☆NY市場*17日の結果!(大幅反発)
《NY市場*3月17日の結果》『DAW平均』:16247.22(+181.55)★『ナスダック指数』:4279.95(+34.55)『S&P500』;1858.83(+17.70)《シカゴ日経平均先物》円建て;14435.00(+275.00)★《為替》;1$=¥101.749(+0.430)《WTI原油先物》;$97.96(-0.93)《GOLD》;$1367.30(-11.70)☆週明け17日のニューヨーク株式市場はウクライナ情勢への懸念が後退し、主要銘柄が全面高の展開となった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比181.55ドル高の1万6247.22ドルと、6営業日ぶりに上昇して終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は34.55ポイント高の4279.95だった。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比3468万株減の6億0511万株。 ウクライナ南部クリミア自治共和国で16日実施された住民投票では、ロシア編入が圧倒的多数で承認された。投票に反発した米欧は17日、対ロシア制裁の発動を決めた。だが、投票時に大きな混乱がなかったことや、制裁も想定内だったことから、序盤から買いが先行。ダウの値上がり幅は一時、200ドルを超えた。 市場関係者は「制裁は個人を対象とした内容にとどまり、驚きはない。次はプーチン大統領の発言など、ロシア側の反応に注目したい」(日系証券)と語った。 2月の米鉱工業生産が前月比0.6%増と、市場予想を大きく上回った。米国の順調な景気回復が確認できたとの見方が買い安心感につながった。 一方、市場では、18日から2日間の日程で開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が次の焦点。利上げの判断に関するフォワードガイダンスの見直しの有無などが注目されている。 ダウは30銘柄すべてが上昇した。個別銘柄ではIBMが2.0%増、ボーイングが1.9%高など。