レイ・ハラカミ/Lust
今週は出張に行ってまして、しばらく休んでました。今回は、できたての新作です。「世界遺産に決定。文句無し。」矢野顕子(談) ↑ CDの帯には、こう書いてあります。この矢野顕子の言葉は間違いないです。世界遺産です。彼の音楽は、いわゆるエレクトロ・ミュージックなのですが、尖った所が何もありません。胎教に、病院に、スローライフに、最も適した音楽の様な気がします。でも、刺激がない音楽でも全くないですし、不思議ですね。彼は、京都在住だそうですが、都心部から離れた生活が、迷いのない音楽を作る原動力になっているのでしょうか・・エレクトロ・ミュージックは、未だ商業的な地位は得られていませんし、商業的に成功したものは、その殆どが非常に奇異な音楽です。レイ・ハラカミは、UA・矢野顕子・ナンバーガール・DCPRG・ASA-CHANG&巡礼・くるり等と競演していますが、未だマイナーな存在です。このアルバムが売れるといいですね。曲目は、1.long time2.joy3.lust4.grief & loss5.owari no kisetsu6.come here go there7.after joy8.last night9.approach10.first period細野晴臣の名曲「終わりの季節」をカヴァーし、レイ・ハラカミ自身が歌っています。それ以外の曲はインスト。この心地よさが、わずか2,500円で買えるのですから、非常に安い投資です。