ラーメン＆スナック　だいすき！

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  ■あっさり美味豚骨■馬鹿豚や＠阿佐ヶ谷

  最近できたばかりの新店です。とらさん情報によると上井草のてっぺんの関連店なんだそうです。今回はデフォメニューのとんこつラーメン（５８０円）＋味玉（１００円）＋笑える海苔（１００円）を注文しました。■スープ■２．７／４．０塩・しょうゆで味を選べるんですが、今回は醤油にしました。臭みがまったくない、あっさりでクリーミーなスープです。穏やかで優しい味でした。特に女性にオススメできるスープです。■ 麺 ■２．３／３．０極細で加水率の低い典型的な博多ラーメンの麺でした。湯で加減もリクエストがききます。私はバリカタ好きなのでそうしました。■ 具 ■１．４／１．５チャーシューは醤油じんわりしみたおだやかな味。味玉はとろ～り半熟の黄身がうまい！メンマはあっさり薄味、シャキシャキの触感がＧｏｏｄ！海苔は２０ｃｍ四方の巨大海苔で味、風味ともによかったですね。具は全てうまかったです。■バランス■１．４／１．５ほとんど文句なしです。総合ポイントは７．９です。あっさり豚骨ではかなりハイレベルな店ですね。上品であっさりなラーメンなので、がっつり食べたい人にはちょっと物足りないかも知れません。 「あっさり豚骨食べてみたい♪」っていう人は→

  2005/12/11

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  ■超あっさり塩ラーメン■正統派新潟ラーメン・蓬莱軒＠新検見川

  新潟に本店を構える蓬莱軒の支店に行ってきました。今まで新潟ラーメンは未食だったので、前々から食べに行きたいと思っていたところ、時間があいたので今回の来店となったわけです。今回紹介するのはチャーシューメン（７５０円）です。■スープ■　２．５／４．０新潟ラーメンは、スープと麺に大きな特徴があると思います。鶏、豚、野菜、そして、うるめいわしがダシの基本構成です。黄金色に光るスープは、素材の味を活かすために極限まで、調味料の味を抑えています。もちろん鶏油（ちーゆ）もそうですね。そのため、８０くらいのおじいちゃんでも食べられるくらい超あっさりの味に仕上がっていました。■　麺　■　２．６／３．０極細のウェーブ麺です。薄味のスープに合う麺はこれしかないといった感じの麺でした。熟成が十分進んでいるので、三輪そーめんのようにツルツル感が強く、固すぎず柔らかすぎない見事な湯で加減でした。いい仕事してますね♪■　具　■　１．２／１．５コリコリとした触感の薄味のメンマ、煮豚といってもよい超薄味のバラ肉チャーシュー３枚（素材の味がしみじみと感じられました）、シンプルな長ネギの輪切りだけでした。でもこれだけ、あっさりのラーメンにはこれくらいがいいのだと思います。■バランス■　１．５／１．５超あっさりラーメンとしては完成形といってもいいでしょう。抜群のバランスです。総合ポイントは７．７ポイントでした。個々の味の構成を考えるとこれだけのポイントになります。ただ個人的な好みでいうと６．０ポイントですね。あまりにあっさり過ぎるんですよ。精進料理のようなラーメンです。あと４０～５０くらいになれば、好きになれる味だと思います。まだ私には早いかも知れません。なので若い方にはオススメできないラーメンですね。でもシンプルで老舗の風格を感じさせるラーメンでした♪　 「新潟ラーメン食べてみたい！」って思う方は→

  2005/12/08

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  ■竹岡式ラーメンの元祖■梅の家＠千葉県富津市竹岡

  マイカーでのんびりドライブしながら、千葉県の富津に行ってきました。ここ富津には竹岡式ラーメンで有名な「梅の家」があります。「竹岡式って何？」って思われる方も多いかと思います。チャーシューを煮たときの汁と麺をゆでたお湯、それにただのお湯を混ぜたものがスープ。そして麺はインスタントラーメンと同じ乾麺。それが竹岡式のラーメンです。「そんなものがうまい訳がない」と皆思うのですが、あのガチンコラーメン道の佐野実氏をも「ウマイ！」といわせたこの超異色のラーメン。ついに食べることができたんです。今回はデフォのラーメン（５００円）に薬味（４０円）をトッピングしました。■スープ■　２．８／４．０竹岡式の最大の特徴はこのスープです。感想は不思議なくらい美味かったです。シンプルな豚系のダシがきいていて、「鶏油などの細かい芸など一切使わずにチャーシューのタレしか使ってないのにどうしてこの味が出せるんだろう」と疑問が頭から離れません。脂を使わない分、あっさりしてるんですが、かといって軽くもないんです。創立４０年を数えるようですが、歴史を感じる懐かしいながらも深い味でした。■　麺　■　１．０／３．０これは、やはり乾麺でしたね。サッポロ一番の麺を説明どおり、「きっちり茹でましたよ！」って味でした。柔いコシのない麺です。■　具　■　１．２／１．５デフォなのに角煮のようにゴツいチャーシューが５つくらい入ってました。分厚いんですよね。ゴリゴリした触感が残るチャーシューでしたが、ワシワシとくらいつける「これぞ肉！！」って感じのチャーシューでした。あとはスープにとろけてた海苔ですね。潮の香りがぷ～んと漂う海苔でした。あとこの梅の家の最大の特徴はざく切りした生タマネギですね。「イレブンフーズ＠新馬場」や八王子系のラーメン、最近、食べたとこでは「なんくるないさ＠新橋」、「六坊＠高田馬場」にも共通していえる味です。それだけでは辛いんですが、コクのある濃厚なものとあわせると清涼感を与える不思議な食材です。長ネギばかりがラーメンの薬味じゃないってことを証明してくれてます。■バランス■　１．５／１．５麺はイマイチでしたが、単純すぎる構成ながら、あっさりしてコクのあるスープとチャーシュー、生タマネギのバランスが絶妙です。さすが老舗の味ですね。総合ポイントは６．５ポイントです。値段と懐かしい下町の店のような雰囲気を配慮すると７．５ポイントくらいいきますかね。旅情、郷愁を感じさせる味でした。５人の地元の主婦の方々が店を切り盛りしてます。あれだけ大勢の人が調理して、かつラーメン作りの基本を無視したような調理法でどうしてあんなレベルの味が出せるのか不思議でしょうがなかったんですが、これは味のバランスを相当配慮している（経験的に）からこそ出せる味だと思いました。まだまだ私の知らないラーメンがたくさんあります。ラーメンって食べ物は本当に奥の深い食べ物ですね。それぞれの土地に根付いた地のらーめんが全国にはたくさんあります。いつの日か全国のラーメンを食べつくしたいと思います。　　　 「梅の家に一度は行ってみたい♪」って思う方は→

  2005/12/06

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  ■とんこつつけ麺■六坊＠高田馬場

  ラーメンツアーの一軒目に訪れたのが「ＴＯＫＹＯ　ＮＯＯＤＬＥ　六坊」です。この六坊はラーメン店のコンサルタント「渡辺樹庵」さんが自ら手がけるラーメン店です。同じ高田馬場に同じく同氏の手がける「渡辺」もあります。「渡辺」は一世を風靡した魚介豚骨の発祥店で、具も強烈な大きさと歯応えのあるメンマととろけるようなチャーシューが特徴です。それに対し、「六坊」は無化調ジャンク豚骨という新たなコンセプトを打ち出し、得意の魚介風味をやや抑え目にして、あえて化調を使わずに、ジャンクな豚骨にしようという同氏の気概が感じられる店です。この店は、開店当初に来店したことがあるんですが、当時は味にブレがあり、模索中といった感じの味でした。果たして今回はということになるんですが、今回は「味玉つけ麺」を注文してみました。■　麺　■　２．６／４．０ワシワシとした触感で歯応え十分のねじれた極太麺でした。インパクトの重視の麺でしたね。モチモチよいうより、シコシコ感を重視した麺でした。■スープ■　２．６／３．０ありなしを選べます（どこかで聞いたことがあるようなｗ　●郎とかｗ）ニンニク入りを選びましたが、ニンニクの風味が十分にスープに染み出し、かつ濃厚な豚骨の旨みが口の中に広がります。脂がやや強めなのですが、それをざく切りの生タマネギで爽快感を与えているところが実によく考えられたスープだと思いました。■　具　■　１．５／１．５味玉は、渡辺同様、とろりととろけるオレンジ色の黄身が実にうまいですね。メンマは穂先とは違うんですが、裂かれた長めのメンマで触感が柔らかいけどしっかりとしていて好感が持てます。もちろんチャーシューもジューシーな肉の旨みと柔らかさが共有されていて満足の逸品です。さすが渡辺樹庵さんといったところです。■バランス■　１．４／１．５バランスも見事ですね。麺の触感がやや強めかなと思えるところもあるんですが、それも同氏がおしている無化調ジャンクというコンセプトを考えれば良しというところでしょうか。総合ポイントは８．１ポイントです。とんこつつけ麺としては、他では食べられない洗練された味でした。美味かったですね。また食べに食べに行きたくなる味でしたね。３日続いたラーメンツアーのレポートもこれにて終了です。この３件を３時間あまりの時間で１２名のメンバーと食べ続けました。我ながらよくやるな～と思ってしまいますが、今、こうしてレポートを書き終えてみて、また行きたいなぁと思ってしまいました。私はよっぽど、ラーメン好きみたいですね。それ以上に仲間と食べる味がまた格別なんです。ブログを見てくださってる皆さんともいつかツアーでご一緒できるといいなぁと思う今日この頃でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　「六坊に一度は行ってみたい！！」って思う人は

  2005/12/03

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  ■優しい新味■カレーつけ麺＠実之和

  ラーメンツアーの２軒目は、カレーらーめんの専門店「実之和」に行きました。このお店は千葉に本店があり、息子さんが高田馬場と南青山にグレードアップした「カレーらーめん」のお店を今年３月にオープンさせました。最近、「カレーらーめん」を食べたのですが、優しいまろやかな味わいのカレーらーめんで気に入り、今回のツアーに組み入れました。今回、注文したのは「カレーつけ麺」です。「カレーつけ麺」は「大文字」＠藤が丘などで食べることができますが（ここのはイマイチでした）、なかなか見かけることのないラーメンです。カレーらーめん専門店ならではのラインナップといえますね。■　麺　■　２．５／４．０麺は、ややウェーブがかった中細麺で、ザルの上に盛られていて、しかも氷でしっかり〆られてるのが好印象でしたね。■スープ■　２．３／３．０穏やかな味のするカレー味のつけ汁でした。豚肉のシャブシャブの細切れとあさつきがとろみのあるスープに馴染んでいて、辛さも仄かな辛さで誰でもい楽しめる辛さでしたね。人によっては無難すぎるという意見もありました。■　具　■　１．１／１．５先にも述べましたが、豚肉の細切れ、アサツキだけです。シンプルですが、このラーメンにはこれしかないという感じでしたね。好相性です。■バランス■　１．４／１．５文句なしの好バランスです。派手さやインパクトはないですが、飾らずにいつでも食べに行きたい優しい味のメニューでした。総合ポイントは７．３ポイント。参加メンバーの評価は６．５か８．０と幅がありました。好みによって点数の変化があるメニューです。でも最低でも６．５っていうのは優秀な証拠だと思います。近くに行ったら行ってみる価値はあるかと思います。　　　　　　　　　　　　　　「カレーつけ麺にチャレンジしてみたい！」って思う人は

  2005/12/02

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  ■かつての名店■竈＠大久保

  先日のラーメンツアーの報告第一弾です。武蔵で修行し、燻製卵や燻製チャーシューで一世風靡した「竈（かまど）」に３軒目で行ってきました。今回は「くん玉醤油らーめん」を注文しました。■スープ■　１．０／４．０こってりの醤油味だったのですが、コメント不能な味でした。ウマイ・マズイを語る前に、味を感じられないくらい化学調味料が入ってました。あれほど舌が痺れる経験をしたのは初めてです。二度と食べたくないスープでした。■　麺　■　１．７／３．０中太ウェーブで、こってり醤油とは相性のいい形状です。加水率は低めでゴワゴワ感があり、脂を吸い込むような感じの麺でした。スープがおいしければ、それなりに食べられる麺だと思うんですが…。■　具　■　０．９／１．５チャーシューは燻製の風味が効いていて、ややしょっぱいんですが、うまいですね。メンマは平凡。燻製味玉は、白身の表面がゴムのようにゴワゴワした触感になったはマイナス印象です。■バランス■　０．２／１．５一番の売りである具がイマイチ。スープは最低。麺がまあまあ。これではバランスなど語れる段階ではないと思います。店主は弟子に店をまかせるのはいいんですが、たまには味を見ないと本店がなくなってしまうと思います。総合ポイントは３．８ポイントです。かつての名店だけに残念です。この店は足を運ぶ度に味が劣化していきます。一時期の古武士本店のような雰囲気が漂い始めてました。っていうことは…。たまたま味をつかめない店員が担当してたと思いたいです。かつての味の復活を望みます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「名店の復活を望む」って思う人は

  2005/12/01

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  ラーメンツアー報告

  昨日のラーメンツアーは総勢１２名の参加がありました。味もさることながら、皆で一緒に食べるラーメンの味は格別ですね。詳しいことは後日アップしますが、今日は簡単に報告しておきます。■１軒目■　「ＴＯＫＹＯ　ＮＯＯＤＬＥ　六坊」＠高田馬場　８名参加味玉つけ麺がうまかったですね■２軒目■　「かれーらーめん実之和」＠高田馬場　８名参加カレーつけ麺が、なかなかでした■３軒目■　「竈」＠大久保　　　９名参加味が極端に劣化していて、化学調味料の味しかしませんでした。３軒目は「凪」＠新宿ゴールデン街に行くはずでしたが残念ながら、バーも兼ねているせいか、回転が悪くまったく入店できる雰囲気ではなかったので、急遽場所を変更しました。「凪」にはいずれ、個人的に再チャレンジしたいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「早くレポートが見たい！！」と思う人は

  2005/11/30

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• １１月２９日　ラーメンツアーに行きます！

  明日、１１月２９日に、ラーメン好きな仲間と一緒にラーメンを食べまくる「ラーメンツアー」に行ってきます。今回は１軒目に、カレーらーめん専門店「実之和」＠高田馬場２軒目に、あの渡辺樹庵さんの経営する無化調豚骨の「六坊」＠高田馬場３軒目に、毎週火曜日だけ営業する、最近の噂のラーメン店「凪」＠新宿に行く予定です。これを１９：３０～２２：００の３時間くらいの間に食べ続けるんですが、今回は屈強なラーメン仲間、総勢１５名が参加の予定です。かれこれ２年間くらい続けているイベントみたいなものです。初めは４名の仕事仲間で始めたツアーですが、回を重ねるごとに、メンバーも増えていきました。いつも１人で食べにいき、こうやってブログで薀蓄ばかり語っている私ですが、やはり仲間と食べるラーメンの味は格別ですね。今回もガンガン食いまくってきます。レポートは近日、アップします。お楽しみに♪

  2005/11/28

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  ■ふたつの大勝軒の融合■必勝軒＠津田沼

  つけ麺の聖地「東池袋大勝軒」、あつあつの魚介系の超有名店「永福町大勝軒」。いずれもラーメン業界では知らない人はいない超有名店です。この必勝軒のご主人は、この２つの異なる大勝軒でそれぞれ２年間修行を重ね、それぞれの利点を兼ね備えた新たなラーメンを誕生させました。今回は、そんな必勝軒＠津田沼の「つけそば（あつもり）」７５０円を紹介します。■スープ■　２．６／３．０酸味、辛味、旨味、とろ味を兼ね備えた「つけ麺」のタレの定番ともいえる「東池袋大勝軒」の味と、ラードで表面を厚く覆い、いつまでもアツアツで食べられ、かつ強烈な魚介が香る「永福町大勝軒」の双方の味のメリットを巧みに取り入れたスープでした。美味かったですね♪ちょっと化学調味料が多かったのが残念でした。■　麺　■　３．３／４．０シコシコ感はあまり感じられなかったのですが、「あつもり」だけにまさにアツアツでおいしく食べられました。太さは普通の太麺です。もちろん自家製麺でした。実は「あつもり」には二種類あるんです。ひとつは、麺をゆでて熱いまま出してくる普通の「あつもり」。もうひとつは一旦ゆでた後に、冷水でシメてシコシコの触感を出した後に、軽くゆでて熱を加えるという「真のあつもり」です。残念ながら「真のあつもり」が食べられる店はほとんどありません。ここのあつもりも「普通のあつもり」でした。多くを望んではいけないんですが、おいしい麺だったので、さらにもう一仕事加えて、最高のつけ麺にしてほしい感じがしました。■　具　■　１．１／１．５肩ロースのチャーシュー、大ぶりのメンマ、固ゆでの味玉は東池袋スタイルでしたね。まあまあです。■バランス■　１．３／１．５スープと麺のバランスが非常によかったですね。総合ポイントは８．２ポイントです。かなりウマイつけ麺でしたね。六厘舎＠大崎の魚介系つけ麺は魚粉から来るストレートな魚介の香りのするつけ汁でしたが、ここ必勝軒のつけ汁は、魚介の強烈な香りを内に秘めた懐の深い味のする、つけ汁だったと思います。ワインに例えるなら、六厘舎がボジョレヌーボー、必勝軒が１０年物のフルボディの赤ワインって感じでしたね。　　　 「ウマイ魚介つけ麺が食べたい～♪」って思う方は→

  2005/11/27

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• ■スローフードのラーメン■嘉夢蔵＠みのり台

  ラーメン王の石神さんの本（通称　石神本）に以前から紹介されていたお店です。無化調で、太さ３ｃｍの極太麺で有名で、ラーメンマニアの方々（自分もそうかな）も足を運んでいる有名店です。今回は卵麺（らんめん）の「太平」８００円を注文しました。初めて聞く方には何をいってるのか、さっぱりわからないですよね。■ 麺　■　３．７／４．０太麺は稲庭うどんのようなうどんのような麺、平麺は幅が３ｃｍもある超平打ち麺です。かんすいも使っていないのである意味、うどんですね（笑）。圧力鍋で６分３０秒もゆでるこだわりの麺でした。もちもち＆シコシコしていて、とても美味しい麺でしたね。かなりのハイレベルです。■スープ■　１．１／３．０無化調の鶏、野菜、魚介でとった超あっさりスープでした。でもラーメンらしい脂もなく、うどんの汁っていったほうがいいですね。正直いってこれは期待はずれでした。■　具　■　１．０／１．５具はカマボコ、卵焼き２個、小松菜、メンマ、チャーシューでした。メンマは古きよき時代の支那竹って感じ（甘辛い）でした。チャーシューは質のよいバラ肉で、これは感心しましたね。残りのカマボコ、卵焼き２個、小松菜は、まさに「うどん」の具で、味付けそのものもラーメンとは縁遠い感じがしました。■バランス■　０．２／１．５これが「うどん」なら、素晴らしいバランスですけど、ラーメンとしてはダメですね。総合ポイントは６．０ポイントです。あえてラーメンにせずに、うどんとして勝負したほうがいいと思います。中途半端な感じがしました。ウマイのは麺だけです。

  2005/11/25

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  ■石神本のお店■麺や多久味＠船堀

  ラーメンのガイドブックといえば、ラーメン王の石神さんの本（通称：石神本）は超定番です。ラーメンの食べ歩きを始めた頃から、石上さんの本は大いに参考にしています。今日は外出したときに、ふとラーメンが食べてたくなったので、必携している石神本で近場のラーメン店を探して行ってきました。今回行ったのお店は江戸川区の船堀にある「多久味」です。本には「ＮＥＷ　ＣＯＭＥＲ」と書いてあったので、新店だと思いきや２００３年創業で、２年間かけて、じっくりと味をつくりあげてきたようです。今回は「かつお香味ちゃーしゅー麺」９５０円＋味玉１００円を注文しました。■スープ■　２．２／４．０鶏、豚、魚介、野菜のベーシックなスープですが、豚＆魚介を強めに出し、かつカツオ節をさらに振りかけた今時の魚介豚骨を追っているスープでした。正直、流行をなぞった無難な味でしたね。振りかけたカツオ節がやや強めだったので、ちょっと「ネコまんま」風になってました。これならドライにして魚粉を振りかけたほうがいいですね。■　麺　■　１．７／３．０製麺所製の中太ウェーブ麺。これまた無難です。それ以上でもそれ以下でもありません。■　具　■　１．１／１．５「麺屋武蔵＠新宿」風のホロホロに近い肩ロースチャーシューですね。素材の味を正直に出すのはいいんですが、豚臭い感じがしました。もう一仕事したほうがいいと思います。メンマは分厚い歯応え満点のもの。味玉は平凡です。■バランス■　１．０／１．５可もなく不可もない無難なラーメンですね。総合ポイントは６．０ポイントです。悪くはないけど良くもない、まあまあのレベルのチェーン店レベルの味でしたね。■追記■　サイドで「水餃子」を注文したんですが、おもむろに冷凍庫から、冷凍餃子を取り出して、お湯に放り込んでました。チェーン店ならまだしも、ラーメン本に紹介される店が既製品でしかも冷凍物とは絶句してしまいました。　　　 　　　　　　　　　　　　　　「これはちょっとイカンだろ！！」と思う方は→

  2005/11/21

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  ■美味い魚介つけ麺■六厘舎＠大崎

  今回はラーメンマニアのバイブルである石神本や、あちこちのラーメンのサイトで紹介されている「六厘舎」＠大崎を紹介します。東池袋大勝軒の流れを組むお店です。もちろん「つけ麺」が売りですね。今回は「あつもり」８００円＋味玉５０円を注文しました。■スープ■　２．３／３．０動物系＆魚介系のブレンド味ですが、魚粉が大量に混入されているので、魚介スープっていってもいいかと思います。またつけ麺の漬け汁にしては、酸味や辛味が控えめなのも特徴的でしたね。素直においしいスープでした。■　麺　■　３．６／４．０特注の極太ストレートの麺で、モチモチした触感がまさに東池袋大勝軒の流れを感じさせられました。これもうまいです。■　具　■　１．２／１．５チャーシューは、程よい加減のばら肉チャーシューでうまいです。メンマは平凡ながらも、いい仕事していました。唯一、味玉が冷たく、しかも味がなかったので、だめでしたね。■バランス■　１．２／１．５なかなかいいバランスをしていると思います。総合ポイントは８．３ポイントでした。近くにいくことがあったら、ぜひ足を運んでみてくださいね。■追記■ここで、スープ割を頼むと、スープをほとんど捨てられます。なのでスープ割を頼む前に、具は全部食べきりましょう。ちなみに私は楽しみに残しておいたメンマとチャーシューを全部捨てられてしまいました。スープ割りを頼む時、若いお兄さんがマニュアルどおりに何かをつぶやくのですが、適当でしかも早口なので何をいってるかさっぱりわかりません。要はスープを捨てますよって忠告してるようです。この忠告が聞き取れないので気をつけましょう。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 「このつけ麺食べてみたい♪」と思う人は

  2005/11/18

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  ■すみれの再来？■初代けいすけ＠本郷三丁目

  「とらさん（東京のラーメン屋さん）」や「超らーめんナビ」で評判の味噌ラーメン専門店、「初代けいすけ」に行ってきました。来店した皆さんのコメントでは、すみれの再来といっている人もいました。往年のすみれファンからすると、期待で胸が膨らみました。今回はトッピングが全てのっている「全部のせラーメン」１２００円を食べました。■スープ■　３．４／４．０ラー博のすみれを思い出す、ジャンクで濃厚な味噌味でした、濃厚な味噌の風味にニンニクと四川山椒の独特の香りがジャンクな感じを醸し出してます。飲んでみると濃いイメージを受けるんですが、よくよく味わってみると味噌の濃度や塩分はは決して濃くないんです。おもしろいですね～。表面を覆った脂の感じといい、往年のすみれを思い出しました。うれしいですね。■　麺　■　２．３／３．０中太のウェーブのよくきいた麺でした。加水率はやや低めですね。そのせいあってか、濃厚なスープと相性よかったですよ。■　具　■　１．１／１．５トッピングを全部入りにしたんですが、失敗でした。デフォの具は、ひき肉、ニラ、たまねぎ、糸唐辛子です。これはスープとの相性もよくて美味かったですね。しかし別皿にのっている追加トッピングは、あおさのり、味玉、チャーシュー（3枚）、巨大穂先メンマでしたが、どれもないほうがいい感じでしたね。味玉は冷たすぎて、スープを冷ますし、チャーシューは鮭フレークを食べてるようなパサパサでしょっぱい感じ、メンマはただの竹の子の煮付けでした。あおさのり、そのものはうまいんだけど、このラーメンには別に必要ないですね。■バランス■　１．２／１．５麺とスープとデフォの具のバランスは抜群です。ただし追加トッピングが蛇足ですね。もったいないです。総合ポイントは８．０ポイントです。具さえよければ往年のすみれと同レベルにいけると思います。これからに期待ですね。ただしここのお店はニンニクが相当効いているので、翌日仕事がある方や、デート中の方にはオススメできません。できれば休日前にお友達と一緒に行きましょう～♪

  2005/11/15

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  ■ちゃぶ屋のとんこつ■ちゃぶとん

  昨日に引き続き、紹介するのは職人・森住さんの「ちゃぶ屋」のとんこつ専門店「ちゃぶとん」です。もともと、とんこつらーめんは「ちゃぶ屋」本店で年末だけ食べられる期間限定のラーメンでした。しかし、その後、蘇我のイトーヨーカドーのフードコートで出店し、いつでも食べられるようになったんですが、バイトのお姉さんがつくっていたため、インスタントと大して変わらないレベルのラーメンに成り下がってしまっていたんです。しかし、その後、万全を期して秋葉原に「ちゃぶとん」として出店しました。そんな「ちゃぶとん」で今回紹介するのは、デフォメニューのらーめん（６８０円）です。■スープ■　２．８／４．０見事なまでに処理された、長浜ラーメンをさらに上品にした感じのあっさりトンコツでした。ワケギと白ゴマがよく合いますね。■ 麺　■　２．５／３．０細いストレート麺で、しかも「ちゃぶ屋」の特徴を活かしたツルツル＆シコシコの麺でした。「ちゃぶ屋」はやっぱり麺がウマイですね♪■ 具　■　１．４／１．５ちゃぶ屋のもうひとつの特徴であるネギの存在も健在でしたね。香ばしい揚げネギ、爽やかなワケギ、味わい深い長ネギの３種のネギが見事なハーモニーを奏でていました。それに揚げニンニク、定番のトロトロのバラ肉チャーシュー（美味すぎです）、細くて触感を深めたメンマと文句の付け所の無いラインナップでした。■バランス■　１．３／１．５文句のつけようがありません。あえていうなら、上品過ぎてパンチに欠ける点でしょうか。総合ポイントは８．０ポイントでした。濃厚トンコツ好きな私の好みからは外れるんですが、女性にはオススメできるラーメンだと思いました。　　　「さっぱりあっさりのトンコツが食べた～い！！」と思う人は→

  2005/11/13

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  ■ちゃぶ屋味噌専門■カレー風味の味噌ラーメン

  ちゃぶ屋といえば、護国寺にある超有名店です。その見事な自家製麺はラーメンの鬼、佐野実氏をも唸らせた逸品です。店主は森住さんといって、現在、朱油ラーメンの「ちゃぶ屋」＠護国寺、塩ラーメンの「ＳＩＯ―ＲＡＭＥＮ　ＢＲＡＮＣＨ」＠護国寺、今回紹介する「味噌専門」＠御徒町、そして豚骨の「ちゃぶとん」＠秋葉原を展開しています。この味噌専門には一度、行ったことがあるのですが、開店当初だったせいもあり、ちゃぶ屋の命である自家製麺がヌルヌルしたゆで加減だったので、残念な思いをしました。それからしばらく時間がたったので、再度、訪問してみました。今回はカレー味噌ラーメン（７００円）を紹介します。■スープ■　２．７／４．０ここの味噌スープはうまいですね。前回も、開店したばかりなのに、味噌はいい味出してました。いくつかの味噌を巧みにブレンドして、味噌の風味を殺さないために絶対に沸騰させないように気をつけて火を通していました。味噌の香りがとても上品で後味をひくスープでした。カレー風味をしみこませた挽肉をスープに溶かすと、カレー風味に味が変化するという、「田中商店＠梅島」や「ぼたん＠大塚」の爆弾のようなトッピングですね。このカレー爆弾はイマイチでした。ちょっと残念ですね。■ 麺　■　２．５／３．０自家製のツルツルした触感の平打ちの太麺でした。麺は見事に復活してました。ツルツル＆シコシコした触感ですね。うまかったですね。■　具　■　１．２／１．５トロトロの触感のバラ肉チャーシューが秀逸ですね。うまかったです。濃厚な味噌にワケギがよく合ってました。■バランス■　１．２／１．５スープ、麺、具のバランスは見事です。ただカレー爆弾はイマイチでした。ここは普通の味噌ラーメンが一番ですね。総合ポイントは７．６ポイントでした。カレーで減点してもこれだけの点数がつくのは、さすが「ちゃぶ屋」ですね！繰り返すようですが、やっぱり普通の味噌ラーメンがいいですね～♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ちゃぶ屋の味噌が食べたい！」と思う方は→

  2005/11/12

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  ■幻の黒豚角煮ラーメン■あぐーらーめん＠源宗近

  先日に引き続き、沖縄の幻の黒豚「あぐー」を使ったラーメンを紹介します。吉祥寺に「源宗近」という一風、変わった名前のラーメン店があります。今年２月に開店したまだまだ新しいラーメン店ですが、あちこちのブログやサイトで紹介されている、ラーメンマニアには有名なお店なんです。この店は２回目の訪問だったんですが、伊勢底引き溜り醤油ラーメン（750円）を注文しました。十分に発酵した伊勢醤油の甘味のあるとろりとした味が特徴的なラーメンでした。今回は、沖縄在来種の黒豚「あぐー」を使用している「あぐーらーめん」９８０円を発見したので、燻製味玉１００円をさらにトッピングして注文してみました。■スープ■　２．４／４．０とろりとした甘みのある伊勢たまり醤油の風味は以前より控えめになって今いた。以前に比べてダシの鶏、豚、魚介、野菜が渾然をなっているのも好印象ですが、無難すぎる味にまとまってしまい個性が消えてしまってましたね。万人受けする方向に妥協してしまったのは残念です。■　麺　■　２．１／３．０中太のややウェーブのかかった麺で湯で加減はよいですね～♪スープとの絡みはまずまずです。■　具　■　１．３／１．５あぐーの角煮は、香辛料の八角が効いていて、この風味は賛否が分かれるところだと思いますが（私は好きです）、やや柔らかめの炊き加減がいいですね。美味かったです。メンマは細めのシャキシャキした触感で、名脇役に徹してるところがいいですね。水菜、ネギはとろりとしたスープに清涼感を与えてこれまた好印象。最後に燻製の味玉は、そこはかとなく甘味を感じるしっとりとした触感の仕上がりで、味玉に関してはトップクラスといってもいいでしょう！■バランス■　１．３／１．５上品にまとまっている感じがしました。店主のレベルの高さを感じます。ただ上品過ぎて個性が感じにくいのがもったいないところです。総合ポイントで７．１ポイントです。スープにもう少し個性を出して、麺をそれにみあったものに改良できれば、一気にのし上げれる味になると思います。店主の腕にはセンスのよさを随所に感じられるので、ぜひぜひもう一工夫して超有名店にのし上がってほしいと思います。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「あぐー」の食べたくなったら→

  2005/11/05

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• ■もうひとつの俺の空■牙＠蘇我

  高田馬場の超有名店「俺の空」はラーメン好きの方なら、ご存知だと思います。今年の４月に「俺の空」の支店が千葉県の蘇我にあるアミューズメント施設「ハーバーシティ蘇我」にオープンしたんです。その名も「牙」です。「俺の空」といい「牙」といい男気のある名前がいいですね（笑）そんなことはさておき、奥さんと千葉にドライブにいったついでに、寄ってみたのですが、平日だったこともあり、先客は親子連れ一組だけでした。今回、私は「汁玉そば」９００円を注文しました。■スープ■　２．７／４．０すっかり定番になった魚介豚骨のスープでした。しかし魚介の風味が相当強く、ダシの他に魚粉が入っているんじゃないかと思うくらい、節系の匂いと味が口の中に広がりました。「オリオン食堂２＠東長崎」、「頑者＠本川越」を思わせる超ガツン系の魚介風味です。ここまで来ると食べ手を選ぶラーメンですね。開店当初の「渡辺＠高田馬場」を思わせるような味でした。■　麺　■　２．５／３．０中太ストレートの麺で、ほどよい湯で加減でしたね～♪■　具　■　１．４／１．５このラーメンは何といってもチャーシューがウマイ！！肩ロースのチャーシューがトロトロ＆ホロホロの状態になっていて、たまりません（うれし泣）。それに超極細のメンマとワケギが濃厚スープと好相性ですね。味玉は、標準以上のレベルだと思います。■バランス■　１．２／１．５魚介の風味がかなり強めに出てるのを個性として考えれば、バランスはよいと思います。総合ポイントは７．８ポイントです。私は強烈過ぎる魚介風味はあまり好きではないんですが、それを差し引いてもこの点数というのはやはりこの店が只者ではない証拠だと思います。今回、半年間行きたいと思い続けた念願のお店に訪問できたわけですが、店の名前といい、ラーメンの名前といい、ラーメンそのものも男気のあるラーメンだったと思います。ご主人が「本宮ひろし」のファンだっていうこともうなずけました。でも店はとてもスタイリッシュで、カップルや家族連れでも気軽に行ける雰囲気でいいですね。千葉に立ち寄ることがあったら、ぜひおいで下さい♪

  2005/11/03

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  ■美味！沖縄ラーメン■なんくるないさ

  新橋駅のガードしたにある沖縄料理店「なんくるないさ」に行ってきました。ここは最近、ラーメン好きな人たちの間で評判のお店です。夜は沖縄料理専門店なんですが、昼間だけ沖縄ラーメンのお店になるんです。今回は無難にデフォのメニューを注文しました。沖縄らーめん（黒）６００円＋味玉１００円■スープ■　３．５／４．０魚の香味油が風味豊かで、とんこつベースのあっさりした穏やかなダシによく合います。そこに背脂とタマネギの細切れが入っていて、さらにコクと爽やかさを加えてます。たいがいスープは残すんですが、今回はほとんど飲んでしまいました。うまいですね～♪■　麺　■　２．２／３．０典型的なソーキそばの麺です。平太麺でコシが強めですね。コクがありながら、さっさりしてるこのスープとよく合います。■　具　■　１．３／１．５トロトロでホロホロのバラ肉と、味が抑え目の味玉、それにネギです。チャーシューがいいですね♪■バランス■　１．３／１．５レベルアップした沖縄そばって感じです。とてもいいですね～♪総合ポイントで８．３ポイントです。今まで食べたことのない味なのに、どこか懐かしい感じがして不思議でしたね。このラーメンはヒットですね。人にもオススメできるラーメンだと思います。　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　沖縄らーめんを食べてみたい人は→

  2005/11/02

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• けんけん復活♪

  紹介した「けんけん」ですが、日曜日が定休日で１８：００～２：００に営業時間が変更になって復活したそうです。以上、とらさん（東京のラーメン屋さん）サイトからの抜粋です。いや～、食べにいかなくっちゃ！！

  2005/10/28

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  ■正統派醤油ラーメン■けんけん＠立石

  いろいろなラーメン本やラーメンサイトで紹介される下町の有名店。それが「けんけん」＠京成線　立石です。ＴＶチャンピオンの前ラーメン王、小林さんが一時期、麻婆麺（夏季限定）の旨さを絶賛してました。今は冬なので、残念ながら麻婆麺は食べることができませんが今回は、オーソドックスにチャーシューメン（９００円）＋味玉（１００円）を注文しました。■スープ■　２．８／４．０鶏ガラ、豚、野菜のバランスが絶妙で穏やかな味なのに、ぐぐっと味の旨みが迫ってくる迫力のある本格派の醤油スープでした。ベースはあっさりなのに、表面をチー油（だと思う）がビッシリ覆っていていつまでもアツアツで食べられたのが良かったですね。■　麺　■　１．６／３．０ストレートの太麺で、ツルツルの触感が好印象です、ただ、やや柔らかめの湯で加減でスープとの相性がやや劣るのと、ややカンスイ臭かったのが難点でしたね。■　具　■　１．４／１．５ほうれん草、味玉は半熟黄身トロトロで塩加減よし。メンマは極細でやや甘めの味付けで昭和初期のラーメンを彷彿させます。さらにややしょっぱい味付けでしたが、分厚いバラ肉のチャーシューが旨かったです！■バランス■　１．２／１．５麺がスープとやや相性が悪いのと、表面のチー油が多すぎて、脂っこさが強めに出てしまったのが惜しかったですね。でもバランスはいいラーメンだと思います。総合ポイントは７．０ポイントでした。麺で大きく出遅れたのにこの点数はなかなかだと思います。ラーメンのサイトで有名な「東京のラーメン屋さん」（通称とらさん）の情報によると現在、休店中だそうです。下町の名店ともいえる「けんけん」一日も早い復帰を望みます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　けんけんの復帰を望む方は→

  2005/10/28

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  ■おいしいカレーラーメン■実之和

  ラーメン業界では最近、カレーラーメンがちょっとしたブームになってます。あちこちのお店でカレーラーメンが新メニューとして登場したり、今回紹介するお店のように、カレーラーメン専門店も登場し始めました。今回、紹介するお店は「噂のラーメン２００６」＠日本出版社の新店紹介のコーナーに紹介された「かれー麺　実之和」＠高田馬場です。今回は「かれー麺」７５０円＋「半熟卵」１００円を注文しました。■スープ■　３．８／４．０１６種類のスパイスを使ったとろみのある和風カレースープでした。油分がかなり少なくて、ポタージュのようなまろやかな触感で、辛味も適度に抑えられていたので、じっくりと味わえました。全部飲み干したくなる優しいカレー味です。これはウマイです！！■　麺　■　２．２／３．０麺がスープにからやすいように、ウェーブがよく効いてる中太麺でした。相性を考えて、少しだけ柔らかめにゆでてあります。■　具　■　１．１／１．５「豚のしゃぶしゃぶ」と「わけぎ」だけです。ラーメンらしくない具ですが、このカレーラーメンには、これしかないというくらい、相性のいい具でしたね。あっさりしていて、スープによく合います。しばらく食べ進んで、その後に半熟卵を溶かしいれると、味がまろやかになってさらにレベルが高まります。いいですね～♪■バランス■　１．５／１．５バランスに関してはパーフェクトです。これだけ見事に計算されたバランスのいいカレーラーメンは初めて食べました。総合ポイントは８．６ポイントです。今まで食べたカレーラーメンでは間違いなくＮｏ．１です。穏やかでしっとりしていて、優しい味のカレーラーメンなので、女性向きかも知れませんね。辛いのが好きな人には辛いメニューがありますので、ご安心ください。久々にもう一度行きたくなった店でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カレーラーメンが食べたくなったら→

  2005/10/26

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  ■ラーメン博物館■　らーめんの千草＠岩手

  ラーメン博物館３連食の最後を飾るのが、岩手県久慈市にあるとてもユニークなラーメン店「らーめんの千草」です。ここの特徴は、国産鶏のみの単一素材（野菜の類も使わない）だけでスープをとることです。さらに本来、トッピングの王道であるチャーシューについても鶏肉を使用するという、まさに「純鶏ラーメン」というほどの鶏づくしなんです。（文章はラーメン博物館のサイトから抜粋しました）■スープ■　３．２／４．０本当に純粋に鶏だけのスープでした。熟成した醤油のまろ味、酸味と鶏の旨みが加わったシンプルなのに奥深い味わいでした。素材が少ないのにこれだけの味が出せるっていうのが本当に不思議です。それだけいい素材ってことなんですね。■　麺　■　２．７／３．０加水率の高いモチモチした中太ウェーブ麺でした。麺がおいしいと思ったのは本当に久しぶりです。モチモチした麺がスープをよくからめて、麺とスープが一体になってましたね。■　具　■　１．２／１．５やや固めの鶏肉チャーシューだけでしたが、噛むとじんわりと醤油味がにじみ出てくる田舎の優しい味付けでした。体の奥に染み入る味ですね。■バランス■　　１．４／１．５あっさりで透明感・清涼感のある正統派の味なのに、未体験の組み合わせに驚きました。見事なバランスです。総合ポイントは８．５ポイントでした。今のラーメン博物館では、私的にＮｏ．１のお店。この店だけは食べに行く価値があると思います。ただし、かなりあっさり系なので大食いの方は最後のほうにしてくださいね～♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おいしいラーメン、食べたくなったら→

  2005/10/19

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  ■ラーメン博物館■ふくちゃんラーメン＠博多

  日曜日に行ったラーメン博物館３連食の２軒目は、博多ラーメンの老舗で超有名店の「ふくちゃんラーメン」です。都内になるチェーン店とは何の関係もないそうですが、今では当たり前になった、生のニンニクをクラッシャーでつぶして、ラーメンの中に入れるスタイルを初めて始めたのが「ふくちゃんラーメン」なんだそうです。歴史を感じる店ですね～。■スープ■　２．２／４．０化学調味料ありの豚骨くさい、これぞ博多ラーメンというべき正統派の豚骨スープでした。キレとコクが同居しているのは感心です。スープに一工夫しているのがわかります。ただ脂がやや強めなので、食い手を選ぶスープですすね。■　麺　■　２．４／３．０トンコツにしては珍しく、中太のストレート麺でした。でも湯で加減はバリカタです。噛み応えが心地よかったですね～。これも正統派の博多ラーメンって感じです。■　具　■　０．６／１．５モモ肉チャーシューが脂が固く、一部か噛みにくいところがありました。脂の強いスープと相性のいいモモ肉だけに改良が望まれますね～。ちょっと残念！■バランス■　１．０／１．５とてもシンプルな正統派トンコツラーメンでした。そういった点ではバランスはいいと思うんですが、ちょっと脂も強いので食い手を選ぶラーメンだと思います。総合で６．２ポイントです。東京には「田中商店」＠梅島、「ぼたん」＠大塚といった豚骨ラーメンの名店があります。残念ですが、この２店のほうが、ふくちゃんを凌いでいると思いました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「とんこつラーメン大好き～♪」な人は→

  2005/10/19

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• ■ラーメン博物館■欅（けやき）＠札幌

  日曜日に久々にラーメン博物館に行ってきました。店の構成もすっかり様変わりして、新鮮な感じがしましたね～。今回はミニラーメン（５５０円）を３連食しました。まず一軒目は札幌の有名味噌ラーメン店の「欅（けやき）」です。■スープ■　２．２／４．０鶏、豚、野菜のあっさりのダシにすっきりした合わせ味噌を溶かした、すっきり系のスープでした。脂を浮かせてボリューム感を持たせてはいますが、それでもなおすっきりしている、清涼感のある味噌スープでした。■　麺　■　２．０／３．０中太のややウェーブがかった麺で、固めの湯で加減でした。すみれなどに代表されるオレンジ色の麺で、いかにもサッポロラーメンといった感じでしたね～。■　具　■　１．１／１．５豚挽き肉、メンマ、キャベツ、もやし、にんじん、パプリカと彩り豊かでした。ラーメンにはあまり見られないビジュアルでしたね。ただ残念なのはボリューム不足でパンチが弱かったことですね。■バランス■　１．２／１．５白い器といい、彩り豊かな野菜の具といい、明らかに女性を意識したビジュアル系のあっさり・さっぱりの味噌ラーメンでした。味噌ラーメン独特のパンチに欠けるのが残念です。総合で６．６ポイントでした。私が男であるのが一番の理由だと思うんですが、おなかをすかせて食べても、さっぱりしすぎていて、物足りない感じがしたんです。裏を返せば、今までの味噌ラーメンのこってり、ボリューム満点という常識を逆手に取った上品な味噌ラーメンってことですよね。女性にはオススメのお店です。おなかのすいた男子は２軒目にどうぞ～！（笑）

  2005/10/19

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• ■秋限定ジャンク■味噌ラーメン＠きら星

  特濃のとんこつで有名な「きら星」＠武蔵境に行ってきました。新人賞も取ったことのあるこのお店。ラーメンフリークなら一度は訪れたことのある店でしょう。久々に足を運んでみたんですが、店頭に「秋限定　味噌ラーメン」７００円と書かれていたので、限定に弱い私は迷わず注文してみました。■スープ■　２．６／４.０相変わらずの特濃でした。っていうより、今まで食べたラーメンの中でもトップクラスの濃さでしたね。チェーン店の「天下一品」のラーメン、市ヶ谷の「くるり」の味噌ラーメン、志木の「麺屋うえだ」の特濃魚介豚骨らーめん（ハード）が、私が今までに食べた濃度の高いラーメンのトップ３でしたが、「きら星」の味噌ラーメンがＮｏ１になりました。コーンポタージュ以上のドロドロの粘度で、ニンニクを強烈に添加してあります。「二郎」以上のジャンクスープですね。嫌いな人は大嫌いなスープでしょう。もちろん私は大好きです。■　麺　■　２．３／３．０このお店は奥さんとご主人の二人三脚で、スープはご主人、麺が奥さんが担当しています。もちろん自家製麺です。ウェーブのかかった太麺は、やや柔らかめの湯で加減、特濃なスープにはよく合います。■　具　■　１．２／１．５特濃スープによく合うキャベツともやし。濃さに飽きた味覚をリフレッシュしてくれます。メンマはぼちぼち。トッピングで注文した味玉（１００円）はトロリとした感じでなかなか好印象です。分厚い三枚肉を巻いた特製チャーシューはうまいですね～。■バランス■　１．４／１．５ジャンクな特濃スープと太麺、具のバランスは上々ですね。これぞジャンク味噌ラーメンという感じに仕上げてます。いい仕事してますね。総合ポイントは７．５ポイントでした。ただし、これはジャンク好きの点数です。あっさり系好きの方ならたぶん、採点不能か、３．５ポイントくらいのところでしょう。ジャンク好きの方はぜひどうぞ～♪

  2005/10/12

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• ■ＴＯＫＹＯ１週間限定ラーメン■萬福本舗

  南阿佐ヶ谷にある萬福本舗で「限定ラーメン」９００円を食べてきました。ここのお店は職場からも近いし、「とりねぎ坦々」という辛くてジャンクなラーメンお気に入りなので、よく足を運んでいます。今回、雑誌の「ＴＯＫＹＯ1週間」で「愛・地球博」をテーマにした限定ラーメンを提供することになったということを聞き、しかも10月8日で終了という噂も聞いたので、食べに行きました。１１：４５の開店時間に行くと、いつもは割合すいているのに、私のようなラーメンマニアの先客が８人くらい座っていました。みなさん「シャッター」（マニア用語で開店前に並ぶこと）したんでしょうね。さて、実際に味わってみると見かけもすごかったんですが、味もすごかったですね～。■スープ■　２．８／４．０いつもと変わらぬ九州は久留米の特徴である特濃な豚骨スープでした。ただ、いつもと違うところはジェノベーゼのペーストがスープの上にのっていたことですね。ミスマッチかと思いきや相性がいいのに驚きました。ちなみに「ジェノベーゼ」とは、イタリア・リグリア州のジェノバ（Genova）県うまれのソースで、 バジルペーストに、松の実、チーズ、オリーブオイルなどを加えたものです。■　麺　■　２．２／３．０ここの麺は毎日九州から空輸しているほどのこだわりの麺なんです、湯で加減はいつもと同じバリカタで仕上げてくれていて、いい仕事してると思います。■　具　■　０．１／１．５手羽先の煮こごり、レンコンの素揚げ、クラッカー、チーズ、印字された海苔、そしてなぜかクッキー2個でした。緑の色のバランスをとりたいのはわかるんですが、全ての具がダメでしたね。レンコンの素揚げは「みぞれとんこつ」というメニューのトッピングの流用品、手羽先もおつまみメニューの流用品でジェノベーゼスープとの相性はなし。チーズ、クラッカーも単体ではいいんですが、このラーメンの具としては論外。印字された海苔はチープ感を感じさせるだけで意味なし。トドメがクッキーですね。彩りとはいえ、ラーメンの中に入れる必要は全く思います。店主が血迷ったか、やっつけで考えたとしか思えない組み合わせですね。はっきりってマズイです。■バランス■　０．１／１．５語る価値もありません。具が全てを台無しにしてました。麺とジェノベーゼスープの組み合わせは面白かったんですが、残念です。これならいっそ、普通のチャーシュー西洋野菜のアンディーブなどをのせて、あとはジェノベーゼスープと麺でよかったのにと思いました。総合ポイントは５．２ポイントです。普段出しているラーメンがそれなりに美味しいのに残念です。雑誌の企画などに惑わされないで、自分のポリシーでラーメンをこれからも提供してもらいたいと思います。

  2005/10/09

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• ■カレーラーメン■味の大王

  今日は名店のカレーラーメンを紹介します。９月上旬に新宿高島屋で行われた「カレーフェスティバル」に出店していた北海道は苫小牧の名店「味の大王」が出店していました。紹介するのが遅れてしまったのは携帯の画像データが取り出せなかったからです。結局、問題が解決しないまま、ひと月以上たってしまったので、よそのサイトから画像をお借りして、紹介することにしました。■スープ■スープはどろりと粘度の高いカレースープで、一口味わった率直な感想はカレー南蛮のスープでした。飲み始めは甘口で少しがっかりしていると、時間差で辛さが襲ってきます。幾度と飲んでいるうちに、額を玉のような汗が覆うんです。優しい羊の顔をしたライオンのような味でした。（２．７／４．０）■麺■麺は中太でややウェーブがかった麺でしたね。湯で加減がやや柔らかめなのが気になりました。（１．８／３．０）■具■具はバラ肉チャーシュー、長ネギ、そしてワカメでした。それぞれ悪くはないのですが、なぜワカメって感じでしたね。ワカメは海の香りが強いので、強いスープでぶつけてあげないと、全体のバランスを損ないやすい素材です。今回は強いカレー味のスープでしたが、そんなに相性がいいとはいえませんでしたね。（０．８／１．５）■バランス■バランスは、スープと麺はまあまあ、具のワカメが蛇足だった気がしました。（０．９／１．５）総合ポイントは６．２ポイント。北海道まで足を運ぶまでの味ではないと思います。ただカレーラーメンを食べたのが今回初めてだったので、他のカレーラーメンとの比較が出来ません。今後、実食するごとにここのラーメンと比較していきたいと思います。

  2005/10/05

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• ■末廣ラーメン■　ヤキメシ

  末廣ラーメン＠大久保の「ヤキメシ」を食べました。以前、このブログでラーメンは紹介させていただいたんですが、サイドオーダーのヤキメシ（小）を載せるのを忘れてました。ここは京都で有名な新福菜館の系統なんですが、新福菜館の「ヤキメシ」といえば、自然に笑顔がこぼれる味なんです。ラー博で食べたときも美味しかったですね～♪さて末廣ラーメンのヤキメシはというと…具は卵とネギのみでシンプルなものでした。見た目は茶色でこげた醤油の風味が香ばしくて食欲をそそります。焦がし醤油がヤキメシのポイントなのです。そして実際に味わってみると炒めて風味があるのはいいんですが塩味が弱く、苦さだけが際立っていました。新福の味には、まだ遠い気がします。精進を続けて、ぜひ新福の味を再現してほしいですね～♪

  2005/09/15

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• ■花月■黄金の味噌ラーメン

  にんにくラーメン花月で復活した「黄金の味噌ラーメン」６８０円を食べました。職場が荻窪にあるので、花月の荻窪店には、たま～に仕事帰りに寄るんです。先週の仕事帰りに小腹がすいたので、復活したという「黄金の味」に挑戦してみました。スープは、確かに味噌をブレンドしたもので、なかなかいい味噌を使っていましたね。表面にラードを浮かばせて、いつまでもアツアツでいられる工夫も本家札幌風でよろしいかと思います。が、しかし味に広がりがでてこないところは、ダシ自体の風味が弱いのだと思います。化調の味も感じました。（２．２／４．０）麺は中太ややウェーブ麺。味噌ラーメンの王道ですね。湯で加減も悪くないです。（１．７／３．０）具は、モヤシ、タマネギ、チャーシュー、ネギだったと思います。普通でしたね。（１．０／１．５）バランスは、チェーン店の味噌ラーメンにしては、まとまっていた方だと思います。（１．１／１．５）総合ポイントは６．０／１０．０です。チェーン店にしては、よくできていた方だと思います。個人的には「にんにくげんこつラーメンBLACK」の方が好きですね～♪

  2005/09/13

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  ■涼感■ざるラーメン＠ちゃぶ屋SIO

  「これぞ、夏！」っていうラーメンでしたね～♪アップするのが遅くなってしまったのですが、ちょっと前に護国寺にある名店「ちゃぶ屋」の塩ラーメン店「CHABUYA SIO-RAMEN BRANCH」に行って来ました。ここには4回目くらいの訪問になります。去年の夏に「梅しおラーメン」で感動して以来、何度か通ってます。今回は夏限定なのかな？、「ざるラーメン」（５００円）を注文してみました。麺はちゃぶ屋にしては珍しい細いややウェーブがかった麺でした。「ざる」ということなので、かなりのアルデンテ状態でした。茹で上げの加減、冷やして麺をしめた加減は上々でした。（３．０／４．０）タレは完全にざるそばに使うような「かえし」のような風味でした。甘味が十分にでていて、まろみ、甘味、塩味、旨味が熟成した感じでした。このタレで食べると、麺が中華そばでも、ざるそばを食べているような気分になります。（２．０／３．０）アサツキ以外、具はありません。なので点数もつけられませんね（笑）バランスは、中華そばなので、麺にカン水を使用しています。そのカン水の風味が、そば風のタレに違和感を与えていました。「別に中華そばじゃなくてもいいんじゃない？」というのが素直な感想です。（１．０／３．０）総合ポイントは６．０／１０．０です。新しいものに挑戦する姿勢はいいですね。でもカン水を使わないとか、そば粉を少しだけ混ぜるとか、タレに少し鶏などの獣肉の旨みを加えて、中華のベクトルに傾けるなどの工夫があったら、もっとおいしくなるかと思いましした。次に期待ですね♪

  2005/09/11

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• ■永福町大勝軒系■煌や＠荻窪

  今日は「煌や」＠荻窪に行って来ました。この店は永福町大勝軒インスパイア系ともいうべきラーメン店です。特別に永福町で修行したわけでもないのですが、その味に惚れて、その味を進化させた感のあるラーメンを提供しています。表面を覆うラード、丼の底に沈む煮干とそこから香る強烈な魚介の風味。食い手の賛否がはっきり分かれるラーメンですね。私は正直、永福町大勝軒は、あまり好きではないのですが、この「煌や」のラーメンはそれを進化させたハイブリッドな味なので、私好みなのです。なんだかんだで職場から近いので６～７回食べに来ています。今日は特製らーめん（８８０円）を注文しました。ここは何といってもスープが特徴あるのですが、なんとあのラードの姿が消えうせ、しかも強烈な煮干の風味も消え、その代わりに、一口啜った後には化学調味料の風味がいつまでも残っているではありませんか。ダシも魚介前面から、鶏、豚、野菜の無難な構成に変化していて、まったく別物になってしまっていました。とても残念です。単価を抑えたか、荻窪の客層に味を合わせたか知りませんが、これじゃあ、「煌や」らしいウリは何もなくなったといっても過言ではありませんね。（１．５／４．０）麺はかろうじて、前と同じ、中太ストレートでした。湯で加減もよし。ここだけは安心できます。（２．０／３．０）具はメンマ、味玉は前と変わらず好感の持てるものでした。しかし肝心のチャーシューがサシの入ったモモ肉に変わったのですが、脂の触感がイマイチで、明らかにレベルダウンです。以前はモモ肉ながら、端の部分に脂がしっかりとのっていて、中華料理の「トンポウロウ」のような出来でした。原価を抑えたんでしょうね。悲しいです。（１．１／１．５）バランスは化学調味料が加わりスープのバランスが一気に崩れたものの、飲み屋街のジャンクなラーメンというカテゴリならおさまりがよいかと思いました。しかし一品料理として評価するとダメですね。（０．７／１．５）総合ポイントは５．３／１０．０でした。残念ながら、もうこのお店は食べに行く価値はなくなったと思います。

  2005/09/09

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  ■新店■末廣ラーメン本舗＠大久保

  今日は９月４日にオープンしたばかりの新店に行って来ました。京都の新福菜館系のラーメン店で「肉中華そば」と「ヤキメシ（小）」のセット商品です。「肉中華そば」のスープは、新福菜館を踏襲した醤油ダシを熟成したとろみがあるスープで、醤油の濃厚なスープの裏から野菜と鶏、豚などのダシがじんわりとしみてくる感じでした。しかし焦がし醤油のような苦味がやや強めに出ているのと、まろみが新福に比べると少なく、旨みが前に出てこないので、しょっぱくて苦いイメージが強かったですね。（１．４／３．０）具は豚シャブのような薄いモモ肉チャーシューがたくさん入ってました。他はセルフで入れる長ネギのみです。他のトッピングは全て有料でした。せめてメンマくらいは通常で入れてほしかったですね。（１．１／１．５）総合ポイントは

  2005/09/07

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• ■博多ラーメン■わ蔵＠アクアシティお台場

  今日は続いて博多ラーメンのお店「わ蔵」に行きました。わ蔵はいくつかの店をチェーン展開しているようで、新宿の歌舞伎町などでも実食可能なのだそうです。今回は連食だったので、またもや「ミニラーメン」５５０円を注文しました。スープは、長浜ラーメンを彷彿させる薄味あっさりの豚骨味でした。化学調味料の風味が若干気になりますが、軽く飲めるところも長浜風。まあまあというところです。（２．０／４．０）スープは、特に極細のストレート麺。バリカタといわなかったので、やや柔らかい麺でしたが、まずまずですね。（２．０／３．０）具はバラ肉を大きく巻き込んだ柔らかめのチャーシュー、白髪ネギ、黄身がトロトロの味玉、しっかりと歯応えを残したメンマ、キクラゲなどでした。５５０円の低価格にしてはしっかりとしたレベルの具で好感もてました。（１．３／１．５）バランスは、飲み会の帰りにさくっといただく感じのあっさりラーメンっていう感じでしたね。（０．９／１．５）総合で６．２／１０．０ポイントです。スープの弱さが気になりますが、具と麺でそれをカバーしている感じでした。あえて足を運んで食べるラーメンではないですね。

  2005/09/05

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  ■ラーメン国技館■お台場のラーメン複合施設

  今日はお台場のラーメン国技館に行ってラーメンを食べてきました。お台場の有名な大型施設のひとつにアクアシティお台場があります。 この中に、全国から有名店を集めたラーメン複合施設「ラーメン国技館」があるんですが、第一期は終了し、第二期が現在進行中です。 前回は「天童」と「六角家」の２軒を連食したのですが、今回はそれ以外のお店を食べることにしました。

  2005/09/05

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  ■ジャンク■とりねぎ坦々麺

  今日は「とりねぎ坦々麺」を萬福本舗＠南阿佐ヶ谷で食べました。ラーメン・フリークは大きく分けて２つに分かれるそうです。何度も同じ店に通いつめ、その店の味を追求する「リピーター」。新しい店を常に開拓し、よほど気に入らない限り同一店には入らない「コレクター」。私はどちらかというと「コレクター」の部類に入るほうですが職場に近いせいか、この萬福本舗は最低でも月１回は通っています。しかも注文するメニューはいつも同じ。「とりねぎ坦々」８００円と「高菜ごはん」２５０円です。「とりねぎ坦々」は前にもご紹介させていただいた通り山椒、塩、コショウ、唐辛子、豆板醤、ゆずコショウなどの劇物系の調理料の結集したまさにジャンクの極みのようなラーメンです。ここのベースは豚骨ですが、じっくり煮出した濃厚なスープにジャンクな調味料がよく合います。激辛好き、ジャンク好きにはぜひオススメします。 「高菜ご飯」はその名の通り、高菜をごはんにのせただけのシンプルなサイドオーダーです。でも、ジャンクなラーメンと食べると、清涼感すら感じられるから不思議なものです。 私にとってのベストマッチな２品でした。

  2005/08/31

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  ■つけ麺の基本に忠実なお店■じゃらんじゃらん＠大久保

  有名なラーメン・プロデューサー「渡辺樹庵」さんプロデュースの「じゃらんじゃらん」＠大久保に行ってきました。 今回は「味玉つけ麺」８５０円を注文しました。 麺は、中太のややウェーブ麺で、モチモチしつつも、しっかりとした歯応えを残した麺でした。なかなか良い出来の麺でしたね。（３．０／４．０） 好感が持てたのは、麺の下にザルがひかれていたことです。ほとんどのラーメン店のつけ麺は、洗う手間を優先して、ザルがないものばかりです。しかし、そのお陰で麺から出た水分に麺が浸り続け、結果として麺が延びてしまうことがよくあるんです。こういう細やかな心遣いは味に大きく左右します。丁寧な仕事に感心しました。 スープは、無化調の鶏、豚のエキスを十分に抽出しつつ、魚介の旨みも十二分に蓄えた素直に旨いスープでした。つけ汁なので、塩分強めなのは当然ですが、少々塩分強めな感じがしました。（２．２／３．０）具は、塩味がほど良く効いた味玉と、ホロホロと崩れる柔らかいチャーシュー、無難な味付けのメンマでした。どれも丁寧な味付けで好感が持てました。（１．２／１．５）バランスは良かったのですが、唯一残念だったのが、麺とつけ汁の相性です。麺は単体ではうまく、スープも塩分強めながら単品では美味しかったのですが、麺をスープにつけて食べても、スープがほとんど絡まなかったんです。仕方ないので麺をすすったあとに、スープをレンゲで口に運びながら食べました。（１．２／１．５） あと感心したのが、つけ麺に付物の「スープ割」と「別添えのネギとアサツキ」です。ほとんどの店が、手間を考えて、スープの椀にお玉でスープ割を注いでいます。しかし、このお店は別にダシの入ったスープ割の容器を用意してくれます。だから自分の必要な分だけ注げばいいし、ダシスープだけを味わうこともできるんです。いい素材のスープを自分の好みで自由に味を変えられるということは、贅沢なことですよね。しかも自分の好きなようにネギも追加できるというのは、蕎麦屋では当たり前のことですがラーメン屋では普通そこまでやりません。そういう細やかな気遣いをこの店は自然にやっています。立派ですね。 トドメがダシ巻き卵です。このお店では自家製の卵が食べ放題なんです。抜群に旨いわけではないですが、こういう細やかな気遣いがお客としては嬉しいんです。総合で７．６ポイントでした。味そのものももちろんですが、ザル、スープ割りの容器、ダシ巻き卵、細やかな店員さんの接客と、今まで行った店の中でもかなり好感度の高いお店でした。

  2005/08/30

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  ■ジャンクだぜ！■ラーメン二郎＠荻窪

  　今日のお昼は久々に「ラーメン二郎」＠荻窪に行って来ました。二郎といえば、ジロリアンという言葉があるくらい、数あるラーメン屋の中でもジャンクな味を好むフリークたちが集う場所です。そんなフリークたちを人は「ジロリアン」と呼びます。　私はたま～に、ものすごく腹が減ったときや、パワーがほしいときに、二郎に行きます。今日は台風明けでからっとしていたのと、寝不足でちょっとパワー不足だったので、エネルギーを充電しに行くことにしました。 　今日は「ぶた」７００円を注文しました。名前からして「なんだそれ？」っていう感じですが、ようするチャーシュー麺です。二郎は注文するときに、呪文があるので有名ですが、私はジロリアンじゃないし、呪文を唱えるほど強烈に腹もすいてはいなかったので、普通にしました。　ちなみに呪文とは「やさいにんにくからめ」というと、「野菜大盛り、ニンニク入りで、唐辛子を利かせて下さいね！」という意味だったはず（ジロリアンの皆さん、間違ってたらごめんなさい） 　ところで肝心のラーメンですがスープは、二郎らしい醤油風味に独特の酸味が加わったスープで、脂がおかしいくらいプカプカ浮いてました。もちろん化学調味料はたっぷり入ってます。今日みたいにパワーがほしい日にはうってつけですね。（２．０／４．０）　麺は加水率やや低めのゴワゴワした触感の中太麺（ウェーブ系）で、ワシワシ喰っても喰ってもなくならない感じです。相変わらずの二郎パワーですね。（１．８／３．０）　具は麺とスープが見えなくくらい盛られた「もやしときゃべつの茹でたものの山」と、分厚い三枚肉のチャーシューが５、６枚でした。チャーシューもかなり分厚くて、どちらかというと肉塊という表現が似合ってるかと思います（１．１／１．５）　バランスなんて、野暮なことを二郎に求めるのはおかしいと思いますが、ジャンク度ということでくくれば、パーフェクトに近いですね。三田本店の創始者のご主人が作るジャンク度とは比較にはならないくらい、二郎の中では上品なほうだとは思いますが、そこはやはり二郎。ジャンク系には違いありませんでした（１．２／１．５）総合で６．１／１０．０ポイントです。味的にはこんな感じですが、ここはジャンクに頭の狂うくらいの量のラーメンを貪り喰らうところなので、点数なんてどうでもいいです。パワーをたくさんいただきました。

  2005/08/26

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  ■夏にスタミナ一杯！豚骨つけ麺■　なんつッ亭弐＠品川

  品川のラーメン複合施設である「麺達　品川七人衆」に行ってきました。ここには以前、奥さんと一緒に環七の名店・せたが屋の４号店「せたが屋　雲」と渡辺樹庵さんプロデュースの「蔵六」を食べました。しかし、そのときの本命は渋沢にある「なんつッ亭」の２号店「なんつッ亭弐」でしたが、炎天下の中、２時間待ちということだったので、食べず終いでした。そこで、今回のリベンジとなった訳です。今回は「和風豚骨つけ麺」７８０円を注文しました。麺は、細めの加水率がやや低めのストレートで、しっかりと冷やされ、白ゴマもまぶされて、つけ麺の麺としては上々でした。（２．６／４．０） スープは、なんつっ亭お得意の「マー油」（にんにくを炒めて焦がして作った黒い油。熊本ラーメンに多く見られる）がたっぷりかかっていて、豚骨だけでは単調になりがちな風味に一本芯を通していました。つけ麺のつけダレなので、塩味をやや強めに効かせていましたね。（２．２／３．０） 具はアサツキとモヤシが脂の強いスープに清涼感を与え、短冊切りの脂のないモモ肉チャーシューがよくスープに馴染んでいました。（１．１／１．５）麺、スープ、具のバランスは、よかったですね。スープ割りにして、スープを改めて飲んでも、塩味がやや強かったもののなかなかの味でした（１．３／１．５）総合ポイントは７．２ポイントでした。友達が以前ここの豚骨ラーメンを食べてイマイチだったといっていたので、今回は「つけ麺」を注文したのですが、正解だったみたいですね。塩味が強いのが嫌いでなければ満足できる一品だと思います。

  2005/08/23

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  ■美味！魚介塩ラーメン■インディアン＠蓮沼

  今日は東急池上線の蓮沼駅にある「インディアン」に行ってきました。 ここは「武田式　支那そば・古式カレーライスのお店　インディアン」というのが正式名称です。今から１５年以上前、御茶ノ水で学生時代に、この店の支店のカレーセットを食べて感動した記憶があります。今日は「焼豚そば＋半カレーセット」１１５０円を注文しました。 スープは、薄味の仄かに魚介の香りがする塩味で、癖はないんですが、芯が一本通った正統派の煮干系塩スープでした。（３．２／４．０）麺は、薄味によく合う細ウェーブ麺で、湯で加減もしっかりとしていて、好印象でした（２．０／３．０）具は大振りのバラ肉チャーシュー３枚が入っていて、味もしっかりついている細やかな仕事のあとが見られるチャーシューでした。メンマ、味玉も職人技の光る、やや塩加減が強めの正統派の具でした。そのほかにはほうれん草の茎と輪切りのネギが入っていました（１．４／１・５）正統派の煮干系塩スープに、相性抜群の細ウェーブ麺、具にやや塩味を強めに持たせることで、全体のバランスを絶妙に整えていました。（１．４／１．５）総合ポイントは８．０／１０．０でした。このメニューは素直にうまいです。一度、行ってみる価値はあると思いますよ。

  2005/08/23

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  本場韓国の「辛ラーメン」

  韓国から持ち帰った、今や世界的に有名なカップラーメン「辛ラーメン」を食べてみました。 以前、食べた味を忘れてしまったんですが、今回食べた印象は、つ～んと突き抜ける辛さのラーメンでした。スープはキムチのような独特の酸味と、唐辛子の辛さが際立っていて、麺はかなりボソボソ＆ゴワゴワでした。スープは面白いんですけど、麺は不味いですね～。具はネギ、しいたけ、唐辛子のカケラが少々という感じで、素ラーメンっていう感じでしたね。おやつに食べるならいいかもしれません。

  2005/08/19

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  ちゃぶ屋（塩）＠護国寺

  ラーメンツアー４軒目は、護国寺にある「ＣＨＡＢＵＹＡ　ＳＩＯ－ＲＡＭＥＮ　ＢＲＡＮＣＨ」に行って来ました。さすがに４軒目になるときついですね。３軒目から参加したメンバーもいたので、そのメンバーはまだまだ元気でした。ここは、ちゃぶ屋のなかでも、塩ラーメンを専門にしている店です。基本的に「塩ラーメン」か「梅塩ラーメン」がメニューです。それに味玉やチャーシューを追加する形です。私は「梅塩ラーメン」を注文しました。スープは、あっさりしているけれども、味わい深い独特の風味です。ダシを煮込んで取るというのが常道ですが、ここでは素材を粉砕して、溶かし込むという技法を使っています。それがあっさりだけれど、味わい深い風味を作っています。同じ塩でも、ここの風味はよそでは味わえない独特の旨みです。私は好きですね～。（３．２／４．０）麺は、３軒目に食べたヌルヌルの湯で加減とは違い、ツルツル・シコシコのちゃぶ屋独特の麺が活きていました。スープと相性のいい麺ですね。（２．１／３．０）具は、脂のやや少な目の柔らかいチャーシュー、酸味を抑えた梅ぼし、シソ、トロロ昆布です。あっさりした風味が活かされる、日本人好みの味ですね。美味いです。（１．２／１．５）バランスは、梅茶漬けを思わせるあっさり和風の構成で、なかなかです（１．３／１．５）総合ポイントは７．９ポイントです。なかなか美味しかったですね。初めて食べたときの感動はありませんでしたが、高いレベルは維持していると思います。難をいえばチャーシューの個性が弱まったことくらいでしょうか。

  2005/08/18

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  柳麺　ちゃぶ屋＠護国寺

  ラーメンツアーの３軒目は、今や超有名店となった「柳麺ちゃぶ屋」＠護国寺です。現在、味の異なる５店舗を展開している、ラーメン業界で最も勢いのある人物の１人である森住さんのお店です。ガチンコラーメン道の佐野実氏も絶賛した自家製麺が一番の売りです。仲間たちは「ラーメン」にチャーシュー、味玉などをトッピングして注文していました。私はさすがに３軒目なので普通に「ラーメン」７００円を注文しました。スープは、鶏と豚を中心にバランスよく作り上げた、あっさりとしながら切れ味のあるスープです。長ネギ、アサツキの輪切りと、揚げネギの３種のネギがスープに清涼感と香ばしさを与え、さらに味を高めていました（３．２／４．０）麺は、加水率がやや高く、熟成の進んだ中太ストレート麺です。ツルツル、シコシコした触感が心地よい麺…のはずでしたが、麺を茹でる際に、しっかりとお湯をくぐらせていなかったので、ヌルヌル、ベトベトした触感が残りました。これは明らかに作り手のレベルの問題ですね（１．７／３．０）具は、細くてシャキシャキした触感のメンマ、ほろほろ崩れるチャーシューとバランス、味とも文句なしです（１．４／１．５）バランスは本来いいのですが、麺のレベルが明らかに下がっていて、全体のバランスを少々、壊していました（１．１／１．５）総合ポイントは７．４ポイントです。本来なら軽々８ポイントは越える店ですが、店主が経営に忙しく現場から足が遠のいたせいで、味が落ち始めていました。これだけの名店なので、今後が心配です。お弟子さんにはがんばってほしいですね。

  2005/08/18

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  ラーメン秀＠赤坂

  ラーメンツアーの２軒目は、赤坂にある「ラーメン秀」でした。この店は博多に本店があり、現在、いくつかの店舗を全国で展開しています。以前にも「秀」に２回ほど行ったことがあり、一回目は今はもうない渋谷の麺喰王国、２回目は同じ赤坂店に行きました。その時に食べたラーメンは「極み」というもちもちした平打ち麺に濃厚なスープ、角煮が入ったものでした。その味が素晴らしかった思い出があり、今回の再訪となった訳です。仲間はマー油（にんにく油）のかかった「黒らーめん」や、普通の「ラーメン」、まるで「ざるそば」のような「つけ麺」などを食べていました。その中では濃厚な「黒ラーメン」が一番でしたね。私は「もつそば」９００円を注文しました。スープは甘めのダシで、豚ベースで野菜も少々入っているような気がするのですが、甘すぎてダシの味がつかめ切れませんでした。妙な甘みが私個人は好みではありませんでした（２．０／４．０）麺はストレートと中細麺で、やや柔らかい湯で加減でした。もう少々、固くてもいいかと思います（１．７／３．０）具は焼いた長ネギと博多直送のモツでした。私はモつ煮が好きですが、ココのモツは固くて、ゴリゴリした触感のものが多かったのが残念です（１．０／１．５）バランスは、「何でこれがラーメンなの？」と疑問に感じる構成、味付けでした（０．６／１．５）総合ポイントは５．３ポイントでした。創作メニューも姿を消し、味のレベルも格段に落ちていました。古武士や今のすみれのような凋落気味の雰囲気が漂っています。このままだと１～２年以内に撤退の可能性も感じました。

  2005/08/17

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• リューキューアーユーを食べる会＠赤坂見附

  ラーメンツアーの１軒目は赤坂にある「リューキューアーユーを食べる会」に行ってきました。やたらと長たらしい名前ですが、このお店は二子玉川にある「鮎ラーメン」の２号店です。鮎と鶏のみからダシを取った非常にあっさりとした上品な味で有名なお店です。今回は５名のメンバーで入店しました。それぞれ「鮎ゴトラーメン」１０００円、「鮎ハーフラーメン」８００円を注文していました。これらはトッピングの鮎が一匹か、その半分かということなんです。おすそ分けをいただきましたが、相変わらずあっさりとしながら切れ味のある美味しいラーメンでした。さて私が注文したのは「鮎涼ラーメン」１５００円です。これは鮎ダシの冷やしつけ麺セットで、麺とつけ汁の他に、薬味皿（ワサビ、長ネギ、赤カブの漬物）、鮎フレークのご飯、鮎の一夜干し、さんぴん茶の豪華セットです。麺はあっさりとした細ウェーブ麺で、涼感の活きるいい湯で加減でした。（２．８／４．０）つけ汁は、ダシごと凍らせていて、とても冷たくなっていて、いつまでも冷たい状態で食べられる工夫がステキでしたね。薬味との相性もなかなかです。（２．５／３．０）付け合せは、鮎フレークご飯が塩加減、味加減ともに上々。鮎の一夜干しが焼きたての香ばしさ、塩梅もさつことながら、つけ汁につけて食べた後に、つけ汁の旨みがさらに高まり、相乗効果を高めていました。最後に少し残ったご飯に、鮎の一夜干しをのせ、つけ汁少々と美味しいお茶を加えると特製鮎涼風茶漬けの出来上がりです。これがまた抜群でした。（１．５／１．５）バランスは申し分ありません。（１．５／１．５）総合ポイントは８．３ポイントです。これでもかというばかりの幾重にもわたる味のオーケストラ、このセットを嫌いな人は鮎が嫌いな人だけでしょう。これはオススメです。ぜひ一度、食べてみてくださいね。

  2005/08/17

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• ラーメンツアー無事終了しました。

  今日は１０人のメンバーでラーメンツアーを開催しました。お盆の臨時休業のため、当初予定していた候補を大幅に変更し、１軒目は「リューキューアーユーを食べる会」＠赤坂見附２軒目は「らーめん秀」＠赤坂３軒目が「柳麺ちゃぶ屋」＠護国寺４軒目が「ＣＨＡＢＵＹＡ　ＳＩＯ－ＲＡＭＥＮ　ＢＲＡＮＣＨ」＠護国寺となりました。わずか４時間程度の間に４杯のラーメンを食べるのは、なかなか辛いものがありましたが、楽しい仲間と食べるラーメンはまた格別でした。詳しいレポートは後ほどということで…。

  2005/08/16

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• ラーメンツアーで行くお店

  今日は３軒、食べに行く予定です。１軒目が、四ツ谷にある「広島ラーメン　ぶちうま」→辛ウマのつけ麺店２軒目が、麹町にある　「２代目　めん徳つじ田」→魚介系豚骨の美味い店３軒目が、護国寺にある「ちゃぶ屋」→自家製麺が冴える醤油の名店以上、３軒の予定です。なんだかんだで９名参加することになりました～♪今から、楽しみです。結果は夜に報告します。

  2005/08/16

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• 明日はラーメンツアー

  明日、仕事関係のラーメン仲間と美味いラーメンを食べに行きます。もともと職場のラーメン好きの数人で始めたラーメンツアーでしたが、次第に人数も増え続け、今では１０人くらい参加する規模に成長しました。年齢性別もそれぞれで、「美味いラーメン喰いたい」という共通目的で集まったメンバーなんです。また、このブログに載せているラーメン情報やメンバーが食べたラーメン情報、さらにツアー情報などを送信する「ラーメン・メーリングリスト」も送信総数７００通を超え、参加者も２０名ほどになりました。順調にラーメン道を極めるべく、数を重ねています。ブログを見て、関心のある人は、私、ぴろろんの私書箱あてにメッセージを送信してくださいね♪

  2005/08/15

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• 韓国の食事について

  出張で、カキコミがごぶさたしてました。今日も時間もないのでとりあえず画像だけアップさせてもらいました。時間をみて内容も修正してアップする予定です。

  2005/08/13

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• ラーメン花月　嵐＠荻窪

  久々にチェーン店の「らーめん花月」に行って来ました。店内で流れている放送を聞くと、ニンニク使用量世界一のラーメン店でギネス申請しているとか。ラーメンバブルがはじけ、真の実力が問われる時代になった今、生き残りの話題づくりに大変なんですね～。最近、残業だらけでかなり疲れ気味で、カラダがニンニクをほしがっていたので、今日は「にんにくげんこつＢＬＡＣＫ」６９０円を注文してみました。スープはＰＲの通り、ニンニクがスープにふんだんに溶け込み、しかもスープの上にはマー油（ニンニク油・熊本ラーメンの定番）を仕込み、ダブルにんにくテイストで、明日の仕事が心配になるくらいたくさん入っていました。ただ化学調味料がニンニクの風味の後ろに見え隠れしているのが、少々、気になりました。ダシは野菜と豚が強めの鶏がやや弱めっていう感じでしたね。ニンニクのジャンク風味がチェーン店にしてはしっかりしてますね。下手な個人経営店より旨いです。（２．６／４．０）麺は博多ラーメンの加水率の低い、ストレート細麺でした。…が、しかし、油で加減がゆるいので、少々やわかったですね。強烈なニンニクスープに負けてました。（１．４／３．０）具は、固いモモ肉チャーシュー１枚。メンマは普通。味玉はなぜか酸味が強い固ゆででした。酸味の意味がわかりません。具の弱さでチェーン店の弱点を露呈してしまいましたね。（０．７／１．５）あの二郎のようなジャンクさをチェーン店で、スマートに実現しようとする心意気は買いますが、バイトのお兄さんがつくっている限り、二郎の伝説を越えるのは難しいですね。バランスは、まあまあといったところです。でもチェーン店としては十分いけてると思います。（１．０／１．５）総合ポイントは５．７ポイントでした。「ラーメンはジャンクだ！」という経営者の魂は伝わってきました。

  2005/08/05

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  福吉＠新高円寺

  今日はお昼休みにチャリをとばして、新高円寺まで行って来ました。ここには埼玉の名店「福吉」の２号店があります。職場からそんなに遠くないせいか、ここにはよく足を運びます。私のお気に入りは「つけ麺　味玉入り」６９０円です。値段もリーズナブルなこともよく来る理由です。まず麺ですが、ウェーブ系の細麺で、やや芯を残した感じがいいですね。なかなかの湯で加減です。しかも麺の上に魚粉がかけられているので、麺そのものも美味しくたべられます。（２．５／４．０）スープは魚介を前面に出したスープで、魚好きにはたまりませんね。少々、化学調味料を感じさせるのが難ですが、それでも十分美味しいですね。熱々に熱しられているので、「あつもり」にしなくても最後まで温かい状態で食べられます。（２．１／３．０） 具で一番気に入っているのは風味豊かな細かく針のように並んだ乾燥海苔です。スープと別盛りになってるんですが、スープに入れると香ばしさと塩の香りが広がってとても美味しいですね。チャーシューはまあまあ、メンマも歯応えがあっていいですね。味玉は普通です。（１．２／１．５）バランスはとてもいいですね。具、麺、スープが上手に絡んでいます。魚ダシ好きにはたまらない、つけ麺だと思います。（１．３／１．５）総合ポイントで７．１ポイントです。魚好きにはオススメです。

  2005/08/04

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