死なないで

[うつ現在進行形] カテゴリの記事

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• 今日は朝からずっと原稿書き

  　今日は朝からずっと原稿を書いていました。頭痛がします。少し疲れました。夫が実家へ明日行こうというに違いないので、明日の分も書きました。疲れたというと、一人で行きます。でも一人での運転は信用できません。義父は少しだけよくなりました。きっと会いたいでしょう。

  2006.11.02

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• 完璧主義をやめました

  　以前はがさつなわりに完璧主義でした。でも壮絶な体験と入院から、完璧主義をやめました。性格はなかなか変わりませんが、再発は怖いので、適当にやってます。医者も再発してひどい発作を起こすのは怖いので、スケジュールをつめすぎないよう言います。なぜ復活できたか、たしかな証拠は何もないので、神のご配慮とでも思うしかありません。今度再発したとき回復できるか、医者も確信が持てないようです。　ですから再発予防をきちっとやっていくしかないのです。よく寝てよくたべて薬をきちんと飲みます。ストレスになるようなことは極力さけています。時には耳を半分ふさいでいます。世の中いろんな人がいますからね。

  2006.11.01

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• 朝１０時半まで寝て、それから原稿書き

  　夫の出勤があるので５時半か６時には起きます。食事の用意をしてゴミだしをして７時２０分頃には夫は出ていきます。　このところ疲れている日は、それからまた寝ます。起きてみたら１０時半。あわてて原稿書きと洗濯。　今日はお掃除は無理でした。明日にでもしましょう。二人なのでそんなに汚れません。それでも出かけるときに喪服などを持ったので、それらの片付けがあります。　いまのところ原稿書きが最優先です。あれもこれもとやってしまうと、動き過ぎになります。調整しながら生きています。

  2006.10.30

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• 医者と楽しく会話、そのあとが大変

  　診察日でした。安定しているのでいつもどおりの薬です。着物が好きなので、着物を着ていきました。先生が「時々着るんですか」といいながら、着物にさわり、柄などを話題にしました。このような先生初めてです。　息子が迎えにきてくれて、いっしょに自宅近くの薬局でまっていたら、夫から電話「おやじが悪いんだ。危篤に近い」と。夫の帰るまでに喪服や着替えの用意をして、薬を忘れないように準備。義母のときは薬を忘れて戻りました。　でも、義父は持ち直しました。25,26,27,28,29と実家に義妹夫婦といて、今日帰ってきました。何度もこのようなことがあるのかなと思ってます。幸い、私は安定しているので、ほっとしています。

  2006.10.29

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• 明日は診察日です

  　実家通いがあるから、月日が」たつのがすごく早いです。もう明日は診察日。ありがたいことに安定しています。副作用はしっかりとありますが、よく眠れて気持ちが安定しているので、満足です。　明日は午前中はヨガへ行って、午後は病院です。主婦というと暇そうですが、けっこう忙しいです。　義父が元気になるのはうれしいのですが、おそらく寝たきりになるでしょう。そうすると私がめんどうをみるようになるのか不安です。やってはあげたいですが、オムツの交換などできるか、自信がありません。

  2006.10.24

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• ３時間も昼寝

  　疲れていたのでしょうか。５時半に起きて夫を送ったあと、洗濯や書き物をして、昼食をとりました。　すごく眠くなり眠ってしまいました。時計をみると４時。朝の４時と思いこみ夫を探しましたが、いません。朝の４時にしては明るいです。しばらくしてやっと午後の４時だということに気がつきました。　こんなに寝てしまって夜眠れるかしら。　病院から連絡がないから義父は大丈夫なのでしょう。夕食の買い物にいって、午後４時であることを確認し、自分の思い違いを笑いました。

  2006.10.23

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• 義父がよい方向に向かいました

  　まだ酸素マスクをしている義父ですが、よい方に向かっているという医者の話です。何ヶ月かかるか分かりませんが、きっとよくなるでしょう。問題はその後ですが、一人ではおいておけないので、何か考えないといけません。しかし、いまは義父が少しよくなったことを喜び、私たちの体調を整いたいと思います。　義母の死と義父の病気から、私自身もよりよく１日を大切に生きたいと思います。でもなかなかそうもいかないんですよね。これが生きているということかしら。

  2006.10.22

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• 生きるためには

  　いま夫から電話があり、夕方から実家に向かいます。明日と明後日は義父の見舞いです。義父はどうも「自分の役割は終わったから、楽にしてくれ」と主張しているようです。　義母を看取る、と決意し、頑張ってきたのだと思います。おそらく義母が元気だったら、義父はとうにあの世に行っていたかもしれません。義妹は自分の孫をつれてきたりしていますが、義父の生きる希望にはならないようです。　うつを治すにも希望があったほうが治ると医者に言われたことがあります。　義父は精いっぱい、生きてきたと思います。きっと誰かの世話になって生きるのは耐えがたいのでしょう。義父の思うような終わり方をさせてやりたいですけれど、どうなりますか。

  2006.10.20

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• 有効な薬や副作用について知らない医者

  　新しい医者に変わってから、精神科の医者もさまざまで、どんな薬を使うか、副作用はどいうものか、副作用にどう対処するか、知らない医者が多いのではないかと思うようになりました。　医者も最初は１年生みたいなものですからしかたないですが、難治性のうつの方はこういう医者にかかっていては治らないと思います。経験があって質のよい医者にかかったほうがいいようです。

  2006.10.19

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• 手のほどこしようがないといわれた義父が少しよくなる

  　16日、夫は医者から「手のほどこしようがありません。肺のほとんどがやられてます」と義父について宣告されました。義妹や私の弟に連絡し、１７日の朝病院に向かいました。　集注治療室にいれられ、見舞いに行った私たちの娘との会話もできない状態でした。しかし前日の絶望的な状況よりはよくなっているという話しです。安静に過ごせるよう個室に移し、義妹が泊まりました。　今日は、すごく元気になり、危険な山は一つ越えたと医者は言います。しかしこれからが本当の闘いで、肺炎が勝つか、義父が勝つかの状況だそうです。わたしたちは義妹に任せ、帰ってきました。　また、土曜日、日曜日に病院に行きます。　ブログを見たら、みなさんの励ましがたくさんあって、とてもうれしかったです。ありがとう。

  2006.10.18

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• みんながいるから寂しくない

  　今日はなんと10時まで寝てしまいました。薬のせいもあります。午前５時半におきて、朝食を作り、７時ころ夫が出勤すると、寝たくなり、それから１０時まで寝てしまうのです。　医者といろいろ試みたのですが、睡眠を十分にとるにはこれしかないと、私が選びました。　金曜日の夜から、実家へ行って、昨日義父が入院を納得したので、入院させ、私が運転して帰ってきました。入院の手続きや診察やら、午後３時くらいまでかかりました。　退院したら、夫が実家から会社に通う？と提案したらそのつもりだと言います。私は前よりは一人が平気になったので、やむをえないと決心しました。それにブログの方々がいてくださるから、本当の一人ではない気がします。　みなさんいつもありがとう。

  2006.10.16

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• 今度は義父が入院

  　義母が８月１９日になくなって４９日の法要をしたばかりなのに、今度は義父が入院です。肺炎と心不全。どちらも軽いようですが、年齢が８９歳ですので油断はできません。ほっとしている暇がありませんね。

  2006.10.15

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• 自殺が増え、社会が関心をもつ

  　最近、うつに関する情報が増えてきているように思います。自殺者が増えたせいでしょうか。マンガまででき、その情報によって助かる人が増えているなら、いいなと思います。　でも、ブログでみるかぎり、難治性のうつの方が多く、みなさん辛い思いをしているようです。　私も医者は「治りますよ」と簡単に言ってましたが、治りませんでした。結局単純なうつではなく双極性２型という、躁鬱だったのです。ネットでしらべても、いまいち、どんな病気なのかわかりません。いまは医者を信じて薬を飲んでいます。日常もふつうに暮しています。もう仕事にはでませんが、仕事はきっときついかもしれないと思います。　新しいうつのタイプがいくつかあるのかなと思います。いい薬から簡単に治ると言っても、なかなかですね。

  2006.10.13

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• 落ち着いた日々です

  　毎晩９時半に寝て、朝は５時半に起きます。以前はそのまま家事をしたりしてましたが、最近は朝飯が終わって夫が出勤すると、また８時半くらいまで寝てしまいます。　十分な睡眠は大事なようです。　義母を亡くしてからずっと何もする気がなかったのですが、少しずつ元気になって、落ち着いてきました。普段は自分が病気だということなど忘れています。薬を飲んでいるからやはり病気なんですが、心身ともに元気なので、これでいいと思うのです。医者は減薬できるよう努力してくれるようですが、完全に薬なしまで行けるかどうかは分からないと言います。　それでも私はいいと思ってます。ハイキングもできるし、これといってさしさわりありません。あのうつのひどい時期に比較すれば、幸せな毎日です。

  2006.10.12

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• 書展を見に行ってきました

  　今日は夫に誘われ、渋谷まで書を見に行ってきました。夫と夫の友人（女性）と私。　人と人の縁ってすごいと思うのですが、夫の営業先の奥様が書をやってました。ところが夫の友人のご主人もやってました。ある日、二人の恩師が同じであることが分かりました。同じ先生のもとで習い、展覧会にだしていたのです。　何かの機会にわかってから、夫の友人も誘って展覧会を見に行くことが増えました。彼女は九州なのですが、東京に出てくることが多いです。先ほど、恩師が亡くなられ、展覧会は先日が最後でした。私は体調がいまいちなので行きませんでした。夫と友人で行きました。　今日は女流展でした。またまた夫の友人が上京してたので、３人ででかけ、食事をし、お茶して帰りました。神様に導かれての出会いかと思うほどです。

  2006.10.10

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• 友人のお孫さんが亡くなる

  　昨日メル友からメールがありました。さいしょいたずらメールかと思っていたら、本当に彼女からのメールでした。　御嬢さんのお腹のなかで９ヶ月になった赤ちゃんが亡くなったというのです。やっとうつがほぼ治って、よかったと思っていたのに…。彼女は何回も再発しています。仕事をやめてからもやっています。　今回、心配なので抗うつ剤を医者に処方してもらったそうです。昨年は私が退院する少し前、もう一人のメル友がおつれあいを亡くしました。　ずいぶん支えてくれた二人の悲しみ、私も辛いです。

  2006.10.09

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• すごい雨、１日本の執筆

  　今日はすごい雨。さすがにヨガの日だったけれどさぼってしまいました。今年は雨の多い年ですね。みなさん凹んでいないといいけれど。私はやっと元気になったようで、体が動くようになりました。　明日は娘お出かけです。仕事が忙しいと、きつくなるのですけど、ある程度仕事の見通しがたっているときはやさしいです。　私は寛解（字あっているかしら）はできないかもしれないけれど、医者が親身になってくれるので、安心しています。眠れないのが眠れるだけでも感謝です。　本が出版社でＯＫになったので、原稿をボツボツ書いています。最終的にできがひどくなければ、来年本になるでしょう。書くことは好きなので、ＯＫがでたことに感謝しています。

  2006.10.06

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• 昨日は診察日

  　昨日は診察日でした。２週間に１回だとあっというまにきてしまいます。特に何も問題がなく落ち着いているので、医者は３週間後でいいといいます。医者が言わなかったら、私から頼んでみようと思っていたのですが、医者のほうから言ってくれました。　治療というより予防に重きをおいているので、躁鬱をおさえるリーマスと、その副作用を抑えるくすり。そして睡眠のための安定剤。これらの薬の量が安定してきたので、私もほっとしています。　義母の死から５０日、体は重く、心も沈みがちでした。昨日あたりから、少し軽くなってきました。

  2006.10.04

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• いくらか元気になりました

  　義母の死からずっと何もする気になれず、今日まできました。べつにうつ状態というのではないのですが、元気がなかったのです。　昨日は診察日でした。大學病院は月１回ですが、クリニックは２週間に１回ですので、やはりおっくうです。息子が往復車で送ってくれました。　もしかすると疲れていたのかもしれないのですが、自覚がありません。　いまの医者は、なんでもオープンに話せるので、助かります。このブログに書きたいことはほぼ書きました。これからどうやっていこうかと考え中です。せっかく出会えた方々ですので、大事にしたいです。　

  2006.09.21

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• 息子と娘に癒される

  　ある程度覚悟していた義母の死だったが、やはり落ち込む。うつというほどではないのが救いである。　夫はお葬式のあとの処理があって、忙しい。彼だって辛い気持ちもあると思うが、それどころではないでしょう。　土日と娘が泊まってくれ、着物の話しなど、していると気がまぎれる。娘は忙しくて、メールの返事もしてこない状況だった。それが、少し時間ができたからと、泊まりにきてくれたのです。　今日は息子が車をとりにくるついでに、お茶しようと誘ってくれました。やはり気分転換になります。つい義母のことに気持ちがいきがちのところを、ほかのことに向けてくれます。　息子も娘もありがたいです。夫はもちろんですけど…。夫は友人と飲んで帰るといってます。きっと友人が彼を癒してくれるのでしょう。私が入院していたとき、ずいぶん心配してくれたようですから。

  2006.08.28

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• 眠剤の効きすぎで１日寝る

  　義母の死があって、十分な睡眠がとれないと訴えたら、医者が睡眠用の安定剤を増やした。それについて何も話がなかったので、飲んだら、丸１日眠くて寝てしまいました。そこで昨夜は1つ抜かして飲みました。それでも、朝、眠いです。　今朝、夫は仕事があるので、（まだ休めると思うのですが）出ていきました。　私の精神状態はうつのような落ち込みはありませんが、落ちてはいます。居間がちらかっているのですが片付ける気になりません。夫は心配しています。娘も心配で明日来るといいます。　少しずつ少しずつ動いて家事をしようかと思います。

  2006.08.25

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• 今日は診察日、そして義母の死

  　義母が１９日になくなりました。覚悟はしていたのですけれど、いろいろな思いが湧いてきます。　何かしらはトラブルがある葬儀は無事終えることができました。　私は、世間というのが少し苦手です。ですから、葬儀となると緊張します。それでも、昨年入院して以来、少しだけ器が大きくなり、傷つくこともなく終わりました。　葬儀のあと、すぐに診察日。それがどういうものか、経験のない人には、長男の嫁なのに…など思われます。しかし、いい子はやめて、行ってきました。医者は副作用について、熱心に薬を探して処方してくれます。　義母の死のあとなので、本当は、いろいろ湧き上がる思いを誰かと話したい気分ですが、そんな時間もとれません。でも、大丈夫そうです。　PCが壊れそうなのでドキドキの毎日です。

  2006.08.23

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• 人は一人ひとり違う

  　私は、人は一人ひとり違うということを、かなり年をとってから学びました。というのは、一つには阿吽（あうん）の呼吸で分かり合える家族で育ったからです。たしかに分かりあえるというのは、いいことなのですが、分かってもらえない人とのコミュニケーションが下手。　どこかで分かってもらえない人を切ってしまっていたように思います。　今は、失敗しながらも、人は一人ひとり違うということを自分に言い聞かせ、生きています。結婚はまさに異文化との出会いです。夫との葛藤、夫の親とのやりとり、姻戚との交際、どれもこれも学びの場です。　仕事場もまた、違う価値観の人といっしょに働かねばなりません。若いころ「話せば分かる」と単純に考えていました。本当に単純です。今は、もしかすると、話しても分かり合えないことのほうが多いかもしれないと思っています。　うつのことも同じ。理解しあうのは、難しいです。もちろん話し合うのは大事ですが、お互い、人は一人ひとり違うという前提にたって、話すことができたら、「ああ、あなたはそう思うんだ」と考えられるでしょう。受ける傷も小さいかもしれません。　えらそうなことをいえる私ではありませんが、｢人は一人ひとり違う」ということを頭の隅においておくと、うつの状態でも、少し心が軽くなるかもしれません。　

  2006.08.18

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• あなたは話し上手ですか、聞き上手ですか

  　直接うつには関係ないかもしれませんが、話を聞くことができるというのは、すごい能力です。　夫婦でも、親子でも、恋人同士でも大事なこと。特にうつになった場合、話を聞いてもらえると心が落ち着きます。　私は、どちらかといえば、他人の話を聞くより自分のことを話したいほうでした。しかし、子どもを相手にする仕事をするようになって、ひたすら、聞くように努力しました。　娘は以前言いました。「我が家は全員が話す人、聞く人はいない」と。娘は比較的聞き上手です。でも、今は仕事が忙しいので、私の話を聞く余裕はありません。　息子は、きっちり自己主張しますが、聞くことも上手です。そのうえマイナス志向をプラス志向に見事に転じてくれます。　夫は一番大事なことは言わない人です。態度で分かり、こちらが対応します。なんとなく辛そう、とみていると、仕事の悩みを抱えていたりします。日本の男性って（いちがいにいえないけれど）、話をするのも、聞くのも下手な気がします。　夫はとても優しい人ですし、私を大事に思ってくれます。しかし、話を聞いてもらい、癒されるということは望めません。人は一人ひとり違うので、そこを認めないと夫婦関係はなりたたないです。　若いときは、理解しあえると思っていましたが、このごろはあまり理解しあうことを強く求めず、いいところを見ていったほうがいいと、思うようになりました。　明日から夫はお盆休みです。私の実家に義父を連れて行きます。私の弟が家長としてしきっているのを義父は賞賛します。しかし、それは、弟の努力だけでなく、兄弟姉妹の協力、親の教育、実家の伝統など、もろもろかかわっているのです。　夫がいるときは、ＰＣも家事もほどほどにしてます。夫が休めるようにです。

  2006.08.13

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• 病院を変える大切さ

  　私は８年前にうつを発病したとき、比較的近いクリニックを選んだ。その後仕事についたが、通勤に便利なので、そのまま、そこに通い続けました。そこで６年くらい薬をもらい、うつ特有の症状もなくなったので、薬をやめる提案をしたのです。　医者は提案に乗り、薬をやめてもいいことになりました。私は非常によい気分で「やっとよくなった」と周囲にも伝えました。しかし、それは長くは続かず、やがて躁の状態になったのです。　私は私の頭と体のバランスが悪くなり、頭の考えるとおりに体が動かず、苦しくて「先生、助けて！」という状態でした。医者からは何の説明もありません。多分安定剤だと思うのですが、処方してくれました。その後うつ状態になりましたが医者は「そうのとき動き過ぎたので、いまは休む時期なのです」というのみです。　いま考えるに、この後眠ることもできず地獄の苦しみを味わいました。ですから、どうしてこのとき医者を変えなかったのだろうと思うのです。仕事をやめたくないという気持ちがありました。でもいのちと仕事を比べたら、いのちが大事です。　よりひどくなって、結局仕事はやめることになるのですから、この時点でやめて医者を変え、治療に専念すべきでした。自分のおろかさを思います。

  2006.08.12

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• 私の落ち着きどころはどこ？－病気と仲良く

  　これまでは退院できた喜び、非常に重い状態から回復できたうれしさが、私を元気にしてくれました。　でも退院から１年間を無事過ごし、２年目にはいってくると、どう生きていくかが頭をかすめます。生きているだけでいいと悟りの境地のときが多いですけど、少し欲がでて１日１日を大切にしたい、充実させたいという私本来の欲望がでてくる日もあります。　私は非常に自己主張が強いように見えるのですけど、中身は違います。かなりがまんして「よい子」をやっている部分もあるのです。もっとも、「ほかの人はもっとがまんしてるわよ」と言われるときがありますから、私はやはりある種、わがままなのかもしれません。　昨年、激激うつをやってから、よりわがままになって、自分の人生を生きようと思う部分と、周囲に迷惑をかけたから、家族を大切にしたいという気持ちのせめぎあいです。どちらにしても、自分を責めたりはしないので、うつ状態のような苦しみはないです。　そんなわけで、今日もヨガへ行って、午後はおでかけ、夕方はいつものように息子に会い、夫と二人でトコトコと車で帰ってきます。　これから副作用がどうなるのか、自分を実験している気持ちです。

  2006.08.11

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• 入院中にできた友だちと、いまでも交流しています

  　入院のメリットとして、同じ病の人との出会いがあります。苦しんでいる人がこんなにいるんだな、と思うと、気持ちが楽になるのです。しかし、人と話したくない人もいますので、誰とでも友だちになることは無理です。　非常にナーバスになっている人もいますし、さしさわりのある話題はさけないといけないので、緊張します。　私がかなりよくなってから、入院してきたＭさんとは話があい、いろいろ教えてもらいました。彼女はうつでの入院ではなかったです。もう１０年ほど、私が入院した病院に入退院を繰り返しています。自分で、調子が悪くなると分かるので、入院するのだそうです。　一緒にいても、どこが調子が悪いのか、私には分かりませんでした。よく寝てましたし、おしゃれできれいにしてました。　退院してからもずっと手紙で交流しています。５月に便りがなかったときは、ひょっとして入院したのかしら、と心配でした。結局、仕事が忙しかったという便りがきてほっとしました。でも、調子が悪いということでした。　そろそろ手紙を書こうかしら。私が病院を変えると言ったら、「私は、長いつきあいだし、近いから、病院は変えないわ」と言ってました。　今日も午後は、用事ででかけます。暑そう…。

  2006.08.10

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• 精神科でした。副作用に対応して・・・

  　今日は午後から精神科でした。副作用がなくならないので、医者は一生懸命です。私は、昨年、壮絶な体験をしたので、このくらいがまんしようと思うのですが、先生にひっぱられて、一生懸命薬を飲んでいます。　今回はセロクエル（睡眠のために飲む安定剤）をやめて、ジプレキサにすることになりました。前の病院でセロクエルをヒルナミンに変えて、朝、真っ青になり倒れたことがあるので、セロクエルを変えるのは少し不安です。　薬局に処方箋をだしたら、ジプレキサの在庫がないといいます。仕方ないので、医者に相談したら、今日だけセロクエルを飲んで、明日は問屋から届くのでジプレキサを飲むことになりました。医者が薬剤師に直接話してくれました。　以前、ブログのなかで、セロクエルで筋肉痛がある方が、痛いと書いてました。薬を変えて、よい方向に行くといいなと思います。　でも、この安定剤、太るんです。せっかく適切体重になったのに、太りたくありません。女性はばあさんになっても気にします。くれぐれも食べ過ぎないようにしないと・・・。　午前中は禅ヨガでした。毎日やりたいくらいです。自分でもやれるんですけど、やはり集中しませんね。

  2006.08.09

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• こんな病院に入院したかった

  　朝日新聞に、「患者を生きる」というテーマのなかで、「うつ」に関する記事が連載されています。その中で少しでも役にたつ情報があればと思ってきましたが、なかなかありません。　今日の記事は「ストレス病棟」です。あの不知火病院の精神科病棟。完全解放型を目指し、入院患者はいつでも敷地内の庭園を散歩できます。病院外への外出も原則自由です。自由にすると自殺者が増えるのではないかと、心配されました。しかし、これまで2615人が入院し、自殺者は５人。入院時には47パーセントの人が自殺を考えていたそうです。　私のように、散歩さえ嫌な病人でも、中庭への扉にカギ、看護師への入り口にカギ、見舞いの人の出口にカギという状態は、絶望感を強めました。はいっている患者さんを見ても、危険な人は見られません。それでも、以前どおりに続け、改める様子はないです。　まだ入院できるだけいいのかもしれません。入院は１ヶ月待ちと聞きました。夫と娘が病院を探しましたが、精神科で入院できる病棟はなかなかなかったのだそうです。　精神科にかかることがないと、つい見落としがちな点ですが、一つは入院できる精神科を増やしてほしい。もう一つは、不知火病院のような病棟を増やしてほしい。　明日は診察日です。２週間に１回ですと、すぐに診察日がきます。個人病院ですが、入院病棟があります。

  2006.08.08

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• ゆったりと生きる

  　私の性格は、せっかち。なんでも、すぐにやらないと気がすまない。そして頭の中で「あれをして、これをして…」と考えています。　しまいに、「もっと時間があれば」あれもこれもできるのにと思うわけです。これって双極性２型障害の特徴みたいです。　最近は、焦る気持ちになったとき、「そんなにしなくても、大丈夫。何もそこなわれないし、そこなわれても、たいしたことはない」と思うようになりました。楽ですね。　昨日、実家から義母の入院している病院によって帰ってきました。いつもは夫をせかすのですが（日曜日は高速が込みます）、この日は夫のペースにまかせて、ゆっくり帰ってきました。夫に対してイライラすることもありません。以前は、夫にあたっていました。そして雰囲気が悪くなり…のくりかえしでした。　　いつもなら帰ってきてすぐにＰＣに向かうのですが、遅く実家をでたので、その時間がありません。でも、それでもいいや、とコメントへの返事だけ書いて、ＰＣを閉じました。夫との時間を大切にしようと思ったのです。　別に側にいるだけで、何かをするということもないのですが、私がゆったりしていたほうが、夫も休まるように思います。

  2006.08.07

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• 人は一人では生きていけない

  　人は一人では生きていけない、これが私の持論です。最近、人の絆が薄れていると言われます。　確かに、たとえば家を建てるとしたら、村の仲間で山から木を切り出すなど、助け合いがありました。しかし、田植えも機械になり、材木も外材となって、助けあうチャンスが減ってきています。　阪神大震災のときも、近所との関係ができているところは、お互いに助けあって、生き延びた人がいるそうです。　ブログを見ていると、お隣さん（実は遠い）に助けられたりします。人の絆という点でＰＣはバーチャルといわれ、本当の人間関係ではないと思われています。しかし、私はＰＣが偽の関係と言い切れるか疑問です。　　誰にも分かってもらえないことが、ブログの友だちに分かってもらえたりします。それがどんなに勇気づけられるか、経験した人には分かるでしょう。　人は一人では生きていけないから、家庭を作り、家族をもちます。しかし、その家族が一番の無理解者のこともあります。　人と人の絆は大切なものと、ブログの方たちも考えていると思いますが、甘いですか。

  2006.08.05

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• 難治性のうつに対しての対応ができていない

  　私はブログを始めて、こんなにも難治性のうつの方がいらっしゃるのに、驚きました。　毎日睡眠１時間で仕事をしていた入院前の半年、そういった全然眠れない症例があるかどうか、うつの友達に聞いたり、本を読んだりして必死でした。　夜９時に寝て、１０時にはもう目が覚めてしまうのです。私の家の前は道路。夜中１２時ころ話している人、時々走りぬける車、朝近くになると牛乳の配達の音…。もう地獄でした。　医者は睡眠導入剤を次から次へと変えて、眠れるようにと考えてくれます。しかし、どれも効果がないのです。薬の量を増やすことはやりたくありませんでした。減薬するのが大変だからです。　このときの医者に「双極性２型障害」かもしれない、という診断ができたかどうかは疑問です。　ただ、診察のたびに、薬を処方して終わり。これで、私の症状がよくなるとは思ってなかったでしょう。当然、大學病院を紹介するか、入院をすすめるなどはできなかったのでしょうか。　すぐに治るうつの方々と同じ治療では、私は治らなかったでしょう。目の前の患者に、機械のように薬を処方だけするなら、医者でなくともできるでしょう、と思えてしまいます。　一番悪いのは私です。早くに医者を変えるべきでした。ですから、今は、町のクリニックにかかって長年治らない方には、医者を変えることをすすめます。　町のクリニックの方には難治性うつを治す力はないといっていいでしょう。国も本気になって、難治性のうつ対策を考えてほしいです。

  2006.08.04

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• 薬の副作用、変化なし

  　前回の診察で、医者がていねいに、薬の副作用を調べ、副作用をとめる薬を処方してくれました。しかし、１週間過ぎても、変化なしです。　以前あった副作用で、おにぎりを食べられるほど、口があかず、舌が傷つき、食事が辛かったのは、きれいになくなりました。　しかし、唾液がでて、それを口の中で処理する結果、外からみると、口が動くように見える症状は、変わりません。それが、口が渇くことからくるのか、それとも別な作用なのか、分かりません。次回の診察で、医者に聞いてみましょう。　もうひとつ、朝起きると、手がこわばっていて、結んで開いてがスムーズにいきません。夜になっても手を握ると、鈍い痛みがあります。これについては大學病院の整形外科で調べても、何も見つかりませんでした。　いまの医者はこの手のこわばりについては、手の力をぬかせて、あれこれやってみてくれましたが、「大丈夫」ということでした。私も、この状態には慣れてしまい、どんどん悪くなるわけでもないので、あきらめています。　でも、医者が真剣に考えてくれたので、一生懸命、薬は飲んでいます。肝心のリチウム（躁鬱に効果があるらしい）を１日600ミリグラムから400ミリグラムに減薬したのですから、医者を信じていこうと思います。　眠りのほうは、セロクエルとセルシン。よく眠れてます。朝、少し薬が残っていて、ぼうっとしています。それでも必死で、夫の朝食を作ります。夫は疲れていると思うのか「寝てなさい」と出勤。　私は、ぼうっと新聞を読んだり、ＰＣをやったりして、昼食です。

  2006.08.03

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• 企業の６割以上が、この３年で心の病が増加

  　心の病が、６割以上の企業で増加している。７月２８日社会経済生産性本部、メンタルヘルス研究所の調査結果であきらかになりました。対象は上場企業２１５０社（回収率10.1パーセント）。　年齢別でみると、30代が61.0パーセント。４０代が19.3パーセント。１ヶ月以上休養している従業員のいる企業は74.8パーセント。　働く環境についての質問には、個人で仕事をする機会が増えたは、そう思うと、ややそう思うをあわせて、67.0パーセント。コミュニケーションの機会が減ったは、ややそう思うを含めて60.1パーセント。助け合いが少なくなったは49.0パーセント。　これらの数字から、確実に心の病が増えていることが分かります。そこで新聞でもテレビでも取り上げあげられてますが、それは事後処理、つまり病気になってからの対応です。　それよりも、心の病になるのを防ぐような社会にすることが先決だと思います。　昨日、私は簡単に競争社会と書きましたが、本当の競争社会は、作るものの品質を競うことであって、人と人を競わせることに主眼をおいてない、と聞きました。　また、能力主義ですが、人の能力を計るのは、そう簡単ではなく、本当の意味での能力主義は不可能に近いと思われます。　現実は、日本がもっていた和を尊ぶ面も失い、本来の競争主義にもなれず。中途半端なところにいるのがいまの日本のようです。　何事も、理想どおりにはいきませんが、もう少し、生きやすい社会を作っていかないと、心の病は増えるばかりです。

  2006.08.02

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• 私たちはどんな社会を望んでいるのかー心の病の原因

  　私たちは、ともすれば、うつからくる辛さから、狭い範囲で物事を考えがちである。それは、仕方ないことだけれど、時には、広い視野で考えることも必要ではないでしょうか。　どうみても今の日本は、アメリカ型の競争社会を選んでいるようです。国民が意識しようがしまいが、政策はその方向にすすんでいます。　日本の会社はこれまで、社員の一生をめんどうをみるような形でした。年功序列という仕組みです。　だが、それではやっていけないと、変わりました。加えて能力のある人は、能力で評価してほしいと望みました。しかし、それは、すごい競争社会でもあるのです。人間は、いつも元気で能力にあふれているわけではありません。長い人生、病気になることもあります。家族の介護をかかえることもあります。幼い子を育てる時期もあるでしょう。　アメリカはある意味ですべて自助努力です。ですから競争に負けた人たちは心を病み、精神科が流行ります。　私は、昔から「和」を大事にしてきた日本人には、アメリカ型の社会は合わないというのが持論です。自己主張して自己主張して、最後は裁判で戦う社会が、阿吽の呼吸でやってきた日本人にあうとは思えないのです。　もちろん、これまでの年功序列型の社会には欠点もありました。能力のある人が力を発揮できなかったり、女性差別があったり…。　どんなことにもマイナスとプラスがあります。　しかし、それでも競争型社会は、人間的ではないと、私は思います。人と人の絆を大事にし、病める人を思い、介護する人を援助し、子育てを支援する、そういった社会のほうが住みやすいのではないでしょうか。　私たちは、選挙を使って、どちらの方向を望むのか、主張できるのです。残念ながら、そういった政党が大きな力をもっていません。それでも、国民が本当に望めば、社会はその方向に向きます。　いまの日本の一番の問題は、自分たちがどちらの方向に進んでいるのかも分からず、苦しんでいることです。　うつになってからの支援や対策も必要です。しかし、根本は心の病を少しでも少なくするような社会を作っていくことでしょう。いまのままでは、会社に戻っても、環境がかわらなければ再発の可能性は大きいです。　勝ちぐみ、負けぐみというような言葉が流行る社会を、私は好きになれません。まっとうな心をもつ人が苦しむような社会はおかしいです。　

  2006.08.01

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• いのちの電話

  　うつになりかけの頃、誰かと話したくて、「早起き会」「ものみの塔」の人が訪問してくると、入会する気もないのに、話してました。　近所の方はみなさんお仕事に出かけてます。友人にはうつだから話したいといっても、分かってもらえるとは思えなくて、電話できません。　唯一息子だけが親身になってくれました。「おかあさんなんて恵まれているよ。お父さんもいるし、僕もいるし。田舎から出てきて一人暮らしの人が、同じ病気になったら辛いよ」　しかし、息子だって仕事をしているのですから、そうそう電話をしても気の毒です。そのとき、ふと、「いのちの電話」にかけてみようかと思いました。でも番号が分かりません。それにこのころは死にたい願望がありませんでした。そんな人を相手にしてくれるかしら。すぐにも死にたいという人のためにある電話を、私のようなものが使うことに疑問でした。　これまでいろいろ活動してきたから、出かけようと思えば出かけられたのですが、参加しても、心は別の場所にありました。楽しくもなんともなかったのです。　昨日の朝日新聞に「うつに役立つ情報・相談窓口」が出ていました。その中に「いのちの電話」がありました。やはりかけていいんですね。●ＭＤＡ-ＪＡＰＡＮ　http://www/mdajapan.net●こころの薬箱　http://utsu.jp●いのちの電話　北海道　011-231-4343　　　　東京　03-3264-4343　名古屋　052-971-4343　　　　関西　06-6309-1121　福　岡　 092-741-4343以前よりは、社会の支援も増えているのでしょうが、もっと増えていいと思います。入院できる精神科病棟も足りません。

  2006.07.31

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• 復職を支援している「うつ・気分障害協会」

  　私は、退職を決意したころ、すでにどうにもならない状態（字も書けない、電話もできない、メールも出来ない）でしたから、復職など、考えられなかったです。しかし、うつをわずらう人の中には、復職が一番の課題という人もいるでしょう。　昨日の朝日新聞に「うつ・気分障害協会」が紹介されていましたが、登録しないと、閲覧できない仕組みでした。いい加減な気持ちでアクセスしてほしくないからでしょうか。　うつは一人ひとり症状も波も違っています。すんなりと治っていく人は、本当に軽い人でしょう。そんな人は確かに「心の風邪」と言えるのかもしれません。仕事への復帰もそう大きな問題ではないでしょう。しかし、治るまで何年もかかる場合が少なくありません。　復職できるだろうか、という不安を抱えての療養はきついものがあります。そういったうつの人への復職の支援システムは、もっとあってよいと思います。もちろん焦るのは禁物ですが、支援システムを利用できることで、希望を失わずにすむかもしれないです。　いまの日本の状況だと、うつの人は増えこそすれ、減ることはないでしょう。ＮＨＫテレビや新聞でとりあげられるのは、それだけ、情報を必要とする人がいるということです。　東京の場合は東京都立中部総合精神保健福祉センターに復職プログラムがあり、週４日通うシステムのようです。プログラムの内容はわかりません。長いこと、自宅で過ごした方は、外に出ることも「練習」が必要かもしれません。　非常に無責任な言い方ですが、「すべてはなるようになっていく」ような気がします。あるがままを受け入れて、今日を生きることが、復帰への一番の早道かもしれません。　

  2006.07.30

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• 精神科行ってきました

  　２６日、精神科へ行ってきました。医者は、手のこわばりより、唾液が出て、口が動いてしまうほうが心配だといいます。　私は、口のほうは自分の歯で傷つけてしまう口の動きがよくなって、舌の傷もすっかりよくなったので、安心していました。この医者はベテランで、私がいう前に、口が動いてしまうのを、きちんと観察していました。　信頼できる医者なので、まかせることにしました。600ミリグラムのリチウムを１日３回飲んでいたのを、400ミリグラムにして、１日４回にしました。前の病院では考えられないことです。一番重要な薬の減薬ですからね。それから、これまでは副作用を弱めるために飲んでいたビタミンＥに追加してビタミンＢ12を１日３回飲むことになりました。　薬の処方の仕方がとても丁寧なのに、驚きました。　寝るのほうは、セロクエルに加えて、セルシンを４ミリグラム。これがベストに近い量です。セルシン５ミリのときは午前中残っていてゴロゴロしていました。　気分が落ちているのは、少し疲れていたようです。医者には素直に伝えたつもりです。前のとき少しハイでしたが、それに比較すると落ちていると。　実家ではどこへも行かないつもりでしたが、夫が義父を筑波山に連れていきたいというので、ＯＫしました。そのかわり運転は夫まかせ。私は、のんびりさせてもらいました。　でも、実家に２泊して、今日帰ってきたのですが、私が運転しました。夫にばかりまかせていると、私の腕が鈍ります。　話はかわりますが、義父の世帯にも課税されることになり、義母の老人ホームでの負担が大きくなるというのです。わずかな年金の世帯に税をかけなくとも、とりようがあると思うのですが…。結局、義母の住所を老人ホームにして、別所帯にして、なんとか、少しでも負担が軽くなるようにしました。そのために、１日がかりでした。　これからはますます弱者の負担が重くなるのでしょうか。

  2006.07.29

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• 今日は精神科です

  　２週間はすぐにたちますね。「えっ、もう病院？」と思います。昨日、プールだったせいか、今朝は起きるのが辛かったです。いまも、横になろうかなと思います。　でも今日は病院の前にヨガ（禅ヨガ）に行きたいです。義父のことがあったりして、先週は行ってません。間があくと、体は戻ってしまうそうです。　なんとなく気持ちが落ちている（前がハイで、いまがちょうどいいのかも）気がします。寂しいとか、悲しいとかはありません。ただ積極的に動きたい気持ちが湧いてこない感じです。医者にはなんと伝えたら、分かってもらえるだろうか。「非常に落ち着いている」といえばいいでしょうか。　副作用は、口のほうはよくなって、舌の傷が治ったのですが、手のこわばりは全く治っていません。薬を増やした２週間ですが、ダメでした。どうするかは、医者にまかせます。　今日は夫は精密検査です、十二指腸に何かうつっているという、検査結果がでたので、再検査です。医者はがんではないだろうと、言っていたそうです。　明日から４日間、会社は休みになります。義母のために町役場に用があるので、明日は実家へ行きます。　このところ、出かけることが多かったので、今回は家で過ごしましょう。

  2006.07.26

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• 話をじっくり聞いてくれる息子とお茶

  　昨日は広尾で安田登（能楽師）先生のワークショップでした。謡えが中心。先生は、すごく声がでます。私は初めての参加。なかなか声がでません。声をだすことは体にいいようですが、日常の暮らしで、声をだせる場所はほとんどありません。　安田先生は能を基本に、心身をよくすることを学び、いまでは売れっ子です。　なんとか、２時間のワークショップを頑張り、広尾から恵比寿に向かいました。携帯メールをチェックしたら、息子からのメール。「これから出るから、そちらでお茶しない？」と。私たちの家から車を取って、彼の家に向かったようです。私は、えっ、いまそちらを出たのなら、私はここで、２時間もまつの？　もう一度、携帯を見ると、１時半となっています。それではもう恵比寿につくのでは…。いま３時です。あわてて「恵比寿西口」とうちました。　恵比寿は最近東口がおしゃれな町に変身。でもそちらまで行く時間はありません。とりあえず西口とメールしたから、とゴミゴミした西口に出ました。　会えるかしら、こんなところ、息子の腕で入れるかしらと不安になります。そして１分後、見かけた車が西口駅前に入ってきたのです。　あまりのタイミングに二人で呆然。どこかでお茶しようと走っていたら、表参道に着いたので、「クレヨンハウスに行こう」と駐車場を探しました。コインのところが１台分あいていたので、そこに止め、クレヨンハウスへ。　ここは娘が中学生の頃一緒に何度も来たところです。店は何回も改造しています。作家の落合恵子さんの店。　何か息子から話があるのかな、と思いましたが、特別なさそうです。うつの初期のころ、８年前、辛くて何度も息子に電話しました。１時間はいつも聞いてくれました。最近、息子から、相談の電話があります。これも１時間。長電話嫌いな夫が聞いたら、怒るでしょう。　子離れしていないわけではありません。むしろ親しい友人という感じです。　原宿でいい、というのに新宿まで送ってくれました。なんとなく心をほのぼのとさせる人です。

  2006.07.25

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• 自分の気持ちを絵や文章で表現・・・

  　１０年前ころモラハラ男に出会ったとき感じたことがあります。彼は詞（詩ではないです）を毎日書いてました。躁鬱と人格障害（おそらく）を抱えていました。しかし、医者にもかかることなく、躁鬱をくりかえしていたのです。うつのときは本人が苦しみ、躁のときは身近な人が被害を受けていました。　かろうじて彼を支えていたのは詞だったようです。　ブログを見ていると、気持ちを詩で表現する人がいます。もちろん文章で表現する人も。薬をきちんと飲むことも大事なことですが、何かの手段で自分を表現することも、心を癒す気がします。　きっと絵を描いている人もいるんでしょうね。それは薬での回復を後押しするのではないかと思っています。　ブログの方たちも、日記を書くことで、癒されている気がするのです。誰でも、一つは自分を表現する手段をもっているのではないでしょうか。激うつになると、日記を書くことすら難しいですけど。

  2006.07.24

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• 真剣に生きている人が一切の希望を失う

  真剣に生きようとしている人が、一切の希望を失うということは、人間的な雑念妄想を完全に放下したことになります。そこから生命力が復活するということもあるのです。　これは板橋興宗様の言葉です。しかも、生命力を復活した人は、毎日坐禅をしていました。　私は、本格的に坐禅をやったことはありません。やりたいとは思ってました。野口整体、友人の瞑想などは時々やってました。　でも、この板橋様の言葉に触れたとき、私のことを言われたような気がしたのです。医者が４人で治療にあたっても、診断がつかず、認知症と診断したうつ病。　セカンドオピニオンのＳ先生だけが、まだ希望を捨ててはいけない、というような話でした。家族は認知症と言われてショックを受け、今後、私をどこに住まわせるかと心配し、お金がかかるからと、ばんばん仕事を入れた娘、介護に時間がとられるからと、仕事を減らした息子。それぞれの立場で、努力してくれました。　しかし、結果として、私は重いうつから復帰したのです。ですから、この板橋様の言葉が、自分のことかと思ってしまいます。自慢できるほど、人間として修業していたわけではありませんが。　おそらく、医者もなぜ復活したのか分かっていないでしょう。ただ私は、日々誠実に生きることは努力してきました。何度、人に裏切られても、真っ直ぐに生きてきたつもりです。そのことがうつになる原因であったかもしれません。　でも、生命力が復活したことは確かです。家族と神様に感謝。そして、１日１日を大事に生きていかなくては、と思っています。　

  2006.07.23

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• 共に喜び、共に悲しむー人生を豊かに

  喜んでいる人とは、ともに心から喜ぶ。悲しんでいる人に会えば、ともに心から悲しむ。そういう人の心を、宗教心というのです。　ブログの方たちと交流していると、この言葉を思いだします。しかし、世間（定義は難しい）ではそうではありません。あの雅子様でさえ、マスコミからバッシングを受けています。　私はバッシングや陰口には、ともに喜べない人の憎しみにも似たオーラを感じます。適応障害で苦しんでいる人をさらに追い詰める言葉・・・。　格差社会といわれてますが、もっと心の病は増えるのではないかしら。ともに喜ぶのは確かに難しいです。ともに悲しむほうが簡単でしょう。　電車のなかでも、他人の気配を感じない人が増えてきています。高齢者が前に立とうが、赤ちゃんをだっこした人がいようが、感じないようです。人は一人では生きられません。もっと、他人の存在を感じてほしいです。　そして、みなさんけっこう寂しいんですよね。でもどうしたらいいのか分からない。寂しかったら、自分から心の窓を開いたらいいと思います。それすらも、傷つくことを恐れて、出来ない。　もちろんうつという病気からくる、寂しさはまた別のものです。自分から窓を開いていくなんて無理。　でも、それまでの生活で、友だちができていれば、うつの時にも支えてくれるかもしれません。うつへの理解がないと難しいですけどね。　人と人の絆がどんどん切れていきます。そのなかで、ブログの方たちのともに喜び、ともに悲しむさまをみていると、日本も捨てたものじゃないと、元気になります。　今日は、午後からおでかけ、夕方、夫と息子と会って、コトコトと車で帰ってきます。義父は昼過ぎから夕方まで一人でお留守番。そして明日は義父を実家へ送ります。　

  2006.07.21

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• 落ちたか、と不安になった、昨日とおととい

  　一昨日、ふっと考えたら、なんとなく気持ちが沈んでいました。どうしたのだろう。極度に疲労しているわけではないし…。　確かに、木曜日は実家の役場へ。土曜日は、義妹を拾い、病院へ。日曜日はハスを見に、朝早くでました。月曜日は義母の病院へ行き、義父を我が家に迎えました。　それで、昨日はお出かけ。やはり疲れていたのでしょうか。　それで自分の気持ちを見つめてみました。分かりました。義父の昼食をどうしようか、と悩んでいたのです。冷蔵庫へいれたら、冷たくなるし、悪くならないものを考えないと…。そんなことをあれこれ考えていたら、気持ちが重くなりました。　弁当にしよう、とひらめいてから、気持ちが楽になりました。　夫（けっこう鈍い人なんですけど）がめざとく、私の様子が変だと気付き、いろいろ言われました。このまま落ちていくのかな、と一瞬、考えが頭をよぎります。夫は「父は１日くらい食べなくたって大丈夫だよ。それにいつも一人でいるんだから、お前が出かけることくらい、なんでもないよ。でも、どうして前に言っておかなかったの？　父だって気持ちの準備があるでしょ」ときつい口調で…。　出掛けに義父に「一人にさせてごめんね。お弁当作っておいたから、待っててね。夕方には帰ってくるから」と言うと、「分かったよ。雨だから気をつけて」と。　これで、心が癒されたのか、元気でお出かけできました。別に落ちもありません。やはり昨年の壮絶な発作は夫にも私にも、残っているようです。　今日は１日家にいられるので、義父のめんどうをみられます。お風呂にいれてやりたいし、ヒゲもそってあげないと。　義父は寝たいとき寝て、起きたいとき起きています。もう８８歳ですので、それでいいと思います。　完璧主義（義父のこともきちんとやりたい。自分のこともきちんとしたい）の私が、顔をのぞかせましたが、そうだ、８割でやろうと、気持ちをいれかえました。明日のヨガも休みます。午後からでかけるので、無理しないでおこうと思います。

  2006.07.20

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• いま会っているその瞬間がすべて

  　モラハラ男に出会ったこと、先輩の女性に裏切られたこと、これは運が悪かったのでしょうか。それとも私の心がけが悪かったのでしょうか。　人との出会いは一瞬です。それを運がよい悪いと判断できるものではないと思います。　モラハラ男との出会いで、たくさんのことを学びました。ここで編集を学んだことが、後に、私の仕事になっていきました。彼の仕事の処理の仕方の知恵も抜群でした。　ここで講師としてお呼びした方との出会いも貴重なものです。　私を裏切った女性に対しても、うらみはありません。私が無防備すぎたのです。やはり仕事をしていくためには無防備ではダメです。私は依存するタイプではないのですが、相手ともう少し、距離をとらないと、仕事ではトラブルが増えます。そんなことを学ばせてくれる経験でした。　こんなことも生きているから言えること。その「生」をありがたく思い、精いっぱい生きて生きます。　ブログの方たちとの出会いも、一瞬、一瞬の出会いですね。私には貴重なものです。過去にもとらわれず、未来を心配することもなく、いまを生きていきたいです。　今日はお出かけ。４時に起きて義父のお弁当を作りました。夕方に帰ってきます。

  2006.07.19

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• くよくよ考えないために、どうしたらよいか

  　くよくよ考えないためにどうしたらいいか。　いやなときも「ありがとさん｣。いいときも　「ありがとさん｣。1000回やるつもりで　やってみてください。　　世の中うまくいかないことが多いですね。　そしてついつい、くよくよしてしまう。　くよくよ考えないために、どうしたらいいか。　の答えは、簡単です。言葉で考えないようにするのです。人間というのは、言葉で観念的に考える。言葉をつなげないと、考えがすすまない。空中分解する。　たとえば、癪にさわって、あのバカ野郎と思うときに英語で考えたとします。私は、英語は「アイ・ラブ・ユー」と「ディス・イズ・ア・ペン」ぐらいしか知らないから、それを言い出せば、もうそれ以上は進まない。　ちなみに、最近は、「ありがとう、ありがとさん、ありがとさん」と口ずさんでいます。（中略）　陶芸を極めた人は、つねに頭を空にして粘土と向き合っているでしょう。我が子を愛撫しているとき、「この子は将来、自分の面倒をみてくれるだろうか？」などと計算ずくで可愛がることはないでしょう。　私の空念仏はこれと同じようなものです。（中略）　ちなみに私は、参禅者の方々に「１日に1000回、ありがとさんといいなさい」と勧めています。　1000回です。　いやなときも「ありがとさん｣。いいときも「ありがとさん」　1000回という回数の問題ではありません。1000回やるつもりでやってみる。だまされたと思ってやってみてください。　本当に実行する人は、自然と、自分の人相が変わってくることに気がつくでしょう。　以上は板橋興宗様のお話です。　義父は８８歳、一人暮しです。毎日きてくださるヘルパーさんに「ありがとう」と言っているようです。ヘルパーさんたちから「ありがとうおじいさん」と呼ばれています。　どうりで最近いい顔していると思いました。「ありがとう」もまた、「南無阿弥陀仏」と唱えるのと同じことなのですね。　私はブログの方々の私へのコメントに「ありがとう」と返すことが多いです。無意識でした。思う気持ちを表しただけです。最近人相よくなったかしら？？　ずっと雨ですね。正直うっとおしいです。でも農家には恵みの雨かも。これも「ありがとう」でしょうか。　今日は義父が来ているので、午前のプールだけにします。

  2006.07.18

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• うつにならないにはどうすれば…

  うつにならないにはどうすればいいのかということですが、一言で言うなら、つねに頭の中を風とおしよくしておくことです。　さて、悩むといことについて、もう一度、話を戻してみましょう。　いくら頭を静かにしようとしても、煩雑な日常の中で、なかなかうまくいかない。やはり悩んでしまう。　しかも、悩むだけですむならまだ」いいのですが、それが過ぎて、心の病になってしまう。いまは、とくに「うつ」の人が多いと聞きます。頭がいいといわれている人も、けっこうなってしまうと聞いています。　でも坊さんは精神修養しているのだから、うつにはならないだろう、なんて思うかもしれませんが、いやいや、そんなことはありません。　住職の資格をとるために修行道場の門をくぐります。職業訓練の道場みたいな面があります。　年齢や学歴などに関係なく、入門が古いか新しいかで、序列が決まります。そこにはいじめにも似た、ガミガミ叱られる訓練が繰り返されることがあります。そのため一時的にうつ状態になる人もいます。　さてそれではうつにならないにはどうすればいいのかということですが、一言で言うなら、つねに頭の中を風とおしよくしておくといいのです。頭の中にブツブツとメタンガスが発生したような状態にしなければいいのです。　そんなに簡単にと言うけれども、その「風とおしをよくする」のが難しいのではないかと思われるでしょう。　確かに簡単なことではない。でも、だから坐禅を勧めたいのです。　これも板橋興宗様の言葉です。私は、お坊さんはうつにならないだろうと思ってました。なるんですね。でも坐禅をきちんとするようになれば、ならないでしょう。　その坐禅ですが、毎日きちっと坐るというのは難しいですね。それで私は禅ヨガやヨガに通っています。自分で毎日というのは、出来ないタチなので、なかば強制的に、その場に自分を押し込んでしまうのです。時間が許せば、毎日でもフィットネスクラブに通いたいのですが、そうもいきません。　少しずつ、家で１０分でもいいから、自分でヨガ（呼吸を大事にした）をやるようにしたいです。　すごい雨。今日は夫の実家へ行き、義母の病院に行き、ここに義父を連れてきます。

  2006.07.17

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• 「只管打坐（しかんたざ）ーうつを治す方向

  　「只管打坐」という言葉があります。難しくみえますが、　じつは坐禅のことです。ただひたすらに坐禅をする。　坐に打ち込むという意味です。　何事であれ、一つのことを「ひたすら」にやっていれば、　その極地は「ただ」に通じます。　坐る前に、どうしても知ってほしい言葉をここで紹介しましょう。「只管打坐」という言葉があります。難しく見えますが、実は坐禅のことです。ただひたすらに坐禅をする。坐に打ち込むという意味で、大本山永平寺を開創された道元禅師（1200～1235）がつねに提唱されていた坐禅のことを言います。　「只管」を音読みすると、「しかん」になります。本来の日本語読みにすると、「ただ」「ひたすら」となります。　何事であれ、一つのことを「ひたすら」にやっていれば、その極地は「ただ」に通じます。ひたすら息をすることは、ただ、なにげなく息していることになります。（中略）　そして、ひたすら坐るということは、ただ当たり前に坐っていることです。「ただ」はボンヤリのただではないのです。　これも板橋興宗様の言葉です。Ｗ氏もよくこのことをおっしゃいます。何かをするとき、損得を考えたり、疲れる、と考えたりしないで、目の前の仕事をたんたんとやることが、人間的に成長できるという考えのようです。　私はこの言葉が好きです。なかなかこの境地には行けないことが多いですが、ひたすら縫い物をしたり、雑巾がけをしたり、お料理をしたりすることは心地よいです。　昨日は義母の病院に義妹と夫と3人で行きました。義妹が「足りないものがあるね。着替えとか少ない」というので、老人ホームに行き、パジャマを持ち、洋服屋で、バスタオルや、靴下などを買い、病院に戻りました。パジャマやタオルは何度も入退院をくりかえしているので、なくなるようです。　帰りは私が運転しました。介護を負担に感じていたときは苦しいときがありました。しかし、いまは夫とのドライブと思っているので、苦になりません。サービスエリアのレストランでで昼食をするのも楽しみです。　ゆうべは夫も私も疲れていました。ぐっすり寝て5時半起床。「大蓮を見に行こうか」と埼玉県行田まで1時間ちょっと。朝食は行田名物のウドン。昼までには、戻りました。明日は義父を迎えに行きます。楽しみにしているようなので、楽しく行きましょう。

  2006.07.16

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• 脳が静かになっているときはーうつと仲良く

  脳が静かになっているときは、考えるべきことと、考えても仕方がないことを自然に判断することができます。そして、脳を静かにするために、坐禅はあるのです。　そもそも禅を含めた宗教は、なぜ必要になったのでしょうか。　それは人間が悩むからです。　人間だけは、他の動物と違って考えることを覚えたのです。そしてその考える能力は、文明社会を築きあげることになりました。　しかし、その考える能力が悩み苦しむことも生んでしまったのです。そして考えても仕方ないことを、仕方がないことだと知りつつも、グチグチと考えるクセがついてしまったのです。（中略）　そして、脳を静かにするために坐禅はあるのです。　これは私が尊敬してやまない、前大本山総持寺貫主、板橋興宗の言葉です。私は、ずっと坐禅をしたいと思ってきました。というのは、尊敬するW氏も私が勤務していた出版社の社長も、毎朝、３０分坐るのです。W氏がイライラしたり、周囲の人に当たったり、落ち込んだりする姿を見たことがありません。一時は神経症の不眠をやった方なのに、いきいきと生きています。社長はこの出版界の不況にもめげず、たくましく、仕事をしています。　この出版社から板橋様の本をだしている縁で私が交渉し、W氏や子どもたち、父母の方々が、板橋さまを訪ねて３月に福井に行きました。想像したとおり、えらぶったところがない、素朴さを失わない、すばらしい方でした。　弁解になるかもしれませんが、女性は、朝３０分時間をとるのはきびしいです。頭の中は、朝食の支度や、お掃除のこと。それで私は禅ヨガをはじめたのです。フィットネスクラブに行ってます。近い将来には、私一人で坐れるようになるといいなと思います。

  2006.07.15

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• 家族一人ひとりの大変さを想像するー幸せになる道

  　家族はうまくいけば、これにまさるものはありません。しかし、いったん、歯車が狂うと、抑圧になったり、ストレスになります。　それに加えて、家族だからという甘えがありますので、他人よりも傷つけあってしまうようです。　私はモラハラにあってやめたときでしょうか。夫に「いいな、君はやめられて」と言われました。夫は深い意味で言ったのではないでしょう。しかし、心身ともに傷んでいた私は複雑な気持ちでした。　私だって、働いていたい。しかし、これ以上続けたら心も体も壊れてしまう。そう思っての退職でした。　たしかに、男性は家族を抱えていることから、どんなに辛くとも、やめるという選択はできないですね。過労で亡くなる方もいます。死にいたる前になにか道はなかったのでしょうか。　うつの場合も休職中の方は、なかなかおだやかな気持ちではいられないと思います。　そこで必要なことは、相手がどんな状況にあるか、想像することです。私は、夫の日々の辛さを思いました。しかし、振り返って若いときの仕事を続けていれば、モラハラを受けるような職につくことはなかったでしょう。再就職は条件の悪いことばかり。そこのところを夫はどう考えているのでしょうか。　お互いに「自分が大変」「彼（彼女）は何も分かっていない」という状況になりがちです。実際、仕事と家事をやっていると、夫は女性の大変さを分かっていないと思います。　これは夫婦だけでなく、親子、兄弟姉妹についてもいえることかもしれません。立場を変えて想像すると、相手の大変さが分かってきます。不満は感謝に変わるでしょう。　でも自分を責めるのは間違いです。「自分がいるから、夫や妻あるいは両親が大変なんだ」と考えるのはやめましょう。いつ立場が逆転するか分かりません。　ただ、相手の大変さを理解すればいいのです。そうすれば言葉かけも違ってきます。そうなると良循環というのか、関係がよいものになってきます。　今日は資源ゴミの日でした。甘えるのが下手な私は、夫が気づかないと、「分かってないな」と全部自分でやってしまいます。結果相手への不満がたまります。そこで「新聞束ねてくれる？」と言ってみました。「あ、いいよ」と出勤前なのに、やってくれました。　今日はヨガと和裁教室。すごく暑いので、ゆっくりいきましょう。息子から車を受け取り、夫とトコトコ帰ってきます。　明日は夫の実家、義母の入院手続きをしないといけません。新潟からくる義妹の駅までの迎えも。負担に思うと辛くなるから、夫とドライブ気分で行ってきます。

  2006.07.14

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