撤退へのエネルギー
閉店まで20日を切ってしまった。毎日が忙しく、時間だけが矢のように過ぎ去って行く・・・昨日は定休日、閉店への作業や根回しが山ほどある。全て無添自家製を貫いてきただけに、処分する物や仕舞い込む物が沢山あり、その作業だけでも膨大な時間を必要とする。お得意様への連絡もできる限りやらなくてはならないが、連絡が付く方はほんの一握り、毎日がジリジリと身を焦す思いだ。燻製器も仕舞い込んだ。何時の日か、と思い描く店は極小規模の店で、とてもこんな大掛かりな物は必要ないとは思うが、やはり仕舞い込むことにした。この燻製器、ドラム缶を加工したもので、工夫をすれば冷燻から熱燻までこなす事ができるし、ハムからベーコンサーモンからサバまで何でも出切るように手作りした物。ガサバルが捨てられない?貧乏性なのだろうか・・・・新規に店を作る時は希望に燃え、忙しさの中にも張りがあるが、撤退となると逆で数倍のエネルギーを必要とする。これは結婚と離婚の関係、これに当たるかもしれない・・・・ル・パスポートのホームページはこちらル・パスポートのホームページ 人気blogランキングへ