Dog Show <ぽん一族編>
オビディエンス競技の会場を後にし、我がぽん一族・・・いや、シェットランド・シープドッグがトップバッターで登場するドッグショウの会場に移動。*上の画像、紺色のスーツ姿の女性がジャッジ。アルゼンチンの方。ひとつの芝生の広場が中央でふたつに区切られ、左側のエリアではシェルティーの、右側ではアイリッシュ・セッターのコンペティションが同時に行われた。(思っていたよりもこじんまりとしていた。)この画像の向かって左側には建物があり、その中では、ポメラニアン、ブルテリアなどのテリア系ワンコ、チャイニーズ・クレスティッド・ドッグなどのコンペティションが行われた。クラスは以下のとおり。Minor Puppy(6~9ヶ月) Puppy (6~12ヵ月)Junior(9~18ヵ月) Intermediate(18~36ヶ月)Australian Breed(6ヶ月以上)Open(6ヶ月以上)雄と雌に別れ、各クラスで順位がつけられる。各クラスで1位となった犬の中から、キングとクイーンが選ばれ、最終的に"Best of Breed"(その犬種のチャンピョン)が選ばれる。"Best of Breed" に選ばれた犬は、属するグループ(例えば、シェルティーだとワーキンググループ)の中で順位がつけられ、"Best Exhibit in Group" に選ばれた各グループの犬の中からこのショウのチャンピョンである "Best Exhibit in Show" が選ばれる。(パピーも同様。)この決定戦は、明日の土曜日に行われる。テレビや映画(「ドッグショウ!」)で、その様子を見たことはあるが、実際に間近で見るのは初めての私。わくわく♪である。のえぱぱは、独身の頃、週末を挟んだ海外出張の折、見たことがあるらしい。(写真を見たら、ボルゾイばかり写っていた・・・どこ?)しかしながら、さすが「ぽん一族」の名付け親、だれもいない会場を見ているだけで顔を緩ませていた。おまけに、お隣の会場にアイリッシュ・セッターのパピーが入場すると、「お~!*ティナ一族!」と大興奮。 *ティナ一族 友人のパートナー犬であるアイリッシュ・セッターのTina さんに ちなみ、のえぱぱが名付けたアイリッシュ・セッターの総称。アイリッシュ・セッターのパピー達に少し遅れ、シェルティーのパピー(雄)が入場!・・・・・・・・2頭・・・・・・・・「すっ、少ないね・・・」「奥さん、プログラムによると、全部で48頭。これからやぁ!」確かに、普段滅多にお目にかからないシェルティーを48頭も一挙に見れるだけでも幸せ。ヴェルデくんの級友・モコモコさん(ラゴット・ロマニョーロ)は1頭だけの参加だし・・・こちらはジュニア(雄)とインターミディエイト(雄)の2頭。こちらはオープン・クラス(雄)。←1位に選ばれたシェルティー。この日は強風で、ハンドラーは大変だったと思う。ちなみに、どのくらい強風かというと、紙コップのカプチーノの泡が飛んでいってしまうくらい。液体まで飛んでいきそうだったので、生まれて初めて、カプチーノの一気飲みをし、生まれて初めて、ぬるいカプチーノでよかったと思った。(ほんとは、火傷するくらい熱いのが好きなのに!笑)ジュニア・ハンドラー登場のマイナー・パピー・クラス(雌)。1位獲得!お見事!↑こちらはパピー・クラス(雌)に参加の3頭。1位を獲得した このブルーマールの女の子は、シェルティーのベスト・パピーに選ばれた。↓トライ色の激戦区となったジュニア・クラス(雌)。↑インターミディエイト・クラス(雌)。1位(右)と2位(左)のシェルティーさん。そっくりだと思ったら、なんと、姉妹!退場する姿も実に愛らしいぽん一族!クイーンの座は・・・オープン・クラス(雌)1位のブルーマールさん。そして、いよいよ、キング(右)とクィーン(左)の対決!このふたりのハンドラーの戦いは凄かった。この場面でも、決して目を合わすわけではないのだが、火花が散っているのがわかった。左側の紺色のスーツのハンドラーは、右側のメガネをかけたハンドラーとクラスが一緒になる度、彼女に1位の座を奪われてきた。2位になっても仏頂面。想像なのだが、他のドッグショウでもよく顔を合わせているのでは?メガネをかけたハンドラーは、ジャッジに対するアピールが凄かった。最前列で見ていた私達からジャッジの表情はよく見え、どのコとどのコを迷っているのか、何となくわかった。私達でもそうなのだから、ハンドラーにはジャッジの気持ちがダイレクトに伝わっているのだろう。感触がいいと感じたら、彼女は「私ですよね?ね?」と言っているかのように、前方に少しずつ踏み出してみたりするのだった。"Best of Breed" に選ばれたのは、キングだった。帰りに、キングに選ばれたシェルティーさんのブースに行ってみた。ハンドラーと犬舎のスタッフなどの関係者がシャンパンでお祝いをしている最中であった。「写真を撮らせて下さい。」とお願いすると、快諾してくださった。ボクがキングです。ここに登場したシェルティーズはみんな、思いのほか小さかった。我が家のシェルティーズと同じくらいに見えた。小型化が進んでいるのだろうか?たくさんのシェルティーズを見られるだけでも満足なのに、他にも見所満載で存分に楽しめた初ドッグショウなのであった。<おまけ>シェルティーの後は、Briard というワンコ。最後まで見たかった・・・(涙)「Tinaさん、見てますかぁ~」と言うことで(笑)、ティナ一族の様子。アイリッシュ・セッターのジャッジは、ハンガリーの方。「ドクター、ショウのHPの写真、変更なさったほうが・・・」と思わずおせっかいなことを言い出したくなるほど、格好よかった。(笑)