疑念をもたれないためのプレイ論
165 チガヤ(Imperata cylindrica) バスキアさんの記事に感じるところがあったので、自分なりの考え方を書いてみます。 私がDMを始めた頃だからもう3年以上前でしょうか。 確か、イカサマをされないためにというコラムを、どなたかがサイトで書かれていましたが、そこでも自分がシャッフルしているとき、自分のシールドや手札のカードを配っているときが、一番相手への注意がおろそかになるとされていたと記憶しております。【不正な手段を使われないために】 不正な手段をとられないために私が必要だと思うのは、1 対戦者の動きに注意を払う(チラ見かガン見(ナラセラスタイル)かは本人のカラー次第でどうぞ)2 疑問に思えば遠慮なくマナ、墓地等のカードや枚数を確認する((対戦者に断った上で、)公開されている情報を確認するのはプレイヤーの権利なので、遠慮する必要はありません)3 自らは疑惑をもたれないプレーに努める(それぞれがクリアなプレイをしていれば、多くのトラブルは事前に防げます) ということです。 【疑いをもたれないプレイ】 1、2は当り前で、各自が意識するように努力すれば、習慣とすることは簡単です。 私が特に伝えたいのは、3の疑いを持たれないプレイです。 3をなおざりにすると、各プレイヤーは、自ら1と2を十分にするしかないので、結局、対戦に余計に時間がかかるのではないか、というのが私の主張です。 具体的にどういうことかというと、ホントに単純なことです。(1)対戦前に自分と相手のデッキのシャッフルと枚数確認をする→自分のシャッフルを簡易に済ますことはあっても、相手のデッキの枚数確認とシャッフルは確実にしたいもの。 実際に公式大会でも2回戦以降で枚数の多少が判明したりしています。 確実なシャッフルの依頼は、うしろめたいことをしていない表明でもあるわけです。(2)シールド設置と手札のドローは順番に従い1枚ずつする →手札のドローを先にしたり、シールドをランダムに設置したりするのは不要な疑惑を生むだけなので避ける。 シールドにしろ手札にしろ、対戦者が確認できない方法(重ねてドロー)で処理するのはNGです。(そこまではしませんが、対戦相手から初手の手札枚数を確認されても、仕方がないことです) 1枚ずつ処理するというのは、相手に不正はしていませんよという意志表示をしているということです。 エナジー・ライトやトリプル・ブレインのドローにしても、2枚あるいは3枚まとめてドローしたのでは対戦者が確認できません。 1枚ずつドローすることで、お互いに気持ちよくプレーできるはずです。(3)手札を机の下(対戦者からの死角)に持たない→同じスリーブで、デッキとは別に切り札を机の下に隠しているようなプレイヤーは、まぁいません。 ただ、ここでは、疑惑をもたれないプレーをすれば、無駄な確認は省略できるし、気持ちよくプレーできるというのが主張なので、あえて、机の下に手札を持っていく必要性があるのかということを問題にしています。 (4)マナのタップは確実にする、アンタップは自分のターンの前にする →さすがに公式イベントや公式大会で対戦者がマナをタップしなければ、ほとんどの人がマナをタップするよう指摘するはずです。 でも、店舗での公認大会となるとどうでしょう? 各プレイヤーが確実にマナタップをすることで、不正なプレイをある程度、締め出すことができるのです。 マナのアンタップも、自分のターンの終わりにするのが最近のトレンドのようです。 でもガイアクラッシュ・クロウラーのような効果のカードがあるのだから、マナのアンタップは自分のターンの前にするのがルールですよ。 これも、関係ないところで自分のマナに触れないということなので、不正のあぶりだしにも役立ちます。 思いつくのは以上のような点でしょうか。 考えてほしいのは、例えば、お互いのデッキをシャッフルして枚数確認をする行為も、自分では必要ないと思って拒否すると、結局、環境を確認作業をしにくい雰囲気にしてしまうということ。 マナのタップにしてもしかり。 この4点だけでも実践できれば・・、若者のプレイヤーが見本となって、正しくてカッコいいプレイングとして広く認知されれば、不正も不正しているんじゃないかという疑惑も、大幅に改善されると思いますが、皆さんのお考えはどう?