☆東京市場*来週の展望!(3月第4週)
《東京市場*来週の展望》(3月第4週)☆来週(18-22日、20日は祝日で休場)の東京株式市場は、堅調展開継続か。今週末15日は、欧米株高の流れを受け、日経平均株価は1万2500円台を回復し、高値引け。FTSEリバランスに伴う大引けのインデックス買いに押し上げられた面はあるが、物色意欲は依然としておう盛であり、心理的なフシ目となる1万3000円に向けて上値を試す可能性がある。 東証が14日引け後に発表した3月第1週(4-8日)の投資部門別売買動向によれば、海外投資家は1兆172億円の買い越しとなり、1982年の公表開始以来、初の買い越し額1兆円大台乗せを果たし、改めて海外勢の買い意欲の強さを印象付けた。「米国株が急落しない限り、海外からの資金流入は続くとみられる」(銀行系証券)との声は多い。しかも、国内機関投資家による期末決算対策売りは今週で一巡したとみられ、需給が一段と引き締まってくるとの読みもある。ちなみに、日経平均株価の価格帯別出来高では、1万3000円絡みに若干の抵抗帯があるが、それをクリアすると1万6000円までほとんど圧迫感がない状態であり、先高意識が高まりやすいといえそうだ。