『闇の歯車』(主演:瑛太)時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品
時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品 『闇の歯車』(主演:瑛太)が、時代劇専門チャンネルで2019年2月9日(土)よる8時から放送される。それに先駆け、2019年1月19日(土)から丸の内TOEIなど、全国5大都市にて、期間限定上映!私は、公開初日に、109シネマ木場の14時からの回で、見ました。キャッチコピーは、「逢魔が刻の完全犯罪。」繁蔵(中村嘉葎雄)が店主をつとめる、酒亭おかめで、飲んでいる常連客の面々。役名不明(津嘉山正種)の裏稼業で、いいように使われている、佐之助(主演:瑛太)。次の仕事は、相当、やばそうだ、という危機感は持っている。実際、前の女(蓮佛美沙子)は、忽然と姿を消した。そして、今、新しく守りたい女もできた。このほか、病気の妻を看病する脱藩浪士の、井黒清十郎(緒形直人)。孫娘を溺愛する、弥十(大地康雄)。縁談が決まっているのに、遊女との関係が切れない若旦那、仙太郎(中村蒼)の4名。そこに現れる、謎の男、伊兵衛(橋爪功)。血を一滴も流さない、押し込みの計画を、4名それぞれに、持ってくる。目の前に提示された額も、尋常ではない。佐之助の場合、やばい仕事の後金が2両。本当にやばい仕事の提示額が、前金、後金合わせても20両に対して、100両。繰綿問屋の近江屋に集まる運上金700両を一緒に狙おうと。おうまがとき。つまり、黄昏時こそが、犯行のチャンスだと説く、伊兵衛(橋爪功)。酒亭おかめで顔を合わせていながら、口もきかなかった男たちの運命の歯車が動き出す。そして、伊兵衛のきな臭い動きをかぎつけた、同心(高橋和也)も。あなたには、「ボタンの掛け違い」で、すれ違った人、いませんか?そんな人に、あの日、あの時、あの場所で、偶然、出くわしたとしたら??時代劇に、サスペンスの要素を持ち込んだ、本作品。アクションあり。ラブストーリーあり。押し込み一味の運命や、いかに?果たして、「一発大逆転の人生」は、訪れるのか???時代劇専門チャンネルのメイキング映像(【特別公開!】瑛太×橋爪功 新作オリジナル時代劇「闇の歯車」ナビ)を見る限り、本作品は、瑛太さんが2018年10月末に、NHK大河ドラマ『西郷どん』がオールアップしたあと、2018年11月に東映京都撮影所で、クランクインした模様です。クランクイン初日の2カット目で、主演の瑛太さんが、山下智彦監督(『鬼平犯科帳 THE FINAL』『剣客商売』)に、激しく怒られたとのこと。そんなことは、瑛太さんの、今までの俳優人生になかったらしく、「嬉しかった」とのこと(お面をつけた子供とのシーンで、子供が走っていってしまってNGというシーン)。肩の力が、抜けたとも。※私は、『西郷どん』のロケで、大久保利通を演じた瑛太さんともご一緒させていただいており、紀尾井坂の変のシーンも、私の出番は別のシーンでしたが、撮影の合間に、見学しておりました。第31回では、京都留守居役(EX)として、二条城のシーンで、瑛太さんと、鈴木亮平さんの間に、裃を着用して、座りました。また、私は、映画『64-ロクヨン-後編』で、瑛太さんの通路を挟んだ隣に座る、記者役(EX)も演じさせていただいたことがあります。男気溢れる、硬派な俳優さん、という印象です(私が言うべきことではありませんが。笑)。緒形直人さんとは、2019年に入ってから、某作品の撮影で、連日ご一緒していました。本作品を見終わり、黄昏時の風景を見ようと、窓際に寄った際、109シネマ木場から、東京スカイツリーが見えることに初めて気がつきました。見えないものが、見えるようになったのは、佐之助の台詞にあるように、「いい風が吹いてきやがった」のかもしれません。なお、109シネマ木場も、2019年で開業20周年!そして、毎月19日はシネマポイントカードの日。私は会員なので、1100円で見られました!また、映画の半券でサービスを受けられる飲食店があり、同じフロアにある、いなば和幸では、エビフライなど、いくつかの単品がサービスになります。映画鑑賞するたびに、よく行きますが、本作品の半券で、昨日も、おいしくいただきました。なお、原作と本作品とでは、結論が、少々、異なるようです(あくまで、噂かもしれません。悪しからず)。明日の映画撮影現場は、電車移動なので、その間に、藤沢周平さんの原作小説(電子書籍)を読んでみようと思います。キャスト、スタッフともども、お世話になった方々が、たくさん関係している、本作品。『闇の歯車』、まずはスクリーンで、是非、ご覧くださいませ!闇の歯車【電子書籍】[ 藤沢周平 ]