☆NY市場*10日の結果!(大幅続落)
《NY市場・10月10日の結果》『DAW平均』;13344.97(-128.56)★『ナスダック指数』;3051.78(-13.24)『S&P 500』;1432.56(-8.92)《シカゴ日経平均先物》;8535.00(-140.00)★《為替》;1$=¥78.282(+0.024)《WTI原油先物》;$91.41(-0.97)《GOLD》;$1764.00(-1.00)☆10日のニューヨーク株式相場は、アルミ最大手アルコアの決算発表を受けて企業業績に対する警戒感が高まり、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比128.56ドル安の1万3344.97ドルと3営業日続落し、約1カ月ぶりの安値水準で取引を終えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同13.24ポイント安の3051.78と4日営業日続落した。ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2132万株減の5億9029万株(暫定値)。 アルコアが前日発表した2012年7~9月期業績は、市場予想を上回った。しかし、中国の景気減速を背景に今年の世界アルミ需要の予想伸び率を7%から6%に下方修正したことが嫌気された。 また、石油大手シェブロンが、カリフォルニア州の製油所の稼働を年内停止すると発表。さらに、7~9月期の利益が前四半期から大幅に落ち込む見通しだと警告した。これを受けて、供給不足によるガソリン価格の上昇や個人消費への影響に対する懸念が広がった。 既に主要企業による業績見通しの下方修正が相次いでいるため、「7~9期決算が良くないのは皆分かっている」(準大手証券)。しかし、「どの程度悪いのかを見極めたい」(同)といい、主要企業の決算内容を確認するまでは動きづらいとの指摘が出ていた。 個別銘柄では、アルコアが4.6%安、シェブロンが4.2%安。また、エクソンモービルなど、その他の資源関連銘柄も幅広く売られた。一方、ウォルマート・ストアーズは、年末商戦に向けた予約販売が好調だと明らかにしたことを受けて、過去最高値を更新した。