☆東京市場*来週の展望!(10月第5週)
《東京市場*来週の展望》(10月第5週)☆来週(10月29日-11月2日)の東京株式市場は、30日の日銀金融政策決定会合が相場を左右することになりそう。ただ、すでに追加金融緩和を実施するとの観測で日経平均は先週から戻りを試しており、市場では会合後の動きを警戒する声も聞かれている。緩和の規模が市場の期待に応えられなければ、いったん調整することになるだろう。 今週25日には資産買い入れ基金を10兆円増額する方針などと報じられて、ドル・円の上昇を受けて日経平均も上値を追っており、ある程度は織り込み済みとみられる。予想通りの内容であっても、「長期的にみればプラスに働く」(国内投信)が、いったん利益確定売りが出る可能性が高い。 日経平均は日足チャートで200日移動平均線に上値を抑えられた格好になっており、ここで足踏みが続くようだと上値の重さが嫌気される恐れもある。週末には米国で10月の雇用統計が発表されるため、見送りムードも強そう。商いが伸び悩むようなら仕掛け的な動きにも反応しやすい。