☆NY市場*28日の結果!(反発)
《NY市場*2月28日の結果》『DAW平均』:16321.71(+49.06)『ナスダック指数』:4308.12(-10.81)『S&P500』;1859.45(+5.16)《シカゴ日経平均先物》円建て;14925.00(+10.00)《為替》;1$=¥101.860(-0.276)《WTI原油先物》;$102.67(+0.27)《GOLD》;$1328.60(-3.20)☆週末28日のニューヨーク株式相場は、ウクライナ情勢に対する懸念がくすぶる中、堅調な米経済指標を好感して買いが優勢となり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比49.06ドル高の1万6321.71ドルと3日続伸した。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同10.81ポイント安の4308.12と反落して取引を終えた。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2億6349万株増の9億5888万株(暫定値)。 朝方発表されたシカゴ景況指数(PMI)やロイター・ミシガン大学の消費者景況感指数(確報値)がそれぞれ市場予想を上回ったことを受けて買いが先行、底堅い展開が続いた。しかし昼すぎに、ウクライナの暫定首相がロシアに対して軍事侵攻をやめ、クリミア半島から引き揚げるよう主張したと伝わると、投資家がリスク回避する姿勢を強め、円高・ドル安が進行。これに伴い、主要株価指数は一気にマイナスに転じた。 ただ、ダウ指数は売り一巡後に持ち直し、プラス圏で取引を終えた。取引終盤の売りについては、今週はS&P500種株価指数が最高値を更新するなど、相場が堅調に推移していたため、週末を控えて利益を確定する動きが活発化したとの見方もある。しかし、「これまで内政問題ととらえられていたウクライナ情勢がロシアを本格的に巻き込んで深刻化すれば、相場への影響は避けられない」(大手証券)と警戒する声も聞かれた。 個別銘柄では、金融大手シティグループが小幅安。メキシコ子会社で不正が見つかったとして、2013年の業績を下方修正した。