。中国加湿器はあまりにもパワフルすぎるため、そのまま朝目覚めると、部屋中がぐっちょり、自分も濡れてぶるぶる、ってことになってしまう。過猶不及（ぐおようぶぅじぃ）＝「過ぎたるは及ばざるがごとし」なにごとも適度が一番である。（そんなスイッチがある、ということもどうかと思うけど）（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2005.01.24

• 薀蓄71-ガスは無臭っ。

  火の用心。換気してみて、元栓締めて。「使うときは絶対換気。終わったときは絶対元栓。忘れないように！！」こちら（中国）に引っ越してきた初日、ガスの使い方についてレクチャーを受けた。そんなの分かってるってば、と思ったものだが、これには理由があったことに気がついた。中国のガスは香りが付いていない。（正確には微かにする）しかも、一般的な家庭では、料理の他にシャワー時に室内設置のガス湯沸し機を使う。（台所についているアレである。）警報機もついてないところが多いのが現状である。そう、使う機会が多いのに、ガス漏れ・酸欠を発見しにくい状態にあるのだ。気がついた時にはすでに手遅れ、とならないようにとの配慮だったのである。決して私がガキっぽいからではない。･･･と思いたい。（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2005.01.22

• 薀蓄63-イミグレ高速突破っ。

  長蛇の列を駆け抜けろっ。こちら（広州）に来て香港に行く機会が増えた。と、なると煩雑に感じるのが、広州‐香港間のイミグレーション。（出入国管理）入国カード書いて、列に並んで、パスポートだして･･･出入りする度に行うこの手続きが面倒くさく感じてしまう。この時間を短縮できるコツを書いてみることにする。１、出／入国カードは書き溜めておく（窓口で沢山貰っておき、予め書いておく。）２、よい席を確保しておく（到着後すぐ出れるような場所。　列車なら出口付近、飛行機なら先頭）３、急いでゲートに向かう（当たり前だが、意外と重要）４、ゲートの列は一番端を狙う。（出入国ゲートは大抵複数の列で構成されている。一番端の列は隣に臨時の追加ゲートが設けられる場合があり、その時にスムーズに移れるようにするため）他にも何かあれば教えてください（笑）（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2005.01.12

• 薀蓄48-トラブル対処っ。（＠中国）

  コレって結構使えるんですよね･･･。海外旅行で一番心配なのが、トラブルとの遭遇である。自分ではいくら避けようと思っていても、丁度、検問なんかがあって中国語のあの喧嘩腰の口調で、警官に呼び止められたら･･･と考えると、夜も眠れない人もいるのではないだろうか。と、そんなときにいい方法は一つ。首をぶんぶんと振って「とにかく喋らない」のである。そのとき、すっごく困った顔をすると効果的。話さなくてはいけない時もすべて日本語「わかんないです。」で通してしまおう。下手に中国語や英語など、あちらの分かる言葉で話してしまうと、こいつは話が分かる、と認識され、根掘り葉掘り聞かれてしまうことになるので注意。日本語で「わかんない」を続ければ、その内あちらも呆れて、じゃあ、いっていいよ。と開放してくれるはず。注意としては、帰り際に「謝謝」といわないことだろうか（笑）（他の関連ネタへ）（記事一覧へ）

  2004.09.25

• 薀蓄47-都市観察考っ。（自動車編）

  車の流れは人の流れ、かと。早朝、飲茶しながら道を流れる車を眺めていた。虎門（ふーめん、と読む、工場が並ぶ開発区が多い）では、圧倒的に輸送トラックが多く、その次にバス、個人輸送車系（軽トラ、ワゴン）タクシ-、普通乗用車、と続く。まさに工業（いや、工場、か）都市といった趣である。一方広州では、タクシーと自家用車、バス、トラックの順で、（見た目がダサい）軽トラなどはあまり見かけない。スマートな都会になりつつある広州の状況を表していると思う。車の流れを見れば、都市の生き様が見えるのかも、とつらつらと考えに浸りながらお茶を飲む･･････って、そんなことしてちゃ駄目だってば。（その後、ダッシュで会社へ）

  2004.09.18

• 薀蓄45-中国滞在度チェックっ。

  以外と気づかないもの、それが「習慣」突然だが、中国滞在度チェックなどをしてみたいと思う。以下に当てはまれば、立派な中国在住者（？）・タクシーのドアを自分で閉めようとする・何とか値切れないだろうかと考えてしまう・車がいないと信号機が赤でも渡りたくなる・トイレでゴミ箱を探してしまう・物の値段が高く感じてしまう・簡体字（中国漢字）で書いてしまっているもちろん私は全部有り。慣れて来たのがよいのか悪いのか。

  2004.08.27

• 薀蓄32--豊かさのある風景（＠北京）

  北京で見かけた「豊かさ」の一幕。自宅駐輪場前。いつものように帰宅すると、タクシーから夫婦らしき２人が降りてきた。両手には沢山のカルフールの袋。袋からは透けて「棒！」（ばん　注1）の文字が見える。「お金払うから、ちょっと袋を持っていて～」おばちゃんが、おじちゃんに袋を渡す。おばちゃんは運転手にお金を払う。二人は家路を急ぐ。北京ではこんな光景が増えてきたように思う。＜注1＞『棒』（ばん）＝（良い意味で）「凄い」を表す。この場合は「特価品！」程度の意味。

  2004.08.04

• 薀蓄26--北京自転車.りさいくる（偽）

  『泥棒じゃない。ただ空腹なだけ』って訳･･･ではないと思う。突然だが、私の自転車は現在ので６台目である。口惜しくも残りの５台は何者かの手によって盗まれてしまった。１台目の『新品+小さな鍵+路上駐車』から、様々な遍歴を経て（？）現在は『中古+大きな鍵+管理人付き駐輪場』ということで事なきを得ている。（初めからそうすればよかったのに･･･と同僚から笑われたのは言うまでも無い・泣）北京に自転車泥棒が多いのには『発達した中古市場』が理由の一つとして挙げられると思う。自転車に限らず、小物や家具、電化製品など、北京には様々な中古市場がある。それ自体は問題ないのだが、手軽に売れる（＝身元確認が甘い）ため、盗品でも簡単に売却可能なのである。（苦笑）『盗品が簡単に換金できる』『手軽に物品を売買できる』これが表裏一体であるところが面白い（？）ところである。（最近では少々減ってきているらしいけど･･･）

  2004.07.27

• 薀蓄25--卵ごはんっ。

  いや、これが結構食べたくなったりするわけで･･･。先日の日記でも述べたように、中国では『生卵を食べる習慣』が無い。（と、いうか日本のほうが珍しい）故に日本では当たり前の『生食』用の卵も、こちらではほぼ皆無である。『日本では朝食時、納豆と生卵をご飯に･･･』などと言うと、『うそでしょ？危ないですよ。　露天市の卵なんて一日中あの炎天下に置かれているんですよっ！』と、「嫌そ～」な顔で力説されてしまう。日本との差を感じる一幕である。（でも、力説しなくてもいいと思う。）

  2004.07.26

• 薀蓄24--吉野家の卵っ。

  所変われば、それも『当たり前』ではなくなるわけで･･･。近代化が進む北京では、各種ファーストフード/外食産業が数多く進出している。マクドナルド、ケンタッキーはいうに及ばず、各種日本料理や回転寿司、ピザハット、吉野家なんてのもあったりする。ただ、一部の『専門店』意外は中国風にアレンジを施しているところが殆ど。もちろん、お馴染みのメニューもあるので、中国まで行ってファーストフード･･･などいわずに、中華に飽きたら行ってみるのもよいと思う。前置きが長くなってしまったが、今日はその中の『吉野家』（じーいぇじゃー）について触れてみたい。日本と比較して驚くのはまず、『生卵が無い』こと。卵注文で煎鶏蛋（じぇんじーだん＝目玉焼き）が出てきてしまう。（基本的にこちらでは生卵を食べるという習慣が無い）他にも『チキン丼』が牛丼と並んである、紅しょうが有料など吉野家一つとっても、習慣と宗教の違いが端的に表されていると感じる。ちなみに価格は20～30元（300円-450円）前後。定食屋の中華が一食10元なのを考えると、やや豪華なご飯だったりする。ほかほかの牛丼にちょこんと乗っかる目玉焼き･･･日本では見られない光景だと思う。

  2004.07.24

• 薀蓄22--北京キッチンの特徴！

  そういえば、って気づくこと。それ全てに理由有り。昨日の日記の理想をかなえるべく（？）今、中国では西洋住宅がスタンダードになりつつある。中国伝統の家は凄い勢いで取り壊され、逆に「胡同」（ふーとん＝横丁の意味、クラシックな住宅街を指す）などが観光コースになっているくらいだ。でも、北京で流行らないのは「オープンキッチン」殆どのキッチンは大きな扉によって部屋と分けられている。何故か、というとこれまた簡単。「だって、中華（料理）は油が多いでしょ。」とのこと。なるほど。

  2004.07.22

• 薀蓄17--バーゲンで見よ--『折』

  中国のバーゲン会場。これを知らねば生き残れない（？）こちらに来たばかりの時の話。右も左も分からない私は同僚と買い物にいった。ざわざわとうねる人の波に買う前から圧倒させていたりする私であった。「ねいはいさん良かったですね。丁度バーゲンの時期ですよ。」「そうか、だから皆安いんですね。あれって『8割引き』ですよね。　いやあ、さすが中国、安いですねえ」「いや、あれは『8割で売る』（＝２割引）ってことですよ。」同僚は笑っていた。本日の中国語『8折』（＝2割引）『不折』（＝割引なし）バーゲンになるたび、ちょっと恥ずかしく思い出す今日この頃。

  2004.07.15

• 薀蓄15--30円ビール！

  ビール大国中国。場所にもよるが、ビールは非常～に安い。『食堂』（レストランに非ず）でビールを頼むとなんと一本2元～（30円）くらい。コーラが3元～（45円）くらいからなのを考えると、どちらを飲むべきか、非常に迷うところである（笑）「安いでしょう？だから皆こうやって飲んでいるんですよ。」･･･って今、昼休みなんだけど。（ちなみにこれは一般的な食堂で、国産ビールを頼んだときの話。　同じ中華でもレストランや他の料理店などではもっと高かったりします。　銘柄によっても異なりますし。　あ、ちなみに皆が昼から飲んでいるわけでも無い･･･ですよ）（他のネタへ） （TOPへ）（記事一覧へ）

  2004.07.13

• 薀蓄12--北京ダックを格安で！？

  北京といえば『北京ダック』！今回はこれを市価のたった10％で食べる方法を紹介しよう。丸焼きにしたアヒルの皮のみを食べるこの料理。あつあつでパリパリの皮を薬味と共に包む瞬間は、まさに至福。北京に来た～という感じを存分に味わうことができることだろう。ちなみに市内では100元（1500円）程度で食べることができる。（あ、最後に出るダックスープも美容に良いらしいです。）しかし、皆さんは知っているだろうか。この北京ダックを市価のたった10％で食べる方法があるのを。それはずばり、「スーパーのスナック売り場に行く」ことである！そこで棚をざっと見渡してみれば分かるだろう･･･「ポテトチップス　『北京ダック』味」があることを（笑）変り種ですが、美味しいですよ。ビールと共にどうぞ。

  2004.07.10

• 薀蓄7.1--床屋攻略っ。（中国語でいこう！）

  中国で格安／COOLな床屋にいこう！（割引裏ワザ有り）と、いうことで、前回に引き続き「中国床屋関連情報」について書いてみたい。中国と聞いて偏見を持つ方もいるかもしれないが、少なくても北京の床屋は悪くないと思う。30元でちゃんと切ってくれるし、マッサージもついている。（基本的には頭皮+上半身のみ。奥にベッドがある『特別』なところもあるが･･･まあ、そんなところには行かないほうがよいかと。）なにより祝日を除いて年中無休、夜も８時～10時くらいまで開いているのが嬉しい。（基本的にひげを剃ってくれないのが難点かな？）「でも、中国語喋れないと不安だし･･･」という方や「やはり、高級床屋がいいけど、お金が･･･」と悩む方もいるだろう。そんな場合によい方法がある。『日本のファッション雑誌』（最新号が望ましい）を持っていくのである。髪型を聞かれたら、雑誌内で微笑むモデルの彼／彼女を指差し「これで！」といえばOK（笑）帰り際にその雑誌をあげれば値下げ交渉も可能。いいことづくめである。（流行最先端の地、日本の現状を皆知りたがっているので喜ばれること多し。）旅行中の機内で読み終えた雑誌、良かったら取っておいては？

  2004.07.01

• 薀蓄7--北京の床屋ってどう？

  北京で床屋に行こう！と思った。乾燥地帯の北京にしては珍しく、最近天気のすぐれない日が続いている。このところの暑さも手伝って、北京は今、日本のような蒸し暑さだ。そうなると気になってくるのが自分の髪型。これからますます熱くなる季節に向けて、さわやか（！）にしてみよう。そう思い、床屋へと向かった。と、いうことで（？）今回は『北京床屋事情』に関して触れてみたい。大きく分けて北京市内の床屋は3ランクに分かれている。1.路上床屋場所：自宅前や公園、市場などに有り。　　　道具を積んだ屋台を店舗代わりにしている。価格：低（2～5元（30円～75円）ほど）特徴：いわゆる青空床屋。とにかく安い。特筆すべきは洗髪。「シャンプーは？」と聞くと店先のホースを指差されたりする（笑）2.一般床屋場所：ごく普通の床屋。店舗での経営価格：中（10～30元（150円～450円）ほど）特徴：基本セット（洗髪→マッサージ→散髪→洗髪）を 選択なければ、さらに安い所も。腕は店舗にもよるが悪くない。3.高級床屋（+美容院）場所：大学周辺や繁華街.外人住宅地などに位置している。価格：高（100～800元？（1500円～12000円）ほど）特徴：人の集まる所に位置している。　　　多くは日本、韓国人などの外国人運営。　　　一部だが、日本語が通じるところも。場所によっては事前予約が必要。･･･とまあ、こんな感じで捉えてくれるとよいかと。ちなみに私は「2」番の一般床屋。マッサージもついて中々良い感じです。では、また次回。

  2004.06.30

• 薀蓄6--緊急時にやはりモノをいうのは･･･

  「30元より大切なものが失われてしまった。」（某紙の見出しより抜粋。　しかしこの見出し、読んで泣くべきか、　はたまた、ありえないと嘆くべきか･･･）先日、中国某市で『急患を輸送しにいった救急車が高速料金所で止められ、「患者が乗っていない救急車に料金を請求すべきかどうか」について口論、そのため到着が遅れ、患者は･･･』という記事があった。それを見た私のボスが一言。「大都市は海外向けの（保険指定の）病院もあるから比較的安心だけど、　田舎は現金が一番。カード（海外保険）はいまいちなんだわ。」「何故です？」「1.地方には保険指定の病院が少ない／無い。　2.あっても中心部であろうから、　　災害場所から離れていることが多い。　3.中心部なので、渋滞している可能性がある。まず、これらの理由から病院到着までの時間がかかる可能性があるわな。さらに、上手く指定の病院に辿り着けたとしても、やれ同意契約だ、サインだ、身元確認だ、保険会社に問合せだ、とこれもまた時間のロスになるわけ。その間、治療を受けていられればいいけど、場所によってはどうかわからんからな。」「なるほど･･･しかし、詳しいですねえ。」「いや、私の友人が地方の工場に出向いたときに怪我してな。痛がっている本人に向かって治療より先にカード番号確認していたらしいと聞いたんだわ。と、いっても昔の話で、最近は少なくなっているらしいけどな。ま、でも、現金が一番、ワシなら真っ先に札を出すな。」「お金が無い場合はどうするんです？」「そんときは、ほら、アレや、パスポートでも見せて、『ワシは日本人で金持っているから早よ治療せいや～』とか言ったらええねん。実際、身分証を預ければ、後払いも可能らしいしな。」「う～ん。」まあ、これが『正解』であるとはいえないけれど、スムーズな対応が望めない場合の対策として、考えておくのも一興かと。

  2004.06.29

• 薀蓄5.1--火を噴く携帯！？（おまけ）

  せめて電圧が逆であったなら、あんなことにはならなかったのに。前回も触れさせてもらったが、中国の電圧は220V。それに対し、日本の電圧は100Vとなっている。先日の携帯燃焼事件を例にとれば、100V用の携帯に220Vの電圧をかけるということは水撒き用の細いホースにナイアガラの水を注ぐようなもの。ホースの中で水が暴れだしたとしても不思議はないのである。ならば逆の場合、ナイアガラ用の巨大な水道管にホースの水を注ぐとどうなるのか？そう、水は目的地まで流れることはない（＝動かない）のである。実は私自身も恥ずかしい失敗があり、こちら（中国）製の機材を日本に持っていった際、変圧器を忘れたことがある。到着後のホテルでテストをしようとコンセントを繋いでも動かず、慌てて、変圧器を探しに走った覚えがあった。異なる国とは分かっていても、意外と忘れるこの事実。荷造りの際は製品の裏面／充電器を確認してみては？（AC100Vとしか書いていないものは変圧器が必要。海外対応の製品は『100～240V』のようにその対応の幅が書いてあります。）

  2004.06.28

• 薀蓄5--火を噴く携帯！？

  本日のコンビネーションホテル帰還→携帯充電→ベッドで休憩→火事コンボ数；4連コンボ威力：微小～激強先輩「ねいはい君（←私のこと）、何か焦げ臭くない？」私「そうですね･･･って、先輩、ベッドから煙が！」先輩「俺の、俺の携帯が火を噴いている～～～～！」中国の電圧は220Vである。そんなことは分かっているよ。と言う方も多いだろう。しかし、考えてみて欲しい。日本の多くの旅行者が宿泊するホテルには髭剃りやドライヤーなど、日用品が殆ど完備されている。また、ノートPCを含め、多くの電化製品は100／220V両対応が多くなっている。旅行者のガイドさんも,『変圧器なんて特にいりませんけどね』というスタンスだ。そこに拍車をかける『グローバル携帯』という謳い文句。これでは、油断しても仕方がない、といえるのではないだろうか？皆さんも充電の際はお気をつけて。

  2004.06.27

• 薀蓄3--救急車を呼ぶ前に！

  遭いたくないと思っていても、遭ってしまうが世の定め。これも因果と溜飲さげて、今日もかけます120。と、いうことで（？）今回は中国の救急事情について書くことにしたい。こちらでの番号は中国一律「120」番。この番号をプッシュすれば救急センターへと繋がる。連絡後、程なく救急車がきてくれる、とここまでは日本と同じなのであるが、実はこの救急車、有料なのである。しかも、同僚に聞いたところによると、電話をかけた人が払うらしい。（もちろん、後から事故の加害者（もしくは被害者！）に請求するのだそうだ･･･）「でも、タクシー代わりに使う人がいる日本よりいいんじゃないの？」とは同僚の弁。う～ん。

  2004.06.25

• 薀蓄2--１０元って日本の感覚でなんぼやねん？

  １元＝15円。為替レートは知ってても、ホントはいくらか分からない。「日本円だと安いけど･･･」買い物時、心に浮かぶはこの言葉。と、いうことで、実際の物価感覚を書いてみたいと思う。都市によっても格差はあるでしょうが、ずばり、『１０元＝500円』くらいで考えておけば、大きくは外れないはず。食堂で定食を食べたら10元。（500円）タクシ－初乗り、10元。（500円）ジュース一本、2～3元。（100～150円）大卒の初任給、3000元（１５万円）このくらいなんだ、と考えてくれれば、これ幸い。ちなみに元でお給料貰っている私。あの赤い札（100元）が最近は5000円に見えます（笑）

  2004.06.24

全40件 (40件中 1-40件目)

1