晴れ、ときどきトレード日記

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• 夏男、松井！

  昨日はサヨナラ２点タイムリー、今日はサヨナラを決定付ける、ノーアウトからの三塁打！松井、絶好調！！さすが夏男、今日から８月に入り夏本番。今後、ますます活躍を期待できるね。しばらく高校野球にドップリ浸かっていたので、日記には取り上げなかったが松井の出る試合、つまりヤンキース戦はずっと観戦はしていた。相変わらずリベラ以外は、さっぱりな投手陣とそれをなんとか取り繕う強力打線。高校野球を見ていて思ったんだが、やっぱり野球はディフェンスが最重要だね。打撃力というのは、各個人の調子に左右される面が大きい（非常にムラがある）上に、エース級に当れば、どんな打線でもそうそう点は取れなくなる。ワンサイド・ゲームになった後、３線級の投手からバカスカ打って、成績を上げても、チームにはあまり貢献しているとは言えない。打撃成績（打率、打点）というのは存外当てにならないデータなのです。その点、投手成績はかなり信頼できるデータ。防御率、三振率、与四球率、で素人でもその投手の価値を大体判断できる。エース格の投手投げる場合、相手がかなりの強力打線でも、四球を連発しなければ、そうそうビック・イニングは作られるものではない。つまり点が取れなくても、取りあえず終盤までゲームになる、ということで、おれがＧＭだったら、同じ1000万ドルを払う場合、絶対投手を優先して補強するなぁ。まぁ、ヤンキースの場合は打者も投手も、どっちも取ってしまうんだけど。（笑トレードの期限は今日までだが、一線級の先発や安定感のある中継ぎ投手は、やっぱり補強できなかったヤンキース。松井の肩にかかる得点への期待と責務は、後半戦に向けてますます重くなるに違いない。ＮＹの日和見メディアなどに惑わされず、頑張れよ、松井！

  2005年08月01日

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• 正当な報酬

  野茂 vs 松井, at Bronxこれだけでも、飯３杯はいけるゲームだが、まさかこんな試合になるとは・・・。序盤、１０－２になった時は、「まぁ、野茂が勝ち投手になるなら、いいや。」と、ムリヤリ自分を納得させたのだが、それから野茂が崩れて、あと打者一人で勝ち投手の権利を得るところで、無念の降板。正直、最悪の展開になったと、一人、ヤケビールをあおっていたのです。それが、あの８回の大逆転劇。野球は本当にわからないス。ゲームの細かいとこは、また後で書くつもりだけど一点だけ。最後の松井の Black Seats へのＨＲ、すごく、当たり前のように打球が飛んで行ったように見えた。なんと言うか、いままで頑張ってきた、ご褒美を受け取れ、みたいな。正当な報酬、という意味で、オレ的には今季、もっとも興奮しなかったＨＲだった。

  2005年06月22日

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• 野茂ゴメン、あんたは正しかった

  野茂、２００勝達成おめでとう。１５年間、戦い続けた証だね。まだまだ第一線で戦っている身には失礼かもしれないが本当におつかれさま！と言いたい。これからも、気力体力の続く限り頑張ってください。ところで、今日、小林克也氏がＤＪを勤める、Funky Friday というラジオ番組を聴いていたら、「野茂とイチロー、どっちが凄いメジャーリーガーか？」というテーマが出ていた。結果は、野茂３３８票、イチロー１８３票。ほぼ、ダブルスコアで野茂の勝ち。２００勝後、すぐのアンケートだった、ということを割り引いても周囲の罵声をものともせず、単身にメジャーに乗り込んで行った姿は、やはり、メジャーリーガー野茂、と言う印象を、人々の心に強く残したんだろうね。アンケートの意見の大半も、それを指摘していた。”周囲の罵声”と書いたが告白すると、オレも、野茂に罵声に浴びせた一人だった。オレが社会に出る直前で、ようやく責任感とか意識しだした頃だったと思う。契約更改でゴネまくったり、メジャーに移籍させろとワガママを言い張る（と当時は思った）態度に、一般的な大人としての責任感がない！とか、プロ野球選手としての自覚がない！とかクソ生意気な意見を、よく酒の席で語っていた。いまでも、その当時の自分を思い出すと、思わず、割腹したくなるくらい恥ずかしいが言い訳をさせてもらうと、当時のメディアの論調も、オレのものと大差なかったのだ。（いまの阪神の井川に対するバッシング報道、と言えば、イメージしてもらえるだろうか。）そんな世の中の敵視に耐えつつ、ドジャースに移籍した野茂は初勝利　→　エース格　→　オールスター先発　→　新人王・奪三振王とイッキに階段を駆け上る。同時に、オレもＭＬＢの野球に目覚め、手の平を返して、野茂の一球一球に大声援を送るようになった。そしてそれは、今でも続いており、今日も、松井のＨＲに雄叫びを上げ、イチローへの敬遠にブーイングを飛ばした。あの時、オレみたいなバカの批難に屈せず、よくぞ、信念を貫いてくれた。野茂には、いくら感謝の言葉を並べても、到底感謝しきれない。

  2005年06月17日

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• 根性見せてくれ！

  松井が、先日の試合で右足首を捻挫した。チームが好調な時なら、俺も松井に休んでもらいたいと思ったろうが、いまは、なんとしても出場して欲しい気持ちで一杯だ。いま、松井もチームの状態も悪くて「怪我もしたし、少し休んだほうが・・・。」的な流れが大勢を占めている。メディアの報道も概して、そんな感じだ。でも、ここで踏ん張らないと。一度、休んでしまえば、次に休むのは全く容易な選択になる。「マツイは、ちょっと不振だな。」となればいとも簡単にベンチに下げられるだろう。その休みが、１日、２日とどんどん長くならない保証はない。メッツの稼頭夫がそうだった。だからこそ、ここで根性見せて欲しい。監督にねじ込む覚悟で、今日のスタメン起用を主張して欲しい。根性論、なんてことは、分かっている。怪我の状態を考えれば、休養すべきだ、なんつー理屈もわかってる。しかし、大局に立って行動すべき時があるはずだ。今後、ＭＬＢで長く活躍を続けていきたいなら、この最悪の時にこそ、石に齧りついても出場して、まわりに存在感を示すべきだ。更に言えば、ヒットを打って打点を上げ、単に出てきただけでないことを証明してもらいたい。正念場というのは、誰もがスッと見過ごしてしまう場に潜んでいる、と俺は思う。皆が、しょうがないよ、と言ってくれる雰囲気の中に潜んでいる、と。松井の今日の活躍を、祈っている。

  2005年06月15日

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• 悲しき習性

  松井の走塁はいいよね。バッテイングだと、満塁ＨＲを打っても、サヨナラＨＲを打っても、大袈裟に喜ぶことをせず、むしろ相手を気遣って、喜びをひた隠すようにして黙々とベースを回る松井。上っ面しか見ないＮＹのメディアに、ロボットのよう、と時々揶揄される姿が、それだ。しかし、ここ一番の走塁の時だけは違う。普段は、彼の理性や謙虚さに覆い隠されている、野球に対する激情が、試合を左右する進塁の時だけ、ムキ出しになる。イチローに代表される、流れるような、Silkyな走塁と対照的な無骨な、しかし気迫に満ち溢れた走り。延長１０回、１点をもぎ取ることになった、あの激走を見れただけで、今日は満足です。------------------------------------ところで、今日のゲームでもう一つ、思わず、あーと唸ってしまったプレーがあった。１点を追う８回表、一死満塁で、バッター松井。松井はここで、猛烈なゴロを一塁に飛ばす。一塁手の Tiffee（←読み方わからん）は、打球を取れなかったものの、基本に忠実に、ボールを前にこぼし、目の前にある一塁ベースを踏んで、本塁へ矢のような送球を投げた。間一髪アウト、ゲッツー完成!?と思ったら、審判の腕は両側に開いて、セーフ。一塁ベースを踏んでしまったために、本塁は、タッチプレーでアウトにしなければならなくなったんだよね。しかし、この一塁手 Tiffee の気持ちは良く分かる。目の前にベースがあれば、そして踏んでアウトになるなら、絶対、踏んでしまうもんなぁ。俺も昔、地区予選の試合で、全く同じことをしてしまったことがある。（ポジは三塁）ああゆう咄嗟の時は、頭で考えてプレーできないス。体がどう反応してくれるか？に掛かっている。ベースがあったら踏む、何年もそうやって体に叩き込んできたのだから、そうやってしまうもんなのだ。松井の一打で同点になって、嬉しかったけど同時に、Tiffeeの肩を叩いて、「ドンマイ、ドンマイ」と言ってやりたくもあった。そう思った経験者は、俺以外にもけっこういたのではなかろうか。

  2005年06月05日

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• 解放の一打

  松井に、よ～うやくＨＲが出た。誰も注目していないロイヤルズ戦の、しかもアウェイで打つところが松井らしい。これで毎日毎日、４０何試合、２００ウン打席、ホームランがない云々・・の呪縛報道もなくなりますね。それだけでも、オメデトウ、松井。でも客観的に見ると、本調子にはまだちょっと遠いかな。ＨＲの後の、いずれも引っ掛けてしまって内野ゴロに終わってしまった２打席を見ると、そう思う。本来の松井なら、同じ凡退するにもボールが上に飛んで外野フライになるところ。解説者がよく言っている、体の開きが早いのも気になった。やはり鼻炎の具合は相当に悪いのか？しかしこの悪い状態で、結果を残しているのが凄い、とも言えますね。本調子に戻ったら、一体どれほどの成績を残すのか、と。最近、またチーム状態がよろしくないので、早めに、復調することを願ってます。ちなみに、鼻炎には紫蘇ジュースが効くらしいぞ、松井。

  2005年06月01日

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• ５連打を喰らっても

  ヤンキースvsＲソックス、生では観れず、ビデオで見ているが６回の攻防が面白い。この回だけ、何度も巻き戻して見ている。６階裏のカノの同点２ラン、シェフィールドのアッパーデッキに叩き込んだ３ランにはもちろん胸のすく思いだったが、より興味を惹かれたのは、６回表のヤンキースの守備。Ｒ・ジョンソンが５連打を喰らっているのだが、失点はわずかに１点のみ。なんと、２度も本塁上のクロスプレーでアウトにした。この一連の流れから思い出すのが、４月１９日、野茂とＲ・ジョンソンが投げ合ったタンパ戦。この試合の５回裏、野茂は無死から４連打を浴びながらも、味方の攻守（とヤンキースの拙走に助けられ）無失点で切り抜け、勝ち投手に輝いた。この試合を落としたヤンキースは、以後もツキに見放され２週間後、３０試合を終えた段階で１１勝１９敗と、約４０年ぶりの低成績に甘んじることになった。それから約１ヶ月。その時の試合と、全く逆の展開で勝ったヤンキース。こうゆう試合を拾ったのを見ると、ヤンキースの進撃はまだまだ止まらないだろうなぁ、と思った。

  2005年05月28日

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• ２つの１点差ゲーム

  朝５時から、ＢＳにてダブルヘッダー。野茂が先発のタンパ戦、松井率いる、ヤンキース戦をたて続けに観戦した。どちらも１点差ゲームだったけど、スリルを味わえたのは、断然、野茂が投げたタンパ戦。最後、クローザーのDaezが、突然ストライクが入らなくなって２者を立て続けに四球で歩かせた時は、「抑えろ、抑えやがれ、このバ○ヤロー!!」と、恥ずかしながら、画面に向かって叫んでいた。その甲斐？あって、最後の打者がセンターフライに終わったときは、汗ダラダラ。拳を握りすぎて、手の平には爪跡が残っていた。これだから、野茂の投げる試合は見逃せない。ともかくこれで１９９勝目、おめでとう、野茂。---------------一方のヤンキース。こちらの場合は、「遊んでないで、早く逆転しろ。」とは思ったが、試合に負けるとは、正直、露ほども思わなかった。なにしろチーム力が違う。２回と４回の満塁のチャンスを、１点とったのみで潰した時はイヤな感じがしたが、松井のヒットを起点にＡロッドの２ランで逆転してからは、全く危なげがなかった。４月には、ここから何度も再逆転→打線沈黙→オーナー激怒→ますますチーム沈滞、の悪循環に陥っていたので、それを思うと、今は別チームのようだ。やっぱり、ブルペンがしっかりしてくるとこのチームは強い。明日からは、トロントに３タテを喰らったＲソックス戦。４月の借りを早くも返せそうで、楽しみだ。

  2005年05月27日

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• ＮＹダービー雑感

  ヤンキース vs メッツの地下鉄対決。最後の最後に、松井秀の活躍が見れて溜飲を下げたけどゲームそのものは、締まらない試合が多かったなぁ。その原因は言うまでもなく、エラーの多さ。「あっ、これは。」という打球がほとんど失策につながる様は、高校野球の地区予選を見ているようだった。メジャーの監督は、ミスプレーについて選手を責めることをほとんど禁忌視している所があって、今回も「エラーはゲームの一部、気にしていない。」というコメントに終始しているが、本当は、どうなんだろうか。自分の高校時代の監督なら、一時間のセッキョーの後、グラウンド３０周は堅いところだけど。突如、選手を解雇したり、スタメン降格を申し渡したりするのは、怒りの感情を抑制し続けていた反動、の気がしてしょうがないんだがなー。--------------------------今回のＮＹダービーについて、対照的な２つの記事を読んだ。ひとつはＭＳＮのコラム、そしてもう一つは梅田香子さんのもの。両方とも地下鉄シリーズをテーマに掲げているが、内容は松井カズオに対する、現地の反応と、今後の処遇について焦点を当てている。どちらが面白いかは、読み手の主観だろうけど、真実に近いのは、実際に現地で取材、当事者からインタビューをとれている梅田さんのほうだろうなぁ。記事の、背後の厚みが全然違うし。ただ、そうゆう裏側まで迫れぬ外部の人間の、その典型的な反応として、ＭＳＮの記事もある意味、事実だと思った。背後の事情まで知らない人間は、どうしてもテレビで見るプレーとその時のメディアの評価といった、印象でモノを判断してしまうから。ちなみにコレはシカゴ・タイムスの井口についての記事。（最近は、向こうの記者が日本人選手を褒める時、カズオに比べて～～というのが慣用句になりつつある。）多分、この記者もカズオのプレーはほとんど見たことないと思う。具体的なプレーについて、言及した文章はなかったから。それでも、堂々と記事で比較してしまえる。それだけ、メディアの与える印象というのは強烈なんだと思う。いつか梅田さんの記事がＮＹ紙の紙面をかざることを、祈りたい。

  2005年05月25日

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• 不屈の男

  勝ったぁぁぁ!!勝ちました!!朝から、思わず叫んでしまったよ。８回表、ツーアウト二三塁。バッター、松井。ツーワンと追い込まれながら、あの外角低目の速くて鋭いストレートを、よくぞ振り抜いた。ここしかない、という方向に弾き返したバッティングは、まさに、見事！の一語。この一打で、ヤンキース全員がいっぺんで息を吹き返した。しかし、試合のハイライトはこの後にあったのだ。バーニーのライト線の当りで、一塁から、地を揺るがすような「爆走」と、ミットをかいくぐるスライディング。2003年のプレイオフ・ゲーム７を思い出したよ。正直、今日の試合、トーリ監督は捨てていた、と思うんだよね。もちろん、そんなこと認めるはずはないけどスタメンを見れば、一目瞭然。シェフィールド、ジーターを怪我で欠いている所に、更に、ポサダの代わりにフラハティを起用。パバーノには悪いが、「今日はそれなりに行くから。」と語っているようなオーダーだった。しかし、一人諦めていない漢がいたのだ。不屈の男、ヒデキ・マツイ。同点タイムリーから、逆転への激走、あの一連のクラッチ・パフォーマンスで、今日の負け試合を救ったのはもちろん、今後のヤンキースの行く末をも救った、と思う。松井、本当によくやった。

  2005年05月22日

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• 連勝ストップ　・・・（´ｏ｀）

  負けやした・・（-＿-;）つーか転んだ、自分から。トーリ監督も珍しく怒っている。"We gave them too many outs, no question," （ﾋｬｰでも、実はマリナーズも同じくらい守備の乱れはあったんだよな。しっかり takeもしてもらっているわけだ。勝敗の差はエラーの後、ヒットが出たかどうか、だった。マリナーズは、長谷川、ビローンがしっかり抑えたのに対し、こちらは、スターツ、ゴードン共に、あっさり打たれてしまった。だから冷静に考えれば、中継ぎ投手の差で負けたと思う。でもそっちの要因のほうが深刻かもねぇ。すぐに対処できるコトじゃないから。エラーの削減なら、ウォーマックを元に戻せばすぐにでも対処できるけど。。。連勝が止まったことも悔しいが、先発・ブルペン陣の相変わらずの乱調ぶり。そっちが、より気になる。

  2005年05月19日

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• 祝！１０連勝　＼(▽￣＼(￣▽￣)／￣▽)／

  ヤンキース、波に乗ってきました。連勝も二桁に乗ってきました。試合に内容が伴ってきているのが更にウレシイ。打線が先制、中押し、ダメ押しときて、先発が完封。今日の試合などは、まず完勝と言って良いかと思います。あとは松井が自信を取り戻せば完璧。こちらも、もうまもなくでしょう。ところで、今日はジオンビが３安打３打点１ＨＲ。ジオンビが復調してきたら、バーニーはＣＦに戻して欲しいなぁ。そして、ウォーマックは元のセカンドへ戻す。ウォーマックも慣れないポジションを、一所懸命にこなしているのは分かるけどやっぱり、相当危なっかしい。勝っているときにこそ、直せる所は直しておきたいもんです。------------------先日（5/15）、ヤンキースの連勝と好調さはどこまで維持できるか？について日記に書いたのですが、Yahoo USA の解説者が、同じような予想をしているを見つけました。メモリアル・デイやはり、キーポイントは月末のＲソックス戦だと言ってます。（でも、スケジュール見れば、誰でもそう考えるかも。）個人的には　～against the Mets at Shea Stadium and Detroit at home～の部分に共感を覚えました。「メッツ、そしてタイガースと対戦」ではなくて「メッツ、そしてデトロイトと対戦」なんですよね。"デトロイト"の語感が、なんかいいんです。俺もそう書いた。

  2005年05月18日

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• 「勝つために、なんでもする」と云ふコト

  よっしゃぁぁぁーー！、ヤンキースは９連勝。縁起がいいので、連勝が終わるまで、ＭＬＢ日記も続けていこう。明日で終りにならないように頑張ってくれよ。>Yanks---------------今日の試合、意外、と言っちゃ失礼だけど投手戦になったね。王建民も非常良かったんだけど、相手のシーリーも素晴らしいデキだった。昔（Ｒソックス時代）は、剛速球でならしたシーリーだけどいまは全盛期のスピードは見る影もなく、もっぱら制球と変化球のダマシで凌いでいる。でも、ダマシてくると分かっていれば、打者もそうそう騙されないもので、最近は打ち込まれるケースも多かった。まぁそんな予断もあって、今日は派手な打ち上げ花火が見れると思っていたら、走者は出すものの、要所を締められて６回まででわずか１得点。まんまとシーリーの術中に嵌まってしまった。今日のシーリーは、タイミングを外すことに、全精力を傾けていたと思う。ひじょ～に長い間合いと、そこからのクイック投球。打者が焦れて、バッターボックスを外すのを、何回見たことか。シェフなどは走者のとき、待ちきれなくて一塁から飛び出し、みすみす牽制アウトになっていた。「長い間合いをとる」と言っても、言うは易し、で実際は難しい。観客から「早くしろ！」つー野次がガンガン飛ぶし、なにより相手選手に蔑まれる。「そんな姑息な手段をとらないと、投げられないのか？」つー感じで。ヤンキースみたいな一流選手揃いだと、尚更辛いだろう。そうゆう軽蔑の視線に耐えながら、投げ続けるにはよほど腹が据わったプロ意識がないと、できない。「勝つためには、なんでもする。」と言いながら、実際は何もしないヤツのが全然多いのだ。オレの知る限りだとこれを恒常的にできる投手は、メッツに移籍したペドロ・マルチネス。こいつはホームであれアウェイであれ、平気でやっていた。シーリーはもう背水の陣なので、開き直ってやるしかなかった、とも言えるが、ペドロは全盛期からやっているからね。流石に根性が違うな。カズオにも一度、ペドロと話してみることをお勧めしたい。せっかく同じチームにいるのだから。

  2005年05月17日

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• ティノ・マルチネスの爆発

  この人、いまメジャー最強打者じゃなかろうか。ＨＲにしているのは、ほとんどインコースやや高目の球だが、あそこは、直球であれ、変化球であれ、ちょっとでもズレればファールか凡フライになるコース。それを、全てドンピシャのタイミングで振りぬいている。本人曰く「今は、球がよく見えている。」そうだが、それを可能にしているのが、スイング・スピードだと思う。明らかに、開幕の頃より早くなっている。んなもんで、打つ間際までボールを引きつけられています。どうして突然そうなったのか？は分からないが、精神的なモノが大きい気がするな。それでもティノは６番を打つ。いいなぁ・・・。松井と代わってやってよ、４番。「そんなことでは調子は変わらない。」って言われるか。いま考えると、ジオンビは偉かったな。２年前（松井の新人の時）、期待や落胆を一身に背負いながら、ヤンキース４番の重責を担い続けていたのだから。その傘の下で、松井はメジャーに適応する時間を稼げた。そしていまは、松井が皆の傘になっている。トーリ監督が、そのことを理解してくれているのが、救いといえば救いかな。でも、あのオーナーは、そこら辺ちゃんと理解しているだろうか？今のジオンビの扱いを見るたびに、ちょっと不安を覚えます。

  2005年05月16日

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• リハビリ・シリーズ （@Yankees）

  今日も圧勝でヤンキースは７連勝、やっと調子に乗ってきた。先々週から始まった、アスレチックス＆マリナーズ相手のリハビリ・シリーズ。ここまで８戦して７勝と順調にリハビっている。このシリーズ、互いの本拠地を back to back する１２連戦なので、ヤンキースの連勝はあと４つ加えて、１１連勝まで伸びる可能性大だ。この後も、お得意様のメッツ（地下鉄対決）、デトロイトと続くので、連勝は最大１７まで伸ばせる可能性もある（←おいおい）。まぁ皮算用だけど、月末のレッドソックス戦までに、ゲーム差３内の射程圏に迫っている可能性はかなり高い（だろう）。それで肝心の松井だけど、ここまで仕事はこなすものの、いま一つの活躍だったが、本日ようやく爆発。ＨＲこそなかったものの、打つべき球を、打つべき方向に飛ばす、全打席内容を伴った素晴らしいバッティングだった。ようやく本格的な復調の兆しが見えてきたように思う。もっともね、ただでさえ結果（打点）が求められ続けるヤンキースの４番、更に前後にシェフ、アレックスという、俺が俺がのブンブン丸を抱えて、チームのために己を殺して仕事をすることを余儀なくされてきたのだから、不調やな～という評価自体、松井には失礼だったかもしれない。今日は、本当にノビノビとバットを振っていた。松井の不当評価、と言うのは別にファンの贔屓目ではないよ。松井がどれほど仕事をしてきたかは、Ｗソックスの４番コネルコや、Ｒソックスの４番ラミレスと比較してもらえば良く分かる。３人とも、持ってるポテンシャルからしたら、実にまぁ惨憺たる打率だが、こと打点に目を転じれば全員リーグ十傑の中に入ってくる。そしてヤンキース以外の２チームは、どちらもリーグ３傑に入る成績だ。ヤンキースの違いはチーム防御率、圧倒的に他２チームより悪い。つまり、松井は先発陣の不調を（そして批判も）、あの怒り肩に黙々と背負っているのだ。偉いヤツです、本当に。ファンにとって贔屓のチームの勝利、贔屓の選手の活躍って、それだけで日々の活力になるからね。今回の遠征は、実生活でゼッ不調をかこっているオレにとっても、リハビリとなっているのです。松井にもヤンキースにも、このまま突っ走って欲しい。オレも頑張る。

  2005年05月15日

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• ランキング

  ボストン vs　タンパ戦は、文字通りの大乱闘。あんなに死球やら危険球やらが飛び交う試合は、初めて見ました。（笑）そんな中、ひとり野球をやっていたのが、自然児ノモ。四球はあっても、死球はなく、前の試合からアツくなっている両軍の中で淡々と投げていました。けっこう打者がのけぞるような球もあったんですけどね。野茂の時はボストンも全く抗議なし。それだけ彼の人徳（制球の危うさ？）が知れ渡っている、つーことでしょうね。少なくとも、俺はそう思っていますよ。ところでヤンキース、やっぱり調子が悪いなぁ。勝ち方があんまり良くないです。大勝の後、接戦を落とす、みたいな試合が続いて。いかにも効率が悪い。松井もプチスランプながら、犠飛を放ったり、四球を選んでとにかく塁にでたりと、相変わらず仕事はキッチリこなしてくれているんですが、どうもプラスアルファが無くて・・・。ファンの欲目なんでしょうが、やはり一発を期待してしまいます。まぁ、打球が上がり始めれば、すぐ復調すると思っていますけどね。-----------------今日はちょっと、日本人選手の活躍度ランキングを作ってみました。裏の意図としては、来季、メジャーに残っている選手の予想リストですね。（あくまで独断と偏見に基づいた趣味なんで、怒らないで下さいね）1 ：　イチロー2 ：　松井秀喜3 ：　井口4 ：　高津＝野茂6 ：　松井稼頭夫7 ：　大家＝大塚＝長谷川＝田口11：　石井12：　藪13：　中村ノリボーダーは石井、の辺りですかねぇ。今度は数値化した形で出すのが目標です。

  2005年04月25日

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• 忘れる才能

  ヤンキースは連勝。今季、一番の試合だったのではないでしょうか。好投手チャシーン（人造人間か？）を四球をきっかけに打ち崩し、最小得点差を好守備で守り抜く、強いチームの見本みたいな戦い方でした。チーム浮上のきっかけになることを願ってます。------------------昨日、選手が生き残れるかどうかは、その選手から発するイライラ度に掛かっている、というような話を書きましたが、関連して思いついたことがあるので、今日はそれを。先日、野茂は見事な投球でヤンキース戦に勝利したのですが、実はその３日前のボストン戦、３回途中までで８失点、１０安打を喰らって降板しているんですよね。もし、僕が野茂の立場だったら、マウンドに立つことは勿論、しばらくは野球の野の字も見たくない。少なくともヤンキース戦（しかも敵地）には絶対投げたくないと思います。でも野茂は、全く気にしないんだよなぁ。そうゆう屈託を、遥か遠くに投げ捨てて、翌日には野球を覚えたての小学生みたいに嬉々としてマウンドに上がってくる。ちょっと凄味すら感じます。一方で稼頭夫。（いつも引き合いに出してゴメン。比較しやすいだけで他意はないです）インタビューその他から、彼は非常に他人に気を遣う、優しい気質の人だと思うのですが、それ故、まずいプレーをした時に、過剰に気に病んでしまう、マズかったと内省してしまっている気がします。もちろん、人間としてそうゆう常識を備えているのは良いことだし、オレも選ぶなら稼頭夫と友達になりたいと思いますが、ことＭＬＢのような特殊な世界では、謙虚であるとか、自省的である、という本来は美点とされているものが、マイナスに作用してしまっている気がします。彼の空気の読める鋭敏さが、プレーを縮こませている要因になっている、と言うか。今、「マネーボール」という本を読んでいるのですが、僕には、ビリーが稼頭夫で、レニーが野茂に思えて仕方がない。「精神面で言うと、レニー（野茂）は野球にうってつけだった。あらゆる失敗を即座に忘れることができ、あらゆる成功を糧にすることができた。失敗という概念を持っていないんだ。自分の置かれている立場もとくに考えない、それに比べて、私は正反対の性格だった。」これはビリーは引退後に言った言葉ですが、同意だなぁ。

  2005年04月22日

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• 生き残る日本人選手は？

  コンビニで週刊誌をめくっていると、日本人メジャーリーガーの勝ち組、負け組の記事が載っていました。大雑把な選別ですけど、こんな感じです。勝ち組　：　松井秀喜、イチロー、井口、田口、大塚、長谷川負け組　：　松井稼頭夫、石井、野茂、高津未評価　：　藪、大家、中村リストを見てまず思ったのは、俺の印象とほとんど同じだなぁということ。後は、野手では守備がいい選手が、投手では四球の少ない選手が勝ち組に残っているな、と思いました。野球を見慣れている人なら、玄人でも素人でも印象はそんなに変わらないんでしょうね。更に言えば、日本人とアメリカ人の印象も上のリストと大差ないような気がします。ＭＬＢのオフィシャルの記事などを読むと、そう思います。でもなぜ、皆が揃ってそうゆう評価になるのでしょうか？結論から言っちゃうと、その選手から受けるイライラ度の高低から来ている、と俺は思うんですよね。例えば、同ポジの井口と稼頭夫の比較。まず井口の守備ですが、見ていて安心できるんです。日本にいた頃から、自信満々のプレーぶりは見ている者に安定感を感じさせましたけど、ＭＬＢにいっても全く臆することなく、ごくごく自然にプレー出来ています。凄くＭＬＢの空気に溶け込んでいるんですよね。言われないと、井口が守っていると分からない。一方で稼頭夫の方は、これが日本でＧＧの常連だった選手か？と目を疑いたくなるような、おっかなびっくりな守備っぷり。打球がセカンドへ飛んで、画面がパッと切り替わると、（悪い意味で）あっ稼頭夫が守っている、つーのが一目瞭然なんですよね。やばいな～と思っていると、案の定、ジャックルしたりして、常に不安感がつきまとう。同じアウトを取るにしても、非常にイライラさせられるのです。これは俺の予断かもしれないんですけど、メジャーって日本人選手を入れる（入団）時は客観的ですが、出す（退団 or トレード）時は主観的になってませんか？つまり、日本からＭＬＢへ移籍する際は、今まで残してきた客観的なデータ、打撃成績（打率、打点、ＨＲ数）や投球成績（防御率、勝利数、奪三振数）を重視しますが、いったん入団させてからレギュラーとして使い続けるかは、そうゆうデータ以外に、見た目の印象から評価している傾向が強いように思うのです。これから、井口と稼頭夫がどういう打撃成績を残すかは分かりませんが、もし全く同じ成績を残すとすれば、一年後にセカンドを守っているのは、間違いなく井口の方だと思います。

  2005年04月21日

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• 松井 vs 野茂　（That's Entertainment!)

  あと少しでヤンキース戦が始まります。いやーワクワクしますね。相手の先発投手はなんと野茂。言い古された言葉ですが、マイナーに落とされても落とされても、メジャーのマウンドに立つ、の一念で、何度でも這い上がってくる精神力の強さには、同じ日本人として親近感を抱かずには居られない。松井ファンな俺ですが、野茂も大好きな選手です。ここのところ、不甲斐ない思いを抱かずにはいられなかったヤンキース打線ですが、投げる側からみると、気を失いそうになるほど、強力ですね。ジーター、バーニー、シェフ、ジオンビ、Ａロッド、そしてこの面子を押さえて４番に座る松井、昨日の試合じゃないですが、どこでアウトが取れるの？という思いすら湧いてきます。ポイントはストライク・ゾーンですね。広めにとってくれる審判なら、制球難が逆に的を絞らせにくくする長所に変わります。もし、狭い審判なら・・・・・松井のＨＲが見られますね、久しぶりに。松井には打って欲しいが、野茂がブロンクス・スタジアムで投げる様もずっと見ていたい。アホゥな願いとは分かっていますが、どっちにも勝たせてやりたい、というのが偽らざる気持ちです。それじゃ、プレイボール。--------------------------ふーいい試合だった、シビレた。１点リードしてもらってからの、４、５、６回裏。野茂は、いずれも綱渡りのような投球で凌いでいく。特に５回。四球で出たランナーを一塁に置いて、ティノがセンター前に弾き返す。抜けた、と誰もが思った瞬間、ベースを跨いでショートが好捕し、一塁へ送球。あっという間にダブルプレーが完成しました。ポサダが盗塁を仕掛けて、ショートはそのカバーに入っていたんですね。言わば、逆ヒットエンドランのような形になりました。しかし、綱渡りはまだまだ終わらない。次打者がヒットで出て、ジーターが右中間へライナーを飛ばす。俊足のウォーマックが一気に本塁を突きますが、カットマンの素晴らしいバックホームで、際どく本塁タッチアウト！なんとこの回、１アウトも取らずに、０点で抑えるきると言う離れ業を見せてくれました。正直、ドカベンでしか有り得ないような展開でしたね。野茂が投げる試合は、制球の危うさが伴うことあって、常にスリルに満ちている、と言うか、どんどんゲームに引き込まれてしまいます。途中からは、完全にタンパ側にたって応援していました。（松井、ゴメン）結局、ヤンキースは負けてしまいましたが、野茂とランディの投げ合いから、１点を争う緊迫したゲームが堪能できました。（松井の勝負強さは言うまでもない。）久しぶりに、ヤンキース戦で充実した試合を観られた気がします。でも明日からは勝ってくれよ、ヤンキース・・

  2005年04月20日

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• 松井秀喜！（ He's the ultimate package.）

  俺なんぞがいくら言を費やしても、松井の素晴らしさを語り尽くせるものではないすが、それでも言わずにはいられない。松井、お前は凄い！８回のＨＲも目の覚めるような当りでしたが、あのビル・ミラーのＨＲを好捕したファインプレーは凄かった。２ランＨＲをもぎ取った、というだけでも素晴らしいプレーでありますが、あの守備でこのゲーム全体の主導権をも力ずくで奪い取った感がありました。まさにゲームを決めたプレー、Play of The Game でしたね。序盤の２本のヒットも素晴らしかった。去年のプレイ・オフ、レッドソックス戦での松井の活躍をシェフィールドが評して曰く、「彼は究極のパッケージだ。」と言っていました。「先頭打者として塁に出て欲しいときに四球を選び、ここで一本ヒットを打って走者を帰して欲しいときには、そうゆうバッティングをする。」と。要するに、状況状況に応じた打撃が出来る技術と頭脳を持った選手だと褒めていたんですね。最初の２打席は、それを証明するかのようなバッティングでした。そして最終打席の２ランＨＲ。松井曰く「真ん中の甘い球だったですから。」つってますけど、１５６kmのボールですからね。この球速なら、どこに来ても難しいボールなんですが。やっぱり、進化してますね松井は。まだまだ語りたいことはあるのですが、ビデオを見直してからにします。とにかくＭＬＢ開幕です。これから６ヶ月、存分に楽しめそうな予感がビシビシしています。

  2005年04月04日

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