Edinburghの雲

[スコットランド物語★☆編] カテゴリの記事

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• ポジティブに行こう！！

  このところ珍しく気分は不調・・・('_')先週から風邪がおなかに来たのか頭痛と下痢を繰り返ししかも～寒い！ヨーロッパ大寒波だそうだ日本だって、もっと寒いところがあるんだから文句は言えないんだけどぉーピリピリ寒くて切なくなるよーそんなに寒くて不調なのに土曜はCelticの応援に行った・・・俊輔さん、先週発熱したので、初欠場！しかも、最下位のダムファームリンに負けたぁ～～～なんちゅうこっちゃまあ、現地紙に｢中村がいないとダメだ！」と書いていただいたので気分を直すとするか。俊輔さん、元気になってー・・・と、こんなときお友達のyu☆さんが面白い記事をおくってくれたのだちょこっと紹介スコットランドのグレンジマウスに住む20歳のアラン・ベニー君。公園を歩いていると　見ず知らずの魚を持った男が近寄ってきて「Do you want to kiss my fish?][お前、俺の魚にキスしたいと思わないか？」あなたならどうする？？アラン君は、多分あなたと同じ方法をとったのですそう、無視したわけそうしたら、この魚男(魚君は可愛いけど、魚男は気味悪い！）「俺がキスしろって頼んだら、ちゃんとキスしろよ！」と怒ってその魚でアラン君をポカリアラン君のほっぺたにはあわれ！うろこが刺さり、はれ上がったのだそうな。当然、この男は逮捕されました。世の中、変な人がいるのよねー私も前に｢バスの中で、人に向かってブドウ投げる女」に遭遇したことが！なんか、スコットランドって食べ物系変質者が多くない？なんて書いているうちにふっふ楽しくなってきたよんさあ、今日も壊れたヒーターにもめげず頭痛にもめげず楽しくいきまっしょい!!!!!

  2005.11.28

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• 初体験☆人間ドック

  ここんとこ　すこぶる天気がご機嫌斜め雨・・・豆・じゃなく雨・・・雨・・・今日も朝から土砂降りだ～～～～寒くなって、風邪も引く半月前のマースケに始まり１０日前からダンナさん、鼻が大雨とうとう私にも来て　昨日から鼻水全盛期にはいってしまったmajabeeさんも風邪引きだ！いっしょ！いっしょ！エディンバラ、みんなで引けば怖くない鼻ズルズルなのに今日は人間ドックにいったのだ初めてだからドキドキする英語で言えるように持病の貧血　anemia　をメモしついでに　便秘も・・・constipation事前に検尿　検便容器をもらっていたのに、後者はとうとう達成出来ず説明しなくちゃいけない（苦）Murrayfield　hospital　はスッゴイ急坂のてっ辺にあるダンナさんと、「これって病人はとてもじゃないけど上がれないよね」「うん、たどり着く前に死んじゃうよな」などなど、語りつつ到着受付に行くと、早速ダンナさんは問診へ私はレントゲンへレントゲン室では使い捨ての紙製検査着にガウンに着替える早速レントゲン室に入るとまず胸のレントゲン（これは日本と同じ）次にバリウムだ（大っ嫌い！）老紳士（医者らしい）が入ってきて「Nice　to　meet you! Rika」(oh～名前で呼ばれた）彼はおもむろに放射線よけのガウンを羽織りバリウム検査の台にいる私にマクラをくれた（なんて気遣い！）「チョト　マズイケド　コレノンデ」と例の発砲顆粒の薬とジュースをくれる飲み干すとバリウムが渡され｢イッカイ　ダケ　ノンデクダサーイ」え？一口でいいの？？「モウイッカイ　ノンデクダサーイ」え？？２口？？そのままコップは取り上げられて台の上で「アッチムイテ～　コッチムイテ～」とお医者さん私の横にずっといながら写真とっていく「アナタノ　イ　キレイデース」などとお褒め頂ながら・・・である日本のお医者様は絶対、レントゲンの部屋に同室したりしないよね本当に大丈夫なのだろうか・・と心配しているうちに「ケンサオワリデース」(以上カタカナは英語のつもり）結局バリウムは２口だけであった(ハッピー）何で日本は紙コップイッパイ飲むのだろう。続いて診察問診の後パンツとブラだけで診察台に上がり聴診器から始まりお腹、脚気、筋肉反応まで一通り見た後、乳房のしこりを見るから｢看護婦を呼んでくる」という呼ばれて入ってきた看護婦さんはつまりセクハラ防止の監視役、ということらしい採血して待合室に戻ると｢尿再検査｣となったダンナさんが検尿セットをもってせっせと水を飲んでいた紅茶２杯ココア２杯水２杯でめでたくトイレに行ったダンナさん検尿の結果、無罪放免となり２時間の検査が終了よし！これで来年はもうドックのベテランだ！って、最後にお土産が待っていた｢検便達成したら、もってきてね」と検査容器が｢念のため」って２こ（！？）ああーあの坂、又登るかと思うと昨日コーラックのんどきゃよかった～～～

  2005.10.24

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• スコットランド人はケチ？？

  よく、スコットランド人をさして｢ケチ!!!」といいます本当のところはわからないけれど、彼ら自身も、自虐的に自分たちをStingy　とか　Mean　とかStingyもMeanも　両方ケチをさしますがどうも　Meanのほうが｢欲深い｣ニュアンスが強いそうですつい先日も、「おれらはMeanだからね」なんて開き直る(>_

  2005.09.24

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• 

  久々！面白いもの見つけた！第３弾！！

  久しぶりに、見つけました！｢通販カタログシリーズ｣(勝手に命名）面白いもの発見！ペット好きはスコットランドも日本と同じ。車にケージを積んでいる人もたくさんいてどこに行くのもワンちゃん一緒ご飯だってちゃんと食べさせてもらうの！？？ネコちゃんワンちゃん用、スポーク！(スポーンとフォークの合体）はい、あ～んして～☆☆☆☆☆アイロンがけも、楽しくなきゃねそんなアナタにこんなアイロン台カバーみっけ！彼の名前はMarkだとかパパさんようもありました・・・彼女はJordanだそうです・・冗談だろー(ごめんですm(__)m）しかも・・アイロン掛けすると・・とんでもないことが起きる？？！！？？これ以上かけない・・・ちょっと、HPの気品が・・・気を取り直して☆☆☆☆☆実用版！！今日のｲﾁｵｼ商品！クモ取り機マジックハンドの要領で、先をぱっと開けてシャキっと取れる優れもの（らしい）ゴキブリにも応用利きそう。ゴミ拾いにも良いか・・・さて、他にも｢運転中居眠り防止アラーム｣などもあり、真剣に購入を検討しているところです。もうスコットランドは、｢クリスマス商戦｣花盛り！！面白いもの見つけた！第１弾！面白いもの見つけた！第２弾！

  2005.09.15

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• 確執を超えるということ

  外国に住んでいると、日本人であると言うことを改めて思い知らされることが良くあります。たとえば、香港にいた時日ごろはとても親日家が多く居心地のいいところですがひとたび終戦記念日や、尖閣諸島の火種が再燃したりすると総領事館に抗議のデモがあったり中には地下鉄で日本語でしゃべっていたらやおら、頭を殴られたという友人もいたりしてここスコットランドは暖かい真心に触れることが多く世界の国々の中でも、日本人に住みやすいところですそれでも時折　差別かなあと感じることがないわけではありません。それは単純なアジア人蔑視ということよりも底辺には第２次世界大戦時に教えられた日本人に対する敵国意識が残っているからと言う話を聞きました。捕虜になって、筆舌に尽くしがたい苦労をした人も多くそういう記憶が日本に対する誤解を未だに孕んでいるというのも事実です。去年の暮れのこと主人はある老夫婦に｢日本人か？」と声をかけられましたそのご主人は｢私は戦争以来、日本が大嫌いだった。ひどい国だとずっと信じてきた。ところが息子が日本に転勤になり、先日息子を訪ねて日本へ行ったら私の想像していた日本とはまったく違う日本はすばらしい国だ今まで誤解していて本当に悪かった」と。日本人である私たちからすれば、戦争ははるか昔に過ぎ去り普段は思い出すこともない人が多いと思うのですが世界中にはまだ、その重荷を背負っている人がたくさんいるんですねそれ以来、このご夫妻とはずっと交流が続いています昨夜、２０人ほどのスコットランドの友人たちと一緒に食事をする機会がありました。ロバートバーンズの｢Auld　Lang　Syne」が｢蛍の光」として日本でも歌われていることに話が及ぶと、「歌って～」ということになりその場にいた日本人５人で、うろ覚えながら歌うと「じゃあ、われわれも」と、今度は原語で。なんともいえない暖かい心の糸がすぅ～っと流れて行きます。いろんな違いはあっても、感動する心は一緒なんだなと、しみじみ感じた素敵な夜でした。国々にはそれぞれの歴史があり歴史観があり思いがあります。海外に生活していると、いやな思いをすることも少なくはないのですが｢いごごち悪いね」で終わらせるのではなく自分から心を開いて行くこと、平和って言っても結局はこれが一番の近道なのかもしれないとこのごろしみじみ思います人と人を隔てる壁を超えることはけっして不可能なことではないんですよねそれも難しいことではなくて相手を｢わかろうという気持ち」とか｢違いを認める気持ち」さえあれば言葉の壁も、文化の壁も超えて行けるんじゃないかそんな気持ちになった、昨日の｢蛍の光」です。

  2005.09.09

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• え？ほんとにいいの？？

  日本と外国、いろいろ違いはあれどこんなに違うとはしらなんだ！さあみんなで思いっきり驚きましょーイギリスのトリビア　年齢編まず、タバコは16歳から　これは前にもやったよね絶対に許せない法律のひと～つ！！1日2時間までならアルバイトが出来るのは13歳！うーん、日本は高校生から？運転免許は16歳ちなみに飛行機17歳私のうちの上は20歳まで飛行禁止よ～～自分でペットを買えるのが12歳勝手に買ってきてもペット禁止のアパートだったらどうするの？？花火を買っていいのは16歳！！イギリスの花火は危険なのかな道端で物乞いをして良いのが17歳からへぇ～法律があったんだ。レストランでお酒を飲んでいいのは16歳からただし、父兄同伴の場合のみ・・・ってそういう問題か？？そして極めつけ！家でなら5歳からお酒が飲める！！！ということは我が家でマースケと晩酌が出来るということなんという国だ～～～～薬として始まったウイスキーの歴史の名残なのでしょうかこれは英語クラスの今日のトピックス｢日本では、お酒は20歳を過ぎてから」というとイギリス人の先生をはじめ、スペイン人、ドイツ人のクラスメート全員から「OH！NO！！」という反応がありました。え～？？日本が変なの？？これも文化の違いなのでしょうかそれよりも健康に対する認識の違いじゃないかという気がするけど。我が家はどこにあっても、日本の法律遵守にしようっと！

  2005.09.06

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• ついに！ミリタリー　タトゥ開幕！

  ついに開幕！待ちに待ったミリタリータトゥエディンバラ城の前の広場で繰り広げられるブラスバンドの大会ですブラスバンドといっても、メーンはスコットランド各地の軍所属のバグパイプ隊！これが最高の迫力です！な～んて言うものの、実は私、券を買うことができませんでした(｡＞0＜｡)年毎に人気が高騰しているミリタリータトゥ。毎年、前年の12月から発売が開始されます。（オンラインと郵送申し込み）チケットボックスが開くのは3月のはじめ。これはその日のうちに完売になるほどのスピードです。でもって、私が券を買いそびれたことに気づいたのが3月7日。もう時はすでに遅し・・・。そこでリハーサル券を狙うことにしました。これがなかなかお得もの。本番とまったく同じショーで、しかも全席半額！違うのはマスコミの取材が入るので、カメラマンがウロウロするということだけ。それさえ我慢できれば、お買い得。今年のリハーサルは8月4日券の発売は7月25日の10時からでした。オンライン、電話、チケットボックスの3つの方法がありますが、「電話はかかりにくいし、オンラインは直前にパソコンがばぐったらおしまいだよ」という息子の意見に、チケットボックスで並ぶことに。「何時に並ぶ？」チケットボックスの話だと、例年6時くらいから並ぶといいます。そこで「5時に行こう！」「よし！！」朝5時、タクシーを呼び、折りたたみのイス、防寒具（寒い！）ホッカイロ（寒い！）紅茶のポット（熱々）傘（念のため）本（必需品）以上を抱えて向かいました。5時10分着ドアの前には、すでに1番：青い目の青年2番：東洋系の若いお姉さん3番：スコットランド人のおばあさん2人　（これが大変なおしゃべりでした）・・・が並んでいてびっくり。でも私たちは見事に4番手を獲得。ほっそして待つこと5時間。希望の座席の確保に成功！正面の1番いい席は33ポンドですが16,5ポンドで買えましたそして行ってきた昨日のタトゥは5時間並んだことも吹っ飛ぶほど豪華で迫力があって、素敵な一夜でした。ただ、開始時間は9時半なので（結局始まったのは10時でした^_^;）当日は必ずお昼ねしましょう！お昼寝のおかげで、マースケは最後まで目を真ん丸くして見ていました。毎年恒例のハイランドダンスはなんとNZのハイランドダンスとの競演でした（マダムさんよかったですよ～）かおっとも大感激かおっとらんどの感激はこちら本番は今日5日から始まります。そしてエディンバラは、一年で最も人口が多い夏のフェスティバルを迎えるのです。

  2005.08.05

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• 悪夢　ふたたび

  また、テロがロンドンを襲った。7月6日のテロの悪夢がよみがえる今回は幸い（といっていいのか）爆発は小規模でけが人が一人であったが規模の問題ではない6日のテロとの関連はまだ不明といわれているが関連があるにしろないにしろあれだけの悲惨な現場亡くなられた方、そしてその遺族のかたの苦しみを目の当たりにした直後にふたたびこういうことを企てること自体許しがたい悪魔の所業だパレスチナやスリランカのテロは政治的な目的があって起こされるテロであるから国際社会の協力や政治的な交渉によって止められる可能性があるがアルカイダの場合彼らにとっての異教徒を巻き込んで自爆することが天国への道と信じて行われるだけに無実の人々をどれだけ道ずれにしようとも何の罪の意識もないのだバスや地下鉄は庶民の足だいくら危険といわれても乗らないわけには行かないテロリストはそれを分かっていてまた仕掛けてくる卑怯者だ6日のテロ以来悲しいかな、バスに乗るたび周りを見回してしまうそしてアラブ系の人を見るといやでも警戒してしまう自分が悲しいほとんどのモスリムやアラブ系の人々は平和を願いながら暮らしているしかし、今彼らが受ける視線はどこにあっても針のようにとがっているに違いない本当の平和はそういう人種の差を乗り越えていく努力の先にあることを忘れてはいけないと、切に思うテロ関連のニュース

  2005.07.22

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• ロンドン同時多発テロ

  一夜明けたロンドンの町錯綜していた情報がだんだん明らかになってきています。８時５１分　始めにLiverpool　Streetの地下鉄で爆発８時５６分　King's　Crossの地下鉄で爆発（ここの被害が一番大きい）９時１７分　Edgware　roadの地下鉄で爆発９時４７分　Tavistock　Sq.でバスの２階が爆発自爆テロだといわれています。分かっているだけでなくなった方３７人怪我をされた方は７００人に上ります。King's　Crossの現場ではまだ搬送できない遺体がのこっていて死傷者の数はまだ増えるといわれています。バスも地下鉄も止まった昨日歩いて家路につく人々も大勢いました。行き場のない怒りが波のようにこみ上げてきます。こんな事に一体何の意味があるというのか。一瞬にして大切な命を奪いさる行為を同じ人間がやっているということすら信じられない思いです。スリランカにいたとき身近に自爆テロの脅威がありました。スリランカのテロは宗教上の理由ではなくタミール・タイガーというタミール人の過激派が起こすテロで、そのほとんどが１０代の少年少女でした。彼らは貧しさから、自分の死後、家族の生活を保障してもらう引き替えに体に爆弾を巻き付けて引き金を引いているのです。それでも１９８０年代を境に無差別なテロを控え政治家と警察にターゲットをしぼっていたので危険なところには近寄らなければ自衛もできました。決してテロに善し悪しはありません。ただ、本当に何の罪も関係もない人々を狙うことにどんな大儀があるのでしょう。私たちは黙っていてはいけない。無気力になりそうな自分を励まして励まし合って、こういうことは許さないという声を上げて行かなくてはいけない、と思います。亡くなられた方々へ　心よりの祈りをおくります。

  2005.07.08

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  live8(@_@)

  いよいよ！LIVE８大詰めです。エディンバラ　LIVE８はじまり～会場となったMurrayfield　Studiumには6万人の聴衆が駆けつけた。朝から大雨の中・・・である。雨のせいかチケットを持っていない人々は出控えたようで心配されていた騒動はなくほっ～～～～(+o+)スコットランドに住んで10ヶ月やはり身びいきもあるかもしれないけどロンドン公演よりず～～～～～っとよかった～～～！！子供たちが出演し、生の声でアフリカについて語り南アからもアーティストがやってきて、アフリカンリズムの音楽をかなでハードロックばかりでなく、ゲロッパ・・・じゃなくてJames　Brownもきて、盛り上がるしマンデラさんのビデオスピーチはあるしケニアのマータイさんも来るし！　マータイさんについて知りたい人はこちら↓世界の常識私の非常識？なんとJeoge　Clooneyまで登場！なんていいながら、終わりまで見られず、11時半にダウンしちゃったんですが(>_

  2005.07.07

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• ポストのお話

  さて、今日からいよいよサミットです。小泉首相も到着されることでしょう。アナーキストの皆さんは、会場のあるグレンイーグルスに向かっているが、今日のエディンバラはまたまた厳戒態勢ライブ８が開催されるだけでなくデモもすでに始まっているそうで・・・せめて午前中は「どこかにいきた～～い」という欲求不満の子供達をつれて美術館に行こうと思っていましたがやはり大事をとって今日も巣ごもり。というわけで、サミット速報はちょっとお休みして、今日はポストのお話日本も郵政民営化が、国会延長して大騒ぎイギリスは来年には完全に民営化されるもうすでに郵便局の９０％は民間委託です。だ・か・らいろんな郵便局があるのです。大半はコンビニのような郵便局で文房具からスナック、カードなどなど色々売っているので結構便利それだけでは、な～～～い。何と郵便局でパスポートの申請！免許の申請！銀行の代行業務！車検証の発行！観光地ではレンタルサイクル！ちょっと田舎に行くとなかには郵便の集配車が地域のミニバスになっている！民営化もそんなに捨てたものではありませんね。イギリスはなんといっても郵便業務の発祥地郵便局もなんと１６３５年からあるのだそうです！さすが「ポストマン・パッド」の国配達の全国一律料金制度ができたのも１８４０年で、世界先駆けでした。日本は遅れること３０年、１８７１年にイギリス式の郵便制度が導入されたとか。ポストは始め黒かったそうで、（日本も最初は黒かった！杉の木をくりぬいて作っていたらしい）でも冬は暗いイギリスでは黒いポストは見えにくい。というわけで赤いポストになりました。あの丸い形もイギリス生まれ。日本はイギリスに習い赤い丸形ポストを導入したそうです。民間でも９５％の国民の５キロいないに１つ郵便局があり５００ｍ以内に一つポストがあるのだとか。そういえば、ポストに困ったことがない。先日はtesco（大型スーパー）店内にポストがあったのでビックリ。でも何がビックリってここのポストマン、よく歩いて配達しているのです。しかも配達しながらバスにも乗ってくる。結構マニュアルだなあと、感心しているわけです。

  2005.07.06

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  実況中継じゃ

  今もライブ８は続いています。２時に始まってかれこれ８時間目に突入。こんなに長いとはおもわなんだ。さすがにテレビの前に座っているのですらお尻が痛い。ポール・マッカートニーに始まりDIDO、Ｕ２、マドンナ・・・と延々とロックが続いています。今は久々のマライヤ・キャリー！ちょっとおふとりになられたが相変わらずの４オクターブは健在です。かと思えばベッカム登場。ブラピも途中ででてきてスピーチをしたしアナン国連事務総長も登場したし。世界中９カ国で一斉に開催されたライブ８，トップバッターは時差の関係で日本となりました。こちらの中継でも時々日本のライブ８の様子が伝わりドリカムに娘がキャーキャーと言っていましたよ。はい、はい、私も言いました・・・。日本のライブ８（幕張メッセ）↓↓ 世界中を中継で結び、Bobがいうには「３０億人がみているぞー」おお、私もその一人だ。エディンバラのデモ行進も無事終了一部アナキストがエディンバラ大学で騒ぎを起こし、６０人ほどが逮捕されたものの、他に大きな騒動もなくとても平和的な行進でした。よかったね。白いものを身につけて貧困の根絶を訴える人々の波はなんと予想を遙かに超えて１５万人（エディンバラ市によると）になったとか。予想を超えてしまった！ちょっとだけ悲しいのは路上のゴミかな。これは文化の違いかもしれないけどどうもこちらの人はゴミに対する意識が低いのよね。平気でぽいっと捨てるから。「デモする前にゴミくらい自分でもってかえれー」とシュプレヒコールするのはうちのかおっとらんど。ライブ８で高まった世界の貧困への意識デモで一つになった平和への思い　これを明日からの「私」の生活に、人生にどうつなげていけるかそこに今回のイベントの成功の是非が見えてくるのでしょう。願いを実現させることは願い続けていくという至難の道の先にこそあるのだから。↓↓人口をしのぐ貧困撲滅への行進！↓↓

  2005.07.03

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• どうなるの？エディンバラ

  いよいよ・・今日のデモからエディンバラが今だかつて経験したことのない事態が始まるのだ！８日のＧ８サミットを控えデモ、抗議行動、コンサートの目白押しその開幕を告げる今日のデモ「貧困を過去のものに（Make Poverty History）」による抗議行進　というものらしいそこになんと１５万人！が世界中から集まってくるちなみにエディンバラの人口は４０万ただでさえ夏の観光シーズンで人が多いもちろん彼らはホテルは取らず（もう取れない）公園にテントを張っている。電車が着くたびリュックとプラカードを持った人があふれ出てくる。たぶん空港も同じ状態だろう彼らは一様に興奮していて、プラットフォームからもうすでにデモ行進気勢を上げながら町にでてくるこの警備につく警官の数１万人かかる経費５０００万ポンドこれにはきっとデパートや商店が自衛のためにベニヤをショーウインドーに貼り付けている経費も入っているのかな。昨日町にでたけど華やかなバーゲンだというのに、ベニヤで店を覆っているところが多かった。私も身近なところでサミットがあるのは初めての経験。こんなに物々しいとはおもわなんだ。ロンドンではライブ８がある。６日にはエディンバラでもライブ８が行われる。これには１０万人集まる予定だが、主催者のBob　Geldofはイエーイ　１００万人アツマッテ　デモ行進シヨーゼーと呼びかけたものだからどうなることやら、上を下への大騒ぎだ。病院は緊急手術以外すべてストップ。大量の輸血を用意し、不測の事態に備えているアフリカの援助貧困の救済そのために巨額の経費をかけてデモ行進・・・何かおかしいと思うのは私だけ？スリランカにいたとき青年協力隊で頑張っているたくさんの日本人にあった。田舎の貧しい地域に自ら行って農村の自立を助ける青年教育の行き届かない田舎に行って１から幼稚園を立ち上げ、教育に理解を示さない親を説得するお嬢さんある音楽教師は楽器を抱えて村に入り音楽を喜びと出来る活動をどろんこになってやっていた。みんな現地の人々と同じ生活をしながらである。３食カレーを食べながらである彼らの言葉が忘れられない「本当の援助とはお金をあげることだけじゃなくて彼らが自立できて、私たちがいらなくなることなんです」もちろんアフリカ各地にも青年協力隊は草の根をわけるように入って頑張っているこういう日本を私たちはもっと誇りに思っていいと思うよ。さてさて、ともあれサミットだせめて流血の騒ぎにならず穏やかで、実りある１週間になることをいのっておりまする。サミットの情報は在エディンバラ日本総領事館

  2005.07.02

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  マースケの運動会！

  もうそろそろ、年度末。学校は７月２日から夏休みだ！もう通信簿も来た。一教科A４１枚づつ！　ビッチリコメントが書いてある、大作だ。親の方も読むのが大変。様々な形容詞を辞書で引きながら読んでいく。すごく、ほめてくれている・・・ほめじょうずだなあ。学ばねば・・・・と、いうわけで、学校は行事目白押し。月曜には初めての遠足に行った。インターも同じだけれど、遠足の度に「遠足に行くことを許可しますか？」というレターが来る。もし「許可しません」と書けば、その子は学校に行き、授業を受けるのだ。遠足なら「お知らせ」ですむ日本とは随分違うね。遠足の翌日、昨日の火曜は運動会　sport　day　だ。普通なら、遠足の次の日には運動会はしないよねー。ただ、運動会といっても随分と違います。特に親に案内も来なかったし、「来たかったら見に来ていいよ」ってなかんじ。しかも低学年と高学年をわけて、午後１時から３時まで。英語のクラスを終えて、時計を見るともう１２時５０分。うわ！昼ご飯食べていると間に合わない！ヒル抜きで学校に駆けつけると、結構たくさん父兄の姿がある。うちの学校はグラウンドと行っても芝生の「丘」なだらかな下り坂で、平らではない！丘陵に学校があるので、眺めだけは最高です。（しかし、運動会には向かないね）↓↓公園のような校庭↓↓ そこに８つにグループ分けされた子供達が次々登場。４年生までが縦割りでグループ分けされていて、人数はだいたい１０人くらい。マースケも満面の笑みで手を振り入場！しかし、日本のように「赤勝て！」「白勝て！」とやるわけではない。広い芝のグラウンドに８つの種目（というかゲーム？？）が用意されていてそれぞれが一つずつその種目をこなしていく。例えば競走１０人全員が横一列になり１０ｍほど先まで走る。今度はケンケンで帰ってくる。例えば障害物。ボールをスプーンの上に置いて落とさないように平均台を歩く。例えばキックサッカー高学年の子がキーパーをしているゴールめがけてボールを蹴る！キーパーは上手く　「取らないように、よけて」くれる。↓↓これはお手玉を投げてバケツに入れる（？！）競技↓↓ ・・・とそんなゲームをそれぞれ１０分位ずつ、やっては先生のホイッスルとともに交代して移動する。そして最後にチームごとに点をだして（どうやって計算しているのか不明???）チームごとに順位をだすのだ。マースケのチームは８組中８位。(T_T)まあでも、本人はえらく楽しんでおりました。それぞれのゲームの運営は７年生（日本の６年生）が受け持ち、よく世話をしてくれていた。小さい学校のせいか、お互いみんな名前を知っていて、「マースケ」「マースケ」と呼んでくれていたのが、親として嬉しかったな。中にはマースケに一生懸命「いないいないバー」をしてくれるお兄ちゃん達がいて、「おいおい、もうあかちゃんじゃないぞ」と思ったけど、まあそれくらい可愛がってもらっているのだったら、学校楽しいわけだ。日本の幼稚園の運動会。親の方がデッドヒートして、親子競走に至っては子供が吹き飛ばされるほど、お父さん方必死で走っていましたけど、こういうのどかな運動会もいいでしょ。勝つことよりも、楽しむことを大事にしていたSport　Day思っていたよりも、ずっと素晴らしくて、お腹が空いているのも忘れてしまった２時間でした(^_^)v

  2005.06.22

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  最新ニュース

  うちのダンナさん仕事上の理由でこちらで読める新聞全部持って帰ってくるのですが、昨日からずっとマイケルジャクソン一色!!!どの新聞も、彼の不自然に真っ白な顔を特大で載せている。ご存じの通り、少年に対する「いかがわしい行為」１０の起訴に対し全部「無罪」となったのだ。日本も近い将来始まる陪審員制度。今や、彼の裁判に無罪評決を出した陪審員はスター並。テレビにでるわ、新聞にでるわ。こんなんでいいの？いつも裁判所の前に陣取っていた熱狂的ファンの群は狂喜乱舞。ああいうのを見ていて、「有罪といったらあと何をされるか分からない恐怖」に作用されることはなかったといえるのかな。陪審員の一人のオバチャマが「被害者の少年の母親がいただけなかった！」と発言。結局その「母親の証言に信憑性がない」から無罪ということになったそうです。双方証拠がないからしょうがないのかもしれないけど、私たちフツーの人間は、好き嫌いってあるじゃないですか。こういう証拠がない場合、被告、あるいは原告に対する「好き嫌い」が陪審員を左右することがあるとすると、（絶対あると思う！）本当に適正な裁判が陪審員制度でできるのでしょうかね。もし私が裁判を受けるとしたら、絶対プロの裁判官にさばいてもらいたいな。「私あの人、ちょっと鼻につくよー」なんて理由で裁かれたくないよー。￡￡￡￡￡￡まあそれはともあれ・・・次ぎのニュース英国のサッカーファンその７５％は部屋をチームカラーに塗っているという統計があるそうな。ということは、リバプールのファンはまーーーーっかな部屋に住んでいる人が半数以上いることになる。これじゃーリバプールのファンが興奮しやすいのもうなずけます。リバプール#10 ルイス・ガルシア04-05ユニフォーム型クッション♪♪♪♪♪♪最後のニュース。９月８日に開かれるＧ８サミット。初めてスコットランドのグレン・イーグルスで開かれます。小さな町はもう大変。セキュリティーに大わらわ・・・・なところに持ってきて、アイルランドの歌手「Bob　Geldof」が声をかけたアフリカ救済ライブ「LIVE　８」が７月２日にロンドンのハイドパークで、６日にエディンバラのマリーフィールド競技場で行われることになりました。U２、マドンナを始め私の大好きなDIDOも参加。大変なコンサートになりそう。１３万枚ものチケットをクイズの懸賞にして発表し、ついおととい、当選者が発表されたのですが、早速ネット・オークションに剣が１００件以上も出されました。値はドンドンつり上がり・・・２０００￡まで！おいおい、チャリティーで誰かが儲けるなんておかしくないかね？と、思っていたところ、Bobちゃんクレームを出し、今朝のニュースでは、「オークション販売禁止」の通達が出されたと発表。当然でしょう。エディンバラは本当に小さい町です。そこにコンサートめがけて人が来る・・・来る・・・来る・・・しかもこのBobちゃん、「１００万人でデモ行進しアフリカ救済を訴えよう！」と呼びかけているのだ。１００万人????どうやって泊まるの？どうやって移動するの？？？今やこのときのためにエディンバラ市ではこの期間緊急以外の手術はしない輸血が足りなくなることを怖れ、２万人分の血液を補給しなくてはいけない等々・・・難問を抱えている。輸血の確保・・・だけでもかなりの予算がかかることでしょう。チャリティーもとめデモをする割には何かおかしくない？？っというわけで、エディンバラは７月から厳戒態勢です。特に６日から９日までは、こわいので一歩も外にでられない私たち親子なのでありました。↓↓↓大好きなDIDO　癒されます。おすすめは「thank　you」・・いつもアナタが私を励ましてくれる♪という歌です。↓↓↓ライヴ・アット・ブリクストン・アカデミー ◆20%OFF！

  2005.06.15

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• 祝♪ワールドカップ出場決定♪♪

  おめでとうございま～～～す！！やりましたね～。私はサッカーを余りよく知らないので、コメントしようがないのですが、ネットで文字観戦していてゴールの時はちゃーんと盛り上がりましたよ！スコットランドも昨日？試合があったはず。どうなったのかな。あれ？何か変じゃありません？？なんで国ではないスコットランドが、ワールドカップ予選で戦っているのか・・・しら？そうなのです。ワールドカップでは英国は英国代表を出せない事情が。ウェールズ、イングランド、そしてスコットランドとそれぞれ独自のチームをだしているのです。理由はもちろん仲が悪いから！！！これはとても英国の事情を象徴しています。歴史的に見ても、ほんの２００年ほど前までスコットランドは常にイングランドから独立しようと戦ってきました。ブレイブストーリーで、一気に有名になったウイリアム・ウォーレスなど、もう英雄です。余談ですがウォーレスモニュメントの下に、ウォーレスの像があるんですが、これがねーメルギブソンそっくりで、地元市民から総すかんです。「ずう～っと昔から我らが英雄たい！」・・ということで。さらに最後の戦いであった「ジャコバイト」スカイ島のページでも書きましたが、紅顔の美少年ボニー・プリンスを立ててイングランドに立ち向かいましたが、あえなく敗退。今でも、何かというと飲めば口ずさむのがこのボニー・プリンスを慕う歌。（もちろん作詞はあの、ロバートバーンズ）しかもイングランドに併合というなの「占領」をされてからは、反乱軍への見せしめのようにキルトの着用が禁止されました。一時期、ゴルフも禁止されたそうですよ。ゴルフするくらいなら英国の兵士としてアーチェリーの訓練をせよ、といったらしい。こういう圧力は返って国民意識を喚起させるもの。トーゼンでしょう。こういう歴史を経てきているのですから、仲が良いはずがないわな。サッカーの試合ではスコットランドが試合があれば、イングランドは相手チームを応援し、スコットランドもイングランドの相手側を応援するのだそうで。根は深いのだ。英国の選抜チームにすれば勝てるかもしれないのに、勝つことより、プライドが先に来るところが英国共通の意識なのかもね。かくいうスコットランド国内でも、北の山岳地帯「ハイランド」と都市部の「ローランド」では文化も性格も違い、実は仲が悪いのだそうです。この２つが団結できていれば、ひょっとしてスコットランド国ができあがっていたかもしれない・・・と言われています、残念！！昨日もね、とあるオジサマに「ハギス食べたよ。悪くないよね」と言ったら、すげなく「私は食べない！イングリッシュだもん！」と言われ、くちびる寒しエディンバラの風だったなー。まあでも、スリランカのタミール・タイガーや、かつての北アイルランドのようにテロまでやっても独立しよう！と言う過激さはなく、お互いブラックジョークを連発しながらののしっている様は、どこか、「東京人」と「大阪人」の戦いにもにて、まあ双方大人といえるところは、どこぞの国よ、見習わなければなりません。さて、スコットランドのホテルでは「イングリッシュ・ブレックファースト」を注文してはなりませぬぞ。「スコティッシュブレックファースト」と頼むことをお忘れなく。

  2005.06.10

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• 失敗！

  この前初めて美容院に行った。あまり良い美容院がないと聞いていたので、こちらの人に聞き回って、「ここは高いけど、ぜったいいいよ」と言う店を予約して行った。予約の１時ぴったりにつくと、「ごめんなさい。担当者は今食事に行っちゃったの。今すぐ呼び出すから待っててね」ここで気がつくべきであった。待つこと５分、汗かきながら「担当者のおねえちゃん」登場。海外にいるときは、言葉で自分のヘヤースタイルを表現するのは難しいので、必ず見本の写真を持っていくことにしている私。写真を見せて、「こういう感じにしてね」しかも私の頭は大変珍しい形をしている。てっぺんは平ら。後ろは絶壁。しかも両側が角張っているので「トップは絶対に切りすぎないでね。とくにここ（と長さを示し）で切ると、両側が張って見えるから、この長さはキープしてください」としっかり言って、彼女も「ok」と約束して、カットスタート。シャンプー台は、日本のようなリクライニングはなく（海外では、日本人経営の店以外にはあまり見たことはない）直角の背もたれに頭をのけぞらせてシャンプーするタイプ。いよいよカットの段になると、「担当者のおねえちゃん」写真を見ぃ見ぃ、切り始める。そしてやたら「大丈夫？こんなんでいい？」と聞く。面倒くさくなって、しばし目をつぶって寝たフリ。そして仕上がると店中の女の子達が来て「いいわぁー」「すっきりしたわぁ」と「自画自賛」何となく「ま、いいか」と思ってお金を払おうとしたら、料金表には「カット￡３０～￡３５」と書いてあるのに「￡２７で～す」という。瞬間、「わ、安くて良かった！」（それでも６０００円近いのよ）と思ってしまった私。ほいほい払って、家に帰ったらブローがだんだん形が崩れ初め、よくよく見たら、見事にトップが「切ってはならない長さ」であることに気がついた。しかも！後ろは何故か真ん中が短い。しかも！娘が「これなに？」と見つけだした一束の髪の毛・・・・長い。切り忘れだ。伸ばしていたので、２０ＣＭほどの長さで残っている。おいおい。そこではたと、気がついた。￡３０のところ￡２７ということは、あの子、見習いだったんだ。だから、やたら「大丈夫」と聞いたんだ。だから、店中の子達があとで「いいわー」と大合唱したんだ。カットモデルにされたのだ。日本なら、カットモデルは「タダだ」ショック～～～～！実はこれ１ヶ月前の出来事なんだけど、ようやくショックから立ち直ったということです。欧米でこういう経験すると、「アジア人だからかな」と言う気分になる。美容院の面々は別に差別している意識はないんだと思うよ。旅行者と思って、「どうせ来るのは今回限りだし」ただ、ちょっと彼女にやらせてみようか、ということだったのかも。確かに「他に日本人は来るの？」ときくと「旅行者が来ることはあるけど」と言っていた。エディンバラはそれでも、外人にはとても暖かい国なのです。だから、気を取り直して、また新たな美容院アドベンチャーに挑戦しようと心に誓う私なのでした。http://blog.with2.net/link.php?99568人気blogランキングへ

  2005.05.29

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• 「ひぇ～」なCM

  ＣＭシリーズ第２段！まあ、「第一段は何だっけ」とおっしゃいますな。（アイスクリームの投げ合い・・だったかな）今日は立て続けに大変ショッキングなＣＭを見てしまった。その１女の子が道ばたの木に寄りかかって座っている。カメラアップになる。女の子の目は焦点が合っていない。もっとアップになる。耳から一筋の血が流れている・・・っと思ったら、フィルムの逆回しで血がすうっと耳に戻っていく。女の子の体が道ばたから、道路の真ん中へ引き出される。そこで、テロップが・・・「３０マイル（５０キロくらい）で走っていれば、８０％の命は助かる」その２パブの中にぎやかな音楽若い男の子２人がビールを飲んでいる。カウンターの可愛い女の子と目が合う。お互い「にこっ」女性がしなを作りながら２人のテーブルに寄ってくる・・・っとその刹那、急にすごい勢いで女性が２人のテーブルにぶつかり、３ｍほど飛ばされる。女性、あざと血だらけ、目を開けてうごかない。そこでテロップが・・・「飲酒運転はやめましょう」交通事故の防止のために作られたものだけど、絶対日本では作れないＣＭですね。見た後、すごくショックを受けてちょっと気持ちが悪くなりました。ショック療法としては、成功しているのかもしれないけど、２度と見たくない映像です。日本ならもっと心に訴えるようなＣＭとなるでしょう。ただ、現実の事故は私たちの想像以上に悲惨なもの。きれい事にはすまさない、作者の決意が伝わってきて、・・・確かに格言以上の説得力はありました。

  2005.05.25

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  寒いけど、初夏～

  先日の日曜日のことこの頃のいい天気に加えて、あったか～い！「よし！庭にでよう！」と冬眠親子はもぞもぞと庭にでて、花の撮影会となりました。中学時代からカメラ小僧だったことが自慢のダンナさん。遠景に始まり、行き着いたのが接写。せっせと花に鼻を付けて（すいませんm(_ _)m）撮ったのがこれ。 娘は、淡々とお手軽デジカメでチャチャと撮る。この頃傑作が続出しているので、ちょっと自慢作 私はですねえ。へたですねん。でも、気に入ったのがこれ。 ところで今うちの庭はシャクナゲでいっぱい。ピンク、濃いピンク、赤・・・とあちこちで咲き競っています。うちの娘が曰く「来たときは緑だけの庭だったけど、超カラフルになったね、尺八が・・・」マークンにまで「尺八じゃなくてシャクナゲだろー」とつっこまれておりました。また、一つ恐怖の「帰国子女伝説」が増えてしまった(^^;)↓↓右のピンクがシャクナゲ（尺八ではない、念のため）左のこんもりとした白い花。うちでは海坊主とよんでおります・・・何の花????? アップにすると、これ。 もしどなたか名前を知っていらしたら、教えてくだされ。海坊主ではちょっと、ねえ。・・・・っと、こちらのお友達に教えていただきました。何とこれもクレマチスの一種だそうです。下には別の木があって、その木に被さるように咲いています。下の大黒柱のような木が、健気ですね。

  2005.05.17

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• まだある、マック話

  マックと言えば「息子」だが、しか～し。実はもう一つマックには意味があるのだ。先日の英語の時間のこと。旅行に必要なものリストを作れ、と言うことになり、先生から見本のプリントが回ってきた。そこに着替え、歯ブラシ、ドライヤー、マック（Ｍａｃ）などなど・・・。「へぇ～昼食のお弁当にマック持ってくのか」・・・・とそこまで私も間抜けてはいない。「先生！マックとは何でしょう???」「It's　Mackintosh.」「ふ～ん。（なんで、マッキントッシュさんなんだ???）」「先生、マッキントッシュさんて誰ですかー」とここでようやく私が理解できていないことに気が付いてくれました。マッキントッシュというのはレインコートのこと。何故なら、１９世紀中頃にマッキントッシュさんがレインコートを発明したからなのだそうです。だてに雨が多い訳ではなく、雨が多いからこそレインコートが生まれたのだ！ちなみにこのMackintoshさん、グラスゴーが生んだ建築家Mackintosh氏のおじいちゃんです。（４月４日の日記にでてきます）今でもＭａｃとかMackintoshとか代名詞になるほどだから、この国でどんなに重宝がられたことか。イギリス紳士と言えば、シルクハットに雨傘をステッキ替わりにして歩く姿が想像されますけど、実際には傘を持つ人は少なく、帽子付のレインコートでしのいています。雨が降ってもすぐやむし、風が強いので傘が役に立たないことが多いから。再びうちのマースケが「マック～マック～マックにいこー」・・・は「息子～レインコート～息子～」と聞こえているに違いない。

  2005.05.15

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• マックはドナルドさんの息子です！

  スコットランドには、いっぱいトリビアがあります。ええ～～～????これもスコットランドがルーツなの?????という事実にぶつかることがすごくたくさんあります。例えば、前にも書きましたが、ハロウィンもそう、スコットランドの古い民話がルーツになっているらしい。スポーツで言えば、もちろんゴルフ。カーリングも、かつて凍った湖で遊ぶ中から生まれたスポーツだそうで、本当に住んでいて飽きない国です。そこで名前。おなじみのマクドナルドもスコットランドに由来する名前の一つです。マクドナルドだけでなく、スコットランドにはMac　が付く名前が結構たくさんあります。Mackintoshu、Macmilanなどなど。例えば、マッカーサーも元々はマック・アーサー、マッケンジーはマック・エンジーから来ているそうで、スコットランド、そしてここから移民していったアメリカやオーストラリアにはたくさんの「マックさん」たいます。このMac、実はケルト語で「息子」と言う意味。だから、マクドナルドは「ドナルドんちの、むすこ」となります。かつては自分の息子に、名前にMacをつけた姓を与えていたそうで、それが今こういう形で名前になっているわけです。ちなみに息子の「Son」をつける場合もあり、Davidson　とか　Robertson　とか、聞いたことありますね。これもデビッドさんちの息子だったり、ロバートの息子だったりしたわけだ、うん、おもしろい。そういえば「Lord　of　the　Ring」で「Son　of　Argon(??)」とかでていたよねー。ああいう感覚だったのでしょう。娘を表す言葉が名前にないのは、やはり男子社会だったからなのでしょうね。スコットランド人にうちのダンナさんの話をして「典型的日本人の関白亭主」というと、「それは典型的スコティッシュ関白亭主だ」といわれました。どうも、この国の関白も、かなりの頑固親父らしい。「マックにいこ～」が口癖のマースケ、実は「息子～息子～」と、スコットランド人には聞こえているわけです(^_^;)参照：我が恩師　北政巳先生の著書「蘇格蘭土と日本・世界」おもしろいよ～。スコットランド大好き人間必読の書。

  2005.05.12

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• 愛の英語の穴埋め問題！！挑戦してみて！

  イギリスのpopグループで、BEAUTIFUL　Southって知ってますか？日本では知る人ぞ知る・・まあ、知らない人の方が圧倒的に多いそうですが、イギリスでは結構有名なグループなんですよ。何がって、聞き心地の言い、曲もさることながら、彼らの歌う歌詞がなかなか、面白いのです。先日の英語の授業で、聞き取りの穴埋め問題として出たんですけど、あなたなら、どんな単語を入れますか？？？愛のうたですよぅ～～～「song for whoever]I love you from the bottom of my ＿＿１＿＿＿＿I love you in the songs I ＿＿２＿＿＿＿Love you because you put me in　my rightful placeand I love the ＿＿３＿＿＿＿ that you bringcheap, never cheapI sing the songs 'til you're asleepWhen you've gone upstairs I'll creepAnd write it all downOh Shirley, Oh Debbie , Oh Julie , Oh JaneI wrote so many songs about you.I ＿＿＿４＿＿＿＿I＿＿＿４＿＿＿＿Ilove you from the bottom of my ＿＿＿１＿＿I love the way you never ask me whyI love to write it down each ＿＿５＿＿of your faceAnd I love you till my＿＿＿６＿＿＿＿ OH Cathy ,Oh sAlison, Oh Phillipa, Oh Sueyou made me so ＿＿＿＿７＿＿I wrote this song for you この＿＿＿＿の中にはいるのは、１語に限りません。あなたの愛をそそぎ込んで、好きなように詩を作ってみてくださいね。　♪♪♪　　♪♪♪　　♪♪♪　　♪♪♪　　♪♪♪　　♪♪♪いかがですか？入れてみました？？？ちなみに私は１にはheart（心の底から）なんていれちゃいました。ロマンチストなんですよ～これでも。では答え行きます!!愛に絶望しないように。１　pencil　case（海の底ではない、心の底でもない。筆箱なのら）２　write　and　sonｇ３　PRS　cheques（要するに小切手）４　forget　your　name（わすれちゃったのさ）５　wrincle（小ジワです(T_T)）６　fountain pen runs dry（海の水がつきるまで～なんて言ってくれない。万年筆のインクが乾くまで。３０秒くらい？？７　MUCH　money（君のおかげで儲けたぜ！ということ）まあね、こんなもんかもしれません。どうですか？お気に召しましたか？？？なんでも、女性を渡り歩いて愛の詩を書いた、ロバートバーンズ（興味のある方、過去の日記参照です）を皮肉った歌だそうです。今でも十分通用するかな。誰に贈りましょうか・・・？？？？

  2005.05.10

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  私のあった変な人は・・・

  春のせいですかねえ。ちょっと、おかしな人が出没するのは世界共通なんですね。おとといのこと、町にでるためにバスに乗りました。前の方はお年寄りが多かったので、ちょっと遠慮して、一番後ろの席に座ったんです。最後尾は向かい合わせに席があるんですが、たまたま空いていた席に座った私の斜め前にかなり太った中年のおばさんが座っておりました。そのおばさん、ビニール袋に入った葡萄を一つずつつまんでは食べていたのですが、何を思ったか、私めがけて、投げるまねをはじめました。そう、フェイントをかけるんです。フェイントをかけては食べるわけです。「変な人だなあ」と思いつつも、「ま、いいか。」と外を眺めていたら、今度は葡萄とか茎とかを本当に投げはじめました。最初は私の足下めがけて投げるんですが、そのうち口の中に残った種をぺっと飛ばしはじめたので、「おっと、これは退散」と前方の席に移動したわけですが、何とも後味の悪い出来事でした。きっと人生寂しく送っているんでしょうね。何が気に入らなかったのかなあ。私が美しすぎたのかしらん???・・な、わけはないけれども、前の席に座って欲しくなかったのでしょうね。で、エディンバラの繁華街、プリンセスストリートで降りたのですが、今度は誰かが大声で叫んでいます。みるとやはり太った若い男性が、わけもなく（多分）怒って、道路に停車中の車めがけて走ってきて、もう蹴るわ、たたくわ、もう大騒ぎ！私もしばらく、野次馬していたのですが、突然こっちに向かって走ってきたので、慌てて目の前の美術館に飛び込むと、ガードマンのおじさんが「おはずかしい～」とうなっておりました。エディンバラに来て、こんなダブルパンチは初めてでしたが、これも桜が咲き乱れる春の陽気の悪戯なのでしょうか。ほんの些細なことでも、喜びを感じることが出来たり、感動できたりすることって人生を豊かにする薬のようなものですよね。そういう気持ち、なくしちゃったんだろうなー、とおもうと・・・ちょっと可哀想でもあります。

  2005.05.08

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• 世界の常識、私の非常識!?第３弾!!!

  この頃やっているCMで、とても気になるものがあります。アイスクリームのコマーシャルなんですが、ガーデンで結婚披露宴やっていて、宴たけなわのその最中に、突然神父が新婦に（シンプがシンプに???ーまあ気にせんといてください）アイスクリームの載ったお皿をベチャっと・・そうベチャッと顔に投げつけるわけです。すると、会場の全員がアイスクリームの投げ合いを始め、みんなアイスクリームだらけになっ多ところで、「このアイスは☆●★○よ～」って具合に商品名が出て終わり。そう、美味しいとか、味はこんなだとか、そんなアピールは一切なし。いってみれば、「こんなに投げやすくて、顔にべっとり付く最適品よ～」というCMなのです。土、日の朝に子供番組をたっぷりやるのですが、そのときも必ず出てくるのが「ケーキ投げ」やゼリーを投げ合うゲーム等々・・・この前は山のようなバナナが出てきて、「いかにバナナを早く、たくさん折れるか競争」をしていて、正直げんなりしてしまいました。日本は「食べ物は大切に」という文化。「もったいない」の文化ですよね。婦人雑誌には「冷蔵庫の残り物で作る晩ご飯」とか良く載っているし、うちのダンナさんは小さい頃から「ご飯粒一つ一つ、一生懸命作ってくれる人がいるんだから、残さず食べなさい」と厳しくしつけられたものだから、今でも毎回ご飯の度に大変うるさいのでござる。（子供達＆私に・・・）ケニアで植樹活動をして、ノーベル平和賞を受賞されたワンガリ・マータイさん、すごく素敵な女性なんですけど、この前日本にいらした時、日本の「もったいない」に大変感動されて「世界にもったいない精神を広げましょう!!!」と国連で演説されたそうですよ。そうかーわたしたちの文化って、世界に誇れるものなのね(T_T)ジーン私はすごくズボラな主婦ですから（自慢してすいません）あまり説得力はないですけど、たとえば冷蔵庫の中から遺跡のような油揚げを発見したら、この「私」でも心の隅に「あぶらあげさん～ごめんねー」というチクリ胸の痛みを感じたりするものです。これが日本なのかもね。ケーキやパイの投げ合いはある程度これも文化なのかもしれないけれども、やっぱり、今世界のどこかで食糧不足で命を落としていく子供達がいることを考えると、「バチ当たるよ～」と言う感性、大事にしていきたいもの。週末のテレビをみる度に「信じらんない!!!　もったいないじゃん」と怒る娘に、胸をなで下ろす私なのでありました。↓↓↓ケニアで植樹をするマータイさん（左）女性の地位向上のためにもとても頑張っている方です。世界には素敵な方がたくさんいらっしゃるんですね。↓↓↓

  2005.04.29

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• 英語が通じない！

  前回のwhipped　cream　につづいて、第２弾！！What　time　is　it　now？いま、なんじやねん？？と言うこの英語。さすがの私も知っておりますが、これを一番ネイティブに言う方法知っていますか？いやいや、なかなか英語というものは奥が深いもの（というほどしゃべれるわけではない・・・）スコットランドに来て早７ヶ月、なんど落ち込んだ事やら。まず、エディンバラに初めてむかう、ブリティッシュエアウェイ、BAの機中での出来事。突然牛乳が飲みたくなった私は、フライトアテンダントのお兄さんをつかまえて良い言いました。「Milk　please！」しかして、、、出てきたものは、何故だか「ビール」しょうがなく飲み干し、もう一回「May　I　have　milk？」しかして、、、やっぱり出てきたのは「ビール。」結局ロンドン、エディンバラ間１時間のフライトで２杯のビールを飲んだ私なのでした。お迎えに来てくださった方、お酒臭くてごめんなさい。その２地方のCAFEで食事をしたときのこと「カプチーノ、プリーズ」（もちろんメニューにあるのだ）というと出てきたのは・・・紅茶。カプチーノが「a　cup　of　tea」に聞こえたらしい。ごめんなさーい！その３外で食事の時、結構大盛りなので私とマースケは１人前で済ませることが多い。そこで、マースケにお皿をもらうべく「Anather　plate、please！」というとでてきたのが・・・・パン！プレートがブレッドに聞こえたそうな・・・・・かなし～。ミルクとプレートは、おそらく私のRの発音とLの発音の混同によるものーとシビアな娘は分析しております。この頃は私が何か言うたびに「それはR！」「ちがうLになってる！」と厳しい指摘を受け、ほとんどRL分裂症だ。しかもうちの住所には、R　とLが両方入っているものだから、タクシーの運転手になかなか通じない。最後は家族全員が「○●☆★　Road!!!」と絶叫している状態。ほとほと悩みの種だ。帰国するときには絶対美しいスコティッシュアクセントを身につけるぞ！と固く決意をしている私です（いいの！なまっていても！！）ちなみに冒頭のWhat　time　is　it　now？ですが大きな声で　「ほったいも　いじんな!!」と叫んでみましょう。通じるそうです！？

  2005.04.27

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• 日本の常識、世界の非常識？その２

  うちのマースケは、マックが大好き。そしてマックは世界中にあるのだ。あの黄色いｍマークを見つけると、吸い寄せられるように「まっく～～～～」と絶叫する息子、おー情けないことです。マック世代を卒業しつつある１４才の娘は、「やだよ～、マックだけはやだよ～」と抵抗するものの、結局３回に１回はマックと言うことになります。マックに限らず、エディンバラ市内はファーストフードが一杯。バーガーキング、ケンタッキー、etcとくにスタバはプリンセスストリート界隈だけでも３軒という過密ぶり。しかもいつも混んでいます。日本では食べ終わると必ず片づけるでしょう？ちなみに香港、スリランカのマックでは片づけ要員がちゃんといるせいか、みんなたべたまんま、机に置いていました。ここエディンバラでは・・・やはり片づけないのが常識のようで、置きっぱなしです。置きっぱなしどころか、食べ散らかしっぱなしと言う感じ。子連れで食べに来て、子供がさんざ騒いでも注意する親は少ないし、とにかく食べ終わったあとは机の上も下もポテトの残骸が散らばり、バーガーの箱も開けっ放しお盆の上に集めることすらないのです。最初に見たときは、ちょっとショックでした。それだけではなく、町の中もよく見るとペットボトルとかサンドウィッチの袋とかが散乱していることが多く、また、ワンちゃんの落とし物もよくあって、ゴミを捨てるモラルがいまいち・・・。この頃はテレビの広報で「ゴミを捨てることは犯罪です」というコマーシャルも始まり、エディンバラ市もなんとかしなくっちゃ、とは思っているようです。日本はあれこれモラルの低下を言われても、まだ「飛ぶ鳥跡を濁さず」の精神は残っているんですね。ちょっとほっとします。余談ですが、ここにくるまでスコットランドも「紅茶の国」だと思っていましたが、スコットランド人はとってもコーヒー好き。どちらにしますか？ときくと８割がコーヒーかな。どんなに小さいカフェでも、たいがいカプチーノがあるし、スタバが多いのもうなずけます。私と娘はスタバのカフェラテにホィップクリームをどっとのせたのが大好きなのですが、困るのが注文時。クリームはオプションなので「with　whipped　cream！」と頼むのですが、このwhippedが通じないのだ！この前スコットランド人の友人に特訓してもらいました。「ほぃっぷっ」というよりは「ほぃぷっ」という感じ?????短く言うのがコツらしい。ということでおととい、試してみました。「ほぃぷっ　くりーむ　ぷりーず！」すると「お～け～」と一発で通じたじゃありませんか!!!もう感動の一瞬でした。

  2005.04.25

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  とうとう・・・キルトを買った！！

  うちの６才のマースケ。ちょっと心配・・・彼はスカート志向があるのだ。幼稚園にいたころから「いいなー、女の子はスカートはけていいなー」と、時々ぼそっといっていた・・・。それが、スコットランドに来て、キルトをみた日には「ねえねえ、おじさんがスカートはいてるよ。男だって良いんだよ。マー君もスカート買って！買って！買って！」と言われ続けて半年。とうとう買ってしまいました、マー君のキルト。　キルトはスコットランドのなかでもハイランドの文化だそうで、先日お会いしたローランド出身というおじさまは「俺は基本的にはキルトははかん！外国に行くときだけやむを得ず持って行くだけだ。」とおっしゃっていたので、スコットランド人みんながキルトを自分の民族衣装と思っているわけではないようです。ちなみにハイランドというのはスコットランドの北の山岳地方を指し、ローランドは文字通り、市街地をさします。スコットランドはイングランドとの抗争の歴史が知られているけれど、じつは　スコットランド内でもハイランドとローランドの戦いがあったんだって。ブレイブ・ストーリーはもちろんハイランドとなります。キルトを着て戦っていたよねー。このキルトはタータンで作られています。そうそう、あのタータンチェック、私も３０年前伊勢丹のタータンチェックのスカートを履いていました。このタータンは柄がその一族の家紋となっていて、チェック一つ一つに一族の名前が付いています。だから、すごくたくさんの種類があるのだそうです。それ以外にもスコットランド軍、Black　Watchのタータンもあります。彼らはこれを着て、やらんかなの意気をあげるのです。そんな歴史のあるキルトも、スコットランドの歴史の中で禁止されたことがありました。ジャコバイト（覚えていますか？スカイ島の旅行記の中で書いたボニープリンスのストーリー）の反乱に怒ったイングランドの王様が１７４６年にキルト（タータン）の着用を禁止しちゃったんです。ひどいねー。禁止は１８２２年まで続いたそうですが、今誇らしげにキルトを着ているスコットランドの男性をみると、自立の象徴なのかもしれません。素朴な疑問、キルトの下には何を着ているのか・・・・・ちゃんとパンツをはくようになったのは５，６０年前だそうですよ、きゃっ！！マースケはBlack　Watchのキルトを買いました。正直なところ、選んだと言うよりも、その柄が半額セールになっていたから。これに本来ならひもの付いたブラウス（ウイリアムテルのような？）なんだけど、高かったので、同色のラガーシャツ（こういう着方もありだって）をあわせ、太いベルトをつけ、sporran　というポシェットを丁度キルトの真ん中にぶら下げます。これは毛皮で出来ていて、中にはウイスキー（暖をとるため？？）をいれていたそうな。今は小物入れだそうです。キルトを留めるキルトpinをつけて、ハイソックスをはいてできあがり。しめて８６ポンドもしちゃいました。がっくり。まあ、学校から帰ったら一日２回は着替えるから、よほど嬉しいのでしょう。年に何回か、スコットランドのお祝いの日にキルトをきておいで～というひがあるので、今から楽しみにしているマースケでした。D&DインディゴリボンツキS/ST

  2005.04.22

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  スコットランドの花、ヘザーはすごい！

  まず、遠い世界にの歌詞、kyo-koさんが送ってくださいました。ありがとーーーー♪♪載せますので、それぞれ家事をしながら、仕事しながら、◯◯しながら歌ってください！　★作詞＆作曲　西岡たかし遠い世界に旅に出ようかそれとも赤い風船に乗って雲の上を歩いてみようか太陽の光でにじを作ったお空の風をもらって帰って暗い霧を吹き飛ばしたいボクらの住んでるこの町にも明るい太陽顔を見せても心の中はいつも悲しい力を合わせて生きる事さえ今ではみんな忘れてしまっただけどボク達若者がいる雲にかくれた小さな星はこれが日本だ私の国だ若い力を体に感じてみんなで歩こう長い道だが一つの道を力のかぎり明日の世界をさがしに行こう４０代後半の皆様、応援歌だよ～。さて今日はスコットランドの花Heatherについて書きたいと思います。スコットランドの花はアザミですが、このヘザーもかかせない花です。私の東京にいたときの英語の先生が、実はアメリカ人の「Heather先生」でした。スコットランドに決まったとき、先生は「私の名前は実はスコットランドの花から来ているの。たくましい花なのよ」と教えてくれました。こちらに来てからヘザーを探していたのですが、北の方、Highlandの山々に群生しているんです。ハイランドに行くに従って、木が次第に少なくなり、山肌はごつごつした岩と岩に張り付くように咲いているヘザーだけになっていきます。このヘザー、冬に見ると一見焦げ茶のモジャモジャに見えるので、正直なところ、ちょっと「きちゃない」。だが、しか～し。実はこのヘザーとっても大事な役目をになっているのです。このヘザーが枯れて大地となり、１００年以上かけてピートという泥炭になります。私のHPを見てくださっている方は覚えているかも、前にウイスキーの蒸留所の話を書いたとき、このピートのことを書きました。うちのダンナさんが◯◯じゃないか、と間違えた・・・アレです。このピートはウイスキーづくりには欠かせない燃料です。モルトを乾燥させるときにこのピートを燃やすのですが、ピートを使うことによって、ピートの臭いをウイスキーにつけるのだそうです。そして、また他にも・・・ヘザーからできたピート（泥炭）の層を雪解け水が透り、浄化されて川の水となります。この川の水が美味しいことからも、ハイランドの川沿いにたくさんの蒸留所ができたのだそうです。たしかに鮭漁で有名なスペイ川（釣り好きには垂涎の川だそうな）が黒く見えるのも、このピートが交じっているからだそうです。ヘザーは野の花です。決してあでやかな花ではないですが、どんな北風にも寒さにもがっちりと根を張り微動だにもしません。そして自らが咲くだけでなく、大地となって水を透し、自らもえながら人々を暖める、なんて素敵な花でしょう。春には青や紫の小さく可憐な花を付けます。白いヘザーは幸運の印とか。どんな生き物にも生きている意味があるのです。【母の日フラワーギフト】夫婦ふたりからお母様へ贈る　カーネーションリング（ピンク）【金太...

  2005.04.18

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  春がき～た～、は～るがき～た～、ここに～きた～～～♪

  春です！！エディンバラに一気に春がやってきました！今日は予報では１５度、でもコートも脱ぎたくなるくらいの陽気です。ウィーンにいたときは、春は真っ黄色のレンギョウの花とともにやっていきましたが、ここ、エディンバラでは、やっぱり真っ黄色のラッパ水仙とともにやってきました。今はどこもかしこも　ぽっかりと咲いたラッパ水仙の群がいっぱい。↓↓ でも、ラッパ水仙の咲き始める前に、まだまだ凍っている大地から咲き始めた花があるんです。最初はスズランかとおもっちゃいましたが、その名もSnow　drop可愛いでしょ。↓↓ ほんの１０センチほどの丈なんですが、精一杯「春が来るよー、もうすぐだからもうちょっと待っててねー」って言っているように真っ白な花を付けます。雪が降ってもめげない！！可憐なのに根性がある！！私好みだわ～。野の花の健気な美しさ、木枯らしにも凛と咲くたくましさ、なんだか勇気を与えてくれますね。まあ、私には前半の美しさはありませんけれども、せめて後半の「たくましさ」は失いたくないわ～。（ダンナさんは「これ以上強くなるな～」と叫んでおりますが・・・）そして、そして、そこここに咲く・・・・なんだと思います？？？さ・く・ら！！エディンバラには桜の木がいっぱい。それも３月の頭から咲く桜があって日本心をくすぐるんだわ。↓↓ 　寒いエディンバラに３月からこんなに花が咲くとは知りませんでした。日の短い所だからこそ、喜びがそこここにあふれているように思え、ついスキップしちゃいました。（誰も見てないよね～、見ないで～）でも息切れするのが悲しい私なのでした。

  2005.03.23

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• スコットランド色のバラは・・★

  「青いばら」を覚えていますか？去年の７月にサントリーが開発、発表したバラです。私もこちらに来る前に、ニュースで見た覚えが微妙にあり、つい先頃「青いバラ」とお話を聞いたときには内容よりも、青いバラのヴィジュアルな映像がまず浮かびました。と、いいますのも・・・開発された方のご苦労を思えば大変不謹慎なのですが、「これって、青よりも紫っぽい？？」な～んて言った覚えがあったからです。それがですね、その誕生秘話と申しましょうか、まあ、新聞にも発表されているから、そういう意味では秘話ではないのですが、とっても素敵な裏話があったそうです。サントリーが何故青にこだわったのか青はバラの遺伝子にはないそうで、ほとんど不可能と言われていたのだそうです。それでも青でなければいけなかったのは、スコットランドと深い関係がありました。サントリーと言えば「ウイスキー」ウイスキーと言えば「スコットランド」というわけで、なんか連想ゲームになっちゃいましたけど、サントリーはモルトウイスキーの故郷、スコットランドからたくさんの恩義があり、１９９９年になくなった佐治敬三社長が「ぜひ青いバラを開発して恩返しをしたい」と思われて１９９９０年から１４年越しで開発に取り組まれてきたのだそうです。何故青か、と言いますと、もちろんスコットランドの国旗はSt　Andrewsクロスの白地を抜いた青！（これはスコットランドの青空をイメージしているそうです）そのうえ、イングランドにはサッカーで勝利をしたときに胸に赤いバラを付ける習慣がある（らしい。みたことないけど）、だからこそスコットランドのチームが勝ったときに、ぜひ青いバラを胸に飾って欲しいという切なる願いがあるとか。ちなみにイングランドとスコットランドのサッカーは源平合戦のようにメラメラと燃えるライバル意識をもっているので試合の日は大変。そのため、ワールドカップ、オリンピックにも英国統一チームは作れず、いまだにイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドと個別だそうな。一つになると強いのにね。（と、言うスコットランド人もたま～にいる）まあ、ともかく日本人の熱い思いが青いバラの実現を可能にしたわけです。うぅ～～～泣けます(T_T)開発に携わった田中良和さんというかたのインタビューを見まして思わず笑っちゃったのが中２のお嬢さんの発言「まだ青紫ね」これをいっちゃうところが、この田中さん「おぬし、なかなかやるのぅ」まだまだ、もっと青を目指して挑戦されるそうです。いやいや田中さん、あなたの青いバラは確かに澄み切ったスコットランドの青空です。久々に「恩義」「恩返し」という素敵な日本語を聞き、清々しくなりました。まだまだ、お世話になった方に恩返しできている自分じゃないなあ、と、しばし反省。さて、↓↓あなたは何色と感じますか？

  2005.03.16

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• 気をつけよう！暗い夜道とガイコクは！

  エディンバラは、けっこう安全な町だといわれています。もちろん日本以上に（今のところはですね）安全な所はありませんから、油断は禁物です。特に日本の若者（と自覚される）皆さん、一歩日本を出たら、オオカミだらけだと思いましょうね。前にスリランカにいたときのこと。長男が友人の女の子２人を連れて遊びに来ました。もう１８才だったのですが、行く先々で「ニホンジン？」と声をかけられるとついつい「嬉しい日本人」になってしまい、相場の２倍、３倍のお土産を買っちゃったり、ナンパされそうになったり、それはもう守るのに大変だったことがあります。また、ボランティアで来ていた女の子達が、地元の川で行水をするとき、両手に抱えられないほどのシャンプー、コンディショナー、ボディソープに化粧落としまで持って入って、すっかり見せ物状態になったとか、まあ、エピソ－ドはいろいろ。私たちって日本語を話すガイジンに弱いところがありますよね。ついつい、気を許しちゃうところが狙われやすいのでしょう。かくいう私もこの前バス停で、一見好青年が１￡を見せて「５０ペンスありますか」と聞くのでてっきり両替だと思い（ここのバスはお釣りが出ません！）ありますよと出したところ、「サンキュー」といって瞬く間に持って行かれてしまいました。呆気にとられてしまった私、ちょっとしてから、あっ５０ペンス（１００円）取られた、と気がついたのですが、まぬけでした！！イケメンじゃなかったら、だまされなかったのかなぁ。（反省！）普段はそんなに危なくないエディンバラも、サッカーとラグビーの試合のある日は要注意です。昨日もすぐ近くのグラウンドでウェールズとスコットランドの試合がありました。スコットランドは負けちゃったんですけど、そのせいかどうかは定かではありませんが、私のお知り合いは車をボコボコにされちゃって、ほかのお友達のお友達のお友達は路上で「金出せ」強盗にあったとか。皆様気をつけましょう・・。パブには「サッカーのユニフォームは禁止」とか「サッカー色は持ち込むべからず」と言う張り紙がよくみられるのもうなずけます。日本もサッカーブームだけど、思えば日本人っておとなしいんだね。うちの娘は、例えば何かをするとか、しないとか言う話をしているとき、彼女の基準は「暴走族」です。たとえば暴走族に「やれ！」って言われたら、バンジージャンプするかなー。とか暴走族に「乗れ！」って言われてもロケットには乗らない。とかね。まあ、確かに暴走族は怖いけどね。

  2005.03.15

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• あなたの子供はたばこを吸いますか？？？

  前々から娘と不思議に思っていたことがあります。彼女の通うRoyal　High　SchoolはState　Schoolと呼ばれる公立校で中学１年から高校３年まで一緒です。創立が１１００年頃と言うから、驚異的な歴史がある学校で、さすがに一番古いうちの一つだそうです。（日本なら鎌倉幕府が出来ようかという頃？？）登校初日のこと「ねえねえ、お母さん！校門の前でたばこすっている中学生がいるの！先生見ていても注意しないの！信じらんな～～～～～い！！「え～、それはたばこに似た健康食品の一種難じゃないの？」と言って、娘に大いにひんしゅくを買ったものでした。その後も毎日のように同じ光景が見られ、私もさすがにあれは間違いなく「たばこだ」という認識をもちました。日本なら親は呼び出し、子供は停学、生徒集会、市中引き回しのうえ・・・は、ともかく大変な大騒動です。何で、先生は注意をしないのか・・・・が昨日判明しました！ここには、青少年はたばこを吸ってはいけない、と言う法律がないのだそうです！お酒は１８歳以上から、と言う法律があります。それはお酒は本人に害があるだけではなく、他人にも迷惑をかける可能性があるからだそうで、たばこはあくまで「本人の健康を害する」ことから、それぞれの家庭できちんとルールを作りなさい、ということだそうな。え～わかったような、わからないような。はっきりたばこは害があるわけだから、禁止にしたほうがはっきりしていいよぅ～。ただ、ここのたばこ、すごく高いんです。すごく税金を取っているから、一箱１０００円位するらしい。だから、中国から密輸の怪しげな偽物たばこも横行しているらしいけど、真、それはそれとして、たばこ１０００円は私も大賛成。子供だけではなく、大人ももちろん害があるわけだから、出来るだけすわないにこそたことはありません。それにしてもイギリスはかつてたばこの貿易でたいそう儲けたそうな。お代菅様、そろそろ子供からたばこを取り上げてはいかがでしょうかな。

  2005.03.11

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• もうちょっと・・・♪

  先週までの雪景色に変わり、日曜からは何か焦るようなピーカン晴れの毎日。ラブリーな今日この頃です。なのに・・・風邪がお腹に来た私・・・昨夜から絶不調！！こんなにいい天気なのにぃ！と、ふと庭を眺めていたら、なにやらキョロキョロ捜し物をするかのようなリスの姿が。キョロキョロしてはここ掘れワンワン。「ちがうわん、こっちかしら」またまた探してここ掘れワンワン「あれーどこだったかわすれちゃった」（首を傾げ悩んでいる）どうも秋の頃に埋めた木の実を探しているらしい。そういえば最近そのあたりに木のフェンスを作ったので、どうも勝手がちがっちゃったのかな、「こんなはずはない」と言う風情。しばらくあちこちをほじくり返していたリス子。ふっとフェンスを見上げかけ上りました。（平たい木なのに上るのが上手い）てっぺんでじっと見回し、うんとばかりに降りてきて、またホジホジ。（口でホジホジするから、芝が口の周りについてヒゲ化している・・・）「あったわん♪♪」（と、絶対言った）口にいっぱい木の実をほおばり、そばの木に登っていきました。１分位するとまた降りてきて、「あれーどこだっけ」とまた探すヒゲ面リス子。さっきここにおいたはずなんだけどーと言うときの私に似ている・・・。ようやく見つけ、また木の上へ。繰り返すこと４回、今日のランチは終了でした。リスって結構埋めた木の実を忘れちゃうんですってね。でもそのおかげで、埋めてもらった木の実はちゃんと木の赤ちゃんになり、大木に育つのだとか。自然は不思議、無駄がないのね。私たちの人生も・・・・・ってか。良いこと、辛いこと、嫌なこと、嬉しいこと、誰にでもあるけど、埋めておけば芽が出る日も来るかもよ。きっと意味がある、今日の苦労も無駄はないと思えばもうちょっと頑張れる！もうちょっと、あとちょっと・・・と楽観主義で行こう！

  2005.03.08

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  ふっふタトゥ待ちだよん★

  日本はすごい積雪！今年は異常気象ですね。実はこの２週間、断続的に降り続けたスコットランドの雪も、こちらの人に聞くと「こんなのは初めてだ」「いや５年ぶりだ」「いや１０年ぶりだ」と聞く人ごとに話が違うものの、滅多なことではないことは確かなようです(^_^;)日本も東京で１９０人がケガをした？？？病院に行かない人を入れれば、１０倍以上だよね。私だってお尻打ったとき病院行かなかったモン。実はつい最近まで座ると痛くて・・・たぶんヒビいっていたらしい・・・。でも病院でお尻をさらすことを考えると絶対いやだ！！痛くてもいつかは治る！！・・・と、こう思っている人がきっと山のようにいるはず。滅多に積もらないせいか、エディンバラではスノータイヤと言うものが見あたらないのです。冬のはじめ、旅行も考えて「念のためスノータイヤに変えよう」とタイヤ屋さんにいったところ、「スノータイヤください」「あるよ」と出してきたのが普通のラジアルタイヤでした。「違う、違う、スノータイヤ」「そんなものは聞いたことがない！」結局３軒回りましたがありませんでした。そのせいかおとといの雪に日には事故１件、坂を上れず空回りしている車１台目撃しました。毎朝子供を送っているダンナさんはこの日はギブアップしたのでバスで１時間かけて学校行ったんですけど、さすがにブツブツ言っていた娘も「バスの方が長生きできるね」と納得でした。（東京なら休校なのにぃ・・とはブツブツ言ってましたけど。）雪は降るものの、日毎に陽が長くなるのは、わたくしとて心弾まぬはずがありません。２月はじめには４時には沈んでいた陽がこの頃は６時半を過ぎてもまだほんのり明るいんですから、これはもうウッキ、ウッキしてしまいます。夏にはエディンバラ名物のタトゥがあります。入れ墨をいれるのではないよ！エディンバラ城に作られた特設会場で軍が主催するブラスバンド大会って言ったら申し訳ないけど、それはそれは素晴らしい（本番はまだだけど去年のビデオを見ました！）パレードなのだ。↓↓ ↑↑数百人のバグパイプ隊！しかもキルトのフル装備！（私結構あのカッコ好き）ド迫力の１大ページェントなのです。で、最後は花火がドドーンとあがる華やかさ！予約も今から入れないといっぱいになってしまうらしい。うっあせる・・・。私のイメージでは７時くらいカラかな？と思っていたら、昨日聞いたと頃によると９時半くらいから（もち夜）なのだそうな。「え？そんなに遅いの？」ときくと「だって、１２時にならないとまっ暗にならないから花火あげられないでしょ！」おー恐るべし夏のエディンバラのお日様よ。お日様みると心が躍る私・・・。夏が待ち遠しいやら、こわいやら。夏の終わる頃には寝不足で目のしたクマだらけだね、間違いない！今度の冬は冬眠だ。

  2005.03.04

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  １８６７年築の我が借り家は→

  ３日続いたネズミ捕獲も、ようやくネズミに気づかれてしまったらしく、土曜日からぷっつりと姿を現しません。・・・いや姿は見せているのでしょうが、ねずみ取りを見ても「けっ」とばかり、バカにしているに違いありません。違う手を考えねば・・・。キャサリンさまからも「ってか家」とお便りを頂いたので、我が家（ってか借り家）大公～～～～～～開。↑↑写っているのは私と、マースケと、同居のとも君。１階は事務所のようなものなのでほとんど２階の寝室が「我が家」です。子供達は部屋を出るときに「行ってきます！」寝室にはいるとき「ただいま」といいます。 ↑↑ドアの上に見つけました。日本なら明治維新の前年、大政奉還とかあったころのことかな。まだ、ちょんまげだわね。でも、このあたりはそれでもニュータウンと言われるくらいだから、「新しい」のかも。そのくらい古い家が多いです。歴史の中で今を生きているのだからすごいところです。何が同じで何が新しいのか、分からないくらい何もかも古いのです。キッチンはさすがに新しくなっているんだけど（とはいっても日本のキッチンの方がずっと新しくて使いやすいよん。）「信じらんな～～～～い」のはキッチンについている換気扇が日本ならトイレについている小さい直径１０センチくらいのだけ。魚でも焼こうものなら煙が家中に充満しどこにいても「今日は鮭だ」と分かるくらい。しかも煙はまったく換気扇に寄りつきもしないのだから、あの換気扇は一体何？ヒーターは半分くらいがもう「おだぶつ」状態で修理に来たお兄さんが、「こんなに古い型は見たこと無いです」ということで修理もママなりません。窓。窓は木枠が相当ぼろぼろなので、オリジナルかも知れませんね。すきま風が入り寒いので、サッシにして～と思っていたら、古い家なので勝手にサッシに変えてはいけないのだそうです。う～～～日本のサッシがいいよ～～。ついたばかりの時、さあ窓を開けよう（日本人は外気好き）と思ったら、これが開かないんです。なんと内側からも外側からもご丁寧にたっぷりペンキを塗ったのでくっついて開きません。う～～～～日本のペンキ屋は立派だ～～。一昨年の暮れには「１階のリビングの天井がすっぽりと落っこちた事件」が発生！私たちが来る前ですが、２階のお風呂から漏れた水が徐々にたまり、（当然しみがあったわけですが）修理を呼んでも「水漏れがない」と断言され、そんなこんなのうちにとうとう落ちたそうな。世にも怖いお話です。う～～～～日本の水道屋は立派だ～～。お風呂。これも新しくはなっているのですが、バスタブとシャワーがちょっと離れていて（何故～？誰か教えて～？）しかも床がじゅ～～～～～～たん！何故？何故？何故？何故？お風呂の床が絨毯は許せない！！子供が水遊びもできないんですから。お風呂にはいるときはバスタブからシャワーまでテンテンとタオルで島を作り渡っていく私たちなのです。ヒーティングのない時代にここに住んでいたのはどんな人だったのでしょうね。さぞ、寒かったのだろうな。寒かったから風呂場に絨毯をひいたのかもね。きっと暖炉のまわりにいつも集まって暖をとっていたのでしょう。それはそれで、子供達との距離もずっと近く、良い時代だったのかも。

  2005.02.28

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  ★テン、テン、テン・・・★

  このところ、雪な毎日。雪が降ったり、降ったり、降ったり。その割には積もらないのは、温度がそんなに下がらないせいかもしれません。それでも、子供達を狂喜乱舞させる程度には積もっているのですけど、これだけ続くとさすがの娘も「あきた・・・」のだそうです。もちろん下のマースケは飽きることを知らず毎日雪の上を子犬状態でキャンキャン走り回っております。（この頃彼はポチと呼ばれている）昨日も学校から帰ると早速庭に積もった雪で小さな、それは小さな雪だるまを作りました。一番小さい正城だるまは１０センチ、次のネーネーだるまは１５センチ、お母さんだるまは２０センチ、そしてお父さんだるま２５センチ。仲良く４人並んでおりました・・・・ら、何と今朝のこと。キツネの足跡が雪だるまの周りをテン、テン、テン・・・庭の端から端まで、可愛いテンテンが雪だるまをぐるっと回りながらついています↓↓ ↑↑ちょっと見にくいけど黒っぽいのが雪だるま。↑↑キツネってモデル歩きするんですね。見事な一直線です。ゆきだるまが美味しそうに見えたのかな。実はこのところ我が家でもう一つの動物噺が・・・このところガス台の下を開けると別のテン、テン、テンが・・。それもころっとした・・・。お食事中の方、ごめんなさいませ。そうです、ネズミの方が毎夜毎夜お忍びあそばされているのです！おぉっ！我が家は１８６７年築、ここでは決して珍しくはありません。家のあちこちに未だに未踏の隠し扉があったりして、それはそれはネズミの後楽園状態なのです。（ちなみに古い家に住んでいると、ご挨拶代わりに「幽霊はいます？」と聞かれます。今のところお逢いしておりませんけど・・）そこであの、ほら、良く漫画で見るような・・ねずみ取りの登場と相成りました。もちろん餌は、チ～～～ズこんな古典的な罠にはかからんだろーと思っていたら、やはり１９世紀の家に住んでいるくらいだから、ネズミも古典的。仕掛けて３日目から、毎日几帳面に１匹ずつかかります。（ネズミ算で考えるとうちには一体何匹いるのだ？）・・・で、誰が捨てるの？？結局情けない日本人の私たちには出来ず、お友達のジミーサンに「ヨロシクオネガイシマース」となりました。ジミーサン本当にありがとー。しかし、ミッキーマウスは可愛いのに何故ネズミは可愛くないのか。ハツカネズミは可愛いのに何故ネズミは可愛くないのか。これはカブトムシはかっこいいのに何故ゴキブリはキチャナイのかとともに永遠の謎でしょう。

  2005.02.24

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  エディンバラ面白いもの見つけた！第２段！！

  うちの御姫もHP作っているので、こちらで起きたことを書こうと思うと当然競争になってしまいます！先日も映画館で見つけた変な家族、書こうと思ったら先に娘に越されてしまった(T_T)でも、めげずに書きます！両方見てくださっている方ごめんなさ～い。★広い映画館で縦に１列で座る４人家族いや～ジムキャリーの[unfortunate　Ivents」（面白いような面白くないような・・コメディのような怖い映画のような・・）もう公開１ヶ月後だったのでがら空きだったんですが、そのがらがらの中縦に１列に並んでみていました。しかもずらっと並んだ座席の中間で・・。わからない～。★相合い傘～娘との違いをみせるぞ～写真です。じっくりごらんあれ。 通販カタログで見つけた優れもの。ただし、彼女を送った後一人で使うのは結構勇気がいります。この頃のエディンバラは３度～１０度と暖かく天気もいい日が続いています。豪雪の日本の皆様！頑張ってください！！

  2005.02.04

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• 面白いもの、見つけた！

  すむ所変われば、また変わったものを見つけるモンでござんす。（お～っと宮部様の「日暮し」を読んでいたので、つい岡っ引き言葉になってしまった。おもしろいよ！）そこで、今日はおもろいもの、見つけたり～～スト！オーソドックスなところから★オースチンのタクシー　知ってはいたけれど、中がどうなっているか知っていましたぁ？後ろの扉を開けると中は向かい合わせの座席で５人まで座れます。子供が乗るとベルトをするまで出発しません！仲良しで乗ると結構盛り上がれるよ。★２人乗り自転車　これはねー写真を撮って載せたいんだけど、大人に自転車の後ろにもう一つ子供用に車輪を取り付けて子供が乗っているという代物。なんだか優雅でいい感じです。日本でこれ売るとヤンママに受けそうだけど駐輪場に泊めるとお尻がドンとはみ出してしまうからおばさんにひんしゅくを買います。★ゴミ箱　週に一度ゴミの日には、そろいのモスグリーンのゴミ箱がずらーと各家の前に並びます。収集車は後ろのハッチにそのゴミ箱を引っかけられるようになっていて、自動的にぐーんと持ち上げてひっくり返してゴミを空けるようになっています。（なかなか、合理的）だから日本のようにビニール袋の山がなくて見た目にも美しい！ゴミのおじさんも楽！た・だ・し・ここにはゴミに分別がない！！なんで？！（はじめの頃は感じていた罪の意識もこの頃薄れつつある。薄れていくことがこわ～～～～い）★高速道路標識　先日のこと高速道路を走行中（もちろん１００キロくらいで）路肩に標識が。よく鹿の絵がでていたりするのですが、どう見てもその絵は「おばあさんの手を引くおじいさん」でした。え～ここ、わたるの～？★スコットランドはパブで有名。ドアの前には「サッカーのユニフォームは禁止！サッカーの話題も禁止！」と言う張り紙を多く見かけます。あらーベッカム様の話題は禁句？日本のギャル様お気をつけて。★冬は陽が低いので、車に乗っていると何ともまぶしいのです。とてもサングラスでは持ちません。・・・そこで通販で見つけた優れもの。車のサンシェード（・・というのですか？）に取り付けられる「もっとサンシェード」（命名Rika）サンシェードの下に薄茶のガラスのサンシェード、そこに更にピンポイントでサングラス色の可動式ガラス版がついている。想像できました？今日はここまで。また見つけ次第アップデートします。ふっふお楽しみにぃ!(^^)!　

  2005.01.31

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• しつこ～くロバート・バーンズ・サパーだ～～～

  今日１月２５日はロバート・バーンズの誕生日です！！前回に引き続きロバートバーンズ特集、いきま～す！！スコットランドにはストーリー・テラーと言う職業があります。日本で言うと「語りべ」となるのでしょう。今夜ロバートバーンズ・サパーに招待してくださったのがディビット・キャンベルさんというストーリーテラーです。彼は年の頃は５０代半ば（？）長く伸びた白髪を一つに束ねいつも渋いキルトを着ています。今夜はロイヤルマイルにあるこぢんまりとしたパブが舞台。初めてのバーンズサパーに心躍らせ、ダンナさんと到着。まずワインをカウンターで買って着席します。ハーモニカとともに始まり始まり！語るのはディビットさんと他女性１人、男性一人。バーンズの生涯を語りつつ彼の詩を謳っていきます。バーンズの詩はその多くが曲がつきスコットランドの人々に歌い継がれてきました。折々に入る歌は哀愁と懐かしさが入り交じり、心癒される旋律となって響きます。そして、いわゆるさびの部分になるとみんなが一緒に歌い出すんです。彼の詩はスコットランドの原語ケルト語が混じっているので、ただでさえ英語に難ありの私はますます何が何だか分からないのですが、まあストーリーテラーさんの見事な表現力！思わず引き込まれな～んとなく分かったような気になっちゃうから不思議です。語りの合間にスープ（コックリーキー・スープというスコットランド特有のスープ。鶏肉や野菜、お米が入っています）そして、・・・待ってましたとばかりハギスの登場です。ハギスとともにバーンズのハギスを「プディングの王様！」と称える詩が謳われおぅ～っとばかりにハギスを食べます。最後にはバーンズの有名な物語の詩「タム　オ・シャンター」が詠まれます。これは酒飲みのタムが酔っぱらって愛馬メグにのって帰る途中とある教会から飲めや歌えの騒ぎが聞こえてきて、思わずのぞくと中では魔女や妖怪が大宴会。中でも短い下着姿で踊る魔女に思わず喜んで「カティーサーク！」（短い下着！）と叫ぶと、場は一転まっ暗になり、そのカティーサークがメグのしっぽに捕まって追いかけてくるというこわ～いお話。結局人の世と魔界の境目の橋にたどり着くが、カティーサークはしっぽに捕まったまま人の世に入り危機一髪！ようやくメグのしっぽが切れてタムは逃げ切ったとさ。いやはや、ストーリーを知らなければ本当に何を語っているのかさっぱり分からないのですが、何とも引き込まれてしまいました。最後の最後は手をつないで[Auld　Lang　Syne蛍の光」をうたって終わりました・・・のはずが、ディビッドさん、「今日は日本の友人が来ています。是非なにか、うたってちょーだい」と言うではありませんか。おいおい・・困った。ダンナさんと目を合わせ、もうこれしかない。「では日本人なら知らない人はいない蛍の光を」ということで、恥もかなぐり捨てて蛍の光を歌ってきました。スコットランドの蛍の光が重なり、何だか素敵なバーンズ・サパーでした。え？魔女のカティーサークがその後どうなったかって？人の世に入ったカティーサーク、どうやらその後ハロウィーンの元となったそうな。短い下着姿の魔女が[trick　or　Treat？」と訪ねてきたら、ひょっとしたらカティーサークかも知れませんよ。くわばら、くわばら。

  2005.01.26

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• 明日は蛍の光を歌おう

  日本人なら誰でも一度は卒業式で歌ったことのある「蛍の光」は実はスコットランド民謡です。ロバート・バーンズというスコットランドを代表する詩人の作った詩に、誰かが曲を付けたもので、私もこちらに来てから何度も蛍の光・・「 Auld Lang Syne 」を聞きました。このバーンズさん、スコットランドの心とも言われる方で、明日１月２５日の彼の誕生日はBurns　Supperといってみんなで集まって、お酒飲んで、バーンズの好きだった「ハギスを食べよう」という日になっているくらいです。このハギス、う～日本の納豆、東南アジアのドリアンか！と比較されるくらいガイジンには馴染みにくい名物で、一言で言うと「羊の肉だけではなくて食べられる所ぜーんぶをオーツと一緒に羊の胃袋に入れてゆでた」もの、とても一言では言い表せない食感です、はい。でもバーンズを忍ぶのですもの。明日はたべるわん。　と、そこで、じっとしていることの嫌いなうちのダンナさん、先週末にバーンズを訪ねる旅に出ました。エディンバラからおよそ２時間、彼の生まれたAllowayへ。１７５９年に彼が生まれた小さな茅葺き屋根の家は今も残り、博物館となっています。飼っていた家畜も一緒に住んでいたと言うから、決して豊かな生活ではなかったけれど、このお母さんがすごい。子供達に昔から伝わる妖精の話、お化けや魔女の話などなど毎日聞かせていたそうな。その中から彼の泉のようなイマジネーションが育っていったそうで、またまた「もう遅いよ・・」と残念がるうちの子供達でありました。彼はロマンティストだったのでしょう、芸術家のご多分に漏れず恋の盛んな青年だったそうで、おまけに飲んだくれ。いつも２日酔いの状態だったとか。それでもこれだけスコットランド人から愛されるのは、その詩のなかに「俺達のことよくわかっているよな～」といったスコットランドの心があるからなのでしょう。恋のすったもんだの末に一緒になった奥方との間には１１人の子があったそうな。その中の一人のこの手を引いた妻の像が、彼の亡くなった地Dumfriesの町にありました。彼はここで１７９６年まだ３７才の若さでリューマチでなくなったのだそうで、詩は認められつつも生活が大変だった様子がうかがわれる足跡がいくつか残っていました。最後にお墓に詣でてきましたが、この聖ミッシェル教会の墓地、なんとも背筋が薄ら寒くなるような雰囲気をたたえた墓地で、ふと墓石の後ろからおじいさんが現れた時には娘と私は思わず「ぎゃ～！」と叫んでおりました。おじいさんは「ふっふバーンズが化けて出てきたと思ったかい」なんて素敵なセリフを残して去っていきましたが。ここにはバーンズ家族のみならずたくさんのお友達も眠っているそうです。さて、明日はバーンズサパー。蛍の光は手を前でクロスさせ隣の人とつないで歌います。日本で歌うよりもちょっとアップテンポですが、古き友との再会を喜び酒を酌み交わそうという友情の歌を懐かしいあなたの顔を思い浮かべながら、私も歌ってくることにしましょう。

  2005.01.24

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• ああ　エディンバラ！！！

  このところエディンバラはとてもエディンバラな毎日。特有の台風のような大風とたたきつける雨で歩道を歩いていてもか弱い私は思わずよろけてしまうこともあります。日本ならこれは「台風だろー」と思うのですが、スコットランドの皆さんはもう慣れたもの。飛ばないように、かぶる帽子は毛糸のキャップ。それにフード付きのジャケットを着て、突風何するものぞ、最後のバーゲンシーズンをエンジョイしておられます。その国なりの特技って言うのかな。風土や環境に合わせた生き方ってあるのよね。例えば香港。香港の地下鉄ってしっていますか？座席がアルミニウムで出来ていてツルツルなんです。それがベンチ状になっているので座っていると出発時と到着時にツルって滑るんです。私たち家族も地下鉄初体験の日、４人で座っていると次の駅に到着した瞬間２席分瞬間移動してしまいました。（あいにく空いていたので）それからというもの、おっ減速したぞ、と思うと足を踏ん張り顔を真っ赤にして踏ん張るのですが、無駄な抵抗はやめろーとばかりに隣の人にベチョっとくっついてしまうのです。だが！しかし！！香港人は動かないのだ！足を組んでいてもそのままスマートに動かない。香港人おそるべし！スリランカ人。何がすごいって、サリーを着たまま山にも登れるのです。スリランカにはアダムスピークという神聖な山があります。なんとてっぺんまで階段！しかも一段一段高さが違う！所々５０センチ以上の段もありよじ登ると言う感じなのですが、ここもスリランカのたくましいお母ちゃんは子供を抱いて、サリーで上るのです。すごすぎる！（スリランカ！負けずに立ち上がれ！応援しているよ！！！）というわけで各地長年培われた特技があるのが面白いですね。我々日本人の特技ってなんでしょう。ちなみにうちの夫は雪道をこけずに歩く特技、そして雨道をはねをあげずに歩く特技をお持ちです。

  2005.01.08

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• Happy　New　Year！

  あけましておめでとうございます！ 2005年01月01日 日本より９時間遅れで年が明けましたぁ。皆様明けましておめでとうございます。エディンバラでは大晦日の夜には町に繰り出しHogmanayというお祭り騒ぎをします。一番の繁華街、プリンセスストリート周辺は入場券がないと入れなくなり、歩行者天国にしてコンサートありカウントダウンあり、花火ありのお祭りとなります。私たちも券を用意しそれはそれは楽しみにしてこの日を待ちました。朝１０時半からは衛星放送の紅白歌合戦を生で見て、２時４５分からは「行く年来る年」。よし！夜中まで頑張るために昼寝をしようと親子４人みんなで爆睡。さあ７時だ、出かける準備だ！！とおもいきや・・・何だかマースケの様子がおかしい。熱を計ると３８度４分！！うぁ～だめだ～いくら何でもいけないわ。というのも通行規制のためバスが朝まで運行しているものの、最悪の場合は歩く覚悟をしていたので、とにかく条件は「みんな元気なこと」だったのです。券（シールになっていてリストバンドになるもの）を恨めしく眺めながら、マースケに座薬を入れて、寝かし１２時を待ちました。ぐっすり寝て熱を下げ、すっかり元気になった頃、１２時に。ドンドーン、の花火の音に親子で窓に張り付くと、エディンバラ城を筆頭に、市内の７つの丘から一斉に花火が上がります。窓からは何と７つのうちの５つが見えました！１８０度、５カ所からあがる花火の美しいこと。町にはでれなかったけれど、「たまや～」で迎えた新年でした。今年こそは世界中に幸が広がる一年となりますように。

  2005.01.01

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• いよいよクリスマス！！

  いよいよクリスマスイブ。テレビではもう日本の大晦日のような大騒ぎです。マーケットからは今日一日で「こんなにお金を使う」中継をやっているしバスドライバーまでサンタ帽子をかぶっていたり。こういうところが日本にはないユーモアかなあ。クリスマスのイルミネーションも楽しみの一つですが、結構サンタやトナカイのエレクトリカルパレード、といいますか、可愛いものが多いですね。大人向きのしっとりしたものは少ないように思えます。こういうところがあったかくっていいかなあ。スコットランドでは９月に入ったとたんホテルやレストランに「クリスマスの予約はお早めに！」という垂れ幕が下がり、マーケットには早々とおもちゃ入りのクラッカーやカードが列び、すっかりクリスマス気分になります。４ヶ月近く用意して、待ちに待ったクリスマスですから、それはそれは大人も子供も楽しいに違いありません。ここで私が昨日まで勘違いしていたこと・・・。クリスマスのブッキングがここまで熱心なのだから２５日はもうレストランやホテルは大変な大騒ぎだと思っていたところ、なんと２５日には店やレストランは閉まるところが多いのだそうです。レストランでパーティーするのはクリスマス前まで。やはりクリスマスは家族でゆっくりと過ごすそうな。ちょっとほっとするのは私だけ？

  2004.12.24

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• つかの間の昼間です

  １１月１９日今日は初めて道路が凍った。北海道育ちの夫にはえもいわれぬ懐かしい感触らしく、心がうきうきしているのが伺われる。スコットランドは北海道と共通した空気があるそうだ。澄み切った、気道に清いものが入り込むような清々しさ・・・らしい。私も何度か結構後に北海道に行ったけれど、わかる（ような気がする）。広々とした牧草地に羊や馬が草を半でいる様子などもとても似ている。もっとも夫は羊を見ると大好物の「ジンギスカン」を思い出しては「うまそうだ～」などと不謹慎なことを言っては未年の娘から怒られている。大いに違うのは日照の長さだろう。今日など１２時の真昼にして私の影は５メートルくらいあった。「私は影に憧れちゃうのよね。こんなにスマートで足長になりた～い」と１３歳の娘がいつものたまうのだか、ちょっと５メートルは長くない？丘のうえに顔を出した太陽は又そのまま、丘に落ちていくのであった・・・。

  2004.11.19

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• 町

  今日も、末の息子を迎えに４０分の道のりをあるく。町は秋の気配を通り過ぎ、冬支度が始まっている。もうすっかり葉を落とした木、黄色に染まった木々、それぞれに美しい。来る前は「暗い。寒い。太陽に慣れた日本人には落ち込みの季節」と様々に聞いてきたけれど、今のところそれほど寂しい季節とは感じない。きっと若い頃なら、ゆく秋を惜しみ、暗さとともに気分も落ち込んでいたのかも知れないけれど、この年になると（こういういい方はすこぶる婆臭いね）変化をすごく自然に受け止めているんじゃないかな。エディンバラに来て２ヶ月になる。不思議なもので、町が知らない間に「自分の町」になってきている。バスに乗っても、歩いていても、「私はここの住民よ」なんていう自負のようなものが育ちつつある。町の方から馴染んでくれているのではなく、自分が馴染んでいるのに妙に「よしよし、良い子じゃ」なんて気分になるから不思議。

  2004.11.15

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• 傘

  空が大きい。とにかく大きい。大きな空を雲がゆったり・・ではなく超特急で流れていく。しばらくの間、気がつくと空を眺めていた。正城が横で、「動いているねえ」という。「なにが？」「まーくんが」そーだねえ。本当にこんなに早く流れていると私が流れているような気がしてくるね。それもこんなに大きな空がダイナミックに動いていると、まるで一大ページェントだ。日本だって、東京だって、きっと昔は大きな空に包まれていたんだろうな。読書家・・というか買書家（本人は「好きで買っているわけではない。仕事だからやむを得ないのだ」と眉間に皺を作って言いますが）の旦那さんが買いあさったスコットランドのガイドブックによると、どれにも「風が強い！雨がよく降るが傘は間違いなく３日以内の壊れる。」と脅迫するように書いてあったが、これはまったく大当たりであった。風は確かに強い。東京なら「今日は台風が近いからすごい風だねえ」っていう風が毎日ふく。だから・・・だと思いますけど、スコットランドの人は滅多に傘を差さない。雨がジャバジャバふっていてもよくてヤッケのようなものをきている。３分の１くらいの人は何も気にしない風で、平気で歩いている。日本なら「あの人傘ないんだ。濡れながら歩いて、きっと失恋でもしたんだろうね」と言われるところだが、ここではその方が当たり前らしい。傘を差している方が珍しいのだ。エディンバラにきて５日目に目抜き通りをそぞろ歩いたのだが、そのとき珍しい傘の団体さんにあった。やはり日本人であった。

  2004.11.04

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