ロルファーになりたい受講生の方へ
明日からカルチャーセンターでの「ボディワーク入門」講座が始まる。2006年初の講座になる。ばう犬と「継続の方には新しい情報を。新規の方には、どちらかがついて丁寧に指導する。」と相談しあう。同じ内容でも、初心者には分かり易く、継続の方には以前よりも少し難しいテクニックを使ってもらえるようにカリキュラムを作っている。ボディワーク入門クラスで心がけているのは、ハンズオンテクニック(手技)だけでなく、ボディワークと治療法の思想的な違いや、SI(ストラクチュアルインテグレーション)独特の考え方を知っていただくこと。手技だけを抜き出しても、それはSIにはなり得ないので、手技ではない、バランスを変えていくテクニックも取り入れている。さて、カルチャー講座の受講生の方たちの中には、ロルファーを目指したいという方が何名かいらっしゃる。すでに手技療法家として活躍している方たちなので、ロルファーになるための第1段階である「ユニット1」の集中コース版である「アドバンスドユニット1」の受講を希望している。ユニット1が6週間のコースであるのに対し、アドバンスドユニット1は2週間のコース。マッサージセラピストとしてすでに資格を持って活躍している方たちを対象としたコースだ。内容について聞かれることが多いし、サイトを紹介しても英語を読むのに時間がかかると困っている方もいらっしゃるので、詳細を簡単に訳してみた。興味のある方はご参照ください。人数が集まれば、アドバンスド1に付き添いしてもいいかな、などと受講生の方たちと話しいる最中。**********************************Unit I - Advanced Foundations of Rolfing Structural Integration Tuition: $1,500 (Monday - Friday from 8:30 AM - 6 PM) July 17 - July 31, 2006 (Course: UAF2.06) Instructor: John ScheweApplication Deadline: May 15, 2006 Admissions Exam: July 31, 2006 アドバンスドユニット1受講料:1500ドル(月曜日―金曜日 8:30から18:00)2006年7月17日~31日インストラクター:ジョンシューイアプリケーション締め切り:2006年5月15日アドミッション試験:2006年7月31日===============================入学のための必須項目:◇高校の卒業証書もしくは60時間以上授業を受けた高等教育(大学や専門学校)機関からの成績証明書。◇どのような人生経験から、自分がこのコースを終了する能力があると思うのかを示す2~3ページのパーソナルエッセイ。◇最低250時間のボディワークプログラムを終了していること。そのうち、最低47時間の解剖学、21時間の生理学、45時間のマッサージもしくはそれ以外の公的タッチトレーニング(手技)、15時間の人間関係学(therapeutic relationship)について学んでいること。◇卒業後、50時間の臨床かそれに相当する経験があること。◇ロルフ・インスティテュートから送られる必要フォームへの記入を終え、承認を受けていること。このクラスは、ロルフ・インスティテュートでトレーニングを受け、ロルファーを目指したい希望を持っている、すでに教育を受けているマッサージセラピストやボディワーカーのためのクラスです。また、ユニット2に向けて進んでいくためのスキルを養うクラスでもあります。講義、デモンストレーション、エクササイズや臨床を通じて、受講生は、ユニット2で学ぶロルフィングの原理やロルフィングの10セッションを知るようになります。受講生は、ロルフムーブメントについて知り、スキルフルタッチと呼ばれるロルフ・インスティテュート独自の手技(clinical practice)を学びます。ユニット2受講資格試験には、解剖学、生理学、キネシオロジーが含まれて居ます。 質問がある方は、ロルフ・インスティテュートに直接お問い合わせください。MSaitoがお答え出来る情報は、サイトに掲載されていた情報(このブログで訳した内容)のみですので、悪しからずご了承ください。また、「ボディワーク入門 ロルフィングに親しむ103のテクニック」P205の”ボディワーカーになろう!”という項も併せてご参照ください。ビザ、渡米の方法、ボルダーでの生活などの経験が掲載されています。