☆IPO情報*NY市場*4日の結果!(小幅反発)
《NY市場*11月4日の結果》『DAW平均』:17383.84(+17.60)『ナスダック指数』:4623.64(-15.27)『S&P500』;2012.10(-5.71)《シカゴ日経平均先物》円建て;16935.00(-415.00)《為替》;1$=¥113.623(-0.187)《WTI原油先物》;$77.06(-1.72)《GOLD》;$1167.70(-2.10)☆4日のニューヨーク株式相場は、中国の電子商取引最大手、阿里巴巴(アリババ)集団の良好な決算に支えられ、優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比17.60ドル高の1万7383.84ドルと小幅反発した。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同15.27ポイント安の4623.64と4日ぶりに反落した。 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3317万株増の8億3225万株(暫定値)。 アリババの7~9月期決算は、利用者の伸びを追い風に総収入が53.7%増と大幅な増収。9月の上場時に史上最大となる約250億ドルを調達したアリババに対する投資家の関心度は高く、決算を好感した同社株の上昇が市場心理を支えた。 相場の足かせとなったのは、シェブロンなどの資源株の一角。原油先物市場では、サウジアラビアによる米国向け原油価格の引き下げをきっかけとした売りがこの日も続き、原油安による業績への不安が強まった。また、欧州中央銀行(ECB)内部でドラギ総裁の運営スタイルに不満が高まっているとの一部報道も売り要因として材料視された。 一方、この日の中間選挙への市場の関心は薄かった。今回の選挙で共和党が8年ぶりに上下両院を制し、上下院で過半数を占める政党が一致しない「ねじれ」は解消されると見込まれているが、「民主党のオバマ大統領と議会とのねじれは残るため、大きな変化は期待できない」(大手証券)との指摘が聞かれた。 個別銘柄では、アリババが4.2%高。米電子商取引大手イーベイも1.1%高と買われた。資源株では、コノコフィリップスが2.5%安となったほか、シェブロンが1.2%安となった。