希望の小窓を少し開けておくのが秘訣ーうつを治す
うつ病は80パーセント治るというのが、いまの定説でしょう。早くて3ヶ月。長くて1年といわれます。しかし、私の周囲ではそういった人もたくさんいますが、7年くらいという人もけっこういます。 そのうちの何割かは躁鬱の可能性あるいは低血圧の可能性があります。場合によっては自己愛人格障害、境界型人格障害、統合失調症が含まれているかもしれません。うつと患者にいったほうが患者が受け入れやすいという医者がいるのです。これは医者に問題があるので、しっかりした病院で診断してもらったほうがいいでしょう。 7,8年かかって治る人もいるので、あせらないことは大切です。 長い場合、どんなことが治るきっかけになるのでしょうか。まずは仕事をやめることが早道の場合があります。自分に向いてない職場や仕事(たとえば営業)はストレスが大きいので、治ることが難しいです。 「やっと本当の自分になれたという気分、そう気づけたのもうつになったお陰だと思います」というある患者さん。あるいは「前は他人にいい顔ばかりしていた。でも自分は他人と同じように大切な存在と認められ、自分のために生きていいと思えるようになった。うつ病が人としての成長を促してくれた」という方も。 うつの人は希望を失っています。どこか小さな窓をてがかりに自分の出口を見つけましょう。全部の窓を閉じてしまわないで、希望の小窓を心に少し開けておけば、うつは治るときがきます。 私は激激うつで入院したのが治ることにつながりました。死を身近に感じた体験は、私を成長させたようです。 子どものために夫のために(結果として、自分を生きることにつながる)、やはり生きてみようと思ったのが治る方向に向かわせたました。趣味の着物も治る速度を速めたかもしれませんいま完治にはいたっていません。でもおそらくそんないひどい状況はこないでしょう。きたらまた入院します。いまは躁をおさえて、ハッピーに暮らしています。副作用ありますが、平気です。 今日は水中ウオークとヨガ、朝は5時に起きました。夕べ11時でしたので、少し眠いです。でも何時に寝ても同じ時間に起きることが不眠を治します。夫の仕事の都合で夕べ遅くなりました。夫は私が寝ないのに弱いのを知っているから「先に寝ていて」といいます。でも、待っていたのでした。 今日も「気」を送ります。