☆NY市場*21日の結果!(反発)
《NY市場・6月21日の結果》『DAW平均』;14799.40(+41.08)『ナスダック指数』;3357.25(-7.39)『S&P 500』;1592.43(+4.24)《シカゴ日経平均先物》;13485.00(+575.00)★《為替》;1$=¥97.66(+0.31)《WTI原油先物》;$92.89(-1.42)《GOLD》;$1292.80(+6.92)☆週末21日のニューヨーク株式市場は、2日連続で急落した後の買い戻しを受けて優良株で構成するダウ工業株30種平均が3日ぶりに上昇、前日終値比41.08ドル高の1万4799.40ドルで終了した。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は7.38ポイント安の3357.25と3日続落した。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比9億4305万株増の20億0856万株。 米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が量的緩和縮小などの可能性に言及したのを機に、19日からの2日間でダウの下げ幅は合計550ドルを超えた。この日は、下げ過ぎとみた投資家の買いが入る一方、売りもあり、中盤までは不安定な値動きが続いた。 その後、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが分析記事で、市場は議長発言を読み違えている可能性があると報じると買いが優勢となり、結局プラスで引けた。 株式相場は、緩和縮小への警戒感から、値動きが激しい展開が続く。ただ、一部では「FRBが債券の購入を減らすのは景気回復していることを意味する。株にとって悪いことではない」(日系証券)との声がある。 個別銘柄では、銀行株が下落した。債券価格の急落を受けて保有している債券に損失が出ているとの懸念が広がった。バンク・オブ・アメリカが1.6%安、JPモルガン・チェースが1.0%安。業績が予想に達しなかったオラクルは9.3%安。