イモリよ、何処に?
今日で夏休みがやっと終わる。指折り数えてやっと終わる。ったく、「休み」が多い会社は、ハケン泣かせだよ。先日、トロを失い。主人を失った水槽は、敷いていた砂利と一緒に乾かし、納戸にしまった。餌の「アカムシ」もだいぶ余っている。日ごとに募る悲しみ。毎朝の餌やりの日課も無くなった。ひょっこり埋めた土の中から蘇生したりしないだろうか?またイモリを飼いたくて、以前に特別に仕入れてもらったペットショップに行ってみた。平日の昼間だったからか、素人っぽい、気が利かなさそうな店員が対応に出てきた。聞けば、今は、やはりもう取り扱ってないという。店員:「入手困難かと思います」おい、それで終わりかよっ!?「両生類、爬虫類を取り扱ってる店をちょっと探してみましょうか?」とか「市内では、困難ですが、○○市の△店なら扱ってるかもしれません、ちょっと調べましょうか?」とか・・言えねぇのかよ!!それでも、リコは食い下がる。リコ:「他店とか紹介してはいただけないですか?」店員:「あぁ・・ちょっとわかりませんね」なんだと~?何もしようとせずに、「わかりません」だ!?あ?今日の猛暑がリコの苛立ちに拍車を掛けていた。リコ:「ちょっと!・・本当にわからないんですか?」あ゙~。オバちゃんになると、やっぱり強くなるもんだわ。店員:「・・ちょっと聞いてみます」と、ちょっと困惑気味の表情で、ココのオーナーか誰かにケイタイで連絡を取り始めたが、二言、三言ですぐ切った。やっぱり、ダメか。ますます募る淋しさ。自宅へ戻り、タウンページで適当に当たってみる。「F水族館」どうせだめだろうと思って聞いてみると、店員:「扱ってはいるんですけど・・時期的に今はどうかなぁ~。しかも今、ツボカビ病ってのが流行っていて、なかなかイモリが流通し辛くなってしまってね。ちょっと状況調べて折り返し連絡しますよ。」希望の光、一筋。数分後、F水族館の店員から電話があった。店員:「申し訳ないです。やっぱり今は流通してないみたいなんですよ。この病気が一段落すればまた流通するとは思うんですが、何せ地球温暖化が進んでる状況ですからね。。。それよりかこの辺だとS川付近に池があるんですけどね、その池に居るっていう話ですから、こちらを待っていただくより、捕まえに行った方が早いかもしれないですよ。また、状況変わりましたら、連絡しますよ。それでは・・」何て、いい店員だ。こうあるべきだよ。それにしても、「捕まえた方が早い」・・って。。。リコ、37歳。こうなったら、その池とやらに長靴と、網持って行かねばなるまい。子供のためでなく、誰のためでもない、自分のために。