☆日経平均*4日・前場の結果!(上昇中)
《日経平均》前場終了時(11:30am)現在値;11245.37(+54.03)始値;11254.16(+62.82)高値;11270.56(+79.22)安値;11194.74(+3.4)前日終値;11191.34【その他主要指数】日経平均先物;11240(+70)TOPIX;952.73(+10.06)東証1部売買出来;22億8756万株★東証1部売買代金;1兆2120億3400万円★東証2部指数;2768.01(+29.77)マザーズ指数;540.75(-8.55)日経ジャスダック;1592.61(+10.78)米ドル / 円;92.62円(-0.24)[11:39]ユーロ / 円;126.20円(-0.65)[11:39]【1】☆日経平均株価は前営業日比54円03銭高の1万1245円37銭、東証株価指数(TOPIX)も同10.08ポイント高の952.73と、ともに5営業日続伸した。円安基調や前週末の米国株高を受けた買いが継続した。ただ、買い注文が一巡した後は利益確定売りに上値を抑えられ、やや伸び悩んだ。出来高は22億8756万株。▽戻り高値が視野に 米国での雇用情勢や景況感の改善を背景にした株価急伸、円安傾向を受けた買いが先行した。日経平均株価は一時、前営業日に比べ80円近く上昇。リーマン・ショック時に急落した後の戻り高値(終値ベースで2010年4月5日の1万1339円30銭)をうかがう場面もあった。しかし、為替相場が早朝段階に比べ円高方向に振れ始めたことで、主力の輸出関連株を中心に利益確定売りが広がり、日経平均も上げ幅を縮めた。 日経平均は、昨年11月中旬から「調整らしい調整もない」(大手証券)まま、ほぼ一本調子で約3割上昇。直近の連騰でも400円強値上がりしており、「相場の過熱感は解消されるどころか、ますます高まっている」(同)状況だ。下値を売りたたく雰囲気にはなっていないのは確かだが、戻り高値を試すには一段の外部環境の改善が必要となりそうだ。【2】☆パナソニック:692円(前週末比+100円)ストップ高。同社は先週末に第3四半期の決算を発表、実績値はコンセンサス予想を上回っており、評価材料視される展開のようだ。10-12月期営業利益は346億円、市場予想を100億円程度上回っているもよう。インパクトは限定的と捉えられるが、通期予想の下振れ懸念などが後退する状況につながり、買い安心感が先行する格好に。また、バランスシートの改善を評価する声もあるほか、3月に発表予定の中期経営計画に対する期待値も高まる方向へ。☆NEC:268円(同+26円)大幅続伸。引き続き、1月31日に発表している10-12月期決算内容が評価されている。大和では投資判断を「3」から「1」に2段階格上げ、目標株価を285円としている。四半期ベースで黒字が定着するまで構造改革が進展、投資リスクは減退しているとの評価。☆東洋紡:181円(同+35円)急騰。低コストで画質も向上する液晶フィルムを4月にも量産へと報じられており、期待材料視される展開となっている。高価な位相差フィルムが不要となるほか、画質は有機ELを超える水準を実現などとされている。今後の業績寄与に対する期待感が先行する状況のようだ。☆エーザイ:3680円(同-170円)さえない。JPモルガン(JPM)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価は2900円としている。先週末に発表の決算は、国内のジェネリック影響が色濃く出た厳しい内容になったとの見方。通期予想についても大幅下方修正と、国内プレゼンス低下が懸念される内容としている。なお、通期営業利益は従来予想870億円から715億円、前期比25%減益にまで下方修正している。☆ユーグレナ:15370円(同+770円)大幅続伸。バングラデシュ進出の検討に入ったと報じられたことが材料視されている。バングラデシュでは乳幼児やその母親の栄養不足が問題となっており、栄養補助食品の事業展開を見込むと。政府が政府開発援助(ODA)とあわせて中小企業の海外展開を支援する施策を進める中で、それを活用してミドリムシを使った栄養補助食品などの普及につなげる方針と伝わっており、海外での事業展開に関心が高まっている。