☆トスカニーニ♪コンプリートRCAコレクション!(84CD+1DVD)BOXSET
ARTURO TOSCANINITHE COMPLETE RCA COLLECTIONアルトゥーロ・トスカニーニコンプリートRCAコレクション84CD+DVDCDサイズのハードカヴァー解説書付き(海外盤;3月6日発売予定、9000円前後)☆大型ボックスのリリースが相次ぐ中、待たれていたトスカニーニのボックスがついに登場。20世紀演奏史に巨大な足跡を残した大指揮者の演奏を手軽にまとめてコレクションできる今回のボックスは、申し分のない内容にも関わらず、価格は非常に低いものに抑えられているのが嬉しいところです。【収録内容】トスカニーニの最晩年の録音にも関わったRCAの名プロデューサー、故ジャック・ファイファーが全面的に監修・プロデュースし、1992年に発売された82枚組のボックスセット「アルトゥーロ・トスカニーニ・コレクション」(当時は12万円以上もしていました)のカップリングを基本的に踏襲、これにCD2枚分となるEMIへのBBC交響楽団との正規セッション録音を追加収録。さらに、トスカニーニの生涯を追ったドキュメンタリーDVD「トスカニーニ~ザ・マエストロ」の完全版も収められるという大規模な構成。【リマスター】1992年発売の際のデジタル・リマスターを基本に、一部を、JVC XRCDシリーズや、2for1シリーズなど最新のリマスター音源を採用して音質面で万全を期しています。 【仕様】外箱は蓋つきのカードボード製キャップボックスで、各ディスクは、ダブル紙ジャケットに収納されています(ジャケット・デザインはオリジナル仕様ではありません)。 解説書(英語)はCDサイズのハードカヴァー仕様の豪華なもので、トスカニーニのエキスパートであるモーティマー・H・フランク、ミヒャエル・ステーグマンによる新たなライナーノーツ、RCA録音のディスコグラフィを掲載。【トスカニーニについて モーティマー・H・フランク】このボックスセットは、トスカニーニがNBC交響楽団のみならず、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、ミラノ・スカラ座管、そしてBBC響と残した正規録音を全て収めたものである。1920年~21年にかけてアコースティック録音されたミラノ・スカラ座管との録音に始まり、1954年の引退の年まで、トスカニーニがその後半生でオペラ上演から遠ざかり、演奏会での指揮にほぼ専念することになった約30年間の軌跡をたどることが出来る。 NBC響とのさまざまな録音を聴けばよく判ることだが、『トスカニーニはいつも同じ演奏をした』という一般的なイメージは大きな誤りである。一例をあげるとすれば、1939年、1949年、そして1953年の3種類の演奏が収録されているベートーヴェンの『英雄』が好適だろう。それぞれの演奏はお互いに少ずつ異なっていて、トスカニーニが同じ作品においても常に自分の演奏解釈を見直していたことを如実に示しているのだ。1939年の録音はもともと演奏会のライヴ録音であり、SPで発売された時には、音質面では問題があり、ドライで窮屈な音として悪名を馳せた。しかしCD化に当たっては、NBCによる放送用レフェレンス・マスターディスクを使用することで、1950年代のLPを思わせるようなヴィヴィッドな音が蘇っている。 NBC響との演奏を、ニューヨーク・フィルやフィラデルフィア管との演奏と比べると、その演奏の変化や差異は一層際立ったものになる。つまりトスカニーニはいつも前進していたのである。常にアクティヴに演奏作品を検討し直し、1回1回の演奏に極限の集中力をもって臨んだため、同じ曲を演奏しても二度と同じ演奏にはならなかった。それを味わうのがトスカニーニの録音の醍醐味であり、このボックスセットはその意味で、尽きぬことのない楽しみと満足感を聴く者に不えてくれるのである。(モーティマー・H・フランクは、ウェイヴ・ヒル・トスカニーニ・コレクション・キュレイターで、トスカニーニとNBC響に関する研究書『アルトゥーロ・トスカニーニNBCイヤーズ』を著したトスカニーニ研究の第一人者)ブラームス交響曲第1番第1楽章 / トスカニーニ&NBC交響楽団【収録情報】Disc1:NBC交響楽団・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』(1949年11月28日&12月5日, カーネギー・ホール) ・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21 (1951年12月21日, カーネギー・ホール) Disc2:NBC交響楽団・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 (1951年11月9&10日, カーネギー・ホール) ・ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36 (1949年11月7&9日&1951年10月5日, カーネギー・ホール) Disc3:NBC交響楽団・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 Op.68『田園』(1952年1月14日, カーネギー・ホール) ・ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 Op.60 (1951年2月3日, カーネギー・ホール) Disc4:NBC交響楽団・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 Op.67『運命』(1952年3月22日, カーネギー・ホール) ・ベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調 Op.93 (1952年11月10日, カーネギー・ホール) ・ベートーヴェン:『レオノーレ』序曲第3番 (1939年11月4日, Studio 8H) Disc5:NBC交響楽団・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』(1952年3月31日&4月1日, カーネギー・ホール) アイリ-ン・ファーレル(Sp), ナン・メリマン(Ms), ジャン・ピアース(T), ノーマン・スコット(Bs), ロバート・ショウ合唱団Disc6:NBC交響楽団・ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68 (1951年11月6日, カーネギー・ホール) ・ブラームス:大学祝典序曲 Op.80 (1948年11月6日, Studio 8H) ・ブラームス:ハンガリー舞曲第1, 17, 20, 21番 (1953年2月17日, カーネギー・ホール) Disc7:NBC交響楽団・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 Op.73 (1952年2月11日, カーネギー・ホール) ・ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 Op.56a (1952年2月4日, カーネギー・ホール) ・ブラームス:悲劇的序曲 Op.81 (1953年11月22日, カーネギー・ホール) Disc8:NBC交響楽団・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 Op.90 (1952年11月4日, カーネギー・ホール) ・ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための協奏曲イ短調 Op.102 (1948年11月13日, Studio 8H) ミッシャ・ミシャコフ(Vn),フランク・ミラー(Vc) Disc9:NBC交響楽団・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 Op.98 (1951年12月3日, カーネギー・ホール) ・ブラームス:ワルツ集『愛の歌』Op.52 (1948年11月13日, Studio 8H) ・ブラームス:運命の女神たちの歌 Op.89 (1948年11月27日, Studio 8H) Disc10:NBC交響楽団・モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』序曲K.492 (1947年11月8日, Studio 8H) ・モーツァルト:交響曲第35番ニ長調K.385『ハフナー』(1946年11月4日, Studio 3A) ・モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調K.191 (1947年11月18日, Studio 8H) ・モーツァルト:ディヴェルティメント第15番変ロ長調K.287 (1947年11月18日, Studio 8H) レオナード・シャロウ(Fg) Disc11:NBC交響楽団・モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543 (1948年3月6日, Studio 8H) ・モーツァルト:交響曲第40番ト短調K.550 (1938年3月7日&1939年2月27日, Studio 8H) ・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調K.551『ジュピター』(1945年6月22日&1946年3月11日, カーネギー・ホール) Disc12:NBC交響楽団・ハイドン:交響曲第88番ト長調『V字』Hob.I-88 (1938年3月8日, Studio 8H) ・ハイドン:交響曲第94番ト長調『驚愕』Hob.I-94 (1953年1月26日, カーネギー・ホール) ・ハイドン:交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98 (1945年5月25日, Studio 8H) Disc13:NBC交響楽団・ハイドン:交響曲第101番ニ長調『時計』Hob.I-101 (1946年10月9日&11月6日, 1947年6月12日, Studio 3A) ・ハイドン:交響曲第99番変ホ長調Hob.I-99 (1949年3月12日, Studio 8H) ・ハイドン:協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105 (1948年3月6日, Studio 8H ) ミッシャ・ミシャコフ(Vn), フランク・ミラー(Vc), パオロ・レンツィ(Ob), レナード・シャロウ(Fg)Disc14:NBC交響楽団・シューベルト:交響曲第8(7)番ロ短調D.759『未完成』(1950年3月12日&6月2日, Studio 8H ) ・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』(1953年2月9日, カーネギー・ホール) Disc15:NBC交響楽団・シューベルト:交響曲第5番変ロ長調D.485 (1953年3月17日, カーネギー・ホール) ・シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944『ザ・グレイト』(1947年2月25日, カーネギー・ホール) Disc16:NBC交響楽団・シューマン:交響曲第3番変ホ長調 Op.97『ライン』(1949年11月12日, Studio 8H ) ・シューマン:劇音楽『マンフレッド』Op.115 (1946年11月11日, カーネギー・ホール) ・ウェーバー:歌劇『オイリアンテ』序曲J.291 (1951年10月29日, カーネギー・ホール) ・ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』序曲J.277 (1952年1月3日, カーネギー・ホール) ・ウェーバー:歌劇『オベロン』序曲J.306 (1952年8月5日, カーネギー・ホール) Disc17:NBC交響楽団・メンデルスゾーン:交響曲第4番イ長調 Op.90『イタリア』(1954年2月26~28日, カーネギー・ホール) ・メンデルスゾーン:交響曲第5番ニ長調 Op.107『宗教改革』(1953年12月13日, カーネギー・ホール) ・メンデルスゾーン:劇音楽『夏の夜の夢』Op.61~スケルツォ (1946年11月6日, Studio 3A) ・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調 Op.20~スケルツォ (1945年6月1日, Studio 8H) Disc18:NBC交響楽団・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』(1947年11月24日, カーネギー・ホール) ・チャイコフスキー:バレエ『くるみ割り人形』組曲 Op.71a (1951年11月19日, カーネギー・ホール) Disc19:NBC交響楽団・チャイコフスキー:交響曲『マンフレッド』Op.58 (1949年12月5日, カーネギー・ホール) ・チャイコフスキー:幻想序曲『ロメオとジュリエット』(1946年4月8日, カーネギー・ホール) Disc20:NBC交響楽団・フランク:交響曲ニ短調 (1940年12月14日&1946年3月24日, Studio 8H) ・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 Op.78『オルガン付き』(1952年11月15日, カーネギー・ホール) ☆以下Disc84まで続く....、ブログに字数制限がある為割愛します。