カサブランカ
映画が好きという人であれば、ぜひ見て欲しい作品だと思います。「カサブランカ」この作品には逸話は尽きないですが、映画の基礎ともなる状況だけは、把握していないと作品は楽しめないと感じます。この物語は、第2次大戦中の1942年に作られています。ナチスにパリを陥落させられたフランスには、当時、ビシーと言う都市にペタン元帥を首班とする親ナチス政府が出来ていました。(ビシー政府)そのビシー政府フランス領であるモロッコの都市、カサブランカ。ここには、戦争を逃れ、ヨーロッパからアメリカに向かおうとする人々で、ごったがえしていました。逼迫する情勢の中、旅券は手に入るものではなく、高額に釣り上がった旅券を求めて、ある人はカジノで一攫千金を目指し、全てを失い、ある人は、殺人を犯していきます。劇中に流れる、「ラ・マルセイエーズ」(フランス国歌)は感動的です。サム(役名)が弾く「As Time Goes By」のやさしいメロディー。リック(ハンフリー・ボガードの役名)が渋い声で言う「Here's looking at you, kid!」(君の瞳に乾杯!)は映画史に残る名台詞です。そして、この頃の、イングリッド・バーグマンは、本当に輝いて、美しい!ラストシーンの、ワインのラベルの意味を見逃して欲しくはありません。 注文の多い洋服店の世界初の挑戦!!! 情熱創造プロジェクト 「情熱創造プロジェクトとは」 「情熱創造プロジェクト」