ラスタ・パスタのレレ日記

その１から続く

さて、この他にも見所、聴きどころもたくさんありました。

BONNIE PINKの「A Perfect Sky」
綾香の「三日月」
aikoの「瞳」
アンジェラ・アキの「HOME」
倖田來未の「夢のうた」

みんなよかったです。歌の心が伝わってきました。

綾香と倖田來未は昨日の「レコード大賞」の時より歌が上手かったです。
やっぱり、最優秀新人賞、最優秀歌唱賞を受賞して自信がでてきたのでしょうか？

aikoはまるで母になったかのように感情移入した歌です。
本当は、「あたし」は母になった友達で、「あなた」は生まれた子供、らしいのですが。

生まれたばかりの子にもいずれ親との別れは訪れる。
そんな遠ーい先まで考えた、母としての愛。
生まれてきたわが子（多分男の子）への母の気持ちがいたいほど伝わってきました。

アンジェラ・アキは、ギターではなくピアノの弾き語りですが、まるで日本のキャロル・キングといった感じの、とてもいいシンガー・ソング・ライターのようで、雰囲気がよく出ていました。

スガシカオやコブクロなんかも、なかなかいい歌で頑張っていましたが、
なんで、ゴスペラーズは「ふるさと」（童謡）を歌ったの？

彼らの希望？それともＮＨＫの意向？

ゴスペラーズには彼らのオリジナルを歌ってほしかったなぁ。


しかし、パスタ的には最大のハイライトは３つ、

今井美樹の「Pride」

彼女、また綺麗になりましたね。
一時、布袋 寅泰 （ほてい ともやす） との恋で、げっそりやつれている時もありましたが。
まあ、いわゆる略奪愛だったわけですが、今は母として妻として、シンガーとして気持ちが充実しているんでしょう。

今井美樹って、もっと歌がへただと思っていましたが、とても丁寧に美しく歌っていました。
しかも、フルコーラス。ＮＨＫの特別待遇ですね。

夫の布袋さんも、ロックにビッシときめてギターを弾いていました。
曲紹介でも、布袋さんは紹介されましたし、字幕には緑色のハイライトがしてあって、
ジェイクより上の扱いでしたよ。ってあたりまえか。

徳永英明の「壊れかけのＲａｄｉｏ」もよかったです。
おもわず聴き入ってしまいました。

一番印象に残ったのは
DREAMS COME TRUE の「何度でも LOVE LOVE LOVE 2006」

後ろに大合唱団がいて、なんか年齢もばらばらで、普通のおじさん、おばさんもいたので、
もしかしたら１万人の「第９」ではないですけれども、
「大晦日にドリカムと一緒に紅白で歌ってみないか～」と応募したファンを
一生懸命練習させて出てきたような感じです。

その大合唱団の前で、吉田美和が、

「愛を歌おう～LOVE LOVE LOVE 」 と歌ったあと、「何度でも、何度でも」と、
10,000回（１万回）だめでも、10,001回目はうまくいくかも。

と、悲しいニュースの多かった２００６年の暗さを吹き飛ばすような、ポジティブな、とってもポジティブで愛に満ちたメッセージが伝わってきました。

このまま紅白がエンディングに向かってもいいほどの盛り上がり方でした。

結局は、そのあと川中美幸 が歌って、北島三郎が歌うというので、あ～あ、と思っていたら、
サブチャンやってくれました。

「まつり」の歌で、「まつりだ、まつりだ、」と出演者全員が登場、紙ふぶきが舞うなか、サブチャンはステージ真ん中がせり上がっていって、大盛り上がりで紅白の終わりとなりました。

なんだかんだいても、紅白、全部見てしまいました。
好きなタイプじゃない曲もあったけれども、やっぱり自分は音楽が好きなんだなぁ、と思いました。

２００７年も、素晴らしい音楽と愛に満ちた１年になりますように♪