☆IPO情報*15日の結果!(ほぼ変わらず)
《追跡*IPO》『アクティビア・プロパティーズ投資法人』東証(3279)終値;455000(-1000)《クローズアップ銘柄》『みずほ・FG』東1(8411)終値;122(+1)『三井住友・FG』東1(8316)終値;2449(+22)『トヨタ』東1(7203)終値;2996(-19)『ファナック』東1(6954)終値;13300(-90)『三菱商事』東1(8058)終値;1506(±0)『イビデン』東1(4062)終値;1428(-10)『武田薬品工業』東1(4502)終値;3340(±0)《主要指数》『日経平均』;8659.32(+0.43)『日経平均先物』;8550(-20)『TOPIX』;726.57(-0.76)『東証1部・売買出来』;14億7658万株『東証1部・売買代金』;9341億3500万円『東証1部;騰落レシオ』;82.63(+4.28)『東証2部指数』;2219.41(-0.76)『マザーズ指数』;326.22(+5.26)『日経ジャスダック』;1290.70(-7.76)米ドル / 円;78.85円(-0.50)[15:10]ユーロ / 円;99.62円(-0.61)[15:10]【1】☆日経平均株価は前日比0円43銭高の8569円32銭、東証株価指数(TOPIX)も同0.91ポイント高の726.57で終了。ギリシャ再選挙など重要イベントを控え、ともに前日の終値を挟んで動意に乏しい展開に終始した。取引時間中に為替相場が円高に振れたこともあり、投資家心理は極端に冷え込んだ。出来高は14億7658万株。▽煮詰まり状態 米国株高やユーロ高・円安を追い風に、日経平均株価は朝方、50円余り値を上げた。しかし、ギリシャ再選挙など重要イベントを控え、「積極的に上値を買い上がるにはリスクが大きい」(大手証券)。買い注文が一巡した後は、円高推移が投資家心理を圧迫。週末に伴う利益確定の売り物を吸収できず、マイナス圏に沈む場面もあった。 この日の日経平均の値幅は、わずか70円。5日移動平均線と25日移動平均線に挟まれ、小幅レンジ内で行き詰まり状態に陥った。市場エネルギーが枯渇している中では「抵抗線として意識される移動平均線を突破できない」(銀行系証券)環境だ。もっとも、移動平均線は極端に接近。日経平均も6月に入り、上値が切り下がり、下値が切り上がる「三角もちあい」を形成。「短期的に相場は煮詰まった状態」(同)にあり、イベント明け後の急変に備える市場関係者は少なくない。【2】☆15日後場の日経平均株価は前日比43銭高の8569円32銭と小反発。17日のギリシャ再選挙を前に売り買いともに見送りムードが強く、方向感は定まらなかった。日銀金融政策決定会合の結果に対して株式市場での反応は限定的で、8600円台まで値を戻す場面があったが、追加緩和の見送りで円が対主要通貨で上げ基調を強めたため、日経平均も次第に弱含んだ。東証1部の出来高は14億7658万株。売買代金は9341億円。騰落銘柄数は値上がり671銘柄、値下がり849銘柄、変わらず147銘柄。 市場からは「ギリシャ再選挙を前にポジションを動かしにくかったのは間違いないが、市場の関心はすでに日米欧の中銀による協調行動に移っており、来週のG20首脳会議や、FOMCに焦点を合わせている。ギリシャの再選挙の結果がどちらに転んでも、週明けの相場にはあまり影響ないのではないか。緊縮派の新民主主義党が勝利しても、不安のひとつが減るだけ。それで景気が回復するわけでもない。また、反緊縮派の急進左派連合が勝利しても、ユーロ離脱を望まないというのだから、それなりの着地点を探ることになると思う」(準大手証券)との声が聞かれた。 業種別では、三菱UFJ など銀行株が上昇し、クレセゾン などノンバンク株も堅調。第一生命 など保険株や、野村不HD など不動産株も継続物色された。日本紙 など製紙株もしっかり。中部電 など電力株や、NTT など情報通信株も高い。良品計画 など小売株も買いが先行し、アステラス薬 など医薬品株も引き締まった。郵船 など海運株も底堅い。 半面、野村 など証券株は売られた。国際帝石 など資源開発株も弱含みで推移し、伊藤忠 など商社株も軟調。日通 など陸運株もさえない。日産自 など自動車株や、ブリヂス などタイヤ株の戻りも鈍かった。日立 などハイテク株や、日電硝子 などガラス株の上値も重い。クボタ など機械株も停滞した。なお、東証業種別株価指数は、全33業種中、16業種が上昇した。