いまさら皆既月食とか・・・・
うーむ、どーも遅くていかん!o( ̄ー ̄;)ゞ 去る10日の皆既月食なんだけど、 また今頃になっちゃった。 もう気が抜けちゃってるよねヽ(´o`; ・・・ 今回の皆既月食は賑やかな星座を背景に長時間に渡る事から、 広範に写して、赤銅色になった月とのコラボを狙うつもりでしたが、 札幌地方は断続的な雪で目論み外れ、 安定して星座が望める時間も僅か、 折からの流星群も (♀_゜)σ ミエマセン・・・でした。 なので少しでも月だけでも明瞭に捉えようと、 予定外、望遠鏡を引っ張り出し、 撮れない時間帯もありましたが、 皆既月食ならではの赤銅色の月を少しでも、と。 【全体写真↓】欠け始めるのは45分からでしたが、 その前から半影食で既に北東側に薄い影が確認出来てました。 皆既中と満月へ戻るまでが撮れてないのが残念(/_;)。 ↓ 2130-0025%35時間入り posted by (C)コーッターター↓皆既に入る数分前から見られた赤銅色の月 2249-2300時間入り posted by (C)コーッターター【ウンチク】なんして赤銅色になるかと言うと、 普通、宇宙空間で影に入った部分は暗黒で見えなくなりますが、 月食は地球の影が月に投影というのはご存じの通り。 でも地球にはごく薄い大気があります。 天体規模から見たら産毛程度に僅かな厚さでも、 太陽光が地球の縁を通り散光されます。 解析現象等でもよくある様に、屈折し易い長い波長の光、 つまり赤っぽい光が影の部分まで散乱するので、 ぼんやり赤茶色の月が見られるのです。 上の5コマの中の2つをアップにしています。 P1030922 posted by (C)コーッターターP1030965 posted by (C)コーッターター月食以外では新月に近づいても、 月の暗いところがぼんやり見えるものですが、それは逆に、 地球表面の反射光が月の影の部分を照らすもので、 【地球照】と言い、むしろ青っぽい色になっています。 P1020633 posted by (C)コーッターターこちらは月食とは関係なく、 まだ秋の内に深夜になって見えるようになって来た、 冬の星座、オリオンはじめとする一等星による冬の大三角、 を広く写した写真。 (月の位置は月食時と違うけど) P1030528 posted by (C)コーッターター ↑↓ 上の説明入り ↓ P1030528文字入り posted by (C)コーッターター中秋の名月も見せてとリクエストありましたが、当日は悪天だったので撮れませんでした。替わりに、翌日の16夜が結構満月だったのでどうぞ~♪P1020271 posted by (C)コーッターターその時一緒に輝いてた木星100分間に自転で変化した模様DSC08219約100分後 posted by (C)コーッターターDSC08192 posted by (C)コーッターター木星の衛星ガリレオ衛星P1020276 posted by (C)コーッターターさらにその各衛星の時間経過の公転移動の様子衛星移動 posted by (C)コーッターターこちらも秋口、夜明け前に昇ってくる北斗七星(おおぐま) P1030328 posted by (C)コーッターターオリオン座の中心部分、三つ星とM42と一等星リゲル P1020666 posted by (C)コーッターターおうし座頭部、一等星アルデバラン P1020662 posted by (C)コーッターターご覧いただき有難うございました