死なないで

[バラは書く] カテゴリの記事

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• かつらも楽しい

  　20年通っていた美容院に4年前くらいから行かなくなりました。遠くて時間がかかるからです。近くの安い美容院でカットしていました。　最近はかつらをかぶらないと、ハゲ状態です。かつらにも慣れてきました。ずっと通っていた美容院で、一番高いおしゃれなかつらを数年前求めました。ところが、風が吹くとお化けになってしまうのです。美容師の彼にカットしてもらって、あとはフォンテイーヌでウエーブをつけてくれたり、止めるピンをつけてくれるそうです。これは一箇所しか止めるピンがついていなかったので、ずれてしまうのでした。買ってから一度もかぶっていません。　今回彼にカットしてもらい、よい雰囲気になりました。　かつらが2個では足りないので、もう1個頼みました。2週間後、いくつか見繕って見せてくれて、選ぶことができます。機械植えは安いそうです。3万円くらい。手植えになると5万数千円です。　私の自毛は2ヶ月半に一度くらいのカットでよいそうですので、またこの美容院に通うことにしました。　日本人形のようなストレートの髪でしたのに、はげになりました。ストレスあるいは薬のせいでしょうか。　薬の副作用はいろいろあるでしょうが、仕方ないですね。鍼灸である程度まで薬を減らせそうな気がします。信頼している医師にまかせます。　

  2009.01.23

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• 口渇だと１日が長い、集中力がないから何も手につかない

  　二晩、頓服でもらってきたマイスリーを飲まずに眠れました。ほっとしています。　口が渇いていると、かなりのエネルギーがそちらにとられ、何をする気にもなれません。ですから１日が長いです。　私のように口が渇いている人がいると思うのだけれど、「つらい」と言う人はいない。もしかすると出会っていないだけかもしれないが。　誰かがそばにいるといくらか気がまぎれます。夫が帰ってくるとほっとします。夫は私が元気がないのを心配していますが、口でこんなに落ちていると思わなかったようです。話したら分かってくれましたが、「また」という気持ちもあるでしょう。申し訳ないです。　でも、口が渇いて死んだという話も聞きませんので、見ないテレビを見て気を紛らわせ、なんとか１日１日生きていきましょう。

  2008.05.28

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• 医者に行く、マイスリーを処方してくれた

  　医者に２日続けて眠れなかったので…といったら、「まだこの程度なら…」と一人でぶつぶついっていた。　結局マイスリーを眠れないとき追加して飲むよう処方してくれた。　口の渇きについては、ジプレキサが疑わしいが、はずして、睡眠もとれない、口の渇きもそのままということが考えられるので、このままいきたいと言う。私も同じことを考えていたので、納得して帰ってきました。　どうかなと眠りにつきましたが、９時過ぎに寝て朝の５時近くに目をさましました。２時半ころ目をさましましたが、そのまま寝たら眠れました。よかった、とほっとしました。　今日はプールの日ですが、さすがの私も行く元気がありません。どう自分を励ましてもその元気がないので休むことにしました。

  2008.05.27

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• 口の渇きに加えて眠れない、医者に行こう

  　たとえ口が渇いても眠れるからよいといっていたが、二晩寝つけていない。医者が二日続けて眠れなかったら病院に来るようにといっていた。　行こう。クヨクヨしているよりそのほうがよい。　夫は昼間寝ているのだからそんなに心配ないという。そうかもしれない。でも言われたことを守らずひどくなっても……。ここは心をきめて行くことにする。　金、土、日と夫が側にいたので心強かった。いざとなると夫がたより。ほかに誰もいない。子どもたちは仕事で忙しい。

  2008.05.26

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• 口の渇き、夫に話しました

  　昨日は夫の実家に行ってきました。やはり夫にだまっていられなくて、口の渇きについて話ました。　夫は「大丈夫だよ。前回みたいな症状ではないから」と励ましてくれました。それでいくらか気持ちが楽になりました。唾液をだそうとするのか、口がアメをなめているような状態になります。水をガブガブ飲みたくはなりません。　昼間眠いので、眠剤としてだしてもらっているジプレキサを半分にしてもらえないか相談してみようかと思います。　ブログがあって、苦しいと訴えることができるのは、気持ちがいくらか楽になります。

  2008.05.24

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• 生い立ち、決心するまでは絶望感に襲われる

  　仕事をやめるまでにはそうとうもんもんしました。あれほど働くつもりで勉強してきたのに。なぜここでやめるのか。　相談相手の夫は、毎週のように実家へ遠くから訪ねてきましたが、自分のことでせいいっぱいの様子です。　結局どうにもならず、やめる決心をしました。せめて1年の育児休暇があったならば、といまでは思いますが、育児は大変な仕事です。片手間にできるものではありません。先輩の女性方を見ていると、ほとんどが、ご自分のおかあさまに子どもをみてもらっています。　いったん決めてしまうと、クヨクヨしないのが私のいい？ところ。身を引き裂かれる思いをしてやめたのだから、しっかり育児をしないと、と心に誓ったのでした。これは勉強を強いる親というわけではありません。　

  2008.05.19

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• 生い立ち、仕事をやめるかどうするかでモンモンとする

  　子どものことにふれるのは正直つらいです。産んだことを後悔したことはいちどもありません。しかし、早すぎる妊娠にとまどいました。父と兄を亡くしたことだけでもつらいのに、さらに実家に迷惑をかけるのか、と思うとどうしたらよいのかわかりませんでした。　仕事は続けるつもりで、住まいのちかくに子どもを預かってくれるところを見つけました。これで大丈夫と実家に帰ったのです。しかし見ると聞くとは大違いでした。　出産した助産婦さんのところで、預かっている子どもたちが、泣き叫ぶのを聞いてしまいました。とても預けて働くことはできません。育児休暇のない時代でした。　夫の父は少ししたら上京するからがんばるようにといいます。勤務先のほうでも働き続けるよういってきます。ところが、頼みの綱とする夫の母はそんな気はもうとうないのです。彼女自身働いていましたし、自分の仕事を続けたいのは当然でしょう。　このとき産後のうつをやりました。実はうつだと分からなかったのです。後でホルモンのバランスの崩れからくるうつであることを知りました。

  2008.05.15

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• 東北道の用地事務所に就職

  　卒業と同時に夫と結婚。私は気がすすみませんでした。実家は長兄も父もいません。母と弟ががんばっているのです。私も働きたい。　しかし、周囲の流れはそうもいかない雰囲気。お色直しのドレスを義兄の妹が縫ってくれました。背中に大きなリボンをつけたシンプルなドレスです。式の費用はほとんど夫の両親がだしてくれました。　教授の世話で東北道の用地事務所に就職しました。ここで初めて、自分が事務的な仕事がむいていることを発見、驚きでした。買収の地域別で班が作られていて、Ｋ地域の班に私は配属されました。いつもみんな出はらって、私一人がＫ班の留守番です。　私の仕事は契約書を書いたり、庭木の買収額を計算したりすることでした。ここの事務所は道路の買収が終われば解散になります。買収で相続などを聞きかじったので、司法書士の勉強をしようかと思いたちました。　しかし、自然ななりゆきですが、子どもができたのです。　

  2008.05.14

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• 学生時代に兄と父を亡くす

  　前にも書きましたが、私が大学生のころは、いまから考えるとウソのようにのんびりした学生生活でした。後ろを振り返らない私も、振り返ると恥ずかしいです。　いくつかの出会いによって、ここ15年間で3冊の本をだしました。また編集の仕事を途切れながらも続けてきたことを考えると、文学部か法学部に行けばよかったかなと思うことがあります。　大事なのは、○○学部よりは、何を学ぶかだと思います。その点総合大学のほうが、出会う人も出会う授業も広いと思います。私は単科大学でしたので、文学部や法学部、医学部などの人に出会うチャンスはなかったです。　大学2年の6月から9月にかけて、兄と父を続けて亡くしました。これ以後、いまの夫との出会いを尊重する以外、どこか心を閉じていた気がします。どうせ話しても分かってはもらえない、という気持ちでした。　3年のときだと思うのですが、ドイツ語（当時は理系の場合ドイツ語重視）を習いに、Ｔ大まで夫と通っていました。このときのＴ大の助教授には感謝しています。いまは論文など、おそらく英語で充分足りるのではないかと思います。　しかし、夫はＴ大の修士課程に進むことは属する研究室の許可がでず、卒論をとらなかった気がします。いまは卒論は必修です。当時は卒論をとらなくとも卒業できました。　かなり勉強はしていたつもりですが、理系にかたよらず、文系の勉強もしていたらよかったと思います。特に英語についてはそう思います。★よく眠れています。

  2008.05.13

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• 生い立ち、大学の意味を求めてみたい

  　大学の4年間を遊んで過ごす人がいました。私は、批判的なまなざしで彼らを見ていました。しかし、自由な4年間という時間を、どう使うか考えて暮らすならば、無意味ではないかもしれません。　ここまでにどちらに進むかはっきりしている人はともかく、ほとんどが、会社への切符と思っているのではないかと思います。　ですから、いまの学生が、2年あたりから就職活動をすることには疑問です。貴重な時間をそういったことに使うのがよいとは思えないからです。　すべては私自身の反省からですが、時代が違うので、ここに書くには少し時間がかかります。　どちらかというと、過去を振り返るより、前に進んでしまうタイプなので整理できず困っています（笑）

  2008.05.12

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• 卒業と結婚と勤め

  　卒業とほぼ同時に結婚しました。私は少し働いてからにしたかったのですが、それを言える雰囲気ではありませんでした。　就職は教授がコネでなんとかしてくれました。ある県での臨時職員でした。4年間勉強したとはいえ、就職向きの勉強はまったくしていません。時代的な雰囲気もどうにかなりそうな、そんなのんきな雰囲気でした。　この結婚就職にまつわることは、若気のいたりと思い、振り返るのも恥ずかしいです。

  2008.05.11

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• 幸せな3年を終えて大学へ

  　高校に進学できたときの喜びを大学でも味わいたいと進学しました。しかし、数学が得意な高校でしたので、どうしてもそちらに傾きがちでした。　もっとよく調べてから大学を選べばよかったと思います。しかも単科大学でしたので、魅力ありませんでした。高校のほうがレベルが高かったくらいです。　そうはいっても、Ｔ大やその他からきてくださる教官もいて、面白い面もありました。学費は奨学金とアルバイトでした。両親はよく許してくれたと思います。　医学部受験を失敗してきた人が多くハキがないのはそのせいでした。1年は教養でしたので、高校とそう変わりません。休み時間に辞書をひいていてあきれられました。高校時代のクセでした。　入学して数日後に夫に出会いました。★よく眠れています。熟睡しているようで、起きてからすっきりしています。午後10時に寝て、5時に起きました。

  2008.05.10

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• 生い立ち、学ぶことの楽しさを知る女子高校

  　私の中学の思い出を総括すると、イやな思いが多いです。中学の改革など、生徒会としてやって一般の生徒には嫌がられました。　あまり勉強しなかったけれど、どうにか有名な女子高校にはいることができました。そこで感じたのは、進学するとこんなに学べるのか、ということでした。小さな村から大都会にでた気分でした。　先生がよく学ばれて授業に臨んでいると感じました。いまでいう筑波大出身の先生が多かったようです。何もかもが新鮮で、古典、政治経済、英語（私の中学は遅れていました）とどの授業も楽しかったです。　古典はムダという人もいますが、私は面白かったです。清少納言が好きでした。英語は遅れていたので、赤点すれすれ、3年でやっと追いつきました。　なんといっても楽しかったのは音楽の時間、バイオリンが50台あって、ひかされたり（音楽室は別棟。それでもキーキー）、先生が作曲したピアノ曲のテストがあったり、豊かな環境と優秀な教師陣が与えてくれるものでした。★今日はヨガです。昨日のヨガはきつくて筋肉痛になりました。

  2008.05.09

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• 農家と炭鉱の子たちが混じって……

  　中学というのはいちばん問題の多い学年ですね。半分大人の子どもたちが、目的ももてずうろうろしているのですから。　それに思春期というのは、非常に不思議な面を持っているように思います。何かが噴出してくるように悪さをしたり、恋をしたり。最近の事件をみても、思春期の問題と切り離しては考えられないのではないでしょうか。　幼児期にきちっと育てられないと、思春期に噴出するとは聞きますが、これも仮説であって、なんともいえません。　私の中学時代も悲惨でした。炭鉱からきた子どもたちはみな悪い意味で大人びていました。私は炭鉱街からきている先輩にいじめられたのです。小学校の担任からは「もう僕という後ろ盾がないのだから、仲良くやっていきなさい」といわれました。　先輩に恋心をいだいたのも中学1年でした。恋といえば、この中学に似つかわしくない男の子がいました。この中学の先生の子どもでした。成績もずばぬけてよく、私は2位に甘んじなければなりませんでした。この子のことも好きでした。もう生きていません。墓参りもしていません。「お墓の前にはいない」というからいいのでしょうか。私の胸のなかにいます。　もちろん夫にも話してあります。関係によっては、墓場までもっていかなければ、人を傷つけますが、それほどの関係までいきませんでした。　

  2008.05.07

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• 小学5，6年はそれまでとがらりと変わる

  　小学5年の担任は私を非常に伸ばしてくれたように思います。家も近かったせいもあり、非常に可愛がってくれました。　私は積極的に勉強し、トップを走っていたのです。これがあの泣き虫○子ちゃん？と誰もが思ったでしょう。　非常に独創的な先生でした。理科の授業はほとんどなく、花壇の手入れや山を歩くかでした。いまの親なら大変な苦情でしょう。　うしろあてがいるかいないかで、こんなにも人は違うのです。しかし、生徒が40人いたら先生は大変ですね。さいわい、35人くらいでした。　こんなのんびりやっていても、後に集中して勉強すれば、ある程度までは追いつくのですから、早くから受験勉強をしなくともよいと思います。

  2008.05.06

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• 

  自宅にて、静かな１日をを過ごす

  　時には着物にて。

  2008.05.05

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• 生い立ち、小学校、3,4年生の頃

  　母が元気になり、なんとなく家の中が活気づいてきました。私は比較的家事や農作業の手つだいをしたと思います。　ウイークデーは畑仕事、力のいらない、草ひきなど。途中であがって昼の用意をします。ほかの家の子どもたちは遊んでいるのですから、少しうらやましいと思いました。　上も男、下も男兄弟なので、めんこでもビー玉でもなんでもやりました。男の遊びができないと一緒にあそべません。　年齢的には3つ上の兄と一緒のことが多かったです。彼は無口でした。両親と彼の橋渡しは、私の役目。「○○あんちゃん、明日学校に会費を納めるんだって」。どうして彼が自分で話さなかったのかなぞです。★睡眠はまあまあとれているはずなのに、頭痛がします。仕方がないから、薬を飲みました。結婚してから、頭痛が始まったのです。何かストレスがあるのかもしれません。一時期整体のインンストラクターにかかっていたときは頭痛がなくなり、それから15年くらい頭痛はおこりませんでした。

  2008.05.05

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• 生い立ち、いじめの子をかばって対決

  　小学３年になったころ、私は脱皮しました。黙ってたたかれている私ではありません。男の子は女の子が泣くのが面白かったり、可愛いと関心をもつと（最近知ったのですが）殴ったりするそうです。　私の場合は女の子どうしの戦いでした。Ｋ子という子がＨ子にいじめられていたので、かばいました。Ｈ子は学校の小使いさんの娘さんなので、先生に顔がきくのです。ボス的存在です。　とうとうクラスは二派に分かれてしまいました。通信簿には、いかにも私が扇動したように書かれていました。父は「いくらきかんぼうでもよい。頭がよければ」という人でしたので、お咎めなし。　この１０歳くらいまでは子育ての大事な時期と後で知りました。１０歳のころって脱皮の時期なんですね。　成績もあがり、自我に目覚めていきつつあった私。

  2008.05.04

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• 大好きな担任が嫌いな担任にかわる

  　１年の担任はとてもやさしいきれいな方。その先生がが病気（結核らしい）になってやめられ、途中で変わったのは太っただらしない担任でした。　私がいじめられていても、しらんふり。　このころ小学校ではシラミが髪について困りました。父は、家できれいにしても、学校でうつってくるので困ると、担任に抗議しました。担任は「「そうなんです」というだけで、何もしませんでした。ＤＤＴを頭からふりかけたといわれますが、記憶がありません。　休み時間に乱暴で有名な男の子が、私の髪に触れ、シラミをとってくれたことが、心温まる思い出としてよみがえってきます。若いうちに亡くなったそうです。もう一度会いたかった……。 帰りはいつも１年先輩の方と帰りました。手持ちぶさたに待っていると、２年の担任の先生が、教室にはいるよういいます。私の大好きな、後ろに大きくリボンを結ぶスカートをはいて２年の教室へ……。でも、スカートがさがると先生が結ぶとわかった親は肩からヒモでつなぐジャンパースカート形に直し、リボンはなくなりました。残念。　　２年になるころ、母は退院でき、快気祝いのお赤飯を部落中に配りました。どうやってご挨拶するかも教えてもらったのでした。　

  2008.05.03

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• 生い立ち、小学校低学年、内気な私

  　小学１年に入学の際の検診から、もう学校へ行くのをいやがっていました。あのぬかりの道を、母と歩いたのを思いだします。このころは、それこそ箱入りで育ったらしく、床屋もこわくていやがりました。　母はこのころから、私に兄弟がいても上も男下も男、姉たちは年が離れすぎの状態を心配していたようです。友達にもまれることなく無菌状態で育った私。いまでも、家の門にしがみついて「学校にいかない」「イヤー」と暴れたのを良く覚えています。　私が小学校にはいるころは日本の景気が悪く、そのうえまずしかったです。初めて赤いこうもり傘を買ってもらったときのうれしさったらなかったです。　叔父が実家を抵当に多額の借金をし、父はそれを買い戻したからです。なぜ、旧家なのに我が家が貧しいのか、よく分かりました。

  2008.05.02

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• 生い立ちからを振り返ることは、うつにはよいそうです

  　私の医者が、私が本をだしたとき「振り返るのはいいことですよ」とおっしゃいました。それで一度やってみたかったので、今日から数日やってみます。　私は東北の山の幸、海の幸に恵まれた旧家に生まれました。私のひいおじいちゃんには、東京に２号さんがいたのです。あの戦争でなくなっていなければ、私と同じ血が流れる人がこの東京にいるかもしれません。　私の上に姉がいたのですけれど、疫痢（多分）で、幼いとき亡くなりました。それはそれはきれいな娘だったそうです。それに比較して私は美人ではありません。心の美人なら負けないですけど。私も疫痢になりましたが、夕方「おぶー（水）」といって、死神の手から戻ってきたそうです。　小学校の４年くらいまで、すごいひっこみじあんの子でした。１年生のときは、母が結核で入院していたので、父は私たちの面倒をみました。ミシンで私の下着を縫ってくれたことも。　内気な私をおもしろがって、男の子たちはいじめました。ドッジボールで頭を殴ったり……。登校拒否の日々でした。　山道を４キロ歩いて、病院に行き、一晩泊まって学校へ。そんなことが続きました。夕方の山道は怖かったです。しかし、厳しい父でしたので、イヤとはいえません。入院は１年くらいだったと思います。　

  2008.05.01

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