[本]の記事一覧 | 楽しい庭作り

まほろ駅前多田便利軒・三浦しをん

まほロ駅前多田便利軒まほロ駅前番外地まほロ駅前狂騒曲三浦しをん３部作図書館のおすすめコーナーにあった三浦しをんさんの作品は好きで時々読みます外れないなーという印象東京のはずれ、まほろ町で便利屋を営む主人公の多田ひょんなことから高校の同級生、行天が転がり込んでくるちょっと常識から外れた行天との共同生活ほとんど言葉を交わしたこともない同級生なのに人はみんな何かを背負って生きているそれを上手く表現している最後はほっこりさせてくれるいい感じですこれも映画化されています瑛大と松田翔太のようだけどそんな感じー（笑　　　　

November 30, 2019

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宮本輝　流転の海

宮本輝の小説が好きで時々読みます流転の海自らの父をモデルにした松坂熊吾の波乱の人生を書いたもの1982年に連載がスタートして2018年に完結流転の海　地の星　血脈の火天の夜曲　花の回路　慈雨の音満月の道　長流の畔　野の春全９部作主人公　松坂熊吾は、５０歳にして子供をもうけるこの子が２０歳になるまでは死ねないと懸命に生きていく劇的な何かがあるとかではないけれどなかなか思うように事は運ばない人情味があり、人間としても秀でたものを持つ熊吾それと同時に多くの欠点も持つ主人公は特別ではなく本当に淡々とそして最後も悲しいくらいにあっけなくそんなものよねと思える

July 2, 2019

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辻村深月　かがみの孤城

2018年の本屋大賞辻村深月さんのかがみの孤城とても良かった♡図書館で本屋大賞に選ばれた本を借りるのですが今回は５月に予約して、借りられたのが１２月末人気です本屋大賞に選ばれた本はだいたい面白いと思えます買って読めたらいいのでしょうけど経済的にもそうだけどものが増えてしまう辛抱強く待って、利用させていただいています学校に行けなくなった主人公のこころある日部屋のかがみがひかり、ひかりの先には城のような不思議な空間そこには同じ境遇の子供たちが７人集められていた何のために？限られた時間の中で、それぞれがいろんなことを考え行動しようとする後半はとても引き込まれる感じでしたいろんな人間がいてみんな感じ方、考え方が違ってそんなことわかっているのに傷ついて自分のことばかり考えてもダメで相手のことを考え過ぎても上手くいかない多様化した現代生きづらいと思っている人は多いと思う少しでも楽に考えられたらいいんだろうな

January 6, 2019

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北海道に行ってみたい

題名に惹かれて読んでみた神様たちが遊ぶ庭宮下　奈都著エッセイです小説を読むことが多いのですがエッセイも好きです自分とは全く環境も考え方も違う人の話を聞いている感じがして肩肘を張らずに読める感じもいいこの本は宮下さん一家の北海道での暮らしを書いたもの福井県で暮らしている宮下一家夫婦と小学生2人中学生1人北海道が大好きな夫が「北海道で暮らしたい」と言い出すそれも田舎に話し合いを重ね、1年という期限を切って移り住むことした現実離れしているところもあるけど人生の選択としてはありよねなどと思いながら読んだ一度も北海道に行ったことがないので一度は行ってみたいと思っている出来ればお花がたくさん咲いている時期に見渡すかぎり花畑という写真が良くありますよねそんなところがいいと思っていたでも　この本を読んでいてただただ大きな自然があるところに行きたい花がなくてもね改めて「北海道に行ってみたい」と思ったそんな本です　　　　

February 8, 2018

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世界の果てのこどもたち

世界の果てのこどもたち第二次世界大戦後を生きる、少女3人の物語余りの辛さに、途中で読むのをやめようと思ったこともこれは実話に基づいたものなんでしょうね人間とはなんと残酷なものなのだろう戦争は何があってもやってはいけないやられたらやり返すではいけない自分だけは、残酷なことはしないなどということは決してない人のものを奪わなくても生きていけるこの時代に感謝落とした財布が戻ってくる日本それだけ豊ということたくさんの残酷な過去があって今の平和があるのですよねつい忘れがち感謝していきたい　　　　　　

November 3, 2017

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カンパニー

カンパニー伊吹　有喜今までに読んだことがない雰囲気会社ではリストラ候補家庭は崩壊なぜ崩壊したのか？それさえ理解できないそんな中でバレー団への出向を命じられる現実に目を向けないように仕事に没頭する新しい出会い　やりがいも生まれてくるバレー団という特殊な環境は興味をひきます

August 6, 2017

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羊と鋼の森

昨年　本屋大賞をとった作品宮下菜都著ピアノのことも調律のことも、なのも知らない一人の高校生がたまたま学校にピアノの調律にきた人の調律の音に感動し調律師を目指していく淡々とした毎日の中に大切な何かがあるような才能とは感性とは努力とは小説の中の一節「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ」読み終わって気持ちが落ち着く感じ図書館に予約をしたのは半年以上前のような気がしますちょっと忘れかけていた(笑

February 22, 2017

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手紙

東野圭吾手紙東野圭吾さんの本は読みやすい一気に読めます犯罪を犯した人の家族の苦悩自分が罪を犯したわけではないのに同じくらいの苦しみを味わうあからさまに自分を避けるわけではないが皆　距離を置く上手くいきかけていても家族のことを知ると、やはりダメになるそれでも理解者を得るその人と家族を作るのですが今度はそのお家族にも犯罪者の家族という烙印が押されるどう家族を守るのか犯罪者とどう向き合うのか

December 20, 2016

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12番目の天使

以前　おすすめ図書で紹介されていた１２番目の天使オグマンディーノ著　坂本貢一訳涙なしでは読めない感じ図書館で借りたのですが「大人向けで良いですか？」と聞かれたので子供向けにもあるんでしょうね若くして大企業の社長にまでなった主人公その矢先に最愛の妻と息子を交通事故で失ってしまう生きる意味さえ分からなくなったそんな様子を心配した友人がリトルリーグの監督に誘うそして一人の少年と出会う徐々に生きる意味を見つけていくでもその少年には大きな秘密があった是非　読んでほしい本です

December 14, 2016

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火花

そろそろ図書館でスムーズに借りられるかなと思ったらすぐでした最近図書館はパソコンから借りたい本を予約できるようになったらしいので早速　予約をしてみたそしたら翌日取りに来てくださいのメールが届いたまたまた便利になりました漫才師を目指す若者の話ですよね先輩漫才師との関係自分がどう考えてどう生きていくのか最後は先輩か本人が成功するのかな？と思っていたけどそうではなくてみんな悩んで生きていくのよね～という感じ読み応えのある作品でした

August 11, 2016

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アナスタシア

少し前に食育の話を聞きに行った身体に良い食べ物の話元気な野菜を作って、元気な身体を作ろうという内容でしたその中で「アナスタシアという本があるので、興味のある方は読んでください」ということだったので読んでみました考え方の一つという感じです人間は多くのものを持たなくても幸せに生きていける洋服を着なくても対応していけるようにできている自然界にあるもので暑さ寒さを防げる食べ物もたくさん食べなくても、必要な栄養は体が教えてくれる人間の体はパーフェクトなのだと解釈の問題もあるので、上手く説明できないのですが哲学書の好きな方にはお勧めこの本の内容とは関係ないかもしれませんが人は多くのものを望みすぎなのかもしれない食べ物にしても、あまりに多くの食べ物があってそれも美味しいものが食べ過ぎだよな～と感じます

June 16, 2016

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花咲舞が黙っていない

ちょっと前にドラマになりました今　読売新聞の連載として載っていますなかなか毎日読めないので借りてきましたタイトルは違うのですね図書館の方もわからなくて、探していただきました「不祥事」ではドラマとしては見たいと思わないかも（笑大手銀行で起きる不祥事ちょっとしたミスだったり、悪意を持っての犯罪だったり経験がないのでわからないけど想像はつく大手銀行なので出世がすべてみたいな職場でまた　いろんなお客を対応していかなければいけない中で会社員として人としてどんなに立場の高い人にも堂々と自分の意見を言っていくその態度が良い威張り散らしている人がやっつけられるのは気持ちいいドラマは一度も見たことがなかったけど花咲舞をあんさんがやっていたと思うん～～～ん私の中ではイメージが違うな～

February 18, 2016

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西加奈子　サラバ　良かった。

とても引き込まれる作品でした上巻と下巻があります特に下巻は引き込まれてしまいました一人の青年が、自分が生まれた時からのことを小説にしたという設定青年の目線での家族　友人　恋人普通とはちょっと違った家族の状況でも普通って何だろう大切なものとは何なんだろう弱くて未熟な青年に共感したり、疑問を感じたり人は変わっていくものであること何を求めていくのか読み終わって、しばらく考えてしまいました

January 31, 2016

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あの家に暮らす４人の女

昨日　今日と寒い冬らしくていいですこんな日はコタツに入って読書三浦しをんさん今人気で、図書館で三ヶ月待ち楽しい作品でした淡々とした日常を描いているのですがその中にユーモアもあり意外性もあった都内の一軒家に母と娘で暮らしていたところにひょんなきっかけで一緒に暮らすことになった二人の女性劇的なことは起きないがそれぞれ　いろんな事情を抱えている人は多かれ少なかれいろんな事情を抱えていますからねそして　人様の事情に興味があるちょっと覗いてみたいと思う母親の若いころの話だとか娘が生まれたいきさつなどを「神」の目線で説明ありえない出来事ももしかしたら・・・。と思えたり（笑

January 13, 2016

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永遠の０

もう　涙　涙　でした年をとって涙もろくなったこともありますが第二次世界大戦の特攻隊の話です泣かないわけがない作者の百田尚樹さん以前　テレビで下調べをかなりやってから小説を書くと聞いたことがある映画にもなったし、ドラマでもやったみたいですからね感動作です戦闘の場面などはよく理解できないこともあったけど特攻で命を落とした祖父のことを調べるストーリー兵隊として戦地にいながら「自分は生きて家族のもとに帰りたい」と言っていた祖父どんなに臆病者と言われてもでも　特攻隊で死んだ特攻隊とは志願していくものですなぜたぶん　想像すらできない状況だったのでしょう今　テロが問題になっていますが特攻もある意味テロではないかという声も違う気がする何だか悲しくなりますね人間というものに

February 24, 2015

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50歳からでも遅くない

12月です今年も残すところわずかですね今日は風が強く　寒い北海道は雪みたい冬本番です年末に向け　いろいろ片づけものなどをしていたら「こんな本　読んだのね～」瀬戸内寂聴50からでも遅くない死を迎えるその日まで、意欲的にオシャレに生きましょう50なんてまだまだ！とのことです確かに∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽50代　60代の女の訴えは虚しさについてが圧倒的です。孤独に甘えず、孤独を飼い馴らし、孤独の本質を見極め、自己の孤独から他者の孤独へ思いをひろげるゆとりを手に入れない限り、孤独の淵から這い上がることはできない∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽みんな　孤独を感じるんですよね孤独に甘えずそうよね　そうよね自分に言い聞かせています人間の本当のやさしさは孤独からの贈り物夜が長いせいでしょうか「自己のよりどころは自己のみである」

December 2, 2014

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泣ける本

天国のママから届いた　最後の贈り物フランスの余命2か月のシングルマザーが子供たちのために行政と闘った実話2008年に余命宣告を受けたマリー最初に考えたことは、残される4人の幼い子供子供たちがこれまでと同じ学校に通い同じ友達に囲まれ何より4人バラバラにならず一緒に暮らすことを望んだその願いがかなわないと分かったとき彼女は泣けます｡ﾟ゜｡えー(⊃´Д｀⊂)ーん。゜ﾟ｡久しぶりに本を読んでボロボロ泣いてしまいました泣きたくなったときはおすすめ　　　　雪で思うように動けないのでケーキを焼きましたクリスマスのリベンジがやっぱり今一つうまくいきませんでも　美味しい

February 20, 2014

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半沢直樹

半沢直樹の原作本テレビを見なかったので、読みましたやはり　面白い「10倍返しだ」と　言うのは一回だけなのに、インパクトは大きいただ　読んでいて半沢が出てくると堺雅人の顔が浮かぶの当然よねきっとこの話は現実にもとづいているんだろうな最後　しっかり10倍返しができるところはスッキリよね　　みかんを頂きました庭でとれたらしいミキサーでジュースにしたんだけどスッパイでも　懐かしい味

January 16, 2014

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プラチナデータ

映画にもなっているプラチナデータミーハーなので話題作は読みたくなります東野圭吾さんの作品は読みやすい映画で二宮君演じる神楽まったく覚えのない殺人の容疑がかかる自分が開発したDNA検索システムを使っても神楽が犯人とでる映画の紹介で神楽が真犯人を見つけるため逃走するシーン本を読み始めてすぐに神楽が二重人格であることが書かれている「な～んだ　そういうことか」と思ったのですが・・・。犯人は別にいましたこの意外性が好きだわ今度は半沢直樹を読もうと思って予約（図書館に）タイトルは違ったと思う信じられるのは化学ではないようです所詮　人間の作るものだから

September 30, 2013

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舟を編む

少し前に映画化されて話題になった作品宮崎あおいが主演だったかしらそれ以上の情報はなくなんとなく読んでみたいと思ったのですが面白いヾ(=^▽^=)ノおススメです【送料無料】舟を編む［三浦しをん］辞書を出版する方たちを書いたもの辞書ですから言葉の世界言葉にこだわりをもち、突き詰めて考えるそんな人たちが「大渡海」という辞書を出版するまでを書いたものその中でおきる人間模様辞書を出版する労力など考えたこともなくわからない言葉を辞書で引くくらいでも　よく考えれば辞書の言葉も人が考えているわけで一番妥当と思われる表現を載せる完璧などないそれを作り上げていく考えただけで気が遠くなりそうそれにしても真剣に取り組むことがあることの素晴らしさ多くの人と何かを作り上げていく喜びそういうことが幸せにつながるんですよねちょっと何かに真剣に取り組んでみようかなとか何かを始めてみようかなと思わせてくれました今度はＤＶＤを借りてきましょう

September 15, 2013

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