Saraちゃんと伝ちゃん
昨年11月、そして、この1月、シェルティーズは日本のお友達と、再会できないまま、悲しいお別れをした。しつけ教室の先生の愛犬であるSaraちゃん(ミニチュア・ダックス)。キラキラした目で、まっすぐに先生を見上げる愛くるしい顔が忘れられない。数年前に大きな手術をして以来、病気がちだったと後で伺った。たくさんのお友達が、最後のお別れに来てくれたそうだ。みんなに可愛がられたSaraちゃん。先生はSaraちゃんのことを思うと、ほんわりした気持ちになるそうだ。先生とSaraちゃん、そして先生のお仲間のみなさんとワンコ達に出会い、私は人間とワンコとの関係、絆というもの考えられるようになった。伝ちゃん(伝助くん)は、ノエルさんのボーイフレンド。同じ年齢のシェルティー。「血管肉腫」という病気だったそうだ。国内転勤後、WOODYさんが経営なさっていたドッグカフェで出会った。おっとりとしていて、心優しい伝ちゃん。しつけ教室に通ったり、いろいろな場所に連れて行くようになり、少しずついい方向に向かっていたとはいえ、まだまだ他のワンコが苦手で、吠えたり、逃げ回ったり、決して自分から近づこうとしなかった当時のノエルさん。そんなノエルさんが、伝ちゃんだけには吠えず、自ら近づいていった。伝ちゃんもみんなに可愛がられたワンコだった。伝ちゃんファミリーもとても素敵なご家族である。Saraちゃんも、伝ちゃんも、世界一幸せなワンコだったと思う。Saraちゃんと伝ちゃんがみんなから愛されたワンコであったのは、もちろん彼らの性格もあるが、それ以上に、飼い主である先生、パパさん&ちゅみちゅみさんが魅力的で、愛情豊かで、ワンコとのいい関係を築いていたから。飼い主とワンコの数だけ絆がある。本当にいろいろと教えられた気がしている。Saraちゃん、伝ちゃん、この世のワンコたちがみんな幸せに暮らせるように見守っていてくださいね。