俳ジャッ句　　　　　

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• 余計なお世話

  　今年になって一度も髪を染めていません。　もういい年齢になっているのだから　髪が白くなっているのは不思議ではないし　近頃とみに白髪染めにまけやすくなってしまって　染めると頭皮がかゆくなってしまうのです。　ですから染めるのをぴったりやめにしました。　するとどうでしょう！　会う人ごとに　「どうしたの、その頭？真っ白じゃない！まるでお婆さんみたいね！」　とやっかまれたり　「そんなに老けこむのは早いんじゃないの！」　などと　妙に気の毒がられたりします。　どれも申し合わせたみたいに年長の、それも一回りほども年長のばあさん連中から　お声がかかるのには驚きを通り越してむかっぱらがたったほどでした。　年をとると自分の身の程がわからなくなるのでしょうか？　まったく余計なお世話というものだと思うのですが・・・・　　　

  2018年08月17日

• 灯篭流し

  流すべき流燈われの胸照らす　　寺山修司 　 　当地では８月１６日に灯篭流しとともに花火大会が　あるのですが、 　私はほとんど毎年見にはゆきません。 　なぜなら、あまのじゃくと言われるでしょうが、 　好きではないのです。 　灯篭流しを見るのは、たまらなくもの悲しくて、 　ああ、また今年の夏も行ってしまうんだなあ、 　と身にしみて思うからなのです。 　また花火大会は交規制がしかれて　押すな押すなの人出のうえに　私のようなひ弱な人間は人ごみを掻き分けてゆくほど　タフにはなりきれないのです。 　と、いうわけで今年の灯篭流しも行く気にはなれず、 　わびしく花火の夜を家ですごすことになるのです。

  2018年08月15日

• もしも生まれかわれるとしたら？

  　　もしも生まれかわれたら男になりたいですか？ 　それとも女になりたいですか？ 　私はやはり女にうまれたいですね。 　ただし可愛い女にね。 　女も可愛げがないといけませんねえ。 　誰も助けてはくれませんから。 　私など強がってばかりいますから、損なたちでして。 　もっと素直になって、たまには人の好意にすがってみたい　ものですけれども。 　それが出来ないんですねえ。 　死ななきゃなおらないんでしょうか？ 　今日は朝っぱらから愚痴になってしまいました。 　ごめんなさいね。

  2014年09月28日

• 禁煙はやめた！

  　おととい半年に一度の呼吸器内科を受診　ちょうど禁煙して６ヶ月になるのだけれど　血液検査の結果はなんと　コレステロールが２５９にもなって　前の１８０台をはるかにオーバー　肺は悪くもなく　かといってよくもなってもいなくって　これってなんのメリットもないどころか　悪くなっているじゃないですか　だから禁煙はもうやめることにしました　あまり長生きもしたくもないし　好きなように生きることにしました！　

  2009年12月18日

• 朝の早くから

  　　早起きも度を越すと、もう病的ですわねえ。　また暗いうちから目覚めてＰＣに向かっております。　夜明けのコーヒーを飲みながら。　　また２・２６事件にまつわる小説の構想をねっております。　どうやら２・２６の関係者の怨念が霧のように　立ち込めていて私のまわりに漂っているような気が　することもあるのです。　怖いですって？　　でも書かずには死にきれません。　これは一体なんなのでしょうね。　さらにひと言付け加えさせていただくなら、　学生時代から２・２６に取りつかれて卒論は　陸軍士官学校でしたから、　数十年来の宿願でもあるのですねえ。　まあ、これは、まったくの私事で申し訳ありませんが！　では、今日も気合を入れてまいりましょうか。　

  2009年11月24日

• お久しぶり！

  　ご無沙汰しました。　母の具合がよくないうえに　PCの調子が悪くって　ブログを書く気になれなかったのです。　ついに思い切って昨日PCを買い替えました。　これで３台目です。　windows7はいいのですが　アナログな私にとってなにもかもが　早すぎて　かえってありがた迷惑な　感じです。　この記事もなんども失敗して　苦労しもって書いています。　ここまで書くのがようやっと！　そのうち慣れてくるのでしょうが　それまでは四苦八苦しなければ　ならないようです。　あーあ　こりゃ大変だ！　もうくたびれました・・・　　

  2009年11月23日

• もらいたばこ

  　禁煙をして４カ月をすぎたというのに　どうしてもすいたくなって　ひとから１本だけもらって吸ってしまった。　もらったというより　くすねたって感じ　でも　もうくすねるのは　やめようと　深く心にきざんだ。

  2009年10月23日

• お詫び！

  　ランキングのご支援たまわりまして　誠にありごとうございました！　おかげ様でカテゴリー別では連日２位という　好成績をおさめることができました。　せっかくこれからというところでしたのに、　やむにやまれぬ事情のため　不参加にすることになりましたので　ここに皆様にお詫びを申し上げます！　なにとぞお許しくださいませ！！

  2009年08月22日

• 

  義理人情

  　最近すたれてきたものに義理人情があります。 　これもまた死語にちかくなってきたように思えます。　｢あのおかみさんは芸者あがりなんだってねえ｣　｢なにいってるんだい。昔はむかし、今はいま。　余計な詮索はするんじゃあない｣　と年寄りに叱られたものでした。　たしかに他人の過去をほじくるのは、よほどの暇人か、　悪趣味だったわけでして。　そんなことをしたって、なんにもなりはしなくても、　それでも人の恥部をあばきたてて面白がる輩のなんと　多いことでしょうか。　それが、いじめというのでしょう。　大人にしても子供にしても。義理人情のかけらも　ないのですから。　いやなご時世ではありませんか。　まったく昭和は遠くなりにけり、ですね。　お気がむけばぽちりとお願いします！にほんブログ村

  2009年08月19日

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  香水依存症

  　　　　　　　　　　香水の一滴づつにかくも減る　　山口波津女 　香水はお好きですか？　女にとって香水をつけることは身だしなみであり、それ以上に　道楽でもあるのですね。　好みの香水をつけるとき、なんともいえない幸福感を　おぼえるのは私だけでしょうか。　私の場合は香水依存症といっていいくらい香水なしでは　いられないのですが。　一滴、一滴を大事につけているのに、こんなに早く減ってしまう、　という嘆きにも似た思いを、上記の句から感じ取ることができ　ますね。 よろしければぽちっとお願いします！にほんブログ村

  2009年08月18日

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  調子っぱずれ

  　　　　千の虫鳴く一匹の狂い鳴き　　三橋鷹女 　無数の虫が鳴いております。　どういうわけか、一匹だけが　調子っぱずれに鳴いています。　その狂ったような鳴きかたが、　まるで自分の声のように　きこえてきます。　自分が音痴だと認識するのは　ほとんど不可能なんだそうですが　私の場合　加齢と長年の喫煙のため　あきらかに声変わりしてしまい　おまけに　昔はまともと思っていましたが　どうもまともではないということが　わかってきました。　はた迷惑なので　カラオケなどはひと様には　お聞かせしないように心掛けております、はい。　お気が向けばぽちっとご協力を！にほんブログ村

  2009年08月17日

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  移り香

  　彼と別れた理由は簡単だった。　人目をしのんでの逢瀬でこう言った　からだった。　｢その香水なんとかならないか。　女房が、あら、この香水の匂い、私のじゃあないわ、　って言うんだ。　君とのことがばれそうだ｣　身勝手にもほどがある。　私のつけている香水があんなに気に入っていたくせに。　本当に男って勝手だ。　そんなに女房がこわいのか。　ならば、不倫なんてはじめからしなきゃいいのに。　私を口説き落としたときの殺し文句をもう忘れたって　いうのか。　｢あなたと初めて出あったとき、すれちがいざまに香水の　なんともいえない、いい匂いがして、くらくらっていき　ましたよ。　あなたのフェロモンの匂いなのかなあ｣　って言ったくせに。　また、こうも言った。　｢うちの女房はもう女じゃない。　香水なんてつけるのさえも面倒くさがるんだから。　女も身をかまわなくなったらおしまいだね｣　その女でない女房にばれるのを恐れて、私の移り香が　きつすぎるだなんて、いまさらそんな言いがかりをつける　なんて卑怯じゃないのか。　ならば、私も言ってやる。　｢この香水がそんなにいやなら、もういいのよ、　あなたとのこと、　おしまいにしてもいいのだから｣　それで、あっさりジ.エンドなのだ。　　　　　　　　　　　　（完）　よろしければぽちっと！にほんブログ村

  2009年08月16日

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  ついでながら

  　灯篭流しと同時におこなわれる花火大会を　海岸で見るには　　早くから場所取りをしておかなければならず　その争奪戦にもかなりのエネルギーをさかねば　ならないのです。　そこから見るというよりも　からだ全体で受け止める花火の　まるで大砲のような地響きが　私には　怖いのです。　そして　私は戦場に身をおくかのような　体験がどうしても　好きにはなれないのです。　　　　　　　　ねむりても旅の花火の胸にひらく　大野林火　という名句をひとりでそっとかみしめるのが好きなのです。　よろしければぽちっとお願します！にほんブログ村　

  2009年08月16日

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  灯篭流し

  流すべき流燈われの胸照らす　　寺山修司　　当地では８月１６日に灯篭流しとともに花火大会が　あるのですが、　私はほとんど毎年見にはゆきません。　なぜなら、あまのじゃくと言われるでしょうが、　好きではないのです。　灯篭流しを見るのは、たまらなくもの悲しくて、　ああ、また今年の夏も行ってしまうんだなあ、　と身にしみて思うからなのです。　また花火大会は交規制がしかれて　押すな押すなの人出のうえに　私のようなひ弱な人間は人ごみを掻き分けてゆくほど　タフにはなりきれないのです。　と、いうわけで今年の灯篭流しも行く気にはなれず、　わびしく花火の夜を家ですごすことになるのです。　　にほんブログ村

  2009年08月15日

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  可愛い女になりたかった！

  　もしも生まれかわれたら男になりたいですか？　それとも女になりたいですか？　私はやはり女にうまれたいですね。　ただし可愛い女にね。　女も可愛げがないといけませんねえ。　誰も助けてはくれませんから。　私など強がってばかりいますから、損なたちでして。　もっと素直になって、たまには人の好意にすがってみたい　ものですけれども。　それが出来ないんですねえ。　死ななきゃなおらないんでしょうか？　今日は夜も明けないうちから愚痴になってしまいました。　ごめんなさいね。　気が向いたらぽちりとどうぞ！にほんブログ村

  2009年08月14日

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  枯れ木に花の？？

  　なんとやら　このサイトもそろそろ閉じようか　と　思っていた矢先に　ならば　これまでのご愛顧にこたえて　店仕舞いバーゲンセールをぶっぱなそうと　まるで　自爆テロよろしく　線香花火でもぶちあげようと　ランキングもついでにやらかしたまでのことで　別段　これといって　深～い意味があるわけでは　ありませんので　ど～ぞ　ご心配なく！　読み逃げされたって　とがめだていたしませんので　これまた　ご心配なく！！　あっしは　てめ～の老い先が短いことを　悟ったまでのことでござんすよ～～　以上お気が向けばぽちっと！にほんブログ村

  2009年08月14日

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  人生に悔いなし？

  　　　　　　　　　　　　　　悔いなき生ありやビールの泡こぼし　　鈴木真砂女 　｢悔いなどないと胸を張っても、心の底には悔いが澱んでいる。　生きて悔いを残さぬ者があるだろうか｣　これは真砂女がかつて書いたものを抜粋しました。　石原裕次郎の歌にも「わが人生に悔いなし」って　ありましたよね。　その歌を聞くたびに　悔いだらけである自分の過去に胸を突かれることが　多くて　時にはやりきれない思いにとらわれるのですが、　皆さんはいかがでしょうか？ぽちっとご協力を！にほんブログ村　

  2009年08月13日

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  ちょっと一服！

  　と言いましても、たばこを吸うわけではありません。　禁煙パイポをくわえてみるだけなので、念のために。　たばこをやめてからは、なんとなく口がさみしいと　いうんでしょうか？　なんか口にしてないとわびしいのです。　なので　私の場合はパイポなんですけれど。　だったら、ガムでもかんでみようかと思って　キシリトールのガムを一枚かんだだけで　なんと　下の糸きり歯にかぶせてあったもの　（歯に似せた合成樹脂のつめもの）がとれてしまって・・・　まったく　とんだ目にあってしまい　やむなく歯科に明日行くはめになってしまいました！　あ～あ、それにしてもついてないですよね・・・・　　ぽちっとご協力を！にほんブログ村　

  2009年08月12日

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  悪いくせ

  　熱しやすくて冷めやすい、のが私の悪癖でして。　熱するときは、それはもう何もかも忘れて集中する　のですが冷めるのも早いのです。　無類の凝り性でもありますから、凝りだしたらキリが　ないのです。　もしも、この凝り性が一生続けばものにもなるのでしょうが、　ものにならないうちに冷めてしまって、一旦冷めると、いとも　あっさりと投げ出してしまい、もう見向きもしないのです。　これは父ゆずりであると思えます。　父も凝りだすと徹底的でした。　ある時期東洋蘭にほれ込みまして、金に糸目をつけずに　買い集め家中が東洋蘭だらけになったことがありました。　が、熱が冷めると、もう見向きもしなくなって、放り出して　しまいました。　その周期は、せいぜいが３年から長くって５年くらいなのです。　もっとも私の場合は三日坊主のことが多いのですが。　このブログは、それでも３年半も続きました。　どうせ三日坊主におわるだろうと初めのうちは自分でも　思っていたのですが。　これでもまだマシなほうなのでして。　ある日突然このブログが消えていた、なんてことのない　ようにせいぜいがんばるつもりでおりますが、さてどうなります　ことやら。　ぽちっとお願しま～す！にほんブログ村

  2009年08月11日

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  なんとかならんのか？！

  　親子はよく似るものですねえ。　それもいいところではなく、悪いところばかり似るもの　なんですねえ。　以前から私は膝の関節炎にかかっているのですけれど、　これは母に似ました。　もちろん老人性の関節炎でして、加齢により軟骨が　磨り減ってくるのです。　今までなら湿布をすれば一日で痛みが納まったのですが　近頃ではそうもいかなくなりました。　そのうち母のように膝に水がたまって、それも通り越すと、　軟骨が完全に磨り減ってしまい　　そうなれば、間接が曲がらなくなり、　歩行に困難をきたしますから。　それにしても、因果なことになりました。　ずうんという鈍い痛みにおそわれると気がめいりましてねえ。　余計なことまで考えてしまいます。　老化現象とはいえ、やりきれません。　なんとかならないものでしょうか？　こんなふうに朝っぱらから愚痴をならべるのは、　もとより本意ではないのですが、　悩ましいですねえ。　では今日はこの辺でぽちっとお願しま～す！　　にほんブログ村 　

  2009年08月09日

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  このままいけばメタボ？

  　禁煙してから７週目になるのですが　なんと５キロもふとってしまい　これまでの骨かわ筋こがぽっこり　おなかになってしまいました！　私の場合人から気の毒がられるほど　やせていたのは、たばこがいけなかった　ことがわかりました。　だけども　このままの調子でいけば　まちがいなくメタボになることは　火を見るよりもあきらかで　コレステロールも高くなっているはずなのは　超やばいじゃあありませんか？！　咳や痰はでなくなったのは助かったけれど　いいことはふたつなしってこと　でしょうかね・・・　　　ぽちっとお願いしま～す！にほんブログ村　　

  2009年08月09日

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  たわごとなぞ・・・

  　ブログに書き込むのはいつもなんの下書きもせずに　ぶっつけ本番でやるのが、私の流儀なのですが、皆さんは　どうされておりますか？　これは、ブログを初めて以来ずっとこの方法でやって　きましたので、今更変えるわけにもいかず、かといって思うに　まかせられない時もありましてね。　筆の勢いにまかせて書いてはきましたが、いつもそうと　ばかりにもいきませんで・・・　なかなか筆がはかどらないことも多々あります。　　まったくの思いつきで始めたランキング参加も、　早くも私には頭痛のタネになりつつあるようです。　まあ、前置きが長くなって恐縮ですけれども、　一頃四柱推命に凝ったことがありました。　この占いは、詳しく出せば死ぬ時間までがわかると　いう脅威の易でして。　一体自分がいつ死ぬのかと躍起になって調べたもの　でした。　考えてみれば、自分の死期がわかったところでどうなる　ものでもなし　こればかりは自分の思いどおりになりませんしね。　まあ　あまり占いに凝るのも考えものです。　では今日はこの辺でぽちっとお願いしま～す！にほんブログ村

  2009年08月09日

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  プロの易者には・・・

  　一時期占いに凝ったことがありました。　友人がプロの易者だったこともあり、ほとんど本格的に　四柱推命と姓名判断を勉強しました。　よほどプロになろうかとも思いましたが、　最後のところで思いとどまりました。　やはり易者になるということは清水の舞台から飛び降りる　くらいの一大決心が必要でした。　易者という職業は税務署では露天商扱いなのだそうです。　露天商は堅気の商売ではありません。　そこのところが、私には最後までひっかかったのでした。　ですから、易は趣味でおいておこうと思いました。　今でも赤ちゃんの命名を頼まれることがありますが、　私は絶対に礼金を受け取らないことにしております。　プロでないのだから鑑定料を受け取るいわれがないの　ですから。　というわけでプロの易者にならない、私なりの言い分で　した。　どうも昭和の女は屁理屈を並べたてるのが好きなようで　して・・・・　では今日はこの辺で ぽちっとクリックお願します！にほんブログ村

  2009年08月07日

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  昭和は遠く・・・１　　うすもの

  　　　　　　　羅（うすもの）に汗さへ見せぬ女かな　　　高浜年尾　うすものとは、絽や紗など透けてみえる単衣（ひとえ）の　ことです。　アラカン風に言いますと、シースルーですね。　見た目にも、いかにも涼しげではありませんか。　冷房のない時代にいかに涼しく着るかという工夫が　されていると思います。　その羅を汗もかかずに涼やかに着こなしている女のひとを　見るのも、また風情がありますね。　今では　和服を着ているひとを見かけることも　めったになくなりました。　夏の定番のゆかたにしても　自分で着付けが　できない女性がほとんどだとか。　ならば母親に着せてもらえばいいと私などは　思うんですが、その親も和服とは無縁の世代なので、　やむなく美容院で着付けしてもらうのが当たり前だ　そうでして。　これまた　昭和は遠くなりにけり、ですね。にほんブログ村

  2009年08月07日

• 耀梨の出番

  　ところで華族の子弟は無試験で学習院に入学できたって　ことは常識ですし、当時の帝国大学にも欠員さえあれば　いともたやすく入学が許可されたのでした。　これも華族の特権であったのでした。ほ～　なるほど！　

  2009年08月06日

• 昭和の夏の風情

  　　　　　　端居して明日逢ふ人を思ひをり　　星野立子 　端居とは、文字どおり縁側や廊下にいる、　という意味ですが、　夕方涼風が立つと縁にすわって夕涼みをします。　もっともマンション住まいでは縁側もありません　けれども。　日本の夏の情緒もだんだんすくなくなってきました。　まさしく昭和も遠くなりにけり、です。　夕涼みをしながら明日逢う人のことに思いをはせる、　これもまた女心の機微を描いている句です。

  2009年08月06日

• 耀梨の　またもや出番！

  　またまた　出しゃばって申し訳ございません！　貴族院議員について　簡単に解釈させて　いただきますと、　「議院や議員の権限などについては、議院法、貴族院令（明治22年勅令第11号）、その他の法令に定められた。　議員の任期は原則として7年で、皇族議員、華族議員のうち　公爵・侯爵議員、勅任議員のう　ち、勅選議員については　終身議員とされた。華族議員のうち、伯爵・子爵・男爵議員は　それぞれ同爵の者による互選により選出された。」　（ウィキペヂアより）　ということでして、要するに華族の特権のひとつだったと　お考えいただければ　よろしいかと・・・・

  2009年08月05日

• 耀梨のもうひとことだけ！

  　またまた申し訳ありませんが、もうひとことだけ　付け加えさせていただきます。　ランキングに参加して今日で三日目ですけれども、　昨日などは　ゲリラ集中豪雨みたいに　アクセス数が増えておどろくやら　感心するやら　あげくに　その勢いのすさまじさに　驚異を　おぼえてしまいました。　なので　これから　先々がたまらなく不安になり　内心後悔しはじめて　ほんとうのところ今にでも　やめてしまいたくなってきました。　せっかく　ややこしい手続きを突破して　（タグがどうだとか・・・）　やっとこさエントリーしましたのに　もうこのありさま！　かりに明日やめたとしても　どうぞ　お笑いくださってけっこうですので　お責めになりませんように　お願いいたしま～す！！　

  2009年08月04日

• またもや　おわび！！

  　またもやおわびを申し上げなければなりません。　ブログタイトルがあまりにも長ったらしいために　なにかと不都合でございますので　昔のタイトルの「俳ジャッ句」にもどすことに　いたしました。　まったくの個人的な身勝手な理由で申し訳ございませんが　なにとぞお許しくださいませ（またいつもの悪い癖がでた～泣く）

  2009年08月03日

• 耀梨より　ごあいさつ！

  　このたび　と申しましても　昨日のことなのですけれども　朝目がさめてひらめきましたの。　なにがって？　ランキングというものにチャレンジして　みよう、と。　これまで私はランキングには　まったく興味が　なく　と　申しますよりも　好きではなかったんでございます。　ところが　まるで天啓のごとくにひらめいた　ばかりにランキングに参加するはめになって　しまいましたの。　私もチェンジでいこうとぞんじます。　またいつもの気まぐれとは思いますが、　なにとぞ　よろしくお力添えのほど　お願い申し上げます！　なお　時代もの歴史ものという　カテゴリーを選びましたのは、　今時の４０代の方々によりますと　昭和という時代そのものが時代もの　なのだそうでして。　私自身　戦前のこと（昭和ひとけた台）を　時代ものとは認識してはいませんでしたので　かなり抵抗感がございました。　なので　しぶしぶながらも　時代ものを　めざそうと決心いたしたしだいでございます。　いつまで続くことやら私自身わかりませんが、　なにとぞ　ご理解たまわりますよう　伏してお願い申し上げます！！　　

  2009年08月03日

• 未明の雨

  　たえまなく降りしきるはげしい雨のせいか、気が滅入って　破壊的なことばかり考えてしまう。　いっそ日本が、いや世界中が沈没してしまったらいいのに。　インターネットのなかだけのちいさな空間で　私は束の間の妄想をつむぎだす。　その妄想はけっして現実にはならないから　安心しきってどんどんつむぎだす。　自己満足と自己嫌悪のはざまをくるくると　行きつもどりつしながら　妄想は肥大して行き場を失って　私の頭のなかで腫瘍のような塊に　ふくれあがってゆく。　けれどもＰＣから離れさえすれば　それも煙のように消えうせてしまうのだから。

  2009年08月01日

• 只今禁煙中！

  　禁煙して１ヶ月以上になる。　４０年ちかくたばこをすいつづけて　当然の結果としてばちが当たって　ＣＯＰＤ（慢性閉塞性肺疾患）になってしまっていた。　それでも　まだこりずにぷかぷかやっていたのだけれど　風邪をひいたら抗生物質もきかず　２週間以上　ぜんそくみたいになって　さすがに　しんどくなった。　なんか呼吸困難になったんじゃないかと　不安になった。　友人の元ヘビースモーカーに相談したところ　「だまされたと思って　禁煙したら」　と　言われた。　やめる気などさらさらなかったのだけれど　まあ　だまされた気になってみようと　思って、すなおに禁煙した。　やめて１週間ほどは　つらかったけど　ぜんそくみたいな咳がぴたりとおさまったので　なんとか禁煙することに成功した。　今でも　たまにたばこをすいたくなると　「禁煙パイポ」をくわえている。　まるで赤ちゃんのおしゃぶりみたいに・・・　

  2009年07月21日

• 秋元順子現象

  　２・３日前までは　初夏と思えるくらいの　陽気でしたのに　この寒さは　寒のもどりなんでしょうか？　ストーブをつけなきゃならない寒さです。　そろそろストーブをしまわなければ　と思っていた矢先でしたので　はやまらなくってよかった～！　さて　アラカンの世代の皆さん、　秋元順子現象ってごぞんじ？　仕事が忙しいなどと言って　 長年奥さんをほっぽっていたり　しようものなら　もう　大変。　「今に見ていろ。この私だって！」　と　奥さんのリベンジ　こわ～いですよ・・・　私の友達の歯科医夫人などは　孫の守と称しては　しこしこ浮気にはげんでいたりで　アラカンの女どもは　まったく元気はつらつ。　その馬力たるや　恐れ入ってしまいます！　どうか　身に覚えのある方は　くれぐれも　ご用心を！！　　

  2009年04月26日

• 当分

  　隠しブログにて書くことになりました。　なにとぞ　お許しのほど！！

  2009年04月22日

• 三回忌

  　今日はタローの三回忌だった。　うっかりして今の今まで気づかなかった。　そう　もう丸２年もたったんだった。　なんか遠い昔のような気がするから　不思議。　１５年近くもいたのだから　愛着もひとしおだった。　今では　野良あがりの三毛猫ミーコが　いるけれども　やっぱり　猫よりも犬のほうがいい。　断然いい。　いまだに　犬の散歩をしているのを見ると　タローが思い出されてならない。　まあ　それも仕方がないか。　時計の針をもどせるわけにもいかないしね・・・・　　

  2009年04月20日

• テポドン・ショック

  　先週は　北朝鮮がミサイルをぶちかますとかで　予告通りに　発射体が上空を飛んで　もしも　それが運悪くというか　失敗して　落ちては来ないかと　本気で心配したものでした。　わが市には　原発もあることだから　まかりまちがったら　えらいことになると　内心　心配でなりませんでした。　「テポドンが降ってくるう～！」　と　友達に電話したら「その時はその時だわさ」と　孫の守でいそがしい彼女はそれどころではなくて　あっけらかんと　そう言うではありませんか。「あんたね、いくら心配したって、どうにもならないのだから」それもそうだと思うけど、テポドンが落ちては来ないという保証があるわけではなし、その時はこの世とも一瞬にしておさらばですよね・・・まあ、テポドン騒ぎも　一件落着してああ　よかった！桜も満開となって　実にうららかなお花見日和となりました。

  2009年04月11日

• さくら楼より　　３

  　お鈴さんの男だった青年将校はどういう奴だった　か、って。 　そりゃあ、旦那、私のイロじゃないから、　どんなって見てきたようにはいえやしないけどさ。 　なんでもお鈴さんに言わせりゃ、そりゃあいい男ぶり　だったってさ。 　そいつのことを話すときのお鈴さんってのは、　やっぱりいまだに惚れているんだなあ、って思えるほど、　なんともうれしそうな顔してね、けど、考えてみりゃ 　可哀想だね、２・２６事件が昭和１１年だったから　もう１６年にもなるっていうのにさ。 　もっとも死人に惚れ続けたってどうにもなりゃあしない　けどもね。 　こりゃあお鈴さんから聞いた話だけど、そいつには奥さんが　ちゃんといたっていうじゃないか。 　ひどい奴だって、旦那。 　当たり前さね、素人女に手をだすなんて、帝国陸軍軍人に　あるまじきおこないじゃあないかえ。 　そいつとのことがもとでお鈴さんは親に勘当の目にあったって　いうよ。 　ちょうど見合い話があったんだって、さ。 　　　　　　つづく

  2009年04月11日

• さくら楼より　　２

  　ここだけの話だけどさ、お鈴さんが足抜けしようと　したのは、　これが初めてじゃあないんですよ、旦那。　これで２度目なのさ、しかし懲りないよね。　女郎は売り物だから顔は手をあげないけど、　そりゃあ、ひどいせっかんするんだよ、　さかさ吊りにしてさ。　もちろん三日三晩飯ぬきで水攻めだ。　私だったら一度しくじって、あんなおそろしい目に　遭うんだったら、もう二度としやあしないよ。　なんでもお鈴さんってのは、東京生まれで　東京育ち。　ちゃんと女学校出だっていうじゃあないのさ。　もっともそんな中流のお嬢さんが、また、　なんだってこんな北陸のしけた港町の、それも　よりにもよって、こんなしけた遊郭にいるのかって。　女郎の話を額面通りに聞いちゃあいけないよ、旦那。　話半分に聞いておくれよね。　ええ、私の話もだって。　私は自慢じゃあないけど、これでも嘘はつけない性分　なのさ、ふん、　旦那はえらくお鈴さんにこだわるんだね、ああ、　わかった。　旦那はお鈴さんにホの字なのかえ。　だけど、あの人だけはやめたほうがいいよ、　悪いことは言わないから。　また、これもここだけの話だけど、お鈴さんの昔の　男てのが、例の２．２６事件で銃殺された青年将校　だったらしいよ。　そんな、いわくつきの女郎だけはおよしよ。　戦後になっても反逆者に関わったっていう過去は消える　わけじゃなし、さ。　　　　　　　　　　　　　つづく

  2009年04月10日

• ちょっと一言！

  　「さくら楼より」が始まったばかりで　申し訳ありませんが、この続編もまたいつ雲隠れするか　わかりません。リンクしていただいている方々の　一部にのみ隠しブログにてお読みいただくつもりです！　なにとぞ　お許しのほど！！　　　　　　　　　　耀梨

  2009年04月09日

• 声変わり？

  　　年を重ねるにつれて声が低くなってきました。　電話では母と間違えられてしまうくらいです。　一昔前まではカラオケでもけっこういけたのですが・・・　　今では声が思うようにはでないので、カラオケも何年も　　行ったことはありません。　　大学時代には声優にならないかとスカウトされかかった　こともありました。　　その時分は演劇に熱中していて新劇女優になりたかったの　　ですが、ねえ！　声優になんてすすめられても、「それって、顔を出すなって　こと？！」　と、むくれてしまったものでした。　　乙女心が痛く傷ついてしまいましたよ、まったく。　　ですから、声だけは自慢だったのです。　　ところが、加齢とともに声が悪くなってしまって・・・　　もっとも長年たばこを吸いすぎたせいもあるのですが。　でも、ハスキーボイスもそれはそれなりに悪くはないとは　思いなおしてみるのです。　　これも声変わりなんでしょうかしら？　　　秋元順子にあやかって私もせめて「団塊の星くず」　　くらいにはなりたいものです、いやほんと・・・・

  2009年04月02日

• 花冷え

  　花冷えという言葉は、なんとうつくしいのでしょうか。　このところの寒さは、花冷えというよりも、　冬の冷え込みだとしか思えません。　けれども、今日は久々に暖かさがもどってきました。　こちらでは、まだ桜は開花してはいませんが、　つぼみの桜が、ほんのりと　色づいてきております。　そのかすかな息吹が聞こえてきそうな、　花日和となりました。　　　　花冷はかこちながらも憎からず　　冨安風生　私の一句は　　　　花冷えの三年坂をくだりけり　　　耀梨

  2009年03月31日

• テンションを１オクターブあげるには

  　いまいち　気分が乗らない時ってありますよね？！　そんな時私は北島三郎の「風雪流れ旅」を島津亜矢が歌っている　ＣＤを聞くことにしております。　もともと北島三郎の「風雪流れ旅」は演歌のなかでは　一番　好きなのですが　先日島津亜矢がＴＶで歌っているのをみて　これだ！って　　思わず手を打ってしまいました。　　なので　さっそく　そのＣＤを手に入れて　何度も聞き　　聞くたびに「絶品」だとうなってしまいました。　島津亜矢のキーの高さでは　私だって歌えますし　もっぱら　これを聞いては　練習したりして　本格的に歌ってみたい気持ちになっております。　というわけで　私はテンションを１オクターブあげたい時には　この曲を聞くことにしております。

  2009年03月29日

• 梅明かり

  通りがかりに白梅が咲いているのを　見つけました。　名も知れぬお寺に、です。　おそらく無住寺なのでしょうか。　荒れ果てていて、むろんひと気もありません。　ついついつられて足を踏み入れました。　これって家宅侵入罪になるのでしょうか？　本堂に観音さまがまつられておりました。　古びた木像の、そのお顔のやさしいこと。　そこで　私の下手な一句　　　　観音のほのかな笑みや梅明り　　耀梨　ついでに　私からのお願いがあります。　リンクをはってない方のプチメはご容赦願いたいのです！　これも度重なるとストーカーという立派な犯罪行為に　なるということをお忘れなく！！

  2009年03月16日

• どうにか生きております！

  　あまりにも長きにわたってのご無沙汰でしたので　生死不明とご心配してくださった方がいらっしゃいましたので　どうにか生きながらえていることだけでもお伝えいたします。　今年になって花粉症になってしまって　目は涙目になってうるうるし、しょっちゅうくしゃみがでて　かなり重症です。　おまけに右手がしびれるようになって　これは、おそらく頚椎からきているのでしょうが、　字を書くのに不自由です。　というわけで　更新する気になりませんでした。　まあ実のところ、いつもの怠け癖がでただけなんですが・・・・、　　　　　　

  2009年03月14日

• 明けましておめでとうございます！

  　本年もよろしくお願いたします！！　　　　　　　　　冬牡丹きりきり生きることの愚よ　　　鈴木真砂女　「生きるためには働かなければならない。　子供の世話にはならず自分ひとり生きてゆければ　いい。あくせくせずやっていくつもり」　と真砂女は書いております。　たしかにきりきりと生きているとくたびれはてて　しまいます。　私も今年の念頭にあくせくしないでラフに生きて　いこうと決心しました。　今度こそ自分自身のために思い切り生きてみることに　きめました。

  2009年01月05日

• 外は猛吹雪

  　　朝起きて　まず暖房をつけましたが　なかなか暖まらなくて　なんか　ひもじい思いになりました。　イブは気持ちが悪いくらいに快晴で　かえって　異常でした。　こちらは　例年この時期から雪がどさっと降って　４か月も長い冬が続くんです。　いやですねぇ・・・　いっそ　南国に引っ越したいくらい！！　ところで　今年もなにもないクリスマスでした。　私にはアレルギーがあるので　生クリームはダメ！　ですから　クリスマスケーキにも　ご縁がなくって　実にさみしいクリスマスとなりました。　いつもクリスマスは素通りです！     

  2008年12月26日

• 「北国の母」と呼ばれて　８

  　予感は的中したわ。　ツレは　銀行をやめて　起業のために　奔走したのはいいけど　昼間からお酒を飲むようになった。　それは　日に日にひどくなり　もちろん酒量はあがる一方だし　酔って私だけじゃなく　他人にもからむようになったの。　私が下手な受け答えをしようものなら　ものを投げつけるし　言葉の暴力っていうのかしら　「お前みたいな女とこんなことになって　俺は貧乏くじをひいたぜ」　って　八つ当たりするはで　もう　手がつけられなくなったの。　とにかく　お酒を飲ませないようにしようとすると　ついには　暴力をふるうようになった。　私は体中生傷がたえなくなって　とうとう　人に相談したわ。　アル中だって言われて　もう　入院させるしか方法がなくなってしまったの。　　　　　　　　　続く

  2008年12月20日

• 「北国の母」と呼ばれて　７

   　それは　職場での亡年会でのことだった。　　ツレは　お酒に酔った勢いで　課長に食ってかかった上に 　こともあろうに　ぶん殴ってしまったのよ。 　そのことは　私には一切口にしなかったから 　私が知ったのは　後になってからだった。 　その年も押し詰まってから　ツレはぽつんと言ったわ。 　「もう　宮仕えはいやだな」 　「で　どうするつもり？」 　って　私が聞くと 　「起業だな」 　と　事もなげに答えたわ。 　「何か商売でもするつもり？」 　「まあな」 　と　だけ答えて　ツレは以外に上機嫌だった。 　私は　そのツレの機嫌がいいのが　かえって気がかりだった。 　そして　私の不安は的中したのだった。 　　　　　　　　　　　　続く 

  2008年12月17日

• 「北国の母」と呼ばれて　６

  　結局　ツレは　ただのお坊ちゃん育ちでしかなかったのね。　関西の名門私大を出て　地方銀行に入って２年目。　仕事をこなし　上司の覚えも悪くはなかったけど　彼にとって　上司の顔色を見るなんて　芸当はできっこなかった。　だから　自分の営業成績を伸ばそうと躍起になれば　なるほど　浮いてしまう。　出る杭は打たれる　ってことがわからなかったのね。　そこらへんの加減ができなかったの。　だから　上司には　目ざわりに思われて　いやみを言われる。　その対応が上手にできないから　自分だけが　浮きあがってしまい　どうにも　身動きができなくなって　そのうっぷんを晴らすために　お酒に逃げるのね。　ついに　職場でも　お酒の勢いをかりて　上司に食ってかかってしまったのよ。　　　　　　続く

  2008年12月13日

• 「北国の母」と呼ばれて　５

  　そんな　悶々と悩んでいる時に　付け込まれたと　言うのも　変だけれども　今のツレと出会ったの。　彼は婚家に出入りしている銀行マンだったの。　婚家も　一応旧家で通っていたから　後継ぎの夫の代になってからも　銀行マンが　二日とあけずに　出入りしていたわ。　その銀行マンと　色恋沙汰となって　私は彼にそそのかされるような格好で　身ひとつで　家を出て　彼と　同棲したわ。　彼は私よりもふたつ年下だったけど　私には　頼りがいのある男に見えたのね。　まだ　彼は独身だったし　学生気分が抜けきれないで　所帯を持ったってわけよ。　始めのうちは　よかった。　まるで　ままごとの夫婦みたいに　仲むつまじく　暮らした。　でもね　そんな暮らしも　長くは続かなかったわ。　ツレは　仕事のうっぷんを　お酒で紛らわすようになった。　日に日に酒量があがって　いわゆるアル中になってしまったのよ。　　　　　　　続く

  2008年12月09日

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