罪の褥も濡れる夜/和泉桂
ドラマCD化が決定して、色々と物議をかもしておりますが、取り敢えずドラマCD化は待ってました!と心から喝采しております!色々と物議とは、取りも直さず値段の面において。ムービック3枚組で、税込価格 :8190円 は――流石に高い!今まで出た『清澗寺家シリーズ』3作、全部2枚組でしたね。お値段、税込価格 :5,040円でした。『この罪深き夜に』『夜ごと蜜は滴りて』『せつなさは夜の媚薬』それが3枚組になって8,190円 。この値段の上がり方には、正直納得できないと言うか――。1枚 → 3,150円2枚 → 5,040円3枚 → 8,190円 この上がり方、何かおかしくないですか!?ムービックさんはこの諸般値上がりの折、企業努力なのか、それまで付いていた初回特典が無くなりました。ブックレットも今までは2色刷りやカラーページが有ったのが、全部シロクロのベタになりました。……正直ガッカリです。他社さんから出されているCDに比べても、お値段は高いです。作品のクオリティで勝負!と言うことでしたなら、負けてはいないかも知れませんが、決して勝っている訳でもありません。そうは思いません。そんな中、3枚組は今までのムービック作品としては快挙なのだと思います。だけど、値段の基準が――納得できない。初回特典がなくなり、3枚組と言う事で、ムービックも考えたのか、オフィシャル通販特典で小冊子ですと。この小冊子、他では本当に付かないのでしょうか!?税込価格 :8190円 通販価格 :8700円(送料・通販手数料込) オフィシャル通販では送料分加算で――正直買うのを躊躇したくなる金額となってしまいます!この小冊子は買わせんが為のアイテムなのでしょう。それが解る為に尚更ムカつきます!(怒)……つまりは、、、買わずにはいられない。。。作品に対する魅力には抗い違い物が有ります。『罪の褥も濡れる夜』、このシリーズ4作目は、いわば番外編と言うもので、メインの3兄弟の父・冬貴の話になります。とは言え、視点は伏見――。『清澗寺家シリーズ』は1~3作までは正直複雑な面持ちで読んで聴いたものでした。だけど、この4巻の父・冬貴編は例外的に好きな作品だったのです!本編の感想――『罪の褥も濡れる夜‐清潤寺家シリーズ4‐/和泉桂』もう、自分で言うのもなんですが、力作です!雑誌掲載分と、新書書き下ろし分と、2つに分けで書き連ねてあります!ここまで思い入れの強い作品と言うのも珍しいなぁと思うほどに入れ込みました。当初から、この作品のCD化!と言うのを願っていました。本当に待望のドラマCD化なのです。現在発表になっているキャストは伏見義康:遊佐浩二、清澗寺冬貴:神谷浩史清澗寺和貴:野島健児、清澗寺貴久:三木眞一郎、他これだけですね。発売も 2008年夏 と在るのみですし。願わくば、丁寧な作りのドラマCDで有ることを祈っています。本当にそれだけ……。 『罪の褥も濡れる夜‐清潤寺家シリーズ4‐/和泉桂』